よいことでありますように2011-07-06 Wed 02:03
同じ本を数年おきに何度も読み直すのが癖なんだけど、昨日から今日にかけてもそんな小説を読んでいた。 多分、最も読み返し回数の多い作品だろうな。 もう20数年前に発表された作品。 なにに惹かれてるんだろう? 20数年前に自分がコレを読んで何を感じていたのか思いだそうとしてみたが、サッパリだ。 主人公な当時の僕よりも10くらい年上で、今の僕よりも10くらい年下だ。 20年前には多分こんな物語世界が実態のない、でも妙に感覚的にしっくりくるものとして読んでたんだと思う。 今読むと、それは自分が体験した事と似た世界の亜流かつ象徴的な物語のようにも感じる。 そして尚且つ、今読んでもそれはある種の予感めいたものを暗示させる。 読み出す時はただの気紛れなんだけど、これ読む度に何かが更新されるというか、新しい奇妙な出来事があるんだよな。 きっと準備運動みたいなもんなんだろう。読んでそっちのモードに切り替えとくみたいな… スポンサーサイト
未分類
| ![]() |
| HOME |
|