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海月屋・辻正仁『短めでお願いします』

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書き始めたら思いもよらぬ方向に話が向かったな



こういうことはあんまり言わないほうがいいのかもしれかいが、未だにライブというものを自分で把握しきれないところがある。

多分、やり方が今よりもよく分かってなかった頃のほうが毎回の出来に大差がなかったような気もする。
自分の中の感覚としてね。経験がないだけに、ただやれる事をやるしかなかったからね。

こういう事を感じるようになったのはいつからだっけ?

始める前から気分が充実しており、体調も良かったのに、いざ本番を迎えて自分で「あれっ?」と思う事もある。
こんなハズじゃないぞと。
うまく言えないが、良いライブがやれてる時の精神状態とか、身体の感覚と何か違うのだ。

そこでなんとか自分を記憶している良い時の状態に持っていこうとして空回りしたり、今日は無難にやっとこうとしてテンションが弛みきってなんだかあやふやなまま終わってしまったり、どーしていいかまったく対処できないまま、歌詞はちゃんと歌い、演奏もそれなりで、トークで笑いを取ったりしている事もある。
ヘタすると今日はトークだけにしといたほうがいーんじゃないか?
とか思う時もある(笑)。

そーかと思えば、体調がいまひとつだったり、気持ち的にライブの乗りでもなく、本番まで自分の焦点が定まらず、どうしたら良いか見当もつかないままにマイクの前に立った瞬間に自分的に手応えのあるステージになってしまう事もある。
何が作用してこうした違いが生まれるのか?

聴いている方々がそれを感じているのかも分からないが、僕が他の人のステージ見ててもなんとなく『あぁ、今日はアレコレ考えちゃってるな』とか感じる事があるから、分かる人は分かるんだろうな。

結局事前に何がどうであっても、本番にはあまり関係ないってか、勿論だからといって準備を怠るつもりもないんだが、そういう問題ではない領域というのは確かにある。

これまたうまく言えないんだが、なんとなく良いライブの時と上手くいかない時の違いって、自分ってもんが消えるか残るかの違いかな?
と思いはじめてる。

自意識が強い時は強気にでても控えめにしてみても上手くいかない。そこで焦ったり、なんとかしようとしてもそれは自意識を強める事になるので、悪循環を起こす。

自分が居て歌ってるのは確かなんだけど、自意識が無い。

自分で何かをどうしようなんて考えるんじゃなくて、瞬時の自分に身を委ねる。
そーすると自分でも驚くってか面白がれる自分を見つけたりする。もっと言えば楽しくてたまらなくなる。

もしここに『音楽の神様』なんて言葉を持ち出したらちょっと敬遠されそうな気配が漂ってくるが、説明は楽になる。

自己を手放し、神に身を委ねた時に私は自由になり幸福になれるのだ。

とかね。

以前、自分は宗教的な部分があると書いたのは、例えばそういう事もあるけど、世間的には地方都市で商売として成り立ってもいない歌を歌ってるだけの話なんで、騒ぐ程のもんじゃないよ。

個人的な感覚の話なんで。
問題はこの「自意識を消す」という状態になる方法がよくわからんってところなんだよな。
人一倍自意識強いし(笑)。



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