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海月屋・辻正仁『短めでお願いします』

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コピーとカバーは違う


僕は他の人の楽曲をコピーした事がないのです。

なんかオリジナルの演奏に忠実にコピーするバンドとかで歌った事はあるけどね。
あのコピーってヤツは多分、楽器を演奏する人の快感だと思うんだな。お気に入りの曲を自分もオリジナルと同じ音だして弾くという。
大概、ボーカリストの声質やキーは無視される。オリジナルと同じキーでなくてはならない。
で、演奏が実にオリジナルみたいなバンドを聴くと、ボーカリストの声は全然違うので、聴いていても僕はあんまり面白くない。歌っても面白くない。例えばストーンズのコピーバンドやったとして、演奏者はそれぞれ楽器のチョイスからアンプやエフェクターの調整でキースになったりビル・ワイマンになりきったりできるのかもしれないが、ボーカリストはミックにはなれない。どんなに似た声を出して歌い方を真似ても、それはモノマネ名人なだけで、あまり音楽的な喜びには直結しない気がする。少なくとも僕はそうだ。

歌ものなら、例え有名な楽曲だろうと、ボーカリストの特性に応じたアレンジをしていく方が良い気がする。カバーだね。ただ何でもボッサにしてしまう節操のなさも好きではない(笑)。

さて、次のライブで初めてカバーしてみる曲があるんだけどね。
好きな曲なんだが、演者としての僕の生理にはまったく異質な曲。
なんちゅうか、聴いている時にはすんなり心地よく聴けるんだけど、自分で歌おうとするとエラい難しいのだ。
リズムも間の取り方も言葉の置き方も全然違う。コードに対するメロディの当て方も。
サラッと歌ってみて、この歌は素人には無理だと思った。例え素人に歌えたとしてもオレには無理だ。ならオレは素人以下か?

とか、パニックな頭で考えてた。

大体、僕が人様の曲をカバーする時には、オリジナルを10回くらい繰り返して聴いて、途中から一緒に歌って歌詞を飲み込む。覚えるんじゃなくて飲み込むんだ(笑)。
それから、聴いてきたオリジナルは一端忘れる(笑)。で、自分の中に残っているものを掬い上げながら伴奏なしで口ずさみ、馴染んできたところでコードを当てていく。オリジナルのコードを確認する事は殆どない。自分のコード感にする。これやると、自分のビートで解釈した歌になる。
結果、オリジナルとは違うものになる(笑)。

これがすんなりいくと、自分の曲みたいに馴染むんだよね。
今回のはね、体に馴染ませてから外に出すのが難しい。ちょっと燃えている(笑)。




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