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海月屋・辻正仁『短めでお願いします』

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なんで、あんなに苛立ってたんだろう?(『ブラックコーヒー』 by 自分)

毎日結構コーヒーを飲む。

喫茶店での打ち合わせの時などはなぜかアイスを注文するが、普段は夏でもホットを嗜む。

先日、「コーヒーはアルツハイマー予防に有効」などという記事を見かけた。
まだマウスでの実験段階のようだが、要するに、コーヒーの中の成分にそういうものが含まれていて、もしかしたら予防に役立つかもって話だ。
一応、そのような発表がされたが、まだまだ検討の余地はありそうで、懐疑的な研究者もいるってことは念のため付け加えておく。

だいたい、それはアルツハイマーに対しての研究であって、仮に本当に有効だとしても、そうした効果を得られるだけコーヒーを飲むと、もしかしたら他の弊害があるかもしれない。たしか以前には胃がんの原因になるとの報告もあった。

前にも書いたが、こういうのって対象物を「どんないい効果があるか?」って方向で調べれば、ちゃんと何がしかの成果はでるし、同じものを別の研究者が「どんな害を与えるか?」の研究をすれば必ずそうしたものが発見される。
なにしろ研究者はテーマを設定してから、その成果を出して報告するために研究をしており、それは大概、成果が得られるまで続けられるのだ。
例えば、コーヒーなら「コーヒーとはどんなものであるのか?」という観点から対象物を研究している人はいないんじゃないかと思う。
かつて、胃がんの研究をしてた人が、その要因を研究していてコーヒーの影響を発見し、その後アルツハイマーの研究者が、予防成分をコーヒーに見つけたというだけの話で、これは「コーヒーが身体にいいか悪いか」という問題とは別な話だと思うよ。
以前にあった「納豆ダイエット」の騒ぎの時も思ったけどね。

コーヒーに含まれる成分の一つ一つがどのように作用するのか? もしかしたら脳みそには良くて、肝臓に悪い成分だってあるかもしれない。アルツハイマーを研究してる人は、肝臓にはおかまいなしであろう。
さらに、利点のある成分と弊害のある成分が”コーヒー”という総体になったときに、成分同士はどのように相互作用するのか、またどの程度の摂取でどのように人体に作用するのか…。さらにそこには、摂取する際の心理学的な作用も考えなければ、コーヒーにおける人体への影響はわからないだろう。

これは、実はここまでやってもまだ分からないとは思うけどね。
心理学上の問題ひとつとっても、そこには「おいしいコーヒーを飲んだら650円かかるから、ちょっと不満だけど400円のにしとこう」なんて気分で飲む場合、そこから派生して経済学上の問題にも触れなければならず、さらには「どんな場所で飲んだか?」によって同じものでも美味しさや寛ぎ感の度合いが変わる以上、環境学的な視点も必要となる。
そして、成分作用にしても「ほかにどんな成分が含まれているものを飲み食いしてるか?」によってコーヒーが体内に入ってからの、諸成分の効果は違うハズだし、その人の生活環境の中で吸っている空気や、コーヒーに使う水のことも考えなければならない。
もちろん、人体に影響があることで言えば、月の満ち欠けだって作用してるんだから、これがその日のコーヒー豆の状態にだって作用している可能性もある。となると、月に限らず天文物理学的な側面からの検証も必要で、主体となるコーヒーの成分はもとより、そこにこれらの相互作用を考えた上にしかコーヒーの本当の影響は語れないはずだ。

簡単に言えば、同じものを飲んでいるからといって、ノルウェーの田舎で小麦を主食にコーヒーを飲んでる人と、東京のど真ん中のカフェのテラスで大量の排気ガスと共にコーヒーを飲み、毎日ステーキ食ってる人では、摂取量が同じだとしても、コーヒーの作用の仕方は違うだろうということである。
しかも、ノルウェーの人が細かなことをクヨクヨ悩むタイプで、東京の人がすべての事に悦びを持って生きているとすると、話は余計にややこしくなる。

ようするに、なんだって「その人個人にどう作用するか?」ってことでしかない。そしてそうなると、個人のDNAやら、生い立ちによる精神性やら、前世の影響なども考慮しなければならず、コーヒーによらずなんだって調べていけば調べていくほど『個人』と『宇宙』について考えなければならなくなるだろう。

例によって、話が大幅にズレた。

それで、「コーヒーはアルツハイマーの予防効果がある」って話なんだけど、僕は毎日何杯かづつコーヒーを飲んでいる。亜璃西社にいると、他の方の分も含めて僕が淹れることもある。コーヒーメイカーでだけど。
そんでたまに自分が今、何杯分の豆を入れてるのか、途中で分からなくなることがある。
さらに、先日コーヒーを入れるときに、テツに「そーいえば、コーヒーってアルツハイマーに良いらしいよ」と言おうとしたんだが、何の病気に効果があるんだか思い出せなかった。

正式な研究報告が待たれるところである。

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