fc2ブログ

海月屋・辻正仁『短めでお願いします』

※各記事下の「拍手」クリックで辻へのメッセージを書き込むことができます(非公開)                                       

なぜこのオトナ達は、素直にやれない?

そんなワケで、2日間に渡って総勢60組が出演する、谷藤勝彦師匠のボーカルスクール『Voice Works Sapporo』のスクールイベント「Voice&Rythm Vol.20」の初日でございました。
そう、今回は区切りとなる20回目のイベント。そして、スクールが開校して10周年の記念でもある。
師匠は自らがメインのバンドやら、パーカッションとしてメンバーになっているバンドやら、その他数名の生徒さんのバックを務めるなど、連日てんやわんやなことは、毎回であるからして予想できる。さらに、事前の準備、リハなどで不眠不休になることもこれまた本人が一番良くしっているであろう。

にも関わらずだ。
「俺とユニット組んで出てくれ」と誘われたのが確か今年の2月。なんでまた…(笑)。
しかも、僕は谷藤さんのことを、敬意と親しみをこめて「師匠」と呼ばせていただいているが、僕は彼の生徒ではない、いわば「部外者」。むしろ彼とその生徒さんたちを知るまでは、ボーカルスクールというものに否定的な考えを持っていたくらいである。

それが前回もワンステージ務めさせていただき、今度は師匠とガチで組んでの出演である。しかも、40過ぎのオッサンが2人でギターをかき鳴らして歌うだけという…。
まぁ、ここには僕に対する師匠の思惑もあるわけで(「こういうスタイルで歌ってみろよ」的な)、そして企画モノとなると、当然こちらも仕掛けるわけで、おかげさまで非常に楽しく刺激的な経験をさせてもらうこととなった。

しかもだ(笑)。
このユニット『谷辻勝仁』で準備していた曲は4曲。前にも書いたとおり、これは先日のフライアーでのライブの時に演奏したのと同じ、師匠が提案してきた、お互いの持ち曲からの選曲である。
それで、僕は自分の出番の1時間前に会場であるクラップスホールに到着。ヒデちゃんが他の生徒さんのサポートを終えて一服してたので、しばらく談笑してから、師匠に挨拶。

実は、来る途中で僕は非常にリスキーなことを決心していた。
自分の曲は大体頭に入っているからいいのだが、やりなれていない師匠の曲は、心もとない部分もあり、なかなか曲を入れることもできず、前回のフライアーでは、メガネをしたまま譜面台を見詰めて演奏した。いや、今日もその予定だったんだけど、どうも前回感じた不自由さが気に入らなくて、見えているとどうしても終始譜面に頼るからね、メガネを外すことにした。途中で何度か顔を近づけてチェックしようと…。間違ったら間違っただ。譜面に向かって歌うよりは、客席に向けて歌うほうが気持ちが入るし、伝わる。
ということで、師匠にあってすぐ「譜面台は置くけど、メガネしません」と伝える。そしたら師匠は、了解の返事と共に「一曲ヤメにすっから、アンタの曲でなんかやろう」というご提案を(笑)。どうも連日の睡眠不足が祟ってノドが不調らしく、クオリティが維持できそうにないと。ならいっそぶっつけのテンションで辻に歌わせようという判断らしい。
この時既に本番一時間前。どっちも、本番直前に最後の仕掛けあいだ(笑)。ここに、いつでも決められた事に素直に従えないまま大人になっちゃった男が2人いる。本番までの準備を覆すことで、本番に向けて一番必要なモチベーションを高める。それが許されるってか、どっちも「よっしゃ、そう来たか!」ってことになれるのが『谷辻勝仁』ってユニットの面白さかもしれない。と、自画自賛。もしくは自己弁護(笑)。 なんせ2人とも往年の「ROCK」にロクでもないことを叩き込まれてきたもんで。

で、一応『ウキウキライフ』にしようという事になったが、師匠は他の生徒さんのサポートでステージに出なければならず「コード書いといて」と言い残して、ご出演。その間、僕はウキウキライフのコードをヒデちゃんに聞きながら(自分の書いた曲なのに、僕はコードを記録しとかないので、以外とサポートしてくれたミュージシャンの方が覚えているのだ。弾けばすぐ弾けるんだが、書くとなると分からなくなるもんで)、コードを書くも、師匠が戻ってくるのは僕らの本番30分前。それから合わせてみることになる。
まぁ、簡単な曲なんでやれることはやれるだろうが、結構探り探りで勢いがなくなるんじゃないか? なんて心配をしてみた。それで、もう一曲この局面ですぐにできそうな「ROCKナンバー」に思い当たる。
師匠が戻ってきてから、その旨を伝えると「いいね」と即答。さっそくあわせてみる。ちなみに師匠はこの曲をちゃんと聴いたことがないそうで(笑)。 この時期、我々のように音楽に夢中になってきたオーバー40sにとっては、特にファンでなくとも何がしかのことを思わずにはいられない、忌野清志郎が書いた曲『あふれる熱い涙』である。 僕だってまともに歌ったことはないが、とにかく合わせてみた。
前にも書いたが、驚くほどシンプルな曲なんで、すぐにリハは完了。本番10分前。

いや、面白かったっすよ。
一曲目案の定、譜面の見えない僕がグダグダになったけど(笑)。すんません。 必死に目を凝らしても、どうにもなんか違うんだよな。覚えてるとこは覚えてるんだけど。あとで見てみたら、僕は「やめにする」といっていた曲の譜面見ながらやっていた(笑)。
でも、次の『あふれる熱い涙』はおかげさまで会場も一体となっての緊張感(笑)。みんなが勝負に参加した空気でした。でもなんとか着地したよ。途中で師匠のギターソロを入れたんだけど、普段はあまりソロを弾かないので、「この人はどこまで持つだろう?」と考え、しばらく歌わずにソロを引っ張ったりして(笑)。

もちろん、この2人なんでトークの打ち合わせなんかもしない。それで、最後に話の流れがいい具合にスクールの生徒さんたちの話題になったんで、ラストの『素敵な君の歌』はVoice Works Sapporoに集う皆さんへの敬意を込めて歌わせてもらいました。途中の師匠の提案による「いやらしい(笑)コーラス」をはじめ、最後はビシっと締めたっすよ。このへんもお互いになにも言わずともステージングのツボはキッチリ抑える『谷辻勝仁』ってユニットの面白さだろう。と自画自賛、そして自己弁護(笑)。

さて、いろんなご縁で仲良くなせてもらっている音楽人もたくさん出演しているこのイベント。今日は最後まで残れなかったんだけど、明日も多勢出るし、今日の出演者も含めて、聴かせてもらった人たちはまた明日登場の方々とともにレポートするかもしれないような気がしないでもないかな?

明日は、寺田英夫、Recall、ユニカ、Tomomi、Natsuなどなど、このブログでも時折話題にする面々目白押しである。

スポンサーサイト




未分類 |
| HOME |