穴があったら埋めたい②〜イベント2日目の話〜2022-11-07 Mon 22:12
はい、【Voice & Rythme Vol.50】昨日二日目も終了でございました。
皆さんお疲れ様でした。そしてありがとうございました。 ワタクシ、前日と合わせての3回目となるステージはこのような感じで。 〜 セットリスト 〜 理由はいらない 笑おう 素敵な君の歌 どこまでゆけるかな ま、前日の2ステージも含め、ステージに立ってから何歌うか決めたんだけど、それでもやっぱり、事前に「この歌はどっかで」っていうのはあってね。 なんだろう? 自分にとっての「ここで歌う意味」っていうのがある曲ってのかな? それは各ステージに分散して全部抑えたと思う。 ってか、何度も書くが生徒でもないのに出させていただいて、しかも3ステージやらせてもらうってのは、生徒さんたちよりもオレが一番お得だったのではないかと…。 とにかく、役目は果たして、皆さんのステージを堪能する。 もう、後半は普段から一緒にライブやったり、このおっさんを構ってくれてる、ベテランの方々がそれぞれの思いを持って、それぞれの持ち味を発揮したライブをやってたので、もうあんまり細々書こうとは思わない。 思わないけど、皆さんの語る思い出のエピソードとか聞きながら「あ〜、あの頃のね〜」って当時のその方々の姿を思い出せるのがなんか嬉しい。 オレなんかはちょっと違うスタンスな訳だからアレだけど、同じような時期にこのスクールの門を叩いた、いわゆる「同期」とか「同年代」ってさ、それぞれのやりたいこと、個別に自分の事を一生懸命やってきたんだけど、その中で、確かにある時間を共有してきてるんだよな〜ってのがね。「切磋琢磨」ってのかな? 決してぬるい「仲良し」でも「慰め合い」でもない関係っての? かっこいいな〜って思う。 この人たち、皆さん自分の準備や出番の時以外は後ろの方でお互いのステージ見てるのね。その光景が素敵でした。 あと、今回出演者のピアノの講師でもあり、今回ステージ用に自分の鍵盤を提供していた高橋麻衣子ちゃんがね、自分のステージもあったんだけど、その他はず〜っと客席で観てた。 さて、馴染みの皆さんに絡んでの事はまた後で触れるとして。 今回の特筆すべきは、「新世代組」である。 あんまり世代論に偏るのは好きではないけれど、いわゆる「Z世代」っていうの? 一人は実物じゃないんでその世代かどうかもわからんけど。 出演順でお伝えすると”melody♡candy””女王クィオン””こばしひな”の御三方。 メロキャンに関しては、以前もこのイベントの事を書いたりしていて、触れておりますが、ワタクシが勝手に命名したキャッチフレーズ(あくまで、オレが勝手に言ってるだけだよ。本人側からの発信だと思われると、今後いろんな悶着が起きるかもなので、間違えないように)は『秋元いらず』(笑)。 ジャンル的な事で言うと「アイドル」って事になる。事になるんだが、作詞作曲からプログラミングによるアレンジ、バックトラック制作、衣装、振り付け、演出等々、全部自分でやってる。かなり高いレベルで。 アレンジなんか、正直「どっか狂ってるな」と思うくらいぶっ飛んでる部分がある。 なおかつ、それをアピールするんじゃなくて、あくまでアイドルの楽曲として受け取れるように仕上げている。 んと、そろそろ高校卒業するんだかしたんだかのあたりの年齢だと思うけど、今までだってモデルさんみたいな感じで(そうだ、そういえば数年前のこのイベントで彼女のステージを観ながら、キヤさんと「人種が違うっていうより、DNAの構造が違うんじゃないか?」って話してたのを思い出した)、絶対世間が放ってかないだろうという感じだったんだが、ちょっと見ない間に、とんでもなく綺麗になっておった。ちょっとハッとしちゃうよね。 でね、今回はそういう大人な衣装で、小道具的なギミックも抑えて、でさ曲出しの時に「スイッチオン!」ってのがお決まりのセリフなんだけど、今まで明るく可愛く言ってたそれをシックにおっしゃるのよ。 どんだけ自分の事客観的に分析してるんだろうって。もうちゃんとこの年齢に応じた見せ方はコレでって方針があるんだよね。 それに基づいて自己演出して、それをこなしておる。 なんちゅうの? ダンスの振り付けのさ、指先のニュアンスにまで気を配る感覚で、メイクからヘアスタイルから、その他諸々やってるなアレは。 「自分が何をやりたいのか」「そのためにはどう見せればいいのか「見せるために何をすればいいのか」をきちんと把握して、それをストイックに実現させていく人なんだろう。 で、多分本人にはそれほど大それた意識はなくて、自然にやってる気もする。 そして今回初登場の”女王クィオン”。 いわゆる「v-tuber」というやつなので、実物の性別も年齢もわからん。ライブ会場に於いてスクリーンにアニメ化されたアバターが投影されて、歌を披露。 本当にどっかからリモートで歌ってるんだか、予め音声も含めたアニメーション動画を作って流してるんだかもわからん。 ってか、この動画の制作方法がわからん。 ってのはね、しゃべりがまず淀みなく喋ってるんじゃないのよ。 まさにちょっと舞台での振る舞いを自覚してるんだけど不慣れな人が喋ってるみたいな。 噛むし(笑)。で、その噛んだり言い直したりするのもアバターが全部細かに連動してんのよ。 「そこにいる実物がたまたま絵だった」みたいな変な感覚になる。 歌もね「この活動しようと思ったけど下手なんで、スクールで教えてもらってる」みたいな事言ってたけど、ちょうどいい塩梅に上手ではないんだ(笑)。でも楽曲によってはその塩梅がうまいことハマってる。これ以上うまく歌ったら、部屋でアニメのPV観てるならともかく、ライブ会場でやられてもただの上映会みたいでつまらん逆に。 と、そのくらい変な現実味を感じて、いまさらながら「あぁ、コレがヴァーチャルリアリティってヤツか」と思った次第。 これ、本当にどうやってんだろう? シナリオとして言い澱んだり、噛んだりするものを作って、そのアニメを作って(この動画がまたハイレベル)アフレコでシナリオ通りやってるのか、もしくはアバターに一定のパターンを仕込んでおいて、もしくはモーションキャプチャでどっかでリモートで喋ったり歌ったりする姿と動画を連動させてるのか… とにかく、ライブの形として全然アリだと思った。歌とか変にデジタル調整しないで、声は変えてるかもしれないけどピッチとかタイミングとかが生に近いんでね、こういう見せ方は面白いな〜って。 そして”こばしひな’ 彼女もね、以前に別な名前で出てきた時とか、配信ライブやった時に絶賛してるのよオレ。多分、ここのスクールで言うと、10代の頃だったかに福原美穂ちゃんを初めて観た時と同じくらいの絶賛を。 実は、師匠からスクールに入った頃に「今度、こういう子を見る事になった」って、曲を録音したヤツ聴かせてくれていて、その時から「おぉっ」って思っててね。 多分、師匠もオレがどういう反応するかわかってたから聴かせたんだと思うけど。 で、しばらくイベントにも出てこないし、どうしたかな〜と思ってて、まぁ多分、どこかの誰かに見初められて、なんらかの準備に入ったのかな? とか思ってたのね。 そのその辺はようわからんが、とにかく今回出演で、名前も最初に戻ってまして。 彼女が会場入りした時に、ばったりと顔合わせまして。 向こうが名前まで覚えていてくれたのはびっくりした。おじさんはそういうのが嬉しい(笑)。 そんで、ステージ観たらさ、鍵盤弾いたりギター弾いたりしながら、それを自作のカラオケに乗っけて歌っておる。 自作のカラオケ? えっと、前にお会いした2年前か1年半前にはそんな事はやっていなかったんである。要するにしばらく見かけない間に、音楽制作ソフトを仕込んで操作を覚えて、自分で全部アレンジやって、絶妙なバランスでミックスして、それに生の演奏と歌を乗っけるというような事をやっていたらしい。 このアレンジがまたね。オレが若い頃に聴いてたような、あるいはロックやソウルミュージックがこの世に現れてからあるようなオーソドックスな要素と、なんか新しい口が当たり前のように一緒になっておる。 2年弱でなんでこんな事ができる? 頭の中はどうなってる? 年寄りの悪い癖で、こういう自分の知ってる範疇に収まらないものを無理くり馴染みのあるものとしての枠に詰め込んで理解しようとしちゃうんだが、彼女のステージを観ながら「原田真二がこの時代に生まれてたら、こういう感じなのかもな〜」なんて考えてたりした。 将来の自慢のために念を押しておくぞ。 オレは、活動始めた時から、こばしひなを絶賛してたからな。 忘れるなよ! ちょっと疲れたから、一回ここまででアップして、続きは休憩してから書く。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 〜今後のライブ予定〜 ※いずれもご予約は【contact】をご利用ください(入場者数に制限がありますので、お早めに。)→https://www.kurageya.net/contact 11.11(金) 【円山純情倶楽部 2022 冬 〜Beadroads レコ発ツアー 2022 “Mirai” at 札幌】 会場:円山夜想 (札幌市中央区南1条西24丁目ヴィンテージビル地下) OPEN 18:30 START 19:00 料金 前売 2,500円 / 当日 3,000円 (1ドリンク別) 出演:Beadroads / kurosawadaisuke / 辻正仁 ※各出演者、【contact】での予約受付のほか、チケット予約サイト Tigetでも前売りチケット販売中→https://tiget.net/events/202293 ![]() 11.22(火) 【UNIONFIELD LIVE+】 会場:UNIONFIELD (札幌市中央区南7条西4丁目LC七番館5F) OPEN 19:30 START 20:00 料金:2,500円 (別途ドリンク代) 出演:あきお / 藤沢圭市(ザ・ツーブルース) / 辻正仁 ※配信【YouTubeチャンネル】 https://www.youtube.com/c/unionfield ※投げ銭【お気持ちPay】 https://union.buyshop.jp/categories/3048264 ・お気持ちPayは50%を出演者へ、50%はUNIONFIELDの配信や音響照明の機材費等に充てさせて頂きます。 ![]() 12.29(木) 【東日本大震災チャリティーライブ 500L Vol.37】 会場:円山夜想 (札幌市中央区南1条西24丁目ヴィンテージビル地下) ※詳細未定 2023.1.21(土) 【バースデーワンマンライブ】 会場:フライアーパーク (札幌市豊平区平岸4条7丁目) OPEN 19:30 START 20:00 料金:2000円(別途ドリンク代500円) 出演:辻正仁 ![]() スポンサーサイト
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