fc2ブログ

海月屋・辻正仁『短めでお願いします』

※各記事下の「拍手」クリックで辻へのメッセージを書き込むことができます(非公開)                                       

オレのライバルは彼らなんだと思う 〜『ちょっとした40周年記念』のアレコレ④ 〜

昨日は師匠んとこの生徒さんたちが出るライブのPAをやらせていただいた。

前にも書いたが、まだ人前で演奏した経験があまりないとか、そもそも音楽をやり始めたばかりとか、色々あって音楽やめてたけどまたやりたいとかそういう生徒さんたちに客前で演奏するってことの経験を積んでいただくためのライブである。

なんと言うのかな、単純に練習発表会っていうのではなくて、「ステージに立ってお客様に向かってパフォーマンスを提供する」というのがどう言うもんなのか、演奏とかだけではなくて、ライブというのがどういう流れで進行するとか、演奏以外に自分が何を踏まえとかなきゃならんのかみたいなことまで体感していただこうということなんだと解釈している。

まぁ例えばだ、昨日だけの話じゃないけど、カラオケをバックに歌う人とかがいて、そうすると自分の歌う曲を自分で事前にCD-Rに焼くとか、タブレットに音源入れといてPAにつないで出してもらうとか、そういう準備をする必要があるわけだが、そういうことから知らない方もいるわけです。
「この曲歌います」って言っておけば音が用意されるんだろうみたいな。

自分で用意するにしても、3曲歌うとして全てバラバラの番に入ってたりして「一曲目はこのCDの3曲目で、次の曲はこっちのCDの5曲目でお願いします」とかって1人で何枚もCD持ってきて、しかも盤とかには何も書かれてないとかいう場合もある。これは通常のライブの現場でも起こりうる。
こういう出演者が三人いたら確実にトラブルが起きると自信を持って言える。

さらに自分で用意したCDを事前にチェックせずに持ってきて、会場で読み込めないとかそもそも音が入ってないとかといった事もある。
別な機材に音源入れてて、会場のPAと接続するケーブルがないとか、自分は慣れてるのだろうがオペレーターが初めて操作する機材やソフトの場合だって音が出ないとか違う曲がかかっちゃうとかのトラブルは起きる。

アンプのない会場にいきなりエレキギター持ってきたという場合もあるし、いきなりメンバーや機材が増えちゃってて対応できないって場合もある。

その時に、自分も含めPAやる人間や会場がどうするかというと、できる限りのできることはやろうとするんである。しかし、限界はある。できないことはできない。できたとしてもそこに準備のために予定外の時間がかかる。他の出演者の準備時間に支障が生じる場合もある。
さらに本番で無用なトラブルが発生する場合もある。
その時ステージに立っているのは本人であって、自分がやりたかったパフォーマンスがそういう余計な事でキチンと披露できなくなる。
それを時間とお金を使ってきていただくお客様に提供するわけだ。

というような事も含めて経験していただく機会なんじゃないかなと勝手に思っている。

なので、何回かこのシリーズでやっている生徒さんとかだと経験があるので、オケのCDをちゃんと当日の曲順通りに入れて事前にチェックし、不測の事態に備えて同じものを2枚用意してきたり、進行を書いてきたり、最初は自分で作ったバックトラックを作ったソフトのまま再生してくれって形だったのが、再生ボタンを押せばいいだけにして持ってくるとか、そういうところでも成長が伺えて、何度もやっているとそういう所も楽しかったりする。

初めての方だと、例えばモニターの音量やバランスなども恐らく何を感じればいいのかもわかっていないので何も言わないのだが(おそらく会場でのリハを最終練習時間だとおもっているのだろう)、何度かやってる人は「ちょっとピアノの音が聞きづらいです」とか要望を言ってくれるようになる。

これが更に経験を積むと「高音を少しカットしてください」とかギターのピックを使う場合と指弾きそれぞれのチェックとかを指示するようになり、最終的にはこちらも演者の好みを把握してくるし、演者はいろんな場所での経験が増えるからあまり細かな事は言わずに会場に応じて自分が対応するようになるので、非常にさらっとした確認で終了するようになる。

ま、今回の彼らに関してはそれはまだまだ先のことだけれど。

さっきも書いたように何度か同じシリーズで顔を合わせている人に関しては、毎回何かしらの変化が分かる(さっきの準備もそうだが、トークや進行も含めたパフォーマンスや自作の方だと楽曲とかもね)のが面白い。変化の度合いは人それぞれだが、そういう変化ってのは「もっとこうしたい」とか「ここ失敗しちゃったのを次はなんとかしたい」とか思ってなければ起こりえないことなので、続けて見ているとちょっと気持ちの良いものである。

オリジナルの弾き語り、カラオケでの歌唱、自作曲のバックトラックを自分で作ってそれをバックに歌うとか、以前バンドでオリジナルやってたけど、弾き語りは始めたばかりでとりあえずカバーからとか、出演者みなさん十人十色なわけだが、そこの気持ちは一緒かなと。
今回初めましての人たちも、緊張と戸惑いの中での精一杯が伝わってくるので、こちらもちゃんとサポートしないとなって気にさせられる。

そして、こういう始めたばかりの人たちを見ていて感じるのは「人の心を掴むパフォーマンス」をする人というのは、技術の上手い下手や経験のあるなしとは違う何かがあるのだなという事。今回は特にそういうのがあった。

まぁ、あれですよ。
演者としてはですね、そういう諸々を『ちょっとした40周年記念』の幕開けである来週のバースデーライブの前に改めて感じる事ができていいタイミングだったなと。
昨日、終了後に師匠に促されて感想を伝えた時に「オマエらには絶対負けない」って冗談めかして言ったんだけど、本当に彼らと同じ地平に立っていれる自分でありたいなと思うのですよ。

良い刺激をありがとうございます。

で、終わってから珍しくオレも師匠も次の予定まで中途半端な空き時間があり、茶でもしようかと。

しょっちゅう顔は合わせてる気もするが、現場でお互いにやることやって終わったらそれぞれ次の用事になるんで、ゆっくり雑談する事は滅多にないのだけれど、これもまた良いタイミングであった。

多分、この人に出会ってなければ今の自分のような形では音楽活動をやっていない筈である。
今、バリバリで活躍している若い音楽人と絡む事もなかっただろうし、ましてや一緒にライブやったりとか楽曲提供するなんて事もないだろうし、自分の曲の作風も全然違っていたかもしれないのです。
ヘタしたら自分の中に活動するモチベーションをなくしていたかもしれない。そうなっていたら多分オレは精神的にかなり病んでいただろうなと思う。

そういう「続けさせてくれた人」というのが師匠をはじめ何人かいるんだな。
他に続けるきっかけをくれた人とか、続ける場をくれた人とか…
それはまたいずれ書くけど。

で、まぁ雑談といっても結局音楽のってか、まぁそういう話になるんだけど、お互いどんなこと考えてやってるかみたいなね。

で、そのあと師匠は山に芝刈りに、俺は川に洗濯へと向かう。

スタジオで声出し。
来週のためのね。
自宅で本域で声出してギターかき鳴らしたら間違いなく明日から住まわせてもらえなくなるので(笑)

あとはバースデーライブは長丁場だし事前にセットリストをどうするか考えるためにあーだこーだをやってみるってのもあって。
通常の5,6曲のステージとセットリストの考え方もちょっと変わってくるんで、実際に歌ってみながらやってみる。

ん、その直前のライブの手伝いとか師匠と話したってこともあって、漠然と考えてた感じとは大幅に変わったかもしれない。

まぁなんと言っても持ち曲が莫大にあるので、「外したくない曲」「コレ聴きたいって人いるだろうな」「あえてワンマンだからやってみたい曲」とかその辺をいい感じに配置できたらなと思い、考え中。

ん、40周年なんで若い頃の曲とかも入れようかなとか考えてたんだが、ちょっと無理。
別にオレ以外の誰かが懐かしい訳でもないだろうし、そんなことよりは今聞いてもらいたい曲が多すぎる。

とにかく来てもらわんことには始まらないので、皆様お誘い合わせの上何卒!


2020年1/21(火)
【バースデーワンマンライブ】
場所:フライアーパーク(札幌市豊平区平岸4条7丁目)
open 19:30/ start 20:00
料金:2000円(要別途1ドリンクオーダー)
出演: 辻正仁 ハーフタイムショウ:吉田秋絵






2020バースデー告知
スポンサーサイト




未分類 |
| HOME |