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海月屋・辻の日々

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鬱陶しいオッサンになったとんだという自覚は持っておこうと…



ん〜、とあるSNSでとある音楽人の簡単な書き込みが目に留まりまして。

ま、なんてことのない日々の雑感ではあるのだけれど、読んだ時の自分のテンションもあったんだと思うけどさ、なんか「ん?」と思いまして。

相手は若い(ま、オレからすると大抵みんな若いんだが)音楽人で、もの凄く前に1回ライブでご一緒したことがあり、その後はなんかチラホラと顔をあわせることがあるといった感じなんだけどね。

で、オレがなんで「ん?」って思ったかというと、その人がというより最近のそのくらいの年代の音楽人の言動(SNSでも直接会って話をした時などにも)に感じる「傾向」のようなものが感じられたからなんだよね。
なんちゅうんだろ? 「最近の人ってこういうタイプ多いかもな」って感じでちょっと気になってたみたいな。
それは別に良いとか悪いではなく、オレからすると「もうちょい、こういう風に捉える気持ちの流れを作ったほうが気持ちよく過ごせるんじゃないのかな?」みたいなことなんだけどさ。

前からいろんな人にそういう同じような空気を感じている中でその書き込みを見たので、おそらく書いた本人以上にこちらが過剰に捉えたんだと思う。その音楽人に持っていた印象もちょっと違ってたので「え? この人もこういう感じの人だったの?」っていうのも手伝ってのことだとは思う。

それでまぁ、鬱陶しく思われるかもな〜とは一応思いつつも、メッセージを送ってみたんだよね。「その件に関してはこういう考え方したらいいんじゃない?」ってつもりで。
まぁ、公開されるコメントで書いてもよかったんだろうけど、わざわざ本人以外に、その本人に向けてのそういうもんを書いても、野暮というか、偉そうな感じを周囲に撒き散らすのも嫌だなと思って。どうせ長文になるだろうし(笑)

そしたら割とすぐに返事をくれてね。
とても礼儀正しい内容で、まぁこちらの言ったことを「好意によるもの」と受け止めて、それに対する感謝とかが謙虚な姿勢で書かれていた。
大人だなぁ〜

で、そこにくだんのコメントに関して「実はこういう心づもりがあって書きました」って説明があって、「なるほど〜」と思ったのね。
まったくオレの頭にない考え方がベースになってるのよ。

それはもう、どんなに鬱陶しく思われないようにメッセージしたつもりでも、そのメッセージしてどうこう言うこと自体が既にうっとおしかっただろうなと(笑)

感性というか価値観というかそういうもんが全然違うのに、こっちのアレでものを言っても、おそらくまったく的外れなんである。その上、こっちはそれを相手のためにと思って行ってるし、それをわかっているから余計に厄介だ(笑)

それはオレも多くの先輩というか上の方々からいただいた「好意」でもあるので、ハッとしちゃったよね(笑)
物事の捉え方や、時代というか周囲に対する認識の仕方が異なってのことなんで、内容が的外れな上にそれが好意であるから無下にできないという…。

あれだ、20代前半の女の子が一人暮らしを始めたお祝いにと思って、一生懸命その子が喜ぶようにと思いながらプレゼント探してさ、「これ、新しい部屋に飾ってね」とかって熊の木彫りを贈るようなもんだから(笑)

それさ、いらないんだけど、目上の人に対して「これはちょっと飾れないです」とか言って突き返して、相手が「君のためを思って一生懸命探したのに」って機嫌を損ねたり傷ついたりされても申し訳ないよね。 それで、受け取る側に持たなくてもいい罪悪感を持たせちゃったりするんで、そういう好意というのは度がすぎると息苦しい呪いのようになるから気をつけなければならない。

ま、今回は相手の対応が大人だったし、そういうオレを傷つけないように配慮してくれた返信をいただいたので、なんか助かった。

そして、その丁寧な返信を見て、今まで若い子らに対して感じてた「傾向」みたいなものがどういうアレで出現してるのかがなんとなくわかったし、おそらくそういう価値観での言動が今は多くの共感が得られるだろうし、訴えるものがあるんだろうと…。それが素敵だなとは正直オレには感じられないのだが、彼らにとってオレの価値観なんて知ったこっちゃないだろう。

自分も散々そういう経験してきたし、今でもないわけではないし、だから気をつけてるつもりだったんだけどね。要するに、オッサンになったんだな。前にも書いたけど(笑)

自分が正しいとも間違ってるとも、彼らが正解とも間違いとも思わない。ただ感性も価値観も時代感覚も違うのだ。オレは自分の持ってるものをころっと変えるつもりもないし、変えようもないのがオレでございます。ただ、どんなに好意からのものであっても、それを相手のためを思ってというアレで押し付けてはいけない。
そこは間違えないようにしないと、とんでもなく厄介なじじいになるから気をつけようと思った次第。

という、教えてもらうことの多い出来事だった。

あと、選挙の話とか伊坂幸太郎の新作の話とか、ライブのお知らせとか色々あるんだけど、とっ散らかるんでまたいずれ。





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