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海月屋・辻の日々

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開演直後の奇跡〜第三回円山中高年親睦会①〜


中高年1


昨夜のライブ【第三回 円山中高年親睦会】無事終了。

無事っていうかなんていうか…

一人大きな傷を負った男がいたけど(笑)

それも含めてめちゃくちゃ楽しかった。

連休最終日の夜だというのにたくさんお集まりいただいて、楽しく盛り上げていただいたお客様、関係各位、ありがとうございます。


なんちゅーか、フライアーパークのムネちゃんと、谷藤師匠、自分にとっては長年にわたってのお付き合いしている人の中でも特に気持ちのどこか重要な場所にいるお二人を始め、Recallにはこれまた若い頃に一緒にバンドをやり、その後も諸々サポートしてくれるギタリスト沖田真里とかみゃんちゃん、斎藤鄕ちゃんなんかも慣れ親しんだ中だし、黒田雄亮も普段からわりと仲良くしてもらったりっていうメンツとですね、これまた普段から一緒になにかとやっている本間健二が店主を務める円山夜想でライブするという、いわば気のおけない人たち、気を使わなくていい人たちだらけで一緒にライブってのがもうもう幸せなひと時であった。

なんと言うか、気が置けないと言っても馴れ合いでだらだらとくっついてるのは好きではないんである。いわゆる「なかよしこよし」というのかな?
休み時間になったら誘い合って一緒にトイレに行くとか、みんなで机を並べて弁当を食べるとか…。
なんで例えが女子高生なんだかよく分からんが。

その辺の温度感も心地よく過ごせる人たちばかりでね。まぁ、みんなおっさんだから(笑)

で、まぁ今回は先日も紹介したような経緯があって、ワタクシが一応の「仕切り役」みたいなアレでして。
色々考えてる時に、出順をどうするか? ってのがありまして。

まぁ通常に考えれば、辻〜MUNEQLO〜Recallってのがいいのかなと、もしくはMUNEQLOの後でオレがやったほうが黒田くんはやりやすいのかな? と。
自分で人様のライブのPAやったりもするからね、裏方の事を考えてもそういう順序でやる方がやり易いってのは知ってるのよ。もちろん、全体の流れを考えても音の厚みとか彩りをだんだん豊かにしていく方が客席だって「なんかさっきのバンドより、こっちの弾き語りはやっぱり音が寂しいな」とかって印象を与えずに済む。
やる方だって、何度か経験あるが、バンドの後に一人で出ていくのは多少やりづらさがあるし、バンド側だってそういう流れで出ていくことに慣れているのはわかっている。

だからさ、「ちょっと普通にやるのつまらないかもな」と思っちゃったんだよね。まぁ、これが他の出演者の組み合わせだったらアレなんだけど、せっかくこのメンツなんでね。

自分らがどの順番でどうなろうと全体の流れを踏まえながらそれなりに色を出せる人達である。それならそこで遊ばないとつまらんだろ?

ってのもありまして、「じゃあ、どうするか決めないで、いっその事その場の運任せで決めちゃえ」という考えに至り、開演してからステージで「あみだくじ」で順番を決めることにした。

弾き語りばかりとかならアリかなと思うけど、こういう組み合わせではちょっと疑問のわくところだよね(笑)
というか、そう決めて告知してから、当日の事を考えると自分で「これやりにくいな」と思ってたのだ。

まず、出順が決まってないと自分のステージの選曲とか曲順とかも決めにくい上に、自分がRecallの後で最後になったらやっぱりやりにくいよなとか、PAやる人のこと考えたらやっぱり色々と事前に計算できなかったりで面倒だよなとかのスタッフ感覚も持ち合わせてるんで余計面倒に感じる。
あと、万が一Recallが最初になっちゃったら全体の流れ的にどう持っていくんだろうとか。

要するに「誰も得しないアイディア」なんです。
おそらく、思いついた時にはこのメンツでライブやるって決まって浮かれてたんだと思う。

まぁ反省はしないけどね。

だって、結果的に面白かったもん(笑)
そういう負荷がかかるのも嫌いじゃないし。

ということで、非常に簡単な手作りの「あみだくじボード」を本間さんに作っといてもらいまして、開演してからステージの上でアミダ。

ちなみに、今回のRecallはドラムのくぼたさんがいない、アコースティックセット。普段はキーボードの師匠もエレキの沖田くんもアコギ。そしてベースのみゃんちゃんがカホン。いつものアコースティックセットならこの3人なんだが、そこにSaxの郷ちゃんが加わると言う編成。そして、ムネちゃんとゆーすけはこれまでもBlackMafiasとかで一緒に組んではいるが、二人だけの「MUNEQLO」というユニットを立ち上げて今回がその初のライブである。
初めてなんで、やはり最後に出るというのは、ましてや彼らの心積もりとしては、Recallはバンドアンサンブルでがっつりくるだろうし、辻は辻でそれなりな事やるだろうと予想してるだろうから、やはり最後に出るってには避けたいところなんだろう。

どうも二人で事前に「最初にやってあとはゆっくり聴いてたい」だとか「最後だけは絶対に避けたいね」とか話していたらしい。

そんなことがあってのアミダくじ。

ワタクシとしてはですね、まぁRecallの代表は谷藤師匠として、MUNEQLOに関しては最初に今回の企画を依頼したムネちゃんに出てきてもらってオレと三人でやろうと思ってたのね。

でも、ステージに出てきたのは黒田雄亮であった。

正直、彼が出てきた瞬間に俺は心の中で「コレでオレが3番って可能性はなくなったな」と確信したのだ。

何と言っても彼は「持っている男」として音楽人界隈とローカル音楽愛好者の皆様にはよく知られているのである。
このブログでも何度か紹介しているが、本人が特に狙っているわけではないのに、彼にはなにか人知の及ばない力が働いて面白いことが起きるのである。非常に嫌味のない、誰もが愉快に笑えるようなハプニングを起こす。
ガンダム風に言うと彼のあの能力はもしかしたら「ニュータイプかもしれない」と思わせるものがある。

いや、本人は真面目にちゃんとやっている、決してなにかウケを狙ってネタを仕込んでるわけではないので気の毒かもしれないが、そういう企てのなさから生まれるハプニングだから余計に楽しい。
正直羨ましいくらいだ。
ある意味、リアルなミスター・ビーンが身近にいるんだぜ?

彼の音楽のかっこよさと、この特殊能力のギャップは掛け替えのない魅力である。

という事で
彼はステージに上って来た。MUNEQLOの初となるライブで、ムネちゃんからは「もし3番引いたら解散する」とまで言われながら、その重圧を背に上って来た。

クジはあらかじめ出番を記した部分を隠して、何本かの横線が入っている。
オレは仕込みの時に見ちゃってるんで、師匠とゆーすけにそれぞれ自分がどこからスタートするか選んでもらう。
で、その後で各々一本ずつ横線を書き足す。これでオレにも自分がどこに当たるかわからなくなる。ってか、仕込みの後にリハとか色々あったからそもそも覚えてないんだけど。
しかし、ワタシは何の恐れも不安もなかった。
だってゆーすけがいるんだもの。

というわけで、まずはオレからアミダを辿る。
はい、2番です。
最初に引いた時に一番最適な順番。これで残り二人のどちらかが1番で、どちらかが最後。

amida2.jpg


盛り上がってまいりました。

というか、こんだけ前振りしてるんだから結果は期待通りだったんだけどね(笑)

次にゆーすけが挑戦しまして。

はい、トリを務めることになりました。
しかも、最後に自分が引いた横線をたどって3番に導かれておりました。

MUNEQLOは初ステージを行う前に解散が決定し、これがラストライブになりました(笑)
ライブがスタートする前から、場内が湧いた。

ヒトはどこまで面白くなれるのだろう?


で、ちょっと写真が暗かったので加工したが、3番を引き当てた瞬間に彼はガックリと膝をついたんだけどね。

orz.jpg


ホラ、ネットの書き込みとかで「がっくり来た」ってのの表現として「orz」って書くじゃない。「o」が人の頭で「r」が手をついてる部分で「z」が膝を折ってるのね。
彼のこの姿、オレの位置から見ると正にこの「orz」の形のまんまでして。
「あ〜、このくらい打ちのめされた時に、あの文字を使うんだな」ってな事を考えてました。

ちなみに、終演後彼はこのアミダボードを本間健二のサイン入りで記念に持ち帰りました。

たった一夜にして解散することとなったMUNEQLO。まるでアトランティス大陸みたいなユニットだが、こうなるとは予測できるはずもなく、すでに5/30にも一本ライブの予定があったらしい。
それまでに再結成できる事を願ってやまない。

あ、一切本編に触れてないな…

また後で書くわ。

アミダ








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