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海月屋・辻の日々

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姿勢をカジュアルに

わりとよく見る動画に「TED」の講演がある。

学術的なことから、宗教、エンタメ系まで幅広く様々な分野の専門家が登場して、自分の体験やら研究やらを紹介するものだ。ミュージシャンであれば演奏を披露したりもある。
各人15〜20分くらいのものなので、ちょいと時間のある時とか、寝る前に歯磨きしながら眺めるとかにちょうど良い。

それぞれの分野からの視点で、その分野の紹介ってだけでなくちょっとした暮らしていく上でのアイディアの提案というかヒントになるものがあったりして面白い。

僕も全部を観ている訳ではないが、ここで興味深い話題を見つけて、その講演者の著作を読んでみたりすることもある。30分に満たないトークなんでね、やっぱ概要って感じだから、もうちょっと知るには書いたものを読むのがいいんだが、まぁ講演だけでも十分楽しい。
自分の場合は、主に物理学系、脳科学、心理学、宗教が多いかな? 

で、皆さん結構ユーモアをふんだんに交えるので、こういうヘタすると難解に思われたり、ちょっと構えないとならない気がする話題もカジュアルに楽しめるのがいいのね。

中にはなんとなくつまらなくて途中でやめちゃうのもあるけど。

途中でやめちゃう理由としては、まずその話題にしていることそのものに現在特に興味が向いていないってのもあるんだけど、興味がある分野に関しても20分間集中して話を吸収できる人と、そうでない人がいる。

さっきのユーモアを交えるってのも興味を引きつける手段の一つではあるんだが、それも含めて、やっぱり楽しいそうに話しているってか、自分の発見やらなにかを追求している過程やら、そういう事を楽しめてる人ってのかな?

そういう自分の成果を誰かに紹介できるってことに喜びを感じている人の話ってのに惹きつけられるなってのがあるのね。

この「TED」ではそんなにないけど、なんちゅうんだろ? 自分の携わっていることが崇高で立派なことなんですとか、この発見や研究は非常に価値があるんですってな意識だけでやってる人って、ハタから見ると大して魅力的じゃなかったりするもんだなと経験的にはそう感じる。

こういう講演とかじゃなくてもさ、例えば音楽だって最近はあんまりいなくなったけど、若い頃だとクラシックやジャズを嗜んでる方に割とそういう人がいたりしてね。
自分のやっていることは高尚なことだみたいな気取りが音に出ちゃってる感じの。
聴いてる人にもなんかそんな意識の人いたりして、極端なのになると「ポップスは低俗だ」みたいな変な選民意識みたいのが見え隠れしてるような。

正直、そういうアレがあるせいで、そのものの魅力を知る前に距離を置いちゃうことってあったもん。

映画とかでもさ、フランスとかのアート系の作品好きな人がゴダールとか語ってて、そのせいでゴダール見る気なくたりとかね。

でもさ、やってる本人とかそんなに気にしてない人多いと思うのさ。
音楽でも学術研究でも、その中で自分が見つけた面白さを嬉々として誰か他に人にも「この喜びを伝えたい」みたいなことでやってる人がいいなと思うのよ。
「これを理解しない奴はダメだ」とか「こんな難解で高尚なものがあるんですよすごいでしょ」とか、一番アレなのは「そんな崇高なことに関わってる自分は素晴らしい」ってことがメインになってる人ってのは、やっててもそれに関する話をしてても逆に人を遠ざけるなと思うのね。

でさ、多分、自分のやってることに喜びを見つけてそれを共有したいって人は、自分の専門外のことを同じように喜んでる人とか物事も受け入れるタイプじゃないかなと思うのよ。

本人が楽しかったり、いろんな人に知ってもらいたいと思うからユーモラスになるし、オープンマインドになるし、変な気取りもなくなるんではないかと。

つまりは、カジュアルになっていくんじゃないかなと。

ちょっと色んな動画見てて、YouTubeでギタリストのなんちゃらがどうしたってことを(おそらくこれをやってる人はギターが非常に神聖なものと捉えてるようだが)説明してるのより、TEDで紹介されてた学者さんの話の方が楽しそうに見えたもんで、ちょっとそんなことを思ってみた。








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