海月屋・辻の日々

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お土産に選ぶのは、大きな葛籠か小さな葛籠か?



んと、何組かのメジャーな音楽やってる方のライブで、以前よりも小さな会場で開催する、あるいはする予定なのを見かけることが数回あってね。

なんかついこの前までドームとかでやってたような方が、2000人くらいの所とかさ。まぁそれでも十分デカイ会場なんだけど。

あとはアレだね、ホールクラスで全国回ってた方が、ライブハウス規模になってるとかさ。

んで、そんなにドデカイ場所でやることはないのに、何十年も同じ規模の会場で、未だに満員とかソールドアウトさせてる人とかさ。
山下達郎なんかはもっと大きな規模でやっても入るんだろうけど、多分音響的なこだわりがあるんだろうが、一貫してホールクラスを貫いてるよね。

ちょっと話が逸れた。

ま、そういう一時期より規模を小さくしてコンサートやってるのを見かけてね、素晴らしいなと思ったんですよ。

多分、自分が若い頃って、規模が小さくなると「あ、人気なくなったな」ってか「グレードが落ちた」みたいな印象を持ったと思うのね。観てもいないのに。

たしかに、そういう人たちって以前よりも集客できなくなってるってのはあるんだろうけど、でもどうだろう?
中には集客落ちて周囲が頭抱えてる中でも無理矢理に「ドームツアー」とかやってる人もいるんだよね。結構招待とかタダ券撒いたりとかしながら。
なんちゅうんだろう? 自分らのイメージなんだかステイタスなんだかに拘ってるのかな? それはそれでいいけど、それよりも、自分の現状を踏まえて「規模」って意味ではすっと階段を一段か二段降りてきて粛々と続けている人たちの方にすがすがしさを感じるようになっている自分に気がついた。

中には例えばサザンみたいに40年近くやってるのに何万人も集めちゃう人たちもいるけど、そっちのほうが稀なんでね。集客ってことだけじゃなくて、クリエイティブな面でもどっかで自分のスタンスを見直さなきゃならん時があるワケでさ。
速球で三振取ってたピッチャーが変化球とか緩急を織り交ぜて打たせて取るタイプに変わってくみたいな。
三振に拘るのも素晴らしいんだが、それが通用しなくなる時にどうするか? って意味で、無理矢理ドームツアーやるか、小さい規模でも満足いくステージ続けるかってところを、あまり悪あがきせずに移行していける人って長く続けられるし、自分がやってることの本質みたいなものは持続できるんじゃないかと思うのさ。

これ別に、そのアーティストの問題ってよりは、スタッフとか周囲のアレもあるんで、本人がシフトチェンジしたくてもなかなか許されない場合もあるんだろうけどね。

だから、まぁその周囲もちゃんと状況踏まえて「こっちに変えましょう」みたいなスタンスがスムーズに取れる環境があるってのがいいなって思ったのよ。

えと、記憶が定かじゃ無いけど、確か山下達郎がバカ売れした後で、今の自分のレーベルと事務所立ち上げた時に、パートナーと「これからできるだけゆっくり消えて行こう」みたいな話をして、その体制を作ったって話を聞いたんだけどね。
結局、達郎さんはまだ全然消える気配すらなくて、つまりそういう事なんだと思うんだよね。

それと今の達郎に自分が興味あるかってのはまた別な話なんだけど。








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