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海月屋・辻正仁『短めでお願いします』

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作曲秘話(秘話ではないが)



いつもの事ながら

もうず〜〜〜〜っと昔から、頭の中のどこかでは「曲を作る」という作業をするのがクセになっている。
クセというよりは習慣か? いずれにしろ評価の具合も加味して考えれば、それはもう「症状」と言っても良いと思っている。

さて、そんな症状だからして(笑)

頭の中には、常に、わかりやすく言うと「アイディア」のようなものが散らかっている状態。
それはメロディーの断片であったり、言葉の切れ端であったり、リズムやコード進行であったり、歌い回しのイメージだったりという、最初の段階では、おおよそその状態を人様に紹介できたとしても、紹介された方はそれがメロディなんだか言葉なんだかもわからない状態のものもある。
つまり形を成していない「なにか」があるわけね。

でだ

そういうのを寝かしておいて、時折引っ張り出してというのを繰り返しているうちに、ちょっとずつ人様に認識されるようなメロディだったり言葉だったりと言うものが形を整えてくる。
そんで、自分でも「あ、このコード進行で、この言葉を使って、こんな感じの事を歌うのを」とかってのが大体出来ているものが、その初期段階をこねくり回している自分のどっかよりももう一つ上の階層でまたゴチャゴチャやっている。

この説明で理解できるだろうか?

俺はよくわかんなくなってきた(笑)


あ〜と、それでだ

こねくり回し過ぎて自分で違和感が生じてきたものは捨てる。
というか、また分解して奥の階層に戻して混沌としたなかに混ぜちゃうんだな。

だいたい、妙なコード進行になったりとか構成が複雑になるものが、分解処理される傾向が強い。

なんちゅうんだろう? 自然じゃないかんじというか、自分で「考えた」って痕跡の残るものが好きではないのかもね。

それでもまぁ、一応形になりそうなものは実際に詰めて考えてみるのよ毎回。

で、そういう作業をしているうちに、ひょっこりと何も考えてなかった曲がひらめいて、それがスルスルと出来上がってしまうことがある。
何も考えてないことはないと思うのだが、さっき言った「混沌」の層からダイレクトにポロっと形ができちゃうような感じというのかな?

脳みその意識して考えるセクションを通過してないようなヤツ。

もちろん、その後に多少の修正を「考える部署」で行う場合もあるが。

そういうのは、温めていたアイディアみたいなものを散々考え回している間にひょっこりやってくる。
そして一筆書きみたいにスルっと出来上がる。

あるいは、その歌の気分みたいなものに支配される「部署」があって、sれをしばらく抱え込むこともあるが。

とにかく、前々から計画して想定していたものとは無関係に出来上がる。

そして、そういう曲が自分で歌っててシックリくるし、割と長く歌えるようになる。

皆さんに披露する曲はだいたいそういう過程でひょっこりやってきた曲。

だから「考え回す」という行為を行わなくても良いのかも知れないが、そういう事をやっているからこそ、この「ひょっこり」が出てくるんじゃないかと思っている。

という、非常に効率の悪い毎日なんですよという話でした。


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