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海月屋・辻の日々

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猫の場所


先日「私は今、マルタにおります」なんていうメールをもらった。

『ねじまき鳥クロニクル』かと思ったよ(笑)

ふと思い立って半年ほど暮らすのだそうだ。
「ふと思い立つ」時にマルタなんてなかなか思いつく場所じゃないような気もするんだが、どうだろう?

そのメールで得たマルタの情報は「猫が多い」ということだけだったが、その一文でなんとなく町並みの想像がつくからおかしなものだ。そしてその想像はおそらく的外れではないだろうという確信が持てるのが余計に不思議だ。

そんな事を考えながら柳本さんとこへ髪を切りに行って来た。
ふと髪を切ろうと思い立って床屋に行くのは、マルタと比べて月並みではあるが仕方ない。猫に髪を切ってもらうワケにもいかないし。
なんだかんだでやっぱり半年ぶりになってしまってたな。

柳本さんはKissの大阪公演を見に行ったそうで、その楽しい話を聞かせていただいた。還暦過ぎて顔にメイクしてロックンロールするってのは結構大変だろうが、なにかを全うする姿勢というのは素敵だなと思う。

そして今来日中のポール・マッカートニー。
NEWアルバムがなかなか良い。今回の制作時のテーマは「Back to THE BEATLES」だったそうだ。
20年前の僕だったら「ケッ」って思ってた気もするけどね。僕もいい歳(何を基準に「いい歳」なのかは知らんが)になって、当然ポールはもっと歳取って、「Back to~」も悪くないじゃないかって気分になってるからかもしらんけどさ。
それはもうノスタルジーとかじゃない何かが込められてるってのが理解できるから。その何かのひとつは「自負」というか「誇り」みたいなもんだと思うけどね。

当事者だった人が臆面もなく堂々と「ビートルズみたいなことやろう」って言えるのがカッコイイなと思ったのです。

まぁ、つまり若い時より楽しんだり喜べたりする事が増えたんだね。お得な事である。

ところで、散髪中に柳本さんから「80年代のアーティストを一人挙げろと言われたら誰が思い浮かぶ?」と質問されて、反射的に出たのがマドンナだった。
もちろん今も素晴らしい活動をしていると思ってるのだが、あとから考えると、ふと思いついたにしては的を得てるんじゃないかという気がする。

当時は、マイケル・ジャクソン、プリンス、シンディー・ローパーなどが席巻した時代。今よりもそれぞれアクの強いキャラが立つ人たちが沢山居たなと思う。コレにブルース・スプリングスティーンを加えてもいい。だれ一人まともな歌い方じゃない(笑)。僕は当時「アメリカには変わった人が一杯居るんだなぁ」とか思ってた。

イギリス勢ではデュラン・デュラン、カルチャー・クラブ、オーストラリアからはメン・アット・ワーク…考えてみたらみんなそれぞれの持ち味があるというか、どっかおかしい。U2だってその実直さに於いてかなり異質な存在だったし。

と、当時登場してインパクトを与えた人たちを挙げろといわれればスラスラと出てくるんだが(柳本さんとの会話ではこの他にも、ティアーズ・フォー・フィアーズとかジョージ・マイケルとかもっと色々出て来た)、80年代に人の意識が変わった事のアイコンとしてマドンナが挙げられるんじゃないかと思うのね。

なんちゅーかな、抽象的な物言いになるけどマドンナが現れた事が、後に日本の女の子がふと思い立って一人でマルタに出かけちゃうような事に繋がってるんじゃないかなと…

きっとマルタの猫達はそんな事はわれ関せずで日向で丸くなってるんだろう。





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