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海月屋・辻正仁『短めでお願いします』

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入院47日目~ 固まりをほぐす



何も再読を繰り返しているのは村上春樹の作品だけではなく幾つもあるんだが、ハインラインの『夏への扉』と『月は無慈悲な夜の女王』の二作も結構何度も読み返している。

ハインラインはこの二作と『ダブル・スター』しか読んだことないけど、物語に漂うユーモアの感触が好きだ。

彼の代表作はなんといっても『夏への扉』で、読んでなくてもタイトルに見覚えがあるという方も少なくないと思う。

ちなみに、山下達郎のヒットアルバム『Ride On Time』に収録されている『夏への扉』はモロこの物語の主人公が歌っているような内容だ。ピートという猫と人生を共にしている主人公が、リッキー・ティッキー・ティヴィー と呼んでいる女の子に語りかけている歌なんですよと説明したら、「そうだったのか」と合点がいく方もいるかもしれない。


ちなみに作中にも主人公がかの女の子に語りかけているシーンがあり、僕はこのシーンの空気が好きなんです。
感傷的にベタベタしすぎず、それでいて優しい。
昔、美食家が料理を誉める常套句で「マッタリとして、それでいて少しもしつこくない」とかってのがあったが、似てるかな(笑)

春から夏になる時期の穏やかな陽射しを連想させる。
この作品は現在2つの翻訳があって、新訳は数年前に出たんだけどね、ユーモアの表し方に関しては新訳の方が僕の好み。

疲れないでサラっと読めるし、読み直しても飽きがこない。

そんな訳で、この入院中にも二度読み返している。

まぁ、多少時代錯誤的な部分があったり(1957年発表で、2001年の世界を描いてるんだが、パソコンが存在しない。パソコンが担うはずの役割を別な発明品がまかなっている)、一部あまりにも運が良い展開があったりするけど、まぁ良かったらお試しあれ。


さて、話は変わって昨日カズちゃんがくれたオイル。おかげさんで、術後の傷周辺の肌が潤っておるが、昨日書いたヒリヒリは再発した。

ま、これは傷を修復しようとして、内部で皮膚がくっついちゃたて皮膚を伸ばせないからみたいなんだけどさ。

今日から足首の腱も伸ばしてくように色々やってるからそれでなんだろーな。



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