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海月屋・辻正仁『短めでお願いします』

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12時間睡眠

昨日のラジオは、お約束通りほとんどクリスマスの話題を出さずにお届けしましたよ。

そんで、帰ってご飯食べたらそのまま気を失ってしまい、気付けば朝であった。たまにこのようにして睡眠不足が補われる。久しぶりに寝ると、起きてからも身体が重いな。

ところで、先日大通りあたりにデカイ本屋がオープンした。地下2階から地上4階まで。
ここ数年、デカイ本屋がこぞって駅前に越してしまったり、閉店してしまったりだったので、大変うれしい。先日立ち寄ってみたら、中も見やすくて居るだけで楽しくなる。
駅前にある巨大な書店は棚のレイアウトが懲りすぎていてゴチャゴチャした感じがして、物量もあるもんだから疲れちゃうんだけど、このたびオープンの『ジュンク堂』は、整然と棚が並んでおり、まるで図書館のよう。通路の幅も広くて、両サイドで立ち読みしてるひとが居ても、楽に通り抜けられる。

なおかつ、聞いた話によると、在庫の管理は担当者に任されているらしく、昨今の売り上げデータを頼りに効率の悪い商品は在庫しないという小売店の悪習(だと思ってる)、に逆らい、そこに居る人が良いと思ったものをきちんと揃えるらしい。
このネットで何でも買える時代に、売り上げのいいものだけをそろえてたってしょうがないと思うのだ。そんなもんはみんなネットで調べて勝手に買う。わざわざ書店に行く手間も、対応の悪い店員に当たって不愉快な気分になるリスクもない。
だいたい、売れ筋だけを置くなんて発想は効率的かもしらんが、結局購入者の後追いでしかなく、店に対する信頼が得られるワケでもなかろう。それじゃあ、ただの販売所だ。ネットでベストセラーの一覧を眺めて購入ボタンをクリックしたほうが面倒が無い。それは専門店としてどうかと思っている。

店をやって、そこに人が居る以上は、データに載らないものを置いておいてほしい。専門家として良いと思うものを紹介できる、そして現場でじかに客のニーズを体感している人がその店に置くべき商品をそろえるというところに、この時代に店を出していることの意味があると思う。そうでないなら、店に行って並んだ商品を眺める楽しさすらない。

本屋だけでなく、CD屋もそうだけどね。
要するに、ネットのお陰で、特にこういう文化的なものを扱う店は、店をやることの原点が問われているように思うんだな。
店だけじゃなくて、ミュージシャンもね。こんだけ配信が盛んになってくると、そしてデータの処理で、どんなにヘタクソでもそれなりの音源を作れてしまうようになると、結局、求められ評価されていくのは、どれだけ良いライブができるか? というところになるんじゃないかと思う。




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