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海月屋・辻正仁『短めでお願いします』

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アベマリアを歌ってみた

土曜日にKYONGFAさんというシンガーの方のライブがあり、その音響のお手伝いをさせていただく。
クラシックの声楽を学び、それだけでなくポップスも歌い、歌によるヒーリングもされるという方。
普段はマイクもなしに、大きなホールで堂々と歌われる方であるが、今回は小さな場所での(cafe aminaなんだけど)、クリスマス的なコンサートで、マイクも使う。
そんで、本日リハーサルということで、PAの調整なんぞをやってきた。イタリア歌曲から、クリスマス向きのポップバラードまで、ちょっと普段聴く声楽家さんの歌とはまた一味違う声の世界を持っていらっしゃる。
基本的にはピアノの伴奏で歌うのだが、数曲はフィンランド(だと記憶してるが定かではない)の伝統楽器カンテレでも歌う。
クラシック系のPAは随分と久しぶりだ。帰りにこの前が誰だったか思い出してみたら、チェロ奏者のマイスキーさんだった。思えばとんでもない人のをやらせてもらってるな。
で、マイスキー氏もそうであったが、KYONGFAさんも大変に大らかというか柔らかいというか、ざっくばらんなお人柄で、リハーサルは終始和やかに進む。音を気遣う様子にも神経質な感じがなくて素敵だ。本来、音楽をやればやるほど、人はこうなるべきなんじゃないかと僕は思う。

カンテレという楽器をマイクで拾うのは初めてのことだけど、音の響く方向をちょっと探ってみたら、わりとすんなり捕えることができてホっとした。
まぁ、それにしても素晴らしい歌声なもんで、僭越ながらちょっと提案させてもらい、一部の曲は、マイクをオフにして、肉声をそのまま聴いていただくことにしましたよ。勿体無いもん。
別に、音響をサボるつもりじゃないよ(笑)。 ステージがお客さんにとって一番素晴らしく感じるような音を作るのが僕の役割なわけで、そのためには、何もしないのが最良の音響作りになる場合や歌い手だって存在するのだ。今回、僕のセンスが最大に発揮できたのは、この「マイクなしで行きましょう」という提案だと自負している。 何でも機械をいじればいいってもんじゃない。

土曜の夜は、厳かながらも楽しい時間が過ごせそうだ。

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