25日に何があったのか?2023-01-31 Tue 22:20
今月ももう終わりかよ…。
バースデーライブの準備して、ちょっと体調崩して、バースデーライブやって、あとは寒さに震えているうちに終わったな1月。 それはそれとして、実は1月25日に何かが起きる予定だったのだが、まぁ起きているのかもしれないが、まったく気がつかないうちに終わっていた。 っていうのはですね、昨年末から3回ほど夢を見ていたのだ「1月25日に何か重大な事が起きる」って宣言される夢を。 まぁ、昨年末に最初に見た時のインパクトが強くて印象に残ってたもんで、その後も2回、この1月25日って日付が登場する夢を見たんだと思うが。 最初の夢がね、なんか巫女さんみたいな格好をした老女が、老女にしてはやたらと勢いのあるばあさんだったんだが、物凄い気合で「オカエは1月25日に〇〇するんじゃあぁぁぁ〜〜〜!」みたいなご信託を述べられて、勢いがありすぎてセリフの「〇〇するんじゃ」のところが聞き取れなかったくらいなんだが、やけに迫真に迫っており、これはタダごとではないなと思ってたのよ。 で、次に見たのも年末だったか年明けまもなくだったか忘れたけど、今度はホームレスの爺さんみたいのに「1月25日は気をつけていろよ」とか言われて、それで「アレ?」って思って、何があるのか聞こうとおもったらもうその人いなかったという夢があって、その後、ちょっと体調崩してた時に雑踏の中を歩いてる夢見て、たくさんの人とすれ違ってるときに耳元で「1月25日、忘れるなよ」って囁かれて…。 ってことがあってね。 25日は前日からちょっと気を引き締めて待っており、その日はずっとなにが起きるんだかドキドキソワソワしてたんだけど結局何も起きず。起きていたとしても気づかずで終わってしまって拍子抜けしたんだよね。 まぁ、それで眠りに着いたら、翌日にはすっかり忘れていて、さっき思い出したんだけど。 だれか、25日にオレのことで何があったか知ってる人いたら教えてください。 ところで、一昨日からハル・ハートリー監督の「ヘンリー・フール三部作」ってやつを日に1作ずつ観たんだが、なんか面白かった。なにがどう面白いんだかわからないんだけど、奇妙に面白い。これ、どうなんだろうね? 最初のを作った時からこういう構想があったのか、後から話をこじつけていったのかよくわからんのよ。 無理に続編を捻り出したようにも思えないんだけど、最初からそういう構想だったって気もしない。 コレね、監督が脚本もやってるインディペンデントな作品だし、そういうのって作者の内面に「作品世界」ってのがあるだろうから、1作できた時点で次の流れが生まれちゃったというか、そもそも内面にあった物語がずるずると引きずり出されて来たんじゃないのかって気がするけど、どうなんだろうね? あんまりこの監督の事ってインタビュー記事とか紹介されてないんでよくわからんけど。 単純にタイトルに惹かれて観てみたら、たまたま三部作だったんだけどね。 他の作品も観てみようかな? ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 〜今後のライブ予定〜 ※いずれもご予約は【contact】をご利用ください(入場者数に制限がありますので、お早めに。)→https://www.kurageya.net/contact 2.11(土) 〜三球三振企画 始球式ライブ〜 【おじさん と おやこ】 場所:FOLKIE (札幌市中央区南6条西3丁目ニューオリンピアビル8F) OPEN 19:30 START 20:00 料金:2500円(1ドリンク付き) 出演: あまつぶドロップ / 辻正仁 O.A Thank you sun scene ![]() 2.24(金) 【UNIONFIELD 10th LIVE 011】 会場:UNIONFIELD (札幌市中央区南7条西4丁目LC七番館5F) OPEN/18:30 START/19:00 ライブチャージ/¥2500 (+1D¥500~) 出演:きむらえみ / 辻正仁 / おちよ。 / ホーガン小林 / 酒井暁 / Tempo 「10周年記念 GoToユニオンキャンペーン」 入場時にくじ引きでクーポン券をプレゼント! 【無料配信YouTube】 https://www.youtube.com/c/unionfield ※チャンネル登録お願いします! 【お気持ちPay】 https://union.buyshop.jp/categories/3048264 ・お気持ちPayは50%を出演者へ、50%はUNIONFIELDの配信や音響照明の機材費等に充てさせて頂きます。 ![]() 3.11(土) 【東日本大震災チャリティーライブ・500L Vol.38】 円山夜想(札幌市中央区南1条西24丁目 ヴィンテージビル地下) 詳細未定 スポンサーサイト
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長い雑談とちょっとしたお知らせ2023-01-26 Thu 20:38
バースデーが終わって、ぼ〜っとしておりました。
なんか前にも書いたような気がするけど、まぁいろいろと理解したいというのかな? 体感的に会得したいというのかな? うまく言えないし、説明しようとすると非常に面倒くさい話になるんだが、そういうのがあってちょこちょこと色んな本や動画を観たり調べたりすることがあるんだけどさ。 これが非常に「順番通り」にちゃんと手に取れるようになってるってな話なんだが。 この順番というのはあくまでもオレにとってのって事なんだけど。 だから、例えば本とかでももう数年前に発行されていて、全然知らなかったのとかが、急に目に留まる出来事があったりして、でも多分、発行された時点でそれ読んでもあんまり理解できなかったり、自分の腑に落ちなかったと思うんだよね。 その前にまったく別の①こういう体験があった→②そのあとでこういう本を読んだ→そのあと、ネットで紹介されている記事を見た→③そこにまったく違うジャンルに属する本が紹介されてたので読んでみた→④たまたま暇つぶしで観てた動画の何かのドキュメントでそれらと符号する内容の話が出て来た→⑤それから数年前に発行された本が目に留まって読んでみたら、腑に落ちた。 というような塩梅で、ちなみに①〜⑤まですべてそのような連鎖がある。動画だって最近アップされた訳でもないのに、なんとなく観てみたってだけだったりして。 これ、一個でも順番違うと、全然興味持てなかったり何も理解できなかったりするんである。少なくともオレにとっては。 もちろん、一度読んで興味深かった本なんかがあると、その著者の他の本や動画を調べたり、そこで紹介されている人物や理論などの情報を積極的に調べることもあるが、次の段階に進むときとか、さらに広げていく時なんかはふいにアチラからやってくる。それが何年前に書かれた書物だろうと、YouTubeの動画だろうと。 何のこっちゃか全然わからないと思うけど、具体的に説明しようとするとものすごく時間がかかる上に、結局何のこっちゃかわからない話になりそうだし、具体例をだしながらかいつまんだ話をすると、ちょっと変な誤解を与えそうなのでやめておく。 要は、自分にとってちょうど良い時に、ちょうど触れるべきだった何かが、自分の得るべき順番通りにやって来て、さらに自分の得ようとしている事が面白くなってくるという話。 これが、そのライブ後のぼ〜っとしている時にもまたありまして、しばらくはちょっと掘り下げていく感じになりそうだ。 多分ね、これはもう20代の前半くらいからず〜っと続いてる事で、もっと言えば、さらに子供の頃からなんだかわからないなりにコレを探してたんだろうなと思えるので、そこもまた面白い。 「子供の頃にあんな夢想をしてる奴は、大人になったらこういう興味に進んでいくんだな」って。 それはそれとして、ちょっとバースデーライブの時のBGMの話を先日書いたんだけど、来れなかった人とか何人かの方から、どういう選曲だったんだって聞かれたりしたんで、紹介しておく。曲目とか曲順とかしだいにあやふやになってくるんで。 こちらです ↓ おしゃべり!おしゃべり!(小島麻由美) Hello,Hello(橘いずみ) プリテンダー(THE GROOVERS) One Step(PEARL) MARCH(原田真二) 虹色のきらめき(LEYONA) 犬と猫(中村一義) Sunrise Journey(GLIM SPANKY) Sweet,Sweet Baby(鈴木祥子) EMANON(サザンオールスターズ) 君と一緒でなけりゃ(佐野元春) Bracket(KAN) 77(拝郷メイコ) 明日のために靴を磨こう(HEAT WAVE) 泣きたい夜に(中島みゆき) 今夜も君をこの胸に(吉田拓郎) Stay Gold(宇多田ヒカル) 雨は手のひらにいっぱい(Sugar Babe) Sad Song(MOJO CLUB) 年代からなんから、ある意味支離滅裂なのかもしれないけど、並べて聴いてみると悪くはないと思うので、音源が揃う方なんかは試してみてはどうでしょう? さて、今日この日記を書いた本題はこれから(笑) んと、ワタクシのライブ動画などをアップしているYouTubeの《KURAGEYAVIDEO》ってチャンネルで、今回のバースデーライブ用の再生リスト【2023年バースデーライブアーカイブ】ってのを設けまして。 とりあえず、ワタクシが当日歌った全25曲を「第一部」と「第二部」に分けて全曲ダイジェストでご覧いただけるのと、あとは今日から2月7日まで、毎日1曲ずつ合計13曲の動画を公開していく運びとなりました。だから、全曲の約半分だね。 オレとしてはさっさと最後の方の曲を公開したい気もしないでもない気がしてるような気がしないでもないのだが、まぁよろしければ毎日数分間お付き合いいただきながら、約二週間をお過ごしいただけると幸い。 とりあえず、ダイジェストだけここにも貼り付けておこう。 第一部はこちら こっちが第二部 ひとつよしなに。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 〜今後のライブ予定〜 ※いずれもご予約は【contact】をご利用ください(入場者数に制限がありますので、お早めに。)→https://www.kurageya.net/contact 2.11(土) 〜三球三振企画 始球式ライブ〜 【おじさん と おやこ】 場所:FOLKIE (札幌市中央区南6条西3丁目ニューオリンピアビル8F) OPEN 19:30 START 20:00 料金:2500円(1ドリンク付き) 出演: あまつぶドロップ / 辻正仁 O.A Thank you sun scene ![]() 2.24(金) 【UNIONFIELD 10th LIVE 011】 会場:UNIONFIELD (札幌市中央区南7条西4丁目LC七番館5F) OPEN/18:30 START/19:00 ライブチャージ/¥2500 (+1D¥500~) 出演:きむらえみ / 辻正仁 / おちよ。 / ホーガン小林 / 酒井暁 / Tempo 「10周年記念 GoToユニオンキャンペーン」 入場時にくじ引きでクーポン券をプレゼント! 【無料配信YouTube】 https://www.youtube.com/c/unionfield ※チャンネル登録お願いします! 【お気持ちPay】 https://union.buyshop.jp/categories/3048264 ・お気持ちPayは50%を出演者へ、50%はUNIONFIELDの配信や音響照明の機材費等に充てさせて頂きます。 ![]() 3.11(土) 【東日本大震災チャリティーライブ・500L Vol.38】 円山夜想(札幌市中央区南1条西24丁目 ヴィンテージビル地下) 詳細未定
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オレの今年が始まりました。2023-01-22 Sun 13:47
![]() はい バースデーライブ、今年も楽しくやらせていただきました。ほんと幸せ。 ご来場の皆様、関係各位ありがとうございます。 そして、来れないながらも気にかけてメッセージくださった方々にも、この場を借りて(貸してるのもオレなんだが)、お礼を。 今年はもうそろそろいいだろうって事で、数年ぶりにハーフタイムショウのゲストも復活。お客様が用意してくれるバースデーケーキも復活。休憩時間にご来場の皆様に切り分けてみんなでいただきました。 ![]() ま、実は先々週はちょこっと体調が思わしくなくてですね(流行りのアレとはまったく別です念のため)、若干準備が滞ったりもして長丁場はどうかなと思ったりもしたんだが、先週には回復してきて、当日はすっかり元気。むしろいつもより元気(笑)。元気すぎて案の定、0時少し前までやっている始末。そもそもの予定だと、23時前には終了してるはずなんである。ちゃんとそういう計算で構成してるんである。にも関わらず、今回で17回もやってるのに未だ時間感覚が掴めない。 いや、楽しすぎて喋りすぎてるんだろうね。 んで、午前中は『砂澤ビッキ展』に再訪し、ちょっとした買い物を済ませる。 それで、前日に組んだセットリストをプリントアウトしようとしたら、どうにもデータを読み込まない。 同時に作成したBGM用のインデックスは普通に読み込めるのに、セトリのほうは全然ダメ。 って事でですね、ふと「こりゃ、このセトリじゃダメって事か?」と思い付きまして、再考。いくつかの曲の順番を入れ替えて、いくつかの曲は別な曲に差し替える。 元のデータに上書きしただけなんだが、そうするとすんなり読み込まれてプリントアウトされたんで、やはり最初のじゃダメだったんだろう。 それでさ、 いつもバースデーの時は時間を間違えたり、地下鉄乗り間違えたり、途中で忘れ物を取りに引き返したりして、現場についてからも結構慌ただしくしてたりしたんだが、今回は前夜に必要なものは全部ちゃんと準備したし、当日もビッキ展にいくつもりだったのもあって割と早くから行動しており、非常に余裕が生まれまして。 出かける予定まで1時間近く何もしなくていい時間が生じる。 本番前に時間ができる人はどうなるか? 緊張するんである(笑) いや、こう見えても実は普段のライブの時でも毎回緊張はしてるのよ。 でもさ、長年やってるとその緊張を横に置いておけるようになるんである。なんというか「あ、緊張してるな」と思ってもそこに特に意識を向けないで他のことやってられるってかね。 で、今回、出かけるまで時間があったから、ひさびさにその緊張をちょっと確認しようと思いまして。その自分の状態みたいなもんを。 そうすっとみるみる内に膨れ上がってくるね。必要以上に。 で、だんだんお腹が痛くなってくるって言う(笑)、年10年かぶりの経験を味わう。 ま、出かけるときにはそれをまた横に置くって事ができるようになっていて、そこでまた「あ〜、場数を踏んできたんだな〜」とちょっとした感慨があったりして。 さて、本番はこんな感じでした。 〜 セットリスト第1部 〜 ![]() 平岸4条7丁目12番10号 そこから飛んでみろよ 好きだと言えればよかった 君は知らない 三日月のかんざし 眠れぬ夜はサザンを 単純なもんさ-男の子の歌- 空に告げる Row-Row Ho-Row 流れ星 -コラボ with クラとアコ- 自画自賛 いいもんだ節 って感じで、1部を一応終えてから流れで引き続き、ハーフタイムショウのゲスト、クラとアコを呼び込んでコラボ。 昨年、一度オレのワンステージまるまるサポートしてもらった時にやった『自画自賛』がとてもいい感じだったので、もう一回やりたいなと思ってね。この曲、今回みたいな感じで弾き語りでやるのはちと間がもたないというか、なんかどうしても違うことになっちゃうんで、じつはどっちかというと、曲を書く時の最初のイメージに近かったりもする。 もう一曲『いいもんだ節』は昨年ご依頼いただいて、お二人の為に書き下ろして提供した曲。我ながら、ちょっと楽しそうなんで一緒にやってみたら、やっぱり楽しかった。 ![]() そしてそのままクラとアコのハーフタイムショウって事で数曲演奏していただき、ワタクシはちと休憩。 彼らを初めて聴いた方たちもいて、「すげぇ〜」って声が聞こえたりする。 なんかこういうのって呼んだ甲斐があって嬉しい。 彼らの演奏が終わって、「ロウソクを消してケーキを切り分ける」などのセレモニー(笑)のあと、いったん休憩。 そして第2部 〜 セットリスト第2部 〜 ![]() 月光の往来 夢なんてなくてもいい 川は流れる ララバイ 人生の折々に ソファー 情熱 求愛ラプソディー ウキウキライフ 素敵な君の歌 どこまで行けるかな? -アンコール- 風の道 笑おう(with クラとアコ 宗形修) んと、アンコールの『風の道』は2日前に書き上げた曲。多分、これ通常のライブでやることはほとんどないと思う。ある意味非常に作者側のわがままな曲というか、最初っから「受け入れてもらったり、共感されなくていい」という前提で書いてる曲である。自分だけ納得すればいいってのかな? あんまり詳しく書くととんでもない長さになってしまうので省略するけど、自分の中にあるあるテーマというか、いろいろと考えを巡らせたり、感覚を得たいと思っている事柄に関しての、現時点での表現としてどうなるのかってのをやってまして。 曲は単調だし、歌詞は多分「何言ってるんdかわからない」ってことになるんだろうと思うけど、それを良しとするスタンスで書いている。 数年前にも同じタイトルで「ようやく形にできました」って言ってやってみたんだけど、2回くらいで歌うのやめちゃったのね。 なんちゅうか、「ようやくできた」と思ったけど、なんか違うなって感じになっちゃって。 それでね、昨年の暮れに一度ビッキ展に行った時に、彼の『四つの風』という作品のことを思い浮かべていて、ふとその数年前に作ってそのままにしてた曲に思い当たりまして。 なんか思ったんですよ「都度、同じ思いを時々で形を変えて、付け加えたり削りとったり、自分の変化に応じて言ってる事が変わったりする曲があってもいいかな?」って。ん〜、なんちゅうんだろう? 何か一曲あったものを別の曲として作り変えるとか、このパターンでもう一曲作ろうとかはしょっちゅうあるのよ。 でもこの曲は、自分の中ではソレとは違って「同じ曲なんだけど、歌詞もメロディーも歌い方も別の曲のように変わっていく一曲」という感覚なのね。それをビッキさんの作品から刺激を受けて発想しまして。それで今回はこの形となった。 だから、今後も歌う機会があれば、また歌詞やメロがちょっと変わってたり(あるいは変わらなかったり)、ヘタすると別物のようになってたりするかもしれない。そいう意味でもわがままな曲である。それが作れて、ご満悦でもある。 んで、最後の最後に再度クラとアコと、そしてマスター宗ちゃんを呼び込んで『笑おう』を。宗ちゃんは当日初めて聴いての参加でございました(笑)。ま、付き合ってくれる方は大変だろうけど、単純で簡単なコード進行ですぐに合わせられる曲って事で、オレの『スタンド・バイ・ミー』みたいな感じで、こうやって突発的にやるのが気に入ってる。申し訳ない。 ![]() これも楽しい。 そんなこんなで、やっぱり長丁場でしたが、お付き合いいただき、そして楽しんでいただきありがとうございました。 来年の1月21日もぜひとも、今回来れなかった方たちもご参加いただけると幸い。 帰りに宗ちゃんと「来年はこんな事やろう」とかちょろっと話したりして来たんだけどね。 今から予定を入れておいてください。 詳しくは今年の10月か11月あたりに。 その前に、2月3月の予定もチョロチョロと決まって来ているので、そちらもぜひ。 さあ、2023年の活動開始でございます! ![]() ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 〜今後のライブ予定〜 ※いずれもご予約は【contact】をご利用ください(入場者数に制限がありますので、お早めに。)→https://www.kurageya.net/contact 2.11(土) 〜三球三振企画 始球式ライブ〜 【おじさん と おやこ】 場所:FOLKIE (札幌市中央区南6条西3丁目ニューオリンピアビル8F) OPEN 19:30 START 20:00 料金:2500円(1ドリンク付き) 出演: あまつぶドロップ / 辻正仁 O.A Thank you sun scene ![]() 2.24(金) 【UNIONFIELD 10th LIVE 011】 会場:UNIONFIELD (札幌市中央区南7条西4丁目LC七番館5F) OPEN/18:30 START/19:00 ライブチャージ/¥2500 (+1D¥500~) 出演:きむらえみ / 辻正仁 / おちよ。 / ホーガン小林 / 酒井暁 / Tempo 「10周年記念 GoToユニオンキャンペーン」 入場時にくじ引きでクーポン券をプレゼント! 【無料配信YouTube】 https://www.youtube.com/c/unionfield ※チャンネル登録お願いします! 【お気持ちPay】 https://union.buyshop.jp/categories/3048264 ・お気持ちPayは50%を出演者へ、50%はUNIONFIELDの配信や音響照明の機材費等に充てさせて頂きます。 ![]() 3.11(土) 【東日本大震災チャリティーライブ・500L Vol.38】 円山夜想(札幌市中央区南1条西24丁目 ヴィンテージビル地下) 詳細未定
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初夢の話と、バースデーライブ(のBGM)にかける意気込み(笑)2023-01-08 Sun 23:10
そーいえば初夢の話をしてなかったけど、まぁ見るには見たんだが、起きてからあんまり鮮明な記憶がなかったのね。
具体的なストーリーが良くわからんと言うか…。 え〜と、空港にいたんですよ。どこのかは分からないけど。で、どっか海外に行くと言う事で何人かで搭乗待合室におりまして。 そっから記憶に残ってないだけなのか、それともそのままスムーズに場面が切り替わったのは分からないけど、記憶によると次の場面がもう帰りの機内におりまして。 それも、待合室の椅子みたいのに座ってるだけなんだけど、それは帰りの機内ってことになってるのね。 一緒にいたのは、現実でのお知り合いもいれば、全然会ったことない人もいるんだけど、一応みんな知り合いという設定で、夢の中では7、8人くらいいるって事になっている。 それがね、現実では観たことない人は3人くらいかな? で、本当の知り合いも、音楽活動上の付き合いあるのとか、高校くらいの頃の知り合いとか、昔の職場で一緒だったのとか、ちょっとなんでこのメンツで一緒に行動してるのかが分からない。 ついでに言うと、そのメンツでどこに行って帰りの飛行機に乗ってるんだかも分からない。 それで、その飛行機がどうも予定より随分遅れて到着だそうで、到着予定が午前1時前後とかって感じで、到着してからの移動手段がないとかなんとか、そういう夢であった。 で、到着してからの場面はガラッと変わるんだけど、一応設定としては「到着した場所で朝まで過ごさなければならない」ってことなのね。 なんか19世紀あたりにありそうなアメリカの古い豪邸なんだか社交場みたいな建物で、外には庭園が広がってるみたいなところで、ちょっとそこの光景とか出てくる動物とかが非常にサイケデリックというかカラフルというか、美しいといえば美しいし、気持ち悪いと言えば気持ち悪いんだけど、これはもう視覚的な世界なので、ちょっと文章で書いても良く分からんと思う。多分、その後のあの映像と空気感が初夢のメインだったのだと思うけど。 そんな夢を見た翌日あたりから、もう昨年から多少取り掛かっていた、バースデーライブ用のBGMの選曲をちょっと詰めてみまして、昨日一応出来上がりました。 何年前だったかな? ふと思いつきで、バースデーライブの時は自分で選曲構成をしたBGMを作って、開演前と休憩中と終了後に流してもらっている。そっから始まって、円山夜想とかでも自分の企画や仕切りでライブやらせてもらう時には、自分でBGMを編集するようになった。この準備がまた楽しいのだ。 前にも書いたと思うが、もちろんBGMだし開場してから始まるまでにご来場の方はそれぞれのタイミングでボチボチとやってくるわけで、しかも来場されると挨拶したり、お知り合い同士でお喋りしたりとかあるわけだから、耳を欹てて聴いているわけではないし、それを邪魔するものであってもいけない。 だからね、聴かせるために作るわけではないのだが、聴かせたくて作ると言う微妙な心理状態とか思考を働かせて考えるんである。 それはいわば「空気づくり」というのかな? 一曲一曲にああだこうだ言われたいのではなく、ご来場の方々にも、出演者、関係者に対しても、無意識に耳に入ってくる(中には途中で「あ、この曲好きなんだよね」みたいな可能性がある事も含めて)音楽の並びとかそういうもんの中で、その日の会場の空気ってもんにちょっと体をなじませてもらうとかね、そういうのがあるといいなってのと、まぁ自分で選曲するから、当然全部、自分が好きな曲だったりするし、その選曲の中に「テーマ」も設けて作るのでね、実はそれも含めて今回のライブはこういうアレですってものをこめていたりするので、気づくというか察知できる方がいたらそれはそれで楽しいかもなっていう事です。 あと、この作業してる間に、自分の「どんなステージにしようか?」って気分が明確になるって部分もある。 だから、BGMも含めてその日のライブ表現っていうのかな? ちょっと大袈裟だけど。 それを作る作業なんで楽しい。 もちろん、闇雲に好きな曲を並べているわけでもないし、並べた曲の歌詞や音楽のスタイルに何がしかのテーマがあるというのとはちょっと違う。そこは今年の初夢のように言語化して説明するのが難しい。 例えば、今回のBGMの選曲に関して、曲目以外はもう発表しちゃってるんでコレを例に挙げると、今回はですね、昨年のバースデーの時だったかに宗ちゃんから提案されてたのね「今度、日本語の曲で作ってみたら?」って。それまで全部洋楽だったから。 ま、自分の曲の前後に別の方の「歌詞」が分かりやすく入ってくるのはどうなんだろうというのがあって避けていたんだが、ちょっとそれで作ったらどうなるのかなってのもやってみようかなと。 なので、今回は全編日本語歌詞の、要するに日本人アーティストの楽曲ばかり。 それでね、それを決めてからどんどん絞り込むわけです。 ここでも日本語の好きな曲というだけだとそれこそ無数にあるわけで、やろうと思えば歌謡曲、演歌、ロック、フォーク、テクノとかごちゃ混ぜにあれもこれもというものを作る事もできるんだけど、もう選曲のしようがなくなるので、そこでいろいろと「縛り」を設けるのです。 で、今回は選曲を始める前に以下のような条件を設けてみた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ・基本自作自演タイプのアーティストの曲 ・自分が初めて聴いた時にいろんな意味合いで「グッと」くるものがあった曲。 ・その曲の発表時と自分が初めて聴いたタイミングがほぼ同じもの(2曲だけ例外を許した) ・さらに、今現在の自分にとってもなにやら気持ちの合点がいくもの。 ・発案者の宗ちゃんがあまり予想できないであろう曲を中心にする(さすがに長年にわたって、俺がどんなの聴いてるのか知ってる人なんで、全曲は無理だが「このアーティストは予想できたけど、この曲とは思わなかった」とかも含めて) ・誰でも聴いた事がありそうな「大ヒット曲」や「代表曲」は避ける。 ・BGMという特性と色々詰め込みたいという願望から、極端に演奏時間の長いものは排除。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 大体こんな感じで自分の「選曲ルール」を設けて、ザックリとリストアップして演奏時間などもチェックして篩に掛ける。 ここでね、すごく気に入ってる曲でも極端に演奏時間が長いものに関しては却下、これは大体「5分以内」を目安にして、若干超える曲があれば別な曲で演奏時間の短いものを入れて調整するなどする。これは計算して確認したわけではないが、大体平均して4分20秒くらいになるように。まぁCD-Rに収めるのが80分限界なので、大体18〜20曲くらいに収まる形にしようと言う目安で選曲する。 同時に「曲順」も考えていく。 なので、ここでも好きな曲、入れたい気持ちはある曲だが、BGMとして並べて聴いて違和感のあるものや、今回の空気感から逸脱するものは排除。 オープン時に流す曲の並び、休憩時間はこんな感じでとか、終了後に流れるのはこの曲の後にコレが来てとか…。なので、タイム計算もする。 そんなこんなをやりながら、曲を入れ替えてみたり、曲順を変えてみたりをして何種類かのプレイリストを作成していき、もちろんいちいち通して聴いてみて、また曲を差し替えるとか、「この曲とこの曲は順序逆だな」とかやってるのがもう、楽しくて楽しくて。 そうこうしている内に、なんというか、実際に自分の曲を自分で演奏する「本編」のほうも「こういう流れにしよう(これ、説明難しい。こういう歌詞とか曲調って意味ではないのです)」とか「こういう心持ちで行こう」みたいなものの焦点も定まっていく。 まぁ聴く側にとっては大体いつも通りの辻であることに変わりはないんだけど、演者の立場としてね。 これね、こういう「絞り込むための条件」ってのをつけて選曲してプレイリスト作るのってさ、なんというか「自己診断テスト」みたいな感じで、自分でもあんま自覚してなかったような、自分の現在の気持ちやら思考みたいなもんの「色模様」というのかな? そんなものがなんとなく分かって面白いよ「あ〜、今の俺って80分に要約すると こんな感じなんだ」みたいな。 そんなわけで今回は、上記の条件に乗っ取って、1975年から2017年に発表された楽曲を年代は無視して並列に取り扱ってみた。 コレはバースデー用ってのもあるからね。今回はそんな感じ。 これが、別の企画で複数の演者さんとやるものだったりするとまた多少意味合いを変えるんだけど、作業の方法としては大体このようにして作っている。 まぁ、最初の方でも書いたけど、所詮はBGMでただその場で流れている音楽なんで、ふわっと聴き流していただくのが一番いいのであるが、ライブの大事な要素としても楽しんでいただけるようにと思って作ってもいるので、興味のある方は開場時間に来ていただいて、耳を傾けていただけるとよろしいかと存じます。 引き続き、予約もお待ちしております。 よろしくどーぞ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 〜今後のライブ予定〜 ※いずれもご予約は【contact】をご利用ください(入場者数に制限がありますので、お早めに。)→https://www.kurageya.net/contact 2023.1.21(土) 【バースデーワンマンライブ】 会場:フライアーパーク (札幌市豊平区平岸4条7丁目) OPEN 19:30 START 20:00 料金:2000円(別途ドリンク代500円) 出演:辻正仁 ![]() 2,11(土) 詳細未定 2.24(金) 詳細未定 3.11(土) 【東日本大震災チャリティーライブ・500L Vol.38】 円山夜想(札幌市中央区南1条西24丁目 ヴィンテージビル地下) 詳細未定
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あっさりした新年のご挨拶と、くどいくらい長い『紅白歌合戦』の感想2023-01-02 Mon 22:14
明けてましておめでとうございます。 本年もよろしくお付き合いのほどを、よろしくお願いします。 え〜と、大晦日のワタクシはこれでもかというくらいに年越し蕎麦をくらい、しっかりと年を越した。もう再来年まで越しちゃうんじゃないかって勢いで。 あとは昨年同様、デカイ風呂に浸かりながら年越しの瞬間を迎えました。 たったそれだけのことで、もう何日も非常にのんびりと穏やかな気持ちで寛いでたかのような錯覚に陥るという、めでたい体質。 さて、毎年の恒例、『紅白歌合戦』の感想。 今回はですね、ず〜っと面白かった。 どうなんだろうね? 演歌が少ないとか、どこの誰なんだかわからないって声もあるんだけど、前にも書いたけど、そういう色々な意見(演歌が多けりゃ多いでどうせ「若者にとっては魅力がない」とか言うんだろ?)を踏まえた上で番組を制作すると、いまやってる「紅白歌合戦」になるだろうと思うのね。 観てる人の個人個人の趣味趣向から言えば全編通して満足できるって事はないと思うんだ。それはオレの若い頃からそうな訳で。 今や、年寄りと言ってもロックやフォークで育って、演歌を全く受け付けない人もいるし、若い人たちに人気があると一括りにできる若い人たちの音楽もない(ダンスミュージックなんて全く知らないとか、アイドル一筋ですとか、いわゆる「多様化」ってやつで、同じ世代であれば必ずみんな歌えるなんていう図式は成り立たないでしょ?)。 だから、好みの範囲が広いってか、僭越ながらオレみたいに演歌だろうとクラブミュージックだろうと節操なく聴けちゃう人間からすれば、楽しみどころは満載なのよ。 自分の好みじゃなくても「あ〜、最近の若い人はこういうのが好きなんだ〜」と思ってそれはそれで興味深いし。 サウンドや実演スタイルが違ってても、歌の内容自体はそんなにみんな変わらんしね。踊りながらやってるか、楽器持って演奏してるか、着物で歌ってるかの違いくらいで。 それで今の時代、テレビそのもののニーズが昔よりなくなってるし、大晦日だ正月だって言ったって、家族が揃って家に居るとも限らんし、若者だ年寄りだって言っても、その若者の間だけでもそれぞれの好みによって興味を持つ対象は違う(アイドルだったりK-POPだったりロックバンドだったり)んだから、紅白に対する批判自体がオレとしては「いつの時代の感覚だよ?」って思っちゃうんだよね。 「視聴率が落ちた」ってのも、「じゃあ、この時代において何%であれば文句がないんでしょうか?」ってのを根拠を上げて提示しないと成り立たない批判だと思うし。 視聴率が落ちてるのは番組の質が低下したのではなく、視聴者のテレビ全体に対する関心や需要が減っているからであって、紅白が「大晦日にやるテレビ番組の中で、一番多くの国民に視聴されている番組」であることに変わりはない。 話を今年の紅白に戻す。 まずは、進行と構成が良かったよね。ほとんど余計な余興がないし、審査員とかの芸能の仕事に慣れてないアスリートとか文化人に辿々しいコメントさせる時間もそんなに作らなかったし、これは20年くらい前から言ってたけど今更「赤だ白だ」ってごちゃごちゃ形骸化した争いの場面も設けなかったし(出場歌手にもそういうコメント求めないし)。 で、これは結構評判良かったみたいだけど、司会がこのテンポにあってたよね。で、おそらくはほぼ台本があるんだろうけど茶番じみた会話もなく、ネチュラルな感じで進めてたのはお見事でした。 途中で一個あからさまなしょうもない茶番があったけど、コレも大泉くんが段取り終わった後で「なんだこれ?」みたいな笑いをかました事で「しょーもない茶番でございます」ってのをちゃんとエクスキューズつけて始末してたのが「ちゃんと視聴者感覚だな」と思えた。橋本環奈さんの進行を踏まえつつ楽しく喋れて歌も踊りも要所でこなすという活躍に隠れがちだけど、この大泉くんの振る舞いは地味で自然に流れてしまう小さな事だが、大きなポイントだと思う。 もう一人の櫻井くんも含めてだが、進行役も時折演者として歌える踊れる芝居ができるというのが、音楽バラエティーショーとして素敵だ。そういうの観たかったもん。 それで、今回はその辺の演出というか構成がすごく自然にできてたと思う。 ま、サクサク進むテンポで1曲ごとの「余韻」が足りないかなって部分もあったけど、トータルのテンポとして今回はコレで行くってのがあったんだと思うのよ。 選曲も含めて「明るく楽しく元気なるように」ってコンセプトで「しみじみ味わう」はちょっと置いていくというか、そこはそういう曲をやる演者にそこだけ任せたみたいな。 さて、気になった出演者個々の雑感を取り上げると、まず演歌のけん玉の人。 この人のせいではないが、今回ほぼ演出を含め「音楽そのものの中で楽しむ」というものの中で、この人だけ割食ったなと思ったのね。全然歌が入ってこない(笑)。 これはまぁ、この人はこのコーナーがあるから毎年出れるんだろうし仕方ないけどさ(それにしても、あの企画を期待してる視聴者ってどのくらいいるんだろう?) 山内圭介は昨年の「有楽町で会いましょう」が全然合ってないなと思ってたので、今回のように「キツネダンス」とのコラボとかで、リミックスが入ってこういう軽い曲をやるってほうが楽しく観れたな。多分、この人は演歌界ですごい人気だけど、まアイドル的人気だし、この番組では「企画要員」なんだろう。 こういうハマる企画で出てくれると全然アリだ。 あと演歌勢だと水森かおりは調子が悪かったのか? それともあれがデフォルトなのか? オレの耳には全出演者の中で一番「歌えてない人」に聞こえた。 なんせ、昔と違ってロックやポップスやってる若い出演者も皆さん歌唱技術が高いし、ダンスグループの2組くらい「口パクかな?」と思ったのいたけど、それはもう歌唱力とか歌を聴かせるではなくてエンタメとして、どっちがいいもん見せれるかで選択してる事だから、個人的にはそれがダメとも思わないのね。 なので、歌唱力で勝負するはずの人が(それでも上手いのは上手いんだろうけど)、そこで他の出演者と比べて聞き劣りするのはちょっとね…。 天童よしみは、そこいくと変な演出も物ともせず、それも吸収しちゃってちゃんとど真ん中に歌があるな〜って。 で、坂本冬美は別格であった。 今回はひばりさんの歌って事もあったけど、歌すげぇ上手いのに「ワタクシ」を一切入れてないように感じたのね。オレ、ある歌の上手い演歌歌手に関して結構前から「どの歌聴いても、”オレの歌上手いだろ?”って歌ってるようにしか聴こえない」って言ってるんだけどさ、その真逆。 完全に私心のない歌というか、ちょっと語弊のある言い方なんだけど「楽曲を伝える触媒」と化していて巫女さんかと思った(笑)。 石川さゆりは毎回「天城越え」か「津軽海峡冬景色」なんだけどさ。こうして毎年毎年そのどちらかを年に一回、何10年か聴いてると、キャリアを積む中で同じ歌の表現の仕方の変遷がわかって面白い。昔は思いっきり気持ち込めたような歌い方してた部分を、サラっと歌う事でゾっとするような情念が伝わってきたりとかね。 K-POPが多いってのもなんか批判されてたみたいだけど、全然気にならんかったけどな。ダンスうまいし、歌もちゃんとしてるし、曲が面白いし。K-POP排除したとして、この枠に誰を入れればいいんだろう? それに付随してジャニーズとかなんとか48みたいなグループも全然いいけどね。華やかだし、ジャニーズってなんだかんだ言ってもやっぱりショーとして質の高いものをやってると思うし、さっきも書いたけど曲は全然シンガーソングライター系の人とかとも内容変わらんというか、そういう人たちが提供してるし。(まぁ、誰がどこの誰なんだかはさっぱり見分けがつかないお年頃なんだけど)。 で、こういう踊れる出演者が多いと、さっきの山内圭介とかさ坂本冬美のステージとかでも、セカオワの時でももすっと出てきて場を盛り上げて、しかもちゃんと見せれる事をやるから、豪華絢爛で楽しいなと思ったよ。 昔は演歌の人のところに、ロクに踊れもしないアイドルがぞろぞろ出てきて、案の定踊れてない日本舞踊みたいなのをやってて「ヘタクソだな〜」って思ってたんだから。 こういうのとかさ、昨年のMISIAの時に藤井風が参加したりとか、今年はVaundyがプロデュースした女性コラボに混じるとか、すごくキチンとした締まりのある共演があるのがいいなと思う。 ん〜back numberに関しては、オレ彼らが人気だってのはしってるけど、内容知らなかったのね。で、今回聴いてみたら「ロックのフリしたニューミュージックじゃん」って感想なんだけどさ。正直「尖りのなさ」が個人的には好きじゃないけど、まぁ今の時代には受け入れられやすいのかなって。 それも含めて、今回出た若い人たちの曲全般的に、一時期から比べて歌に「情緒感」が戻ってきてるんだなって気がした。なんか若い人たちの間で往年の歌謡曲が人気だっての聞いて「ほんとかよ?」って思ってたけど、今回の紅白観ててなるほどなって思った。 だから、どのジャンルの曲でも、それこそ『天城越え』とかその辺の演歌と並べてもあんまり乖離した感じがなく聴けたのかなって気もする。 マーチンとか工藤静香とかの80年代ヒットも含めてね。もちろん、本人たちや曲いいってのもあるんだが(工藤静香はどーだろうね? 娘との共演って味付けありきな気がしたけど)、この並びだから違和感なく入ってきたってのもあると思う。 あと、篠原涼子は別段なんの興味もない人なんだが、妙に妖艶だったので、なんかありがとうございます(笑)。 ちょっと前まではさ、歌の中の情報過多で、最近の曲は情緒感がないな〜って気がしてたのね。歌ってる人は感情込めてるんだよ。で、そうであるが故に神経症的に聴こえてくるので「若い人たちにとってはそういう時代なんだな」って思ってたんだけど、今回の出演者の曲聴くと、うまい具合に抽象度が高くなってしかも歌唱が安定してるんで、もちろん視点や価値観は異なるし、アプローチも違うけど、情緒ってものは味わえるなって。 セカオワも以前聴いたのが感性が内向きというか自己完結的で好きになれなかったんだけど、今回のはその鋭敏な感性がポップで外向きに展開されててちょっと好きになったし。 こういうのは流れってものがあるんだろうね。 大概の曲に、それこそ子供の頃に聴いてたような歌謡曲のエッセンスが「風味」として感じられたな。あの『鬼滅の刃』の歌の、最後の「残響」って一言の持って行き方とか歌い方とかは、ロックからダイレクトに来てるんじゃなくて、歌謡曲を経由したキメだなきっと。 藤井風なんか情緒通り越して情念だからね。それをあんなふうに洒落た曲で英語や言葉遊びを交えながら歌えるんだもんな〜。オレがロックだニューミュージックだってやりはじめた頃ってのは、まずそういう「演歌的なるもの」とか「抒情性」とかの否定から始まってたからね。 ちょなみに、ワタクシの今回のベストパフォーマンスはその藤井風でした。そういう楽曲だしね。一番歌舞いておった。ゾクゾクしちゃった。 今回は出なかったけど、椎名林檎もしくは東京事変との並びで観てみたい気がする。 で、今回オレがこんだけ面白かったのって、その若いシンガーソングライター系とかシンガー系の人たちがさ、名前と曲が一致してないけどほとんどオレのサブスクで入れた人たちだったのね。 自分からはもう積極的に若い人のを聴くって事はないんだけど(藤井風とVaundyは知ってから、アルバムチェックしたけど)、どっかコンビニとかカフェとかで流れてて、「ん?」って思ったら、アプリ使って曲を検索して(便利な世の中だ。昔は店員さんに尋ねたり、有線放送に問い合わせたりした後に、自分の足でレコード屋さんを歩き回って探したもんだ)、聴いてたりするのね。まぁ1回2回は。それで気がついたら結局いつの間にかヴァン・モリソン聴いてるんだけど(笑)。 だから、ある意味「世代を超えて楽しめる人達」だったわけだよね。 それで、あのテンポであの司会者で音楽バラエティーショーだったんだから、そりゃ楽しい。 細かい残念はユーミンの「AI技術を使った云々」ってやつ。 確かに使ってるんだろうけど、あれ、予算のせいなのか技術力の差なのかはわからないけど、今ならもっと精巧にリアルなものできるはずなんだと思うんだよね、なんか技術の進歩に危機感を覚えるくらいに。 前に美空ひばりの見たときも思ったけど。画面で見てる限り「良くできてて立体的に見えるアニメ画像」止まりで残念。 『アバター』公開済みの世の中でアレを見せられても「う〜ん…」ってなっちゃう。 あとかっこいいなと思ったのが、あんだけダンスグループがキメキメのダンス踊る中でkinkikidsの二人がサラッとした力の抜けた「振り付け」でやってるのが妙に貫禄あってよかった。やってる事は難しいんだろうけど、おじさん的にはなんかほっとして観てられるみたいな(笑) あ、もう一個苦言というか、福山雅治の「桜坂」はなんか気合入りすぎててネットリしてなかったか? あれ、もうちょっと淡々と歌ってくれた方がじんわりくる曲だと思うんだが、どうだろう? 供給過多でもたれちゃう感じ。「ごめん、食べきれなくて二切れ残しちゃった」みたいな。 これも石川さゆりみたく、いろんな変遷を辿っていくのかな? 安全地帯は堂々の演奏だけでさすが感のあるまさに「特別枠」だったな。 あと個人的にグッときたのは、ダチョウ倶楽部と有吉が出てきた『白い雲のように』のね、あのサラッとして笑いながらやってる感じ。 上島竜兵の映像がNHK的に使えないものばかりって可能性もあるけど、おそらく演出する方としては「上島さんへの想いを込めて」的な事はやりたかったはずだよね、普通に考えて。 導入の時にそのことを強調して触れるとか、歌ってる背景で写真やVTR流すとか。 それをしないで、だけどちゃんと本人たちの口から明るく言葉にして、有吉の歌ってる表情とかが全部を語ってるようなね。で終わったら手を合わせながら、でも笑いながら「上島も喜んでおります」って、「ネタ」として扱って終了な感じとかが、芸人冥利だな〜って。泣けたな。 それと、加山雄三の終わった後の黒柳徹子とのやりとり。 そんなに交流があった気もしないけど、ベテランどおし同じ世界で長い事過ごしてきたお二人で「もっと観たいです」「いやぁ、もういいよ」で去っていくってのが、素敵だった。 で、最後に、桑田佳祐企画のあれね。 うん。まさか佐野元春が紅白に出る事があるなんて夢にも思わなかった。Charはまだ、誰かの後でひょっこりギター弾きに出てきたりして「あれっ」て事はある気もするんだけど。 で、加山雄三への敬意を込めた前段ってのもらしいなと思ったし、その前の寸劇も含めて、アレに元春が参加しないのも「らしいな」と思った。 ま、寸劇は「やらない」って言ったんだろうね(笑)。ここでファンとして佐野元春っを良く知らない方に伝えておきたいのは、全然気難しい人じゃないし、ちょっと独特だけどユーモアもたっぷりな人なのよ。でも、テレビの枠内でのそうゆう芝居っけのあるやりとりとかはさ、できない人なの。気難しく「そんな馬鹿げたことには付き合えない」とかじゃなくて、恥ずかしいしヘタなのわかってるから苦手なの。 だから多分、袖でニコニコしながら見てたんだと思うんだよね。 で、加山雄三の曲に参加しなかったのは、他の人たちは年代的に子供時代に加山雄三に憧れてたりとかあったんだけど、佐野さんって多分、まったく通過してないし直接的な影響受けてないの。その時代の歌謡界全般に。それを一緒にやっちゃうとそれは嘘じゃん。 だからああいう形になったんだろうね。 で、軽音部の部室的なセットでさ、ツェッペリンのジャケットが置いてあったりってのは多分、レコーディングとかMV撮影した時とかに、話題になったたりしたんだろうね。それと真っ赤なタオルがあったのは、アレは多分、桑田のアントニオ猪木への哀悼の意だよね。丁寧に作ってるっていうか、語らずに語るものが配置されてるなって思った。多分、見逃してる中にもまだなんかあったと思う。 ん、曲自体はね。悪くはないってかいい曲だとは思うけど、この曲発表される時に、もっと違うものを想定してたんだ。聴く前に。 このメンバーでやるんだからもっとワイ雑なロックンロールでアグレッシブに不謹慎と言われそうな表現でやっても良かったのではないかなと。そういうのを期待してた。せっかくなんで、野口五郎とCharのギターバトルなんかも織り交ぜて。 もう批判されようと「これがオッサンの育ってきたロックだ!」ってのをやるか、老獪に飄々と颯爽とした感じのものをやるか。ちょっと不遜で不良な音がほしかったんだよね。 だから、曲はアレなんだけど、まぁ実際に揃って演奏してる様を観てると「こういう時が来るのは素敵だな」とは思える。ま、先にMV見ちゃってるから、紅白で特別になにか思ったってのはないんだ正直。 ん、あとはMISIAに関しては言うことございません。来年は大トリでお願いしたいってくらいかな。 全体的なことに戻ると、ちょっと見落としてる時間もあったんだけど、紅組白組の勝敗に触れたのって、多分、最後の集計の時だけだよね? それももうスッキリしてていいなって。最後だけ唐突に「どっちが勝つか?」ってやってたけど、全編通して対決ムードはあえて排除したし、テーマが「Love&Peace」って打ち出してたけど、それでなんか教条的なメッセージ入れるでもなく、多分それは全部、空気で伝えたメッセージだったよね。そう言うのも一個一環してて好きだった。 随分前から言われてるし、オレもたびたび書いてるけど、もう男女に別れてどっちが勝つかを競うという形式自体はまったく時代にそぐわない、そぐわなくなってからも10年は経ってるであろうコンセプトなんで、もうお飾りでいいのよ。観てる方だって気にしてないし。 ただ大晦日にやる音楽番組として『紅白歌合戦』って名前は残しといて、伝統的に続く番組であって欲しいなと思う。 そんであと何十年かしてすっかり対決の構図がなくなっても歴史を振り返る時に「最初は男女の対決形式でやってました」って紹介するようなさ。 例えば『ドラゴンボール』って漫画だって最初の『七個(だったかな?)揃うと願い事を叶えてくれるドラゴンボールを探し集める物語』ってコンセプトで始まったけど、全然関係ない話になったじゃん。でも『ドラゴンボール』ってタイトルで続いたじゃん。しかもおそらくドラゴンボールにまつわる話じゃなくなってからの方が長い。 んで武道の対決だったり、宇宙人との対決だったり、前の物語の流れを受け継ぎつつ都度要請に応じて内容変えて行ったりしたじゃん。 そういう事でいいと思うんだよな。そうやって徐々にスタイル変えていけば。 俺としてはね、またいろいろ批判は出てくるんだろうけど、そこにあんまり右往左往しないで今年の大晦日もこのスタイルでやっていただきたい。 で、シレっと「どっちが勝ったか?」も一切やらずに終わったら面白いのになと、期待している。 それよりもなによりも、こんだけ一生懸命『紅白歌合戦』を観てる自分にびっくりしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 〜今後のライブ予定〜 ※いずれもご予約は【contact】をご利用ください(入場者数に制限がありますので、お早めに。)→https://www.kurageya.net/contact 2023.1.21(土) 【バースデーワンマンライブ】 会場:フライアーパーク (札幌市豊平区平岸4条7丁目) OPEN 19:30 START 20:00 料金:2000円(別途ドリンク代500円) 出演:辻正仁 ![]() 2,11(土) 詳細未定 2.24(金) 詳細未定 3.11(土) 【東日本大震災チャリティーライブ・500L Vol.38】 円山夜想(札幌市中央区南1条西24丁目 ヴィンテージビル地下) 詳細未定
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