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海月屋・辻正仁『短めでお願いします』

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初夢はいつ見るか?




さて、今年もたくさんの方にお世話になりました。
多少の方にはお世話もしたかもしれない。

なんだかんだと、おかげさまで嬉しい事が結構あった一年だった気がする。

いずれにしても
関わってくれたり、関わらせてくれたりして、ありがとうございます。

あまりクドクドと感謝の言葉を書き連ねるのもガラではないし、なんか書いてると自分の感情に酔っちゃう気もするので、色々と思いをこめつつやはり

ありがとうございます

とだけ記して、甚だ簡単ではございますが、ご挨拶とさせていただきます。

今年の出来事を振り返ってみようとも思ったけれど、書き出す前に自分の中に改めて意識して、そして胸に納めてしまったので、それもまぁいいか。

それよりは、来年もどうぞよろしくお願いします。
また何か楽しい事ができればいいなと思っております。
数年前から頓挫している事も、少しは先に進められたらいいなとも思っております。
あと、働かないで金持ちになれたらいいなとも思ってます。

今日はこれから、2日ほど世俗を離れて過ごそうかと。いや、紅白とかは観るけど。

で、楽しみなのは「初夢はどんな夢か?」なんだけど、そもそも初夢というのはいつ見るものなのかがよくわかっていない。

と言うのは、諸説あるらしく
①大晦日31日の夜から、元日1日にかけて
②1日から2日にかけて
③2日から3日にかけて
というのが、土地や家によって異なる慣しになっているらしい。

付け加えるなら、昼寝した場合はカウントされるんだろうか? という疑問もある。

子供の頃にどう教えられたのか定かじゃないのだが、数人の大人から、やはりそれぞれの見解を聞いていたような記憶がある。

で、これまではなんとなく自分の判断で
②1日から2日にかけて
を採用してたんだが、これだと目覚めたら何も覚えていない事もあるのだ。
そりゃ、段々と起きてる間も何があったか覚えてられないお年頃になってきたから、仕方ない。

なので、新しいルールを策定しました。

《31日夜から3日の朝にかけて(昼寝も含む)の間に見た夢で、目覚めても記憶に残っている中で、一番面白かったやつ》
と言う事にする。もうガバガバなルールだ。

なんか、内緒にしなくてもいい夢なら、来年紹介します。

さて、来年も対外的な音楽活動は、1月21日、フライアーパークでのバースデーワンマンからスタートです。

ま、本当なら「フラっと立ち寄ってね」とか言いたいところなんだが、このご時世で座席数に制限があるんでね、来てくれる方は事前に教えていただけると助かります。

ぜひ、ご予約をお待ちしてます。


当日のBGMもワタクシが選曲します。ステージのセットリストも含め、すでにちょこっと手をつけてるんだけど、セットリストの最終決定は多分、前日になるかな?

でもある意味、これをやりはじめた時からオレの中ではバースデーライブは始まってるんだよね。
既にに楽しませてもらってます。

で、セットリストを考えるにあたって、ちょっと参考に今年のライブで何を歌ったかリストアップしてみた。こう言う時に、ブログに記録を残しておくと便利だな。

まずは、オリジナルはこんだけあった。ちょっとビックリ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
HappyBirthday!
ドキドキしちゃうな
理屈じゃないんです
それは三月

路肩の花
君は知らない
平岸4条7丁目12番10号

夢なんてなくてもいい
はなれていたって
奇跡の気分
ソファー
Hone’o Late Musquene?
求愛ラプソディー
自画自賛
座右の銘
素敵な君の歌
どこまでゆけるかな?
ウキウキライフ
楽な気分で
眠れぬ夜はサザンを
単純なもんさ-男の子の歌-
あの歌を聴きながら
理由はいらない
神様の調べ
夕暮れ流浪
こころ
帰り道
情熱
どこかで誰かが泣いている
川は流れる
好きだと言えればよかった

人生の折々に
オレは愛を持っていないんだろうか
おぉ、陽光
空に告げる
月光の往来
そこから飛んでみろよ
お大事に
あの月が今夜も
流れ星
月明かりの歌
カゲロウ
君に愛を
笑おう
夕立
まるで詩のように
今夜 月の下で
三日月のかんざし
ワルツ
螺旋の放浪
月の宴
嘘とためいき
ララバイ
Row-Row Ho-Row
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


んで、どなたかに提供したやつをセルフカバーしたのが
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
音楽のあるところ(高井麻奈由と辻正仁)
空を見上げて(Tomomi)
太陽が眩しくて(Thank you sun scene)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
の3曲。カッコ内は、提供したお相手ね。『音楽のあるところ』は提供っていうか、麻奈由ちゃんとのユニット用に書いたんだけど。

そして、今年はカバーライブにも混ぜてもらったりしたので、カバーも例年より多かったかもね。これのカッコ内はオリジナルの方です
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Jealous Guy(John Lennon)
ありったけのコイン(ストリートスライダーズ)
イケナイコトカイ(岡村靖幸)
私の願い(オフコース)
声の限り(高井麻奈由)
上を向いて歩こう(坂本九)
あふれる熱い涙(RCサクセション)
酒と泪と男と女(河島英五)
DESIRE-情熱-(中森明菜)
満月の夕(HEATWAVE)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
選曲に「傾向」というものがないな(笑)

そんな事をやっているうちに、そろそろお出かけの時間だ。

みなさま、良いお年をお迎えくださいませ。







ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜今後のライブ予定〜

※いずれもご予約は【contact】をご利用ください(入場者数に制限がありますので、お早めに。)→https://www.kurageya.net/contact



2023.1.21(土)
【バースデーワンマンライブ】
会場:フライアーパーク
(札幌市豊平区平岸4条7丁目)
OPEN 19:30
START 20:00
料金:2000円(別途ドリンク代500円)
出演:辻正仁
バースデー2023



2,11(土)
詳細未定

2.24(金)
詳細未定

3.11(土)
​【東日本大震災チャリティーライブ・500L Vol.38】
 円山夜想(札幌市中央区南1条西24丁目 ヴィンテージビル地下)
詳細未定





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締め括った。ゆる〜い空気で


500L37_2.jpg



昨夜はワタクシの年内最後のライブ。
そして今年最後の【500L】。
それでもって会場の円山夜想の年内営業最終日。

ご来場の皆様、関係各位、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。

昨日は午前中に音楽処にご挨拶に伺いまして、その後で立ち寄ったカレーうどん屋さんで嬉しい出来事があったり、ライブに出かける間際に間抜けな話があったり、山へ芝刈りに行ったり、川に洗濯に行ったりして、結構ライブ前にもエピソードが盛り沢山だったのだが、とんでもない長さになるので省略。

ライブの話だけでも書きたい事が結構あるのよ。

個人的には、今年の自分の締め括りとして非常に気持ちの良い締め方ができたなと思うし、11年目となった【500L】の締めくくりとしても、楽しく満足できる形で終える事ができたなと。
要するに面白かったのだ(笑)

ご来場の方々も皆さんにこやかに元気に帰路についていただけたようだし、出演者も関係者もニコニコ。店主・本間健二に至っては、上半身裸になり、自分でそこに油性マジックで落書きをするという、彼にとって最高にご機嫌な時に行う行為がまだ全部終わっていないうちから発動していた(笑)。

実は、出演者を発表する直前まで、asahiが出る予定だったのだが、急遽札幌を離れるってことになってね。移動のスケジュール的にちょっと難しいと言うことになって。拠点を移して、落ち着くまで少しの間だけ活動をお休みするらしい。
この【500L】に大きな思い入れを持っている人なので、ちょっとでも顔出せないかなって思ってたら、終了間際に来てくれたんでね。「しばしのお別れ」の挨拶もできて良かった。

で、今回は発表後っていうかこれまた直前になって、予定してた中田君も出演ができなくなってしまいまして。
非常に急遽で前回も出演した黒田雄亮に声をかけさせてもらったら、快く引き受けてくれた。で、なんか最近トライしているジャズの曲なんかもやってくれたりしてね。
あと、もう10年前くらいかな?新曲として『うたかた』を初めて披露した時にたまたまオレも出てて、すごいいい曲だなと思ってそう伝えたんだけど、以来彼はオレと一緒の時は必ずやることにしてくれてるらしくてね。
そういうのも嬉しい。

別に普段からベタベタと付き合ってるわけでもないし、口に出して何か優しい言葉を掛け合うなんて事もないんだけど、なんかこうそれよりも人のつながりとして大事なことって、例えばそういうことなんじゃないかなと感じる。うまく言えないけど。
そして前の晩に黒田くんと飲んでたという、シンガソングライター兼ギタリストの徳田雅紀くんが会場に来てくれまして。多分、5年くらい会ってなかったんじゃないかな。久しぶりで嬉しかった。



そんで、今回が【500L】初登場の観月ちゃん。
もうね、振る舞い酒があるってのが楽しみだったらしい。そういう方面で気合い十分でやってきた(笑)
リハ終わった後も「ちょっと飲む前にお腹に何か入れとかないと」って、買い出しに言ってた。

すごく良いステージでした。チャリティーに寄せる思いなどもしっかりステージで伝えてくれてたしね。
そんで、彼女の本番中に、ワタクシ振る舞い酒の一升瓶とグラスをステージに持って行きまして、彼女に酌をする(笑)。
コレね、昔よく加藤登紀子さんのコンサートであったの。
彼女が喋ってる時に、お客さんが酒瓶とコップを持って行って飲ませると、彼女がクイッと飲みまして、会場が喜ぶって言うね。最近はホールクラスの会場だとご法度になっちゃってるんだけどね。無粋だなって思うけど。

で、どういう反応になるかと思ったら、ひとしきりレポーターよろしく味とか詳細をひとしきり紹介して、皆さんにもグラスを手に持たせて乾杯の音頭をとって、ついだ分を一息に飲んでおられました。
ああいうのを「いい飲みっぷり」と表現するのだろうな。その後も平然といい演奏を聴かせておった。

こういうのを見るとオレもアルコール耐性あればな〜って思うよね(笑)


そしてワタクシは、他の二人のいいステージとか、徳田くんと再会とか、あともうひと方、久しぶりに来てくれた方がいたりして、あと自分なりに今年最後の【500L】だって事もあったりしてね。いい状態でステージに上げてもらえた気がする。
新曲を2曲やったんだけどさ、その緊張感もいい感じで作用したかも。
その新曲のひとつを頭に持ってきたんだけど、結構躊躇があったんだけど、そういう負荷をかけるの好きだかからね(笑)。こう勢いでどうこうって曲じゃないんで、そっから始めたのも自分にとって新鮮味があって良かった。


〜 セットリスト 〜

ララバイ
好きだと言えればよかった
満月の夕(ヒートウェイブ カバー)に、ちょっとだけasahiの曲を混ぜた。
Row-Row Ho-Row
どこまでゆけるかな?
ウキウキライフ

-アンコール-
素敵な君の歌
笑おう(セッションwith 黒田雄亮 観月 kenzzi)

本当は、アンコールいただいたら、出演者と本間さんを呼び込んで1曲だけの予定だったんだ。

でも本編最後の『ウキウキライフ』を始めるあたりで、お店に入ってきた方がいてね。
せっかく来てくれたのに、これでおしまいってのも気の毒だなと思ってさ。
で、しかもhide-c.のお弟子さんだって事で。

それじゃってんで、ヒデちゃんも気に入ってくれてて、自分のライブでもたmに取り上げてくれてた『素敵な君の歌』を。

そんで、最後に全員で『笑おう』をね。
500L37_1.jpg


今回、出演が決まるのにいろいろあったから、セッションは難しいかなとも思ったんだけど、【500L】ではいつの間にか、最後はみんな出てくるというアレになってるし、それなら『笑おう』なら単純な曲だしと思って前日の夜に黒田くんと観月ちゃんに音を送りまして。

二人とも確認したのは当日になってからなんだけど、あとはリハの時にちょこっと合わせて、そんで本番はオレ以外の全員が酔っ払っていい気分になってるから、一応の形にはできた。
ってか、他の二人はたびたびそう言う事を一緒にやってるんで慣れたもんなんだが、観月ちゃんの対応力が良かったのには驚いた。

500L37_10.jpg
これは何かの儀式か(笑)?

で、終わってからは、久々の徳田くんと、駆けつけてくれたasahiなども交えて、ちょっとだけ談笑を。
観月ちゃんは本人曰く「定時で(笑)」お帰りになりまして、その後しばらくして黒田くんはじめ、他の面々は、おなじく昨日が最終営業日で、締めに田高の健ちゃんとかが高齢で出てるんだけど、そこに合流しに行った。

で、ワタクシは本間さんと、久しぶりにおじさん二人で小一時間ほど話をして(特に年末らしい話もなく、まぁ、世間様の事とか映画の事とか、話終わった途端に何の話だったか忘れちゃうような他愛のない)、帰路につく。

なんか、この最後のだらしない会話が、今年の活動の締めくくりとして穏やかに緩く納められたのが、余計に年の終わりの充足感を味わえた感じがしております。

あ、その会話の中で、次回の【500L】は3月11日に決定しました。


500L37_11.jpg
しばらくぶりの徳田くんと、しばらく会えなくなるasahiも一緒に記念撮影






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〜今後のライブ予定〜

※いずれもご予約は【contact】をご利用ください(入場者数に制限がありますので、お早めに。)→https://www.kurageya.net/contact



2023.1.21(土)
【バースデーワンマンライブ】
会場:フライアーパーク
(札幌市豊平区平岸4条7丁目)
OPEN 19:30
START 20:00
料金:2000円(別途ドリンク代500円)
出演:辻正仁
バースデー2023



2,11(土)
詳細未定

2.24(金)
詳細未定

3.11(土)
​【東日本大震災チャリティーライブ・500L Vol.38】
 円山夜想(札幌市中央区南1条西24丁目 ヴィンテージビル地下)
詳細未定






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そもそも笑いは「痛み」を伴っている。

もともと「くだらない」ものを見て大笑いするのが大好きなんだけどさ。

最近のBPOとかでいう「痛みを伴う笑いはNG」みたいなアレってすごく嫌だ。
これ、ヘタしたら子供の頃喜んで見てた『トムとジェリー』なんかももうTVじゃ流せないのかね?

美しい音楽と可愛らしい作画と痛みと暴力に溢れた愉快なアニメなんだが…

「子供が真似していじめを助長する恐れがある」とかなんとか…。
馬鹿なんじゃないかと思う。
その馬鹿さ加減が子供に与える影響の方が心配だ。

子供の頃にテレビの真似して、大人にこっぴどく叱られりゃいいんだよ。
あとは、それをテレビでやってるタレントさん達の素晴らしさも教えてやれよ。
自分たちがそういう視点を持ってないという思慮のなさは「他者の在りように思いを馳せる」という習慣を奪う。

まぁいいや。

簡単に言うと、好き嫌いはあるだろうけど、オレは熱湯風呂だとか、タライが頭に落ちてくるとか好きなんだよね。
そういうのを画面越しに見て笑ってガス抜きできないから、人間誰しも持ってるであろう、薄暗くてジメジメしたものが解放されず、許されることもなく、そしてこうした制約ばかりが増えていく中で、その薄暗いものが増幅していくって側面もあると思うんだけどね。

テレビの娯楽番組でやってる事を気軽に楽しんだり、あるいは嫌なら黙ってチャンネル替える程度のおおらかさは持っているべきだと思う。

それはそれとして
NHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』という番組で出川哲朗を取り上げた回を観た。

オンエアは結構前だったと思う。出てたのは知ってたけど、あんまりオレの界隈でその話題がなかったので、内容は全く知らなかった。まぁ、普段からあんまりテレビ番組の事話題にする相手もいないしね。

「痛みを伴う笑い」を制限されちゃったら困ってしまう代表格だ。上島竜兵氏なき今となっては、頂点にいる人と言ってもいいのかもしれない。
以前、何かの番組で、収録で腕だったか足だったかを骨折した後にギブスしたまま人前に出なくてはならなくて、その時に、ステージに登場した彼のギブス姿を見て、客席がどっと笑ったって話をしていてね。
「それで、よかった〜って思った。コレでもう何やっても笑ってもらえるんだって思えた」みたいな事を言っていたのが非常に印象に残ってるというか、ちょっと感動を覚えたんだよね。

で、今回観た番組は、彼のそういう部分に焦点を当てていたのだけれど、多分、デレクターなのか主要なスタッフなのかに、彼をちゃんと理解してるのか、ひょっとすると尊敬している人がいるんじゃないのかな?
と、思えるくらい、出川氏へのリスペクトが感じられる作りだった。

特にラストのインタビュー。実に出川さんらしい場面を作っていた。これはもうねプロフェッショナルな人の姿をを伝える番組を作る人たちのプロフェッショナルさも感じられる、くだらなくて素晴らしい場面でした。
腹抱えて笑いながら、感動の涙を流して見ると言う、滅多にない体験をした。

ビートたけしが初めて志村けんの番組に出て、二人並んで風呂桶で股間を隠して素っ裸で立っているのを見た時以来かもしれない。

笑いってさ、いろんな意味での「痛み」っていうものを感じるからこそ、笑えるんだと思うんだよね。
それを「くだらねぇ」って思わせてくれるところに救いがあるのではなかろうか?

熱湯だのザリガニだのはその比喩であると思えば、そういうことでしょう?

って、理屈をつけるとそう言うことか?
でも、考えるより先に、単純に笑ってるんだけどね。考えると奥が深いんじゃないかって話。

ってか、倫理なんちゃらみたいなことやってる方々はもう少し考えて欲しい。


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〜今後のライブ予定〜

※いずれもご予約は【contact】をご利用ください(入場者数に制限がありますので、お早めに。)→https://www.kurageya.net/contact




12.29(木)
【東日本大震災チャリティーライブ 500L Vol.37】
会場:円山夜想
(札幌市中央区南1条西24丁目ヴィンテージビル地下)
OPEN 19:00 
START 19:30 
入場無料(振る舞い酒あり)
出演: kenzzzi(前説)/ 中田やすひろ / 観月 / 辻正仁
500L vol37フライヤー




2023.1.21(土)
【バースデーワンマンライブ】
会場:フライアーパーク
(札幌市豊平区平岸4条7丁目)
OPEN 19:30
START 20:00
料金:2000円(別途ドリンク代500円)
出演:辻正仁
バースデー2023


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触れてはいないが触れてきた

そうだ。
前回の田高の健ちゃんのライブの話は、SNSでつぶやた時に「詳しくは明日のブログにでも」って書いちゃったんだけど、そのまま勢いで当日に書いてしまってました。

だから、これがそうかなと思って開いた方いましたら、前回のヤツをご覧くださいまし。

で、今日はなかなか行けずにいた『砂澤ビッキ展』に行ってきた。
所謂「彫刻家」として知られた人である。

全然彫刻の事には詳しくない。

でもビッキはね、ご存知の方も多いと思うが、芸術の森の野外美術館にある『四つの風」という作品にやられてしまって好きなんである。
芸術の森ができた時には木を削った4本の柱が立っていた。野外に設置されているので野ざらしである。
で、それで完成ではなくて、その後その柱は、ビッキが言うところの「風雪という名の鑿」によって削られ、倒壊し、そこにまた若木が生えてくるというのを想定して建てられていた。
過去形にしたのは、既にもう倒れているから。

その件についてはずいぶん前にブログで書いてるので、興味があれば探してみて。

要するに「四つの風」は最終的には形を持たない作品であり、形を失う事で作品であり続けるのです。

オレね、こういうのに「詩」を感じるのよ。

んで、今日は近代美術館に行ってきまして。

一個だけ残念だったのは、作品に触れられなかった。「触らないでね」って書かれてた。

いや、「作品に触れてはいけないのは当たり前だろう」と思うと思うけど、彼はそれに異を唱えてた人なのよ。
「彫刻は触ったり動かしたりして感じるものだ」みたいな事を言ってたのね。

だから、まぁ多分ダメだろうなとは思ってたけど、ちょっと期待してたのね。
作者の意思を尊重するのならもしかしてと思って。

なんせ、さっき紹介した「四つの風」もそろそろ倒れるって頃に、補強や修復をするか否かでちょっと揉めてたんだけど、最終的にビッキの意思を尊重してるので。

まぁそれにしても。

予定してたよりもずいぶん長居をしてきた。

いろいろ面白かったし、彫刻以外にも絵画作品にもグッと来るものがあった。
絵画にしても彫刻にしても、個人的には特に抽象作品が好きだな。
いる時間の大半は「風」という作品の周りをぐるぐる回ったり、遠目にみたり顔近づけて鑿の線を一本一本辿ったりして変な興奮を覚えてきました。

ふと気づいたら、来月オレはビッキが亡くなった年齢になるんだな。
そうしたらもう一回行ってみようと思う。


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〜今後のライブ予定〜

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12.29(木)
【東日本大震災チャリティーライブ 500L Vol.37】
会場:円山夜想
(札幌市中央区南1条西24丁目ヴィンテージビル地下)
OPEN 19:00 
START 19:30 
入場無料(振る舞い酒あり)
出演: kenzzzi(前説)/ 中田やすひろ / 観月 / 辻正仁
500L vol37フライヤー




2023.1.21(土)
【バースデーワンマンライブ】
会場:フライアーパーク
(札幌市豊平区平岸4条7丁目)
OPEN 19:30
START 20:00
料金:2000円(別途ドリンク代500円)
出演:辻正仁
バースデー2023



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裸の覚悟

田高健太郎のペニーレーンワンマンライブに行ってきた。
今年で3回目だったか4回目だったか…。

毎回声かけてくれてたりもして、行きたかったんだけどどうにもタイミングが合わずだったんだけどね。
今回はですね、結果的に先日の自分のライブが飛んだ事によって、ちょっと時間的にやりくりする余裕ができまして。こういうのも何かあるんだろうね。

でもまぁ多分、会場に着くのが始まった後になっちゃうだろうなって思ってたのが、なんか色々急いでたら割と余裕で間に合った。ってかこんなにいそいそとしてるってのは、オレは田高健太郎のファンなのか(笑)?

健ちゃんとお知り合いになれたのはそんなに前の事ではない。
もう『田高健太郎」って存在がすっかり確立されてからのこと。
もちろんそれまでも名前は知っていたし、なんせいろんな方の口から評判も聞いていたし、まぁちらっとどこかの会場で見かけたり、ちょっとだけ一方的にステージを拝見した事もあって気になってたのよ。

それで、以前、地震で北海道がブラックアウトしたその真っ最中に、彼がフライアーパークの宗ちゃんに相談して、ライブをやると。多少電力が回復しつつはあった時だと思うけど、フライアーパークで、生音でやるっていうので出演できる人間を募集してるのをSNSで見かけて、その瞬間に立候補させてもらった。
前々から気になっていた人と一緒にライブができる機会っていう事もあったし、「非常に不安な状況下で心細さを感じている方たちに音楽を届けたい」という心意気に、僭越ながら自分も乗っからせてもらえるならと思ったのです。

なんちゅうんだろう? 普段のなんでもない時に「皆さんのために」とか「自分の音楽で元気になって欲しいんです」とかは言うことはできるのです。
辛辣な言い方になってしまうけれど、あえて意地の悪い見方をすれば、自分の頭の中に演出のための台本を用意していたり、その場のちょっとした空気に浸っていい気持ちになれば、ポロっと言えちゃう場合はあると思う。誰にだって。

正直、オレは自分がそんなふうに「言おうと思えば簡単に言えてしまうよな」って感じてしまう人間だから、よっぽどじゃない限りステージでそういう事を言うのは控えとこうと思ってたりする。実際にどう思っているかは内緒(笑)。

でさ、そのブラックアウトみたいに、自分が動くことすらままならないような状況になって、自分にだっていろんな心配がある中で、それを即座にやってしまえる人はそうはいないのです。
おそらく彼が考えたのは「なんとか自分が歌うことで皆さんを励ましたいという気持ちを届けたい」ってことだったと思うのね。もう、考えたってよりも、そういう衝動に突き動かされたのだと思うのです。それは本気で自分が音楽で誰かに何かを差し上げたいと思ってるからでしょう。そこに迷いがない。

これ、よっぽど自分がやってる事に覚悟を決めているか、もしくはいい意味でよっぽどのバカじゃないとやれないと思うのですよ。

そして、実際に一緒にライブやって、間近で彼の歌ってる空気を見て感じたのです。

「田高健太郎は覚悟を決めたバカだな」って(笑)

だからオレは彼のことが大好きになった。

ある意味、憧れてもいるような気がする。

アレ、できないもんオレは。

と、今回のライブを見て改めて思った。

なんちゅうんだろ? 若い頃にさ、こういうのやってみたいなと思ってたけど、正直な話「自分の性分には合わないな」と思ったことをやってるなって。
コレを自分がやると、どっかで嘘になるからやめようって思ったんだよねってことをやってるんだよね。嘘偽りない形で。だから、帰りにちょっと反芻しながら「あぁ、自分がやろうとしないで正解だったな。オレがやってたら今頃音楽やってないな」って思って非常に良い気分でございました。
「オレが嘘偽りのない形でやれるのは、今の自分がやってる事なんだよな」って、健ちゃんのライブ見ながら、自己肯定感も増した(笑)。

ん、なんだろうね。もし彼が何か自分のやってる事にたくらみを持っているのだとすれば、それは「自分のままを企みなく曝け出そう」って事なんじゃないだろうか?

だからね、彼のようなタイプの歌やってる人って、オレ実はあんまりピンとくる人いないんだけど、健ちゃんがやるとグッとくるんだよね。きっとそういうのを世間では「説得力」と言うんだろう。
そういうタイプの歌なんだよね。やっていい人とやらない方がいい人が如実にわかる。

会場にいた人たちも、本当に彼が好きな人たちだったので空気が気持ちよかった。なんちゅうの? 本人がそういう人なもんだから、みんな躊躇なく応援してる感じ。
始める前の盛大な拍手でまず涙腺が緩む(笑)

そんで、今回初めて長時間にわたって彼の歌を聴いたんだが、オレって彼の書くメロディーが好きだわ。どうしても歌詞とか歌うってか叫んでる姿に注意が行きがちになるけど、メロもいいし、今回バンドスタイルでもやったけど、そうなるともう音楽的にシンプルで豊かだってのがよくわかる。

簡潔に言うと、オレの好み。

それで、こういう大きめのステージの華やかなライティングとかが似合う人だなってのもわかった。衣装とか全然無造作なんだけどね。それで一人でアコギ鳴らして歌ってるだけでステージ映えしてるのが素晴らしい。

本人も言ってたけど「どこでやってもやることは変わらない」って。それがあるからこういうステージでも映えるし、どこで見ても彼の覚悟のようなものが、装飾なしで裸のままで起ち顕れて来るんだろうな。

スタイルは違っても、なんかいろんな部分で刺激になったというか、「大事なことは何か」っていうのを再確認させてもらえた。

このおっさんも、おっさんなりにまだ行けるはずだし、やることあるな。


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〜今後のライブ予定〜

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12.29(木)
【東日本大震災チャリティーライブ 500L Vol.37】
会場:円山夜想
(札幌市中央区南1条西24丁目ヴィンテージビル地下)
OPEN 19:00 
START 19:30 
入場無料(振る舞い酒あり)
出演: kenzzzi(前説)/ 中田やすひろ / 観月 / 辻正仁
500L vol37フライヤー




2023.1.21(土)
【バースデーワンマンライブ】
会場:フライアーパーク
(札幌市豊平区平岸4条7丁目)
OPEN 19:30
START 20:00
料金:2000円(別途ドリンク代500円)
出演:辻正仁
バースデー2023




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お大事にどうぞ

昨今『ライブが中止になりました』とか『延期します』っていうインフォメーションがあると例のアレのせいだろうって、何も確認せずに思っちゃいがちではなかろうか?

まるでこの世ににある体調不良が全てコロナのせいであるかのようである。
ちょっと文章に「ある」を多く使い過ぎてるようである。「ある」がたくさんあると読みづらいアルか?

こういういらんことを書くから文章が長くなる。
このように話が脱線するようなことがなくなると文章量も少なくなるので、「読んでいて何が何だかわからなくなる」といった感想もなくなるだろうから、もう少し読みやすくなるはずである。

話を戻そう。

13日に予定していたFOLKIEでのライブが中止となりました。
店主であり、この日は”thank you sun scene”のメンバーとしても出演予定だった松川さんが体調不良で急遽しばらく入院する事になりまして。

まぁ、ご本人も病室から色々呟いて公表してるのでここで書いても差し支えないと思うが、数日頭痛が続くので病院に行ってみたら、脳内で少量の出血が見られたって事で。
特に手術とかの必要はないようだが、二週間ほど入院するそうです。

そんな訳で、入院している間はお店の営業もないし、今月前半にラインナップされてたライブに関しては軒並み中止または延期する事になったようだ。

一人で切り盛りしてるお店って、こういう時に大変だよな。

まぁひとまずは、松川さん、無理せんで大事にならん内に診てもらってよかったよ。

お大事にどうぞ。

という事で、ワタクシの年内ライブはあと1本となりました。
多分、また新曲をご披露する事になると思う。


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〜今後のライブ予定〜

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12.29(木)
【東日本大震災チャリティーライブ 500L Vol.37】
会場:円山夜想
(札幌市中央区南1条西24丁目ヴィンテージビル地下)
OPEN 19:00 
START 19:30 
入場無料(振る舞い酒あり)
出演: kenzzzi(前説)/ 中田やすひろ / 観月 / 辻正仁
500L vol37フライヤー




2023.1.21(土)
【バースデーワンマンライブ】
会場:フライアーパーク
(札幌市豊平区平岸4条7丁目)
OPEN 19:30
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料金:2000円(別途ドリンク代500円)
出演:辻正仁
バースデー2023

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