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海月屋・辻正仁『短めでお願いします』

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やさぐれてみたが、最後は何故か明菜で締める

昨日はUNIONFIELDで3回目のライブでございました。
来場及び配信ご視聴の皆様、関係各位、ありがとうございます。

藤沢圭市くんは前回に続いてご一緒。
前回はグレッチのかっちょいいギターだったのが、今回は違うギターでね。ま、そっちもカッコイイんだが。
どうしたのかと思ったら、ちょっと壊れちゃったらしい。お大事にどうぞ。

あきおくんはライブ会場なんかでよく顔を合わせるし、前に一回FOLKIEでライブじゃない時に一緒にセッションめいたことやって遊んだりしてたけど、一緒のライブは今回初めてでございました。

昨日のワタクシはこんなアレで

〜 セットリスト 〜

一緒に泣こうか
嘘とためいき
酒と泪と男と女(河島英五カバー)
自画自賛
DESIRE-情熱-(中森明菜カバー)


ん、カバーライブでもないのにカバー曲で終えたのは初めてだったかも。
いや、そういうつもりではなかったんだが、その前の『自画自賛』のラストで弾みでちょっと繋げて歌い出しちゃったもんだから、なんか気持ちの流れでそのまま行ってしまえと。
楽しかった。

あとね、今回は何やろうかって考えてた時にね、最初に決めたのが『酒と泪と男と女』で、これはユニオンのスタッフやってる、なりまつえりちゃんが8月の自分の企画にオレを誘ってくれてね。で、その時に彼女が歌ったのよ。
なんか彼女的にオレのイメージがこの曲だったそうで。
で、ワタクシは作者の河島英五ってよりかは、ショーケンがこの曲歌ってるのをよく聞いてたのね少年時代に。
すきな曲でもあるし、オレがユニオンに呼んでもらえるきっかけになったのが、そのえりちゃんのお誘いだったもんで、ちょっとしたお礼をかねてやってみた。
多分、本域で歌ったのは中学生の時以来か? ってか、中学生の本域って、この歌どうやって歌ってたんだろうね(笑)?

それで、そっから「きっとえりちゃんのオレのイメージって、ちょっとやさぐれた感じなんだろうな」と思って、他の曲を並べてみたのよ。ま、若干のやさぐれ感の感じで。

これでユニオンは3回出させてもらったんだけど、全部違う曲やってるのね。
ま、ちょっとまだ出始めだし色々聴いてもらおうかと思って。「こんな曲もあるんですよ」「あんな事もやりますよ」みたいな。

そんで、年内は今回でおしまいだけど、また来年呼んでいただけたら「今度はしっとりした感じでやるから」って約束してきた。してきたのはいいが、そう言えるほどしっとりできるのかはちょっとわからん。

で、昨日はなぜかユニオンに向かっている時から本番中に弦を切るような気がしてならなかったのだが、そんな事は起こらず無事終了した。
あと、ユニオンに到着してからベルトをし忘れていたことに気が付いたんだが、ズボンがずり落ちる事もなく無事終了した。


さて、年内のライブは残すところ12月の2本のみとなりましたよ。
あと、バースデーワンマンの選曲をそろそろ考え始めてるんだが、いつの間にか会場BGMの選曲に切り替わっておる(笑)。もう楽しい。



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〜今後のライブ予定〜

※いずれもご予約は【contact】をご利用ください(入場者数に制限がありますので、お早めに。)→https://www.kurageya.net/contact



​12.13(火)  
【ストーブリーグ】
場所:FOLKIE
(札幌市中央区南6条西3丁目ニューオリンピアビル8F) 
OPEN 19:30 
START 20:00  
料金:2500円(1ドリンク付き)
出演: Haruka / thank you sun scene / 辻正仁
2022_12_13フライヤー





12.29(木)
【東日本大震災チャリティーライブ 500L Vol.37】
会場:円山夜想
(札幌市中央区南1条西24丁目ヴィンテージビル地下)
OPEN 19:00 
START 19:30 
入場無料(振る舞い酒あり)
出演: kenzzzi(前説)/ 中田やすひろ / 観月 / 辻正仁
500L vol37フライヤー




2023.1.21(土)
【バースデーワンマンライブ】
会場:フライアーパーク
(札幌市豊平区平岸4条7丁目)
OPEN 19:30
START 20:00
料金:2000円(別途ドリンク代500円)
出演:辻正仁
バースデー2023

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チカホで幻覚を見る(笑)

んと【SAPPOROアートステージ】なるもんが始まっており、札幌駅-大通り間を繋ぐ地下歩行空間、通称『チカホ』もその会場の一つでございまして。

今日はお昼から、先日話題にしました、こばしひな ちゃんが出てたのね。

ワタクシ、朝から近くにおりましたもんで。
「たまたま通りかかったら、丁度やってたから観ちゃいました」っていう設定にしようと思って「ごめん、ちょっと席外すね〜」なんつって向かいましてね。

まぁ大体、ここで催し物やるってなったら座席は用意してあるものの、歩行者の方もさらっと立ち寄って眺めることができてたんで、そのつもりでいたのね。

そしたら、このご時世なもんだからさ、導線引かれてて「観るならこの中に入って席につかないとちゃんと観れないからね」って風情になっておりまして、さらにその座席エリアに入る前に手指の消毒と検温(安定の35.6度)があって、名前と連絡先を記入するように求められまして。
そういうアレをしている間に本人に発見されまして(笑)。

こうなったらもう、ほぼ中央の席に座ってガッツリ観たよ(笑)

先日もお伝えした通り、自身でアレンジして制作したバッキングトラックに鍵盤またはギターを演奏しての生歌を乗せるスタイル。
ま、ここ基本的には歩行通路なんで、音量的には物足りないってか、逆に歩行者のざわめきとか、歩行者向けのアナウンスとかが邪魔に思えるくらいなんだけど、オレよりも年配の方とかが休憩がてら何かやってるから座ってみていこうかって感じのかたにはちょうど良い音量かもね。
で、オケと実演のバランスも悪くなかったと思う(個人的にはもっとボトムが欲しいのだが、環境的には致し方ない)。

なんか何年か前にも書いた気がするけど、彼女のステージでの佇まいがいーんだよね。先に誤解のないように言っておくけど、別に偉そうとか太々しいって言うんじゃないよ。
ご本人は極めてナチラルで謙虚ではあるんだが、おそらく本人の自意識ではないところで「ここに出てきてこういうことやってるのが当然の者でございます」って空気を纏ってらっしゃる。

あのね、自意識過剰な独りよがりで成り切ってたりとか、バレバレなのに見栄はってそういう雰囲気を「作って」る人ってあんまり好きじゃないのよ。「頑張ってるんだろうけど、もうちょっと違う角度で頑張ってよ」とか思って冷めちゃうんだ、個人的には。申し訳ないけど。
もう、自分のことは棚に上げて、そういうの見透かしちゃうしねオレ(笑)

コレはもうね、きっとそういうところに出てきてそういうことをやるのが当然な人だからの空気なんだろうね。
もちろん、最初は自意識過剰だったり見栄や虚勢を張ってたりと無理してた人が、色々経験していくうちにそうなってくる場合だってある。あと、最初の内は全然そんな自信のなかった人でもね。

それと同時に、もう人前に出始めた最初の頃から何故かそうなっちゃてる人もいるんだ、まれに。これは上手いとか下手の問題じゃない。そして大抵は上手い。ってかこっちがステージに出てくる姿を納得しちゃってるから、そのように感じるってのもあるんだろうし、人前に出る前に充分な鍛錬を積んでる場合もあるんだろう。

そういう人の姿を見ると、何故かオレは非常に「多幸感」というものを感じる。単純に気分がいいのよ。
そんなひとときでした。

オレね、彼女がよく歌の合間に入れる「あ〜あ〜」みたいなの聴いてると(文章だと全然伝わらないだろうが、構うもんか)、歌の内容がちょっと切なくても、なんか高揚感があるってのかな。コレも前に書いた気もするな。

喋ってる内容もね、多分本人は何の意識もしてないだろうけれど、ごく自然に「ものを創ってる人」のソレなのね。ここはちょっと微妙な違いがあるんだ。どっちがいいとか悪いとかじゃないんだけど「私を見て欲しい人」とのちょっとした違いが。

そんでさ、オレの知る限りではそんなに人前でのライブの経験はないと思うんだけど、どうもステージの持ち時間が余ったらしいのね。
最後の曲やる前に気づいたらしくて。
で、ずっとオケの伴奏と一緒にやってたのに急遽で「一曲弾き語りだけでやります」って、これはそういう演出なのか? 雰囲気的には本当にそうだったと思うんだが。
そんなに経験ないのにこういうのやれるのってなかなかのアレですよ。

で、ホラ自分でオケも作るくらいだから、そういう音というか世界観に対するこだわりもあるんだろうからさ、あんまり言う気はなかったんだが、個人的には「一曲くらいは生音だけで聴きたい気持ちもあるな」ってのはあったのよ、この古い形のライブ体験が染み付いちゃってるオッサンとしては。

もう、なんか至れり尽くせりでございました(笑)

で、その弾き語りの姿を見てる時に幻覚に襲われまして(笑)
単におっさんの妄想だけど、やたらリアルに。

ふとですね、なんかこの人が40歳くらいになった時にこういうふうに歌ってる姿が重なって見えちゃったのよ。それはそれは凛として大層カッコの良い姿でした。ちょっとそんなもんを見てる自分が心配になったけど(笑)

アレが本当に見れるんなら長生きしとかないとな。
そんでオレもヨボヨボになりながらも「出てきて当然のじじい」になってたいもんだ。

とか、あんまり堪能しすぎて、気がつけば「ちょっと席を外す」どころではない時間が経過しており(竜宮城か?)、終わったらそそくさとその場を離れたワタクシでございました。


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〜今後のライブ予定〜

※いずれもご予約は【contact】をご利用ください(入場者数に制限がありますので、お早めに。)→https://www.kurageya.net/contact




11.22(火)
【UNIONFIELD LIVE+】
会場:UNIONFIELD
(札幌市中央区南7条西4丁目LC七番館5F)
OPEN 19:30
START 20:00
料金:2,500円 (別途ドリンク代)
出演:あきお / 藤沢圭市(ザ・ツーブルース) / 辻正仁
※配信【YouTubeチャンネル】
https://www.youtube.com/c/unionfield
※投げ銭【お気持ちPay】
https://union.buyshop.jp/categories/3048264
・お気持ちPayは50%を出演者へ、50%はUNIONFIELDの配信や音響照明の機材費等に充てさせて頂きます。
UNION22_11_22フライヤー



​12.13(火)  
【ストーブリーグ】
場所:FOLKIE
(札幌市中央区南6条西3丁目ニューオリンピアビル8F) 
OPEN 19:30 
START 20:00  
料金:2500円(1ドリンク付き)
出演: Haruka / thank you sun scene / 辻正仁
2022_12_13フライヤー





12.29(木)
【東日本大震災チャリティーライブ 500L Vol.37】
会場:円山夜想
(札幌市中央区南1条西24丁目ヴィンテージビル地下)
※詳細未定



2023.1.21(土)
【バースデーワンマンライブ】
会場:フライアーパーク
(札幌市豊平区平岸4条7丁目)
OPEN 19:30
START 20:00
料金:2000円(別途ドリンク代500円)
出演:辻正仁
バースデー2023

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紅白歌合戦の凄さについて語ってみる


紅白歌合戦ね。
出演者が発表されまして。

今年もワタクシは選出されませんでした。
まぁ、そりゃそうなんだけど。

大晦日の夜は「家にいて紅白を見る以外にすることがない」みたいのが当たり前の時代に育った上で、自分で歌を歌うなんて事をやっていると、それはそれは「もしも紅白に出演することになったら、どうするのか?」みたいな事を妄想していた時期もある。演出内容から、辞退するためのコメントも含め(笑)。
単なる妄想としてだった時もあれば、結構本気で考えてた事もある気がする。若かりし頃は、紅白の裏でやる音楽番組を企画しようとさえしていた。

否定するにせよ、肯定するにせよ「紅白歌合戦」は意識せざるを得ない妄想のテーマだったのだ。
今でも「もしも出ることになったら」というテーマで、もちろん本気で考えることはないのだが、それでも時たま想像して遊ぶために色々考えたりはしている。子供の頃から一番お気に入りの遊び道具は自分の脳みそなのです。

で、ここ数年の妄想もちゃんとある。
昔なら、どっか海外から中継とか、会場ならこんなセットでとか(あるいは一切何の演出も受け付けずに白照明のみ、普段着でやるとかも含め)考えてたが、今現在は札幌からの中継で(終わったら家でゆっくりしたい)、それも寒いから野外は嫌。もう札幌のNHKのスタジオでいい。
それで、演出ネタというか、どういう事をやるかってのがかなりはっきりあるのです。もし自分に何か大ヒット曲があって、本当に出演できたら絶対にやりたいことが。

内容に関しては、本当に出演できたときの為に公表しないが、これやれたら、少なくともオレと関わりを持ってくれている界隈の方は皆さん喜んで楽しんでいただけるはずだ。


まぁ、おっさんの中二病的な妄想話はともかく、
大体毎年、出演者が発表される時期から、放送が終わって一月くらいの間は、様々な紅白歌合戦に対する批判やら「この番組はもうダメだ」的な話題が出てくる。

「もっと他に出すべき歌い手がいる」とか「選考に偏りがある」とか「視聴率が過去最低」とか、演出がどうだの進行がどうしたのなどなど。

しかしだ、記憶している限りだと、紅白歌合戦というのはこの40年間くらい、ずっと同じような批判を受け続けている。家族で見ている時だって「なんでこんな歌の下手なのが出てるんだ」とか「こんな演出は面白くない」とか「ベテランなんだろうけど、全然活躍してないのに何で出てくるんだ」とか言いながら見てるのが紅白だったし、マスコミからも似たような話題で語られ続けて、視聴率がどうのこうの言われてたのが紅白だ。

ようするに「紅白はダメになった」という批判は的を得ていないと思う。
「ダメになったと言われ続けて、存続しているのが紅白」なのではなかろうか? もう、批判があがるのも紅白の番組のうちなんである。それを少なくとも40年以上続けていられるてのが、この番組の凄いところだ。

なんとなく覚えがある、批判する意見の概要をさらってみると
・ヒットもないのに同じ歌手ばかり出てる
・若者しか知らないような歌手が多く選ばれる
・演歌歌手なんか出しても時代にそぐわない
・演歌が少なくてもの足りない
・本当に歌唱力のある者をだすべきだ
・若者が見たい人気アーティストが少ない
・なかなかTVで観られない大物を呼ぶ力がない
・サプライズ的な大物出演者に頼りすぎ
・結局、他の歌番組と変わりない
・余計な演出が多すぎて、シンプルに歌を聴かせる歌番組にした方がいい。
・かつてのようにどの世代でも楽しめる番組ではなくなっている。
・各世代を網羅しようとして、どの世代にも訴求しない。
・こんなんじゃ視聴率は回復しない。
・視聴率を気にしすぎて、良質さが失われている。
・内容が時代にあっていない
・昔の形に戻すべきだ

大体こんな感じか? 40年くらい同じことを言われてるんだよね。
批判する視点も好みもそれぞれだから、矛盾だらけなんだ。

でさ、この皆様の批判的な意見(好き勝手)をできるだけ考慮しつつ、ご予算や日頃のお付き合いなどの「制作側の都合」を踏まえて番組を作るとどうなるだろうか?

大体、今の紅白歌合戦になるんじゃないかと思う。

それを作って成立させてるのはちょっと凄いことだと思うんだよね。自分が番組を好きか嫌いかは別として。

そして毎年言われる「視聴率の低迷」だが、これもさ、最初に書いたようにオレが子供の頃の「ソレを見る以外に(もっと言えばテレビを見る以外に)、大晦日の過ごしようがなかった」という時代でもないし、見る側も出る側も嗜好や目的が多様化しており、普段のテレビ放送からして視聴率はかつてより相当低い。要するにテレビを見る人間自体が減っているのだ。
その、テレビを観ている人の中で、紅白歌合戦はダントツの視聴率なんである。同時間での民放の最高視聴率の倍以上は獲っている。いまだに大晦日の夜に日本人が一番多く観ているテレビ番組は紅白歌合戦で、これはゆるぎのないものなのだ。

そう考えると、「紅白の視聴率が悪くなった」と騒いでる叩き方がおかしいのに気づくでしょう? 「テレビを見る人が少なくなった」時代に、昔からやってる番組の過去の視聴率と比較して「視聴率が下がった」と指摘したところで、何も語っていないに等しい。

それでは、その視聴率をダシに批判している方達は、この時代を踏まえて紅白の視聴率が何%であれば合格だと思っているのか? その根拠は何なのか? それを示さないと論が成り立たないのではなかろうか?

そして、他局の大晦日の番組はどうかと言うと、視聴率が下がると翌年には別の番組をやったりなんかして、紅白以上に首尾一貫しない迷走状態で番組制作をしてるんである。だから紅白ほど過去の視聴率とは比べようがない。それができるくらい続いている番組は紅白だけなんである。
その間、矛盾する数多の批判を取り入れながら非常に中庸な内容でダントツの視聴率を獲っている。ある意味、大晦日は文句を言いながら紅白を観るというのが、定着しているのでしょう?

これがどんだけ凄いことか。まさに怪物番組なんじゃなかろうか?

そんでさ、毎年毎年色々とご批判をされている方々に対してもやはり凄いなと思うのである。
この人たち、どんだけこの番組に真剣に接しているのかと。

制作してるんじゃなくて、視聴してるだけでしょう?
ならテレビなんて、たまにチャンネル変えながら適当にダラっと観てりゃいいじゃんって。


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〜今後のライブ予定〜

※いずれもご予約は【contact】をご利用ください(入場者数に制限がありますので、お早めに。)→https://www.kurageya.net/contact




11.22(火)
【UNIONFIELD LIVE+】
会場:UNIONFIELD
(札幌市中央区南7条西4丁目LC七番館5F)
OPEN 19:30
START 20:00
料金:2,500円 (別途ドリンク代)
出演:あきお / 藤沢圭市(ザ・ツーブルース) / 辻正仁
※配信【YouTubeチャンネル】
https://www.youtube.com/c/unionfield
※投げ銭【お気持ちPay】
https://union.buyshop.jp/categories/3048264
・お気持ちPayは50%を出演者へ、50%はUNIONFIELDの配信や音響照明の機材費等に充てさせて頂きます。
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​12.13(火)  
【ストーブリーグ】
場所:FOLKIE
(札幌市中央区南6条西3丁目ニューオリンピアビル8F) 
OPEN 19:30 
START 20:00  
料金:2500円(1ドリンク付き)
出演: Haruka / thank you sun scene / 辻正仁




12.29(木)
【東日本大震災チャリティーライブ 500L Vol.37】
会場:円山夜想
(札幌市中央区南1条西24丁目ヴィンテージビル地下)
※詳細未定



2023.1.21(土)
【バースデーワンマンライブ】
会場:フライアーパーク
(札幌市豊平区平岸4条7丁目)
OPEN 19:30
START 20:00
料金:2000円(別途ドリンク代500円)
出演:辻正仁
バースデー2023

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音の親戚が集まる

円山純情倶楽部2022_2

昨夜の【円山純情倶楽部】無事終了。いや、楽しかった。

ご来場の皆様、関係各位、ありがとうございました。

ビードローズとの共演は4年ぶりってことで、このライブタイトルも4年ぶりとなりました。
この間に、前回はおむつをして抱っこされて来たアラタ君も7歳になっており、リュックサックに宿題のドリルを詰め込んでやって来て、楽屋でやっておった。
「勉強なんてしなくていいよ〜、辞めちゃえよ〜」という悪いおじさん(私です)の声にも耳を貸さず、まずはやるべき宿題を片付けてから、タブレットでアニメを観ていた。
立派である。見習わなくては。

佐藤亙氏がプロデュースを務めているSSWの流ちゃんもお手伝いで帯同しており、彼女ともお久しぶり。翌日(つまり本日)は、明日の彼女のライブのサポートをビードローズが務めるために新得町に移動して準備するそうだ。

kurosawadaisuke氏(以後、大ちゃん)は帯広からやって来まして、翌日(本日)は、稚内でライブだそうで、皆さん精力的に活動してるね。
大ちゃんとは今年2月(昨年末だと思ってたけど、調べたら今年だった。ものすごい大雪だった記憶が蘇る)にブッキングしたマルノク店主、本間健二が【円山純情倶楽部ANNEX(別館)】と名付けたライブでご一緒して以来。
だから「純情倶楽部つながり」ってことでもあるんだけど、今回は亙君からの依頼で、ワタクシがつなげる役を仰せ使って紹介とあいなったんだけど、流れちゃんと同郷ってこともあるし、色々と間接的には繋がってた模様。

っていうのもあってさ。

なんか久しぶり〜っていうちょっと嬉しい感じのテンションもあるし、みんなで楽屋に居て差し入れでいただいたお菓子を広げてワイワイやったり、前に会った時はどうだったみたいな話したり、アニメ見てる子供がいたりね、そんでそのアラタくんとオレでオセロの対戦するに至っては、ほとんど「じいちゃんと孫」みたいなアレで(笑)。
「なんか、親戚の集まりみたいだね〜」って(笑)。トランプがあれば、全員でババ抜きとかやりたかった。

今回、オープニングアクトに来てくれる予定だった夕歌ちゃんが残念ながら、急な転勤とかあって参加できなかったんだけどさ。
彼女がいたら間違いなく、この親戚の集まりにハマっていたと思う。
だから、なんか「あ〜、姪っ子もここに来れたらよかったのにな〜」って気分。


ちなみに、ステージでも話題にされておった(自分もした)が、アラタ君とのオセロは私が大差で勝ちました。
昔からボードゲームの類、特にオセロに関しては相手が誰であろうと容赦しない。手加減せずに戦う。
ルールに則って真剣に取り組むのがゲームの醍醐味であるし、それがゲームと、そして誰であろうと対戦相手に対する敬意である。と、思っている。

オレが子供の頃、なんでこういうゲームが楽しかったか、そして今でも好きかというと、それがあったからだし、大人にコテンパンに負け続けたからなのね。
今から思えば、そしてややこしい考え方をすれば、ゲームの間は自分が大人の人たちに「対等な者」としての扱いを受けられる数少ない時間だったからかなと。
そんで、ステージで亙君に「親戚のおじさんとかにそういう、子供にも手加減しないおじさんとかいたよね」って言われた(笑)。

だからね、もしこれからも彼と対戦する事があるとして、こっちは段々老いぼれていくし、向こうはどんどん知力が発達してくるから、次第にてこずるようになって仕舞いには負けるんだろうが、その瞬間には本気で悔しがりたい。そういう者に私はなりたい(by 宮澤賢治)

さて、そんな事をやっているうちに本番を迎えまして、慌ててコマを片付ける。

トップバッターは大ちゃん。
円山純情倶楽部2022kurosawa

渋くてファンキー。そしてグルーヴィー。
彼のギターの音はやたらと好きである。
今回は、歌の途中で座っててできる簡単な振り付けのある曲があってね。
マネージャーのビビちゃんがお手本で先導してたんだけど、大変気に入りまして。あとで自分の曲に混ぜ込んでもやってもらった(笑)。

にしても、歌もギターも抜群の安定感である。


そして二番手のワタクシはこのようなアレで

〜 セットリスト 〜

好きだと言えればよかった
笑おう
音楽のあるところ
求愛ラプソディー
どこまでゆけるかな?

なんというか、こう、いい空気の中でやらせていただいた。ありがとうございます。

そんで久々のビードローズ
円山純情倶楽部2022beadroads
今回は新しいアルバムを持ってのツアーなんで、収録曲を中心に。
リップサービスなのかどうかは分からないけど、収録曲の「freeとglee」という曲は、亙君が「辻みたいな曲はできないものか」ってところから作った曲だって言ってくれて、非常に光栄である。
たしかにオレ好みの曲だ(笑)。でも、別にマネてるわけじゃなくて、中途半端なところもなく堂々と、ちゃんと亙君ならではの曲だよね。なんならオレの曲より精巧にできておる。

ま、彼はオレの書く曲をすごく気に入ってくれてるんだけど、オレも彼の曲好きだし、大ちゃんの曲も「こういうのやりたいけど、オレ作れないんだよな〜」ってのあるから、そういうのはお互い様なんだよねきっと。自分にない物を欲しがってしまうってか…。なんか、そういう刺激を与え合って、それぞれの持ち味に磨きをかけられたらいいね。


円山純情倶楽部2022_5


そして最後は、この企画の恒例になっちゃってるけど、亙君の要望でワタクシの書いた『素敵な君の歌』を。
自分らが主催のライブなのに、最後を自分らの曲じゃないってのは珍しいよね(笑)。
でも、本当にそれだけ気に入ってくれているようで、オレとしては嬉しい。
コレ、色々忙しいし、曲を覚えきれてない大ちゃんも本番前とか自分の出番後とかに一生懸命に何度も聴き直して対応してくれたんだけどさ、やっぱセンスいいよね。
独自の譜面割と絶妙なフェイクでキメてくれた。
ロクに打ち合わせもしてないのに、亙君と三人でさ、お互いに自在にハモったり掛け合いしたりを瞬間瞬間をお互いに応じてやってるのが、久々に、まさに「セッション」って感じで、非常に楽しかった。

コレやり終わってさ、ふと感じたのね。
別に血縁があるわけではないけど、我々って音楽活動上は、ある意味でそれこそ「親戚」なんじゃないのかなって。

普段はそれぞれの活動とか生活があって、年に1回とかちょこっと集まって、なんかアカの他人ともちょっと違うなんらかの縁を感じながら一緒に過ごして、楽しかったねってまたそれぞれの場所に戻っていくみたいな。

だから、また来年もみんなで集まれたらいいなと。その時は姪っ子もこれたらいいのにねって感じ。

で、ビードローズは翌日も早いってことで早々に新得町へと。大ちゃんは若干ゆっくり本間さんと好きな音楽を紹介しあったりしながら(ワタクシこの間、若干ポンコツの時間がありました)過ごしたあとで稚内へ。おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に。
ワタクシは本日は血縁ある家族と食事にでかけましたとさ。

めでたしめでたし。
円山純情倶楽部2022_3




さて、ワタクシは年内もう一個ライブが入りました。
これで出揃った感じでございます。
よろしくどうぞ。

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〜今後のライブ予定〜

※いずれもご予約は【contact】をご利用ください(入場者数に制限がありますので、お早めに。)→https://www.kurageya.net/contact




11.22(火)
【UNIONFIELD LIVE+】
会場:UNIONFIELD
(札幌市中央区南7条西4丁目LC七番館5F)
OPEN 19:30
START 20:00
料金:2,500円 (別途ドリンク代)
出演:あきお / 藤沢圭市(ザ・ツーブルース) / 辻正仁
※配信【YouTubeチャンネル】
https://www.youtube.com/c/unionfield
※投げ銭【お気持ちPay】
https://union.buyshop.jp/categories/3048264
・お気持ちPayは50%を出演者へ、50%はUNIONFIELDの配信や音響照明の機材費等に充てさせて頂きます。
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​12.13(火)  
【ストーブリーグ】
場所:FOLKIE
(札幌市中央区南6条西3丁目ニューオリンピアビル8F) 
OPEN 19:30 
START 20:00  
料金:2500円(1ドリンク付き)
出演: Haruka / thank you sun scene / 辻正仁




12.29(木)
【東日本大震災チャリティーライブ 500L Vol.37】
会場:円山夜想
(札幌市中央区南1条西24丁目ヴィンテージビル地下)
※詳細未定



2023.1.21(土)
【バースデーワンマンライブ】
会場:フライアーパーク
(札幌市豊平区平岸4条7丁目)
OPEN 19:30
START 20:00
料金:2000円(別途ドリンク代500円)
出演:辻正仁
バースデー2023

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穴があったら埋めたい③〜長文たる思い〜

さっきの続き

それでね、このように若くてびっくりしちゃうような人を知る事ができるのもこのイベントの魅力ではあるのだが、他にも例えばよしこさんみたいにね、人生の大ベテランになっても飄々と出てきていろんな歌に挑戦してて、もううまいとか下手とかどうでも良くなるくらいグッときちゃう方がいたりね、他に前日も書いたけど風呂とかカラオケで歌う歌をもっと上手く歌えるようになりたいとかさ、仕事や家庭という日々の生活の一部に、もしくは張り合いに音楽の楽しみを充実させたいとか、あるはスクールこんだけ長くやってると、何もやった事ないけど、ここの出身でメジャー、インディーズ問わず活躍してる人を見て、自分も何かやりたいと思ってやってきた人とか、いろんな方がいて、それぞれの目標を持ちながら同じ場所で一つのイベントに参加してるってのが楽しいのね。

ステージ終わった後の姿も様々で、一生懸命練習したのに失敗してしまってちょっと落ち込んでる人もいれば、「歌ってる時にお腹すいたなとか思ってたら歌詞間違えちゃった」みたいな書き込みをSNSで報告してる人もいる(笑)。

これから活動を頑張って行こうっていうような若い連中は、さっき書いたベテランの同期のようにさ、同じ時期に入ったもの同士で、このイベントの特別な事としてコラボしてみたりとかね。

そしてベテラン勢は口々に「このイベントが自分の原点だ」とか「谷藤先生に言われた事があったから今もやってるんです」とかね、そういう思いを持ち続けてる。

あ、そうそうさっきベテランのは今更詳しく書かないって言ったけどさ、あえて昨日のベテランについて言いたい事が一個だけあって。
Mickね。

もう病的なジャニオタとして知れ渡ってる彼女だからにして、直前に知らされたジャニーズ事務所関連のアレコレでかなりメンタルやられてるだろうなと思ってたのよ。

んで、彼女は元々TOKIOにいた長瀬くんが大好きなんだけど、自分のステージの最後に彼が作詞作曲したすごく好きな曲を歌ったんだけどね。
なんか彼女的にすごく感動する曲なんだって。で、最近のジャニーズの事とかもあったから(ちなみにTOKIOが実質的に活動できなくなってから、彼女はキンプリにも熱を上げ始めてた)だろうけど、歌ってる途中で泣いちゃってね。
歌えなくなってるのを、お客様が暖かい手拍子で応援するっていう。

それは間違いなくいいシーンで、その会場の空気に触れてるとなんか感動するんだよね。

でも考えてみたら、オタクである自分が熱狂的に愛してやまない人の曲を自分で歌うと決めて、歌って泣いてるていうだけの、話だけで言えばちょっと引いちゃうようなアレなんだよね(笑)

それがさ、見てる人が手拍子でサポートしたりして、小さな感動を呼び起こせるってのは、もうあれは才能と言ってもいい。もしくは人柄か。

そんなMickもね、それからTomomiちゃんに高井麻奈由ちゃん、それと知り合ったのはこのイベントではないけど、田高健太郎とかあとちょっと彼らの後輩になる、高校生の頃から知ってる岩佐亜由美ちゃんとか。

今回の終盤に登場したのは、このスクール出身で、現在大活躍中の人たち。

オレ、活動を始めた頃から知ってるのね。このイベントとかViceWorksSapporoというボーカルスクールの関係で知り合った面々。

だから、もう何をどうしていいのかわからずに、出番前は見てわかるくらいブルブル震えてたりしてるのを見てたところから、現在のようにそれぞれが独自のスタイル(ジャニーズ歌って泣くとか)で堂々と活躍するようになっていく過程をずっと見てこれてるってのは、すごく幸せな事だよな〜とつくづく思う。
まさかね、他の誰かが大きく羽ばたいていく様が自分の喜びになるとは思ってなかったよ。もともとそんな人間じゃないし。

スクールの代表である谷藤さんと知り合ったのが17、8年前かな?
覚えてるかどうかわからないけど、師匠がボーカルスクールやってるって聞いて「オレ、音楽スクールって大っ嫌いなんすよ」みたいな事を言ったのが、割と始まりだったような気がする。

なんかね、それは当時のオレの偏見もあったんだけど、この人にそう言っても、言ってる事はわかってくれるだろうって勘みたいなものがあったんだよね。なんちゅうの? 漂う気配で。
そしたら師匠が「あ、わかる」って。

そっから当時ちょっとライターとしてコラムみたいなもんも書いてたからさ、取材って事でレッスン見学に行ったりしてね。そしてら、オレが偏見を持ってたスクールの印象となんか違うんだ。
生徒さんと遊ぶようにしてレッスンしてる。教え方も生徒によってバラバラ。歌ってる方々もみんな歌い方それぞれ。

要はね、生徒さん一人一人に自分が何をやりたいのかとか、どうなりたいのかを確認して、それができるようにサポートしたり、課題(というか挑戦)を与えたりしてるんだ。

だから、ロックで叫びたい奴には叫び方を教えてる(笑)。

それで、どういうわけかTomomiちゃんが初めてライブスポットでライブやる(かのフライアーパーク!)って時に何故かオレが対バンとして誘われてね。

その時まで、こういう若い人たちと自分では同じ音楽とは言っても、もう内容というか世界というか価値観がまるで違うから、噛み合う事はないだろうなと思ってたのよ。

それがね
いつの間にか、本当にいつの間にか、オレのやってることも価値観も随分変わった。

初めて【Voice & Rythme】に誘われたのは、Tomomiちゃんとのライブの前だったか後だったか、2008年の19回目の時だった。
まだ知り合って間も無くで、師匠に敬語を使ってた頃(笑)
この時もさ、生徒でもないのになんでスクールイベントに出してくれるんだろうと思いながら出かけて行った。
その時に、出番前にボーッとしてたオレの隣に師匠がきてさ「なんで呼んだかってさ、ウチの生徒らにアンタのステージ見せたいんだわ」って。

以来、【Voice&Rythme】というスクールの大きなイベント以外にも、師匠が企画するスクール絡みのライブに読んでもらったり(その都度テーマを与えられてたりした)、PAなど裏方の手伝いに呼んでくれたり(PAと同時に出演というのもあった)、あるいは若手を集めた発表会で意見を求められたりするようになった。

それと【Voice&Rythme】ね。普段そんなにいろんなライブに顔を出す余裕がないもんで、ここに来るとそれまでに知り合った人たちが驚くほど短期間で成長してる姿が見れたり、また新しい魅力ある人たちと出会えたりするので、出演のない時も極力足を運ぶようになった。

そうこうしてたら、オレのステージ見てなんかわからんが泣きながら感動を伝えてくる生徒さんとかさ、曲を依頼されたりとか、なにかしら相談しにきてくれる人とかがいたりして、なんというか、それまでは長年やってきたはいいけど、結局対外的な評価があるわけでもなく、まぁ音楽を辞める気はさらさらないけど「あぁ、こうやってただ音楽が好きですって事だけで、自己満足的に自分の好きな事やってくんだろうな。自分はそういう程度だったって事だな」って思ってたのが、なんかただ好きでやってた事がさ、誰かの何かしらの役に立てたり、力になれる事もあったんだなって思わせてくれたのです。

だから、それが今感じているオレに対する周囲の評価だよね。
このイベントで顔を合わせる人たちや生徒さんたちに、自分のやってきたことの自信をつけさせてもらえた。

そんで、その子らがだんだんと素敵な存在になって行って、経験も積んで(オレよりもはるかに密度の濃い)、それで一緒にライブやったり、コラボしてみたり、オレのレコーディングとかステージのサポートしてくれたりとかでね。
あと、何かといえばわざわざ報告してくれたりとか。今では時にはオレの方が色々相談したり教えてもらったりもする。


こんな風にいまだに構ってもらえてるのが嬉しい。
そうした中で、自分の中にあったけどまだ出したことのない色というか持ち札みたいなもんとか、変なこだわりやためらいで出せなかったもんとか、こういう人たちに刺激されてでてきたスタイルとか発想とかさ、なんか自分自身までいちいち新たに発見するという面白い現象が起きている。

昨年もEriちゃんにはマンスリー企画に参加してもらったりして、一年で人がどんだけ変わるのかをドキュメントで見させてもらったし、それは何度かライブを一緒にやった中田やすひろくんもそうだしね。見るたびにどっかしら「おっ」って思う。中田くんなんかはイベントの時、裏方もやってずっと動いてるんだけどさ、その働きぶりが毎回変わってくからね。



単純な話、オレは彼らより歳食ってるってだけの話なんだ(笑)。実力や才能が秀でているわけでもなんでもない。
ただ長く生きてきた分、多少は多めに、いろんな人の生き方を見てきてただけでね。あとマニアックな音楽の知識が多少ある程度か。

だからね、そういう人たちに「辻はもう終わった」とか思われて相手にされなくならないようにって、思うよね。
まぁ3年に一曲くらいはそういうみなさんに「いい曲だね」って思われる曲は書きたいし、「やっぱり楽しい」って言ってもらえるようなライブはやっていたい。
そこをね、【Voice&Rythme】って場所で自分の心持ちを再確認してるようなところがある。

あと何にもわからないけど、震えて怯えながらでも自分のやりたい事をステージでどうにかやってやろうと、大きくてもささやかでも自分なりの目指すものを抱えてステージに立ってたり、あるいは単純に音楽を屈託なく楽しむ姿勢を見せてくれる人たちが集うこの場所はね、気持ちがシャキっとするので、生徒でもなんでもないくせにオレにとってものすごく思い入れのあるイベントでございます。なんなら生徒さんよりも参加率高いかもしれない(笑)。申し訳ない。

いや、こういうイベントってさ、企画運営するのは相当しんどいと思うのよ。
ましてやここ数年の状況でやるってのはね。

何か万が一が起きると、生徒全員にまで影響あるだろうから、万全な注意が必要で神経使うし、生徒さんだって多少無理してでも出たい人もいれば、家族や仕事の事情で参加を断念しなければならない人もいる。

そういう人たちのそれぞれの事情も尊重したり、アレコレを慮らなきゃいけないしね。

まぁ、だから急遽枠が空いて、穴埋めが必要だっていうんなら、時間があればいくらでもやりますよ。もともと歌うの好きでやってるんだし(笑)。生徒でもないオレに目を向けて面白がってくれたおかげで、こんな面白い経験させてもらえてるんだもの。

前々からちらっと「50回の節目で終わろうかな」みたいな話は聞いてたんだけど、最後の師匠の挨拶で「続けます」と。

そりゃそうだよねって思った(笑)

確かに、いろんな腐心や、自身の年齢的なもんを考慮すると大変だろうなとは思うけど、ここを原点とする人たちが会して、新しい人たちの成長に驚いたり喜んだりできて、スクールを離れた人たちも顔を出しにきてくれて、そこに音楽があって、いろんな立場の人たちのそれぞれの関わり方が一つになって…
こんなのやめられるわけないじゃん(笑)

ただ、流石にアナタの穴埋めはできないので、そこだけはくれぐれもお気をつけくださいな。

ありがとうございます。

IMG_3232.jpg

さいごのご挨拶の時に何枚か撮ったんだが、一瞬なんとなく、武田鉄矢風味がするコレを載せてみた。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜今後のライブ予定〜

※いずれもご予約は【contact】をご利用ください(入場者数に制限がありますので、お早めに。)→https://www.kurageya.net/contact




11.11(金)
【円山純情倶楽部 2022 冬 〜Beadroads レコ発ツアー 2022 “Mirai” at 札幌】
会場:円山夜想
(札幌市中央区南1条西24丁目ヴィンテージビル地下)
OPEN 18:30
START 19:00
料金 前売 2,500円 / 当日 3,000円 (1ドリンク別)
出演:Beadroads / kurosawadaisuke / 辻正仁
※各出演者、【contact】での予約受付のほか、チケット予約サイト Tigetでも前売りチケット販売中→https://tiget.net/events/202293
円山純情倶楽部2022フライヤー



11.22(火)
【UNIONFIELD LIVE+】
会場:UNIONFIELD
(札幌市中央区南7条西4丁目LC七番館5F)
OPEN 19:30
START 20:00
料金:2,500円 (別途ドリンク代)
出演:あきお / 藤沢圭市(ザ・ツーブルース) / 辻正仁
※配信【YouTubeチャンネル】
https://www.youtube.com/c/unionfield
※投げ銭【お気持ちPay】
https://union.buyshop.jp/categories/3048264
・お気持ちPayは50%を出演者へ、50%はUNIONFIELDの配信や音響照明の機材費等に充てさせて頂きます。
UNION22_11_22フライヤー




12.29(木)
【東日本大震災チャリティーライブ 500L Vol.37】
会場:円山夜想
(札幌市中央区南1条西24丁目ヴィンテージビル地下)
※詳細未定



2023.1.21(土)
【バースデーワンマンライブ】
会場:フライアーパーク
(札幌市豊平区平岸4条7丁目)
OPEN 19:30
START 20:00
料金:2000円(別途ドリンク代500円)
出演:辻正仁
バースデー2023

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穴があったら埋めたい②〜イベント2日目の話〜

はい、【Voice & Rythme Vol.50】昨日二日目も終了でございました。

皆さんお疲れ様でした。そしてありがとうございました。
ワタクシ、前日と合わせての3回目となるステージはこのような感じで。

〜 セットリスト 〜
理由はいらない
笑おう
素敵な君の歌
どこまでゆけるかな


ま、前日の2ステージも含め、ステージに立ってから何歌うか決めたんだけど、それでもやっぱり、事前に「この歌はどっかで」っていうのはあってね。
なんだろう? 自分にとっての「ここで歌う意味」っていうのがある曲ってのかな?
それは各ステージに分散して全部抑えたと思う。

ってか、何度も書くが生徒でもないのに出させていただいて、しかも3ステージやらせてもらうってのは、生徒さんたちよりもオレが一番お得だったのではないかと…。

とにかく、役目は果たして、皆さんのステージを堪能する。

もう、後半は普段から一緒にライブやったり、このおっさんを構ってくれてる、ベテランの方々がそれぞれの思いを持って、それぞれの持ち味を発揮したライブをやってたので、もうあんまり細々書こうとは思わない。

思わないけど、皆さんの語る思い出のエピソードとか聞きながら「あ〜、あの頃のね〜」って当時のその方々の姿を思い出せるのがなんか嬉しい。

オレなんかはちょっと違うスタンスな訳だからアレだけど、同じような時期にこのスクールの門を叩いた、いわゆる「同期」とか「同年代」ってさ、それぞれのやりたいこと、個別に自分の事を一生懸命やってきたんだけど、その中で、確かにある時間を共有してきてるんだよな〜ってのがね。「切磋琢磨」ってのかな?
決してぬるい「仲良し」でも「慰め合い」でもない関係っての?
かっこいいな〜って思う。

この人たち、皆さん自分の準備や出番の時以外は後ろの方でお互いのステージ見てるのね。その光景が素敵でした。

あと、今回出演者のピアノの講師でもあり、今回ステージ用に自分の鍵盤を提供していた高橋麻衣子ちゃんがね、自分のステージもあったんだけど、その他はず〜っと客席で観てた。

さて、馴染みの皆さんに絡んでの事はまた後で触れるとして。

今回の特筆すべきは、「新世代組」である。
あんまり世代論に偏るのは好きではないけれど、いわゆる「Z世代」っていうの? 一人は実物じゃないんでその世代かどうかもわからんけど。

出演順でお伝えすると”melody♡candy””女王クィオン””こばしひな”の御三方。

メロキャンに関しては、以前もこのイベントの事を書いたりしていて、触れておりますが、ワタクシが勝手に命名したキャッチフレーズ(あくまで、オレが勝手に言ってるだけだよ。本人側からの発信だと思われると、今後いろんな悶着が起きるかもなので、間違えないように)は『秋元いらず』(笑)。

ジャンル的な事で言うと「アイドル」って事になる。事になるんだが、作詞作曲からプログラミングによるアレンジ、バックトラック制作、衣装、振り付け、演出等々、全部自分でやってる。かなり高いレベルで。
アレンジなんか、正直「どっか狂ってるな」と思うくらいぶっ飛んでる部分がある。
なおかつ、それをアピールするんじゃなくて、あくまでアイドルの楽曲として受け取れるように仕上げている。

んと、そろそろ高校卒業するんだかしたんだかのあたりの年齢だと思うけど、今までだってモデルさんみたいな感じで(そうだ、そういえば数年前のこのイベントで彼女のステージを観ながら、キヤさんと「人種が違うっていうより、DNAの構造が違うんじゃないか?」って話してたのを思い出した)、絶対世間が放ってかないだろうという感じだったんだが、ちょっと見ない間に、とんでもなく綺麗になっておった。ちょっとハッとしちゃうよね。

でね、今回はそういう大人な衣装で、小道具的なギミックも抑えて、でさ曲出しの時に「スイッチオン!」ってのがお決まりのセリフなんだけど、今まで明るく可愛く言ってたそれをシックにおっしゃるのよ。

どんだけ自分の事客観的に分析してるんだろうって。もうちゃんとこの年齢に応じた見せ方はコレでって方針があるんだよね。
それに基づいて自己演出して、それをこなしておる。

なんちゅうの? ダンスの振り付けのさ、指先のニュアンスにまで気を配る感覚で、メイクからヘアスタイルから、その他諸々やってるなアレは。

「自分が何をやりたいのか」「そのためにはどう見せればいいのか「見せるために何をすればいいのか」をきちんと把握して、それをストイックに実現させていく人なんだろう。

で、多分本人にはそれほど大それた意識はなくて、自然にやってる気もする。

そして今回初登場の”女王クィオン”。
いわゆる「v-tuber」というやつなので、実物の性別も年齢もわからん。ライブ会場に於いてスクリーンにアニメ化されたアバターが投影されて、歌を披露。
本当にどっかからリモートで歌ってるんだか、予め音声も含めたアニメーション動画を作って流してるんだかもわからん。
ってか、この動画の制作方法がわからん。

ってのはね、しゃべりがまず淀みなく喋ってるんじゃないのよ。
まさにちょっと舞台での振る舞いを自覚してるんだけど不慣れな人が喋ってるみたいな。
噛むし(笑)。で、その噛んだり言い直したりするのもアバターが全部細かに連動してんのよ。
「そこにいる実物がたまたま絵だった」みたいな変な感覚になる。
歌もね「この活動しようと思ったけど下手なんで、スクールで教えてもらってる」みたいな事言ってたけど、ちょうどいい塩梅に上手ではないんだ(笑)。でも楽曲によってはその塩梅がうまいことハマってる。これ以上うまく歌ったら、部屋でアニメのPV観てるならともかく、ライブ会場でやられてもただの上映会みたいでつまらん逆に。

と、そのくらい変な現実味を感じて、いまさらながら「あぁ、コレがヴァーチャルリアリティってヤツか」と思った次第。

これ、本当にどうやってんだろう? シナリオとして言い澱んだり、噛んだりするものを作って、そのアニメを作って(この動画がまたハイレベル)アフレコでシナリオ通りやってるのか、もしくはアバターに一定のパターンを仕込んでおいて、もしくはモーションキャプチャでどっかでリモートで喋ったり歌ったりする姿と動画を連動させてるのか…

とにかく、ライブの形として全然アリだと思った。歌とか変にデジタル調整しないで、声は変えてるかもしれないけどピッチとかタイミングとかが生に近いんでね、こういう見せ方は面白いな〜って。


そして”こばしひな’
彼女もね、以前に別な名前で出てきた時とか、配信ライブやった時に絶賛してるのよオレ。多分、ここのスクールで言うと、10代の頃だったかに福原美穂ちゃんを初めて観た時と同じくらいの絶賛を。

実は、師匠からスクールに入った頃に「今度、こういう子を見る事になった」って、曲を録音したヤツ聴かせてくれていて、その時から「おぉっ」って思っててね。
多分、師匠もオレがどういう反応するかわかってたから聴かせたんだと思うけど。

で、しばらくイベントにも出てこないし、どうしたかな〜と思ってて、まぁ多分、どこかの誰かに見初められて、なんらかの準備に入ったのかな? とか思ってたのね。
そのその辺はようわからんが、とにかく今回出演で、名前も最初に戻ってまして。
彼女が会場入りした時に、ばったりと顔合わせまして。
向こうが名前まで覚えていてくれたのはびっくりした。おじさんはそういうのが嬉しい(笑)。

そんで、ステージ観たらさ、鍵盤弾いたりギター弾いたりしながら、それを自作のカラオケに乗っけて歌っておる。
自作のカラオケ? 

えっと、前にお会いした2年前か1年半前にはそんな事はやっていなかったんである。要するにしばらく見かけない間に、音楽制作ソフトを仕込んで操作を覚えて、自分で全部アレンジやって、絶妙なバランスでミックスして、それに生の演奏と歌を乗っけるというような事をやっていたらしい。

このアレンジがまたね。オレが若い頃に聴いてたような、あるいはロックやソウルミュージックがこの世に現れてからあるようなオーソドックスな要素と、なんか新しい口が当たり前のように一緒になっておる。

2年弱でなんでこんな事ができる? 頭の中はどうなってる?

年寄りの悪い癖で、こういう自分の知ってる範疇に収まらないものを無理くり馴染みのあるものとしての枠に詰め込んで理解しようとしちゃうんだが、彼女のステージを観ながら「原田真二がこの時代に生まれてたら、こういう感じなのかもな〜」なんて考えてたりした。

将来の自慢のために念を押しておくぞ。
オレは、活動始めた時から、こばしひなを絶賛してたからな。
忘れるなよ! 


ちょっと疲れたから、一回ここまででアップして、続きは休憩してから書く。




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〜今後のライブ予定〜

※いずれもご予約は【contact】をご利用ください(入場者数に制限がありますので、お早めに。)→https://www.kurageya.net/contact




11.11(金)
【円山純情倶楽部 2022 冬 〜Beadroads レコ発ツアー 2022 “Mirai” at 札幌】
会場:円山夜想
(札幌市中央区南1条西24丁目ヴィンテージビル地下)
OPEN 18:30
START 19:00
料金 前売 2,500円 / 当日 3,000円 (1ドリンク別)
出演:Beadroads / kurosawadaisuke / 辻正仁
※各出演者、【contact】での予約受付のほか、チケット予約サイト Tigetでも前売りチケット販売中→https://tiget.net/events/202293
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11.22(火)
【UNIONFIELD LIVE+】
会場:UNIONFIELD
(札幌市中央区南7条西4丁目LC七番館5F)
OPEN 19:30
START 20:00
料金:2,500円 (別途ドリンク代)
出演:あきお / 藤沢圭市(ザ・ツーブルース) / 辻正仁
※配信【YouTubeチャンネル】
https://www.youtube.com/c/unionfield
※投げ銭【お気持ちPay】
https://union.buyshop.jp/categories/3048264
・お気持ちPayは50%を出演者へ、50%はUNIONFIELDの配信や音響照明の機材費等に充てさせて頂きます。
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12.29(木)
【東日本大震災チャリティーライブ 500L Vol.37】
会場:円山夜想
(札幌市中央区南1条西24丁目ヴィンテージビル地下)
※詳細未定



2023.1.21(土)
【バースデーワンマンライブ】
会場:フライアーパーク
(札幌市豊平区平岸4条7丁目)
OPEN 19:30
START 20:00
料金:2000円(別途ドリンク代500円)
出演:辻正仁
バースデー2023

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穴があったら埋めたい

歌ってきました【Voice & Rythme Vol.50】。
年2回開催で、節目の50回目でございます。
このイベントに対するワタクシのアレコレは明日の二日目も堪能してから、明日の夜か明後日にでも書こうと思うので、とりあえず本日の事を。

まぁ、今回は普通に最初から出演枠を与えられてた訳です。
なんせ50回目だから、たしか前回出演した時にお願いしたのよ。50回目は出たいって。

そしたら昨日ですね。
師匠から連絡きまして。
「一人欠員出たから、その分も埋めてくれ」と。
「わかりました」と。

で、それからまたしばらくしたら
「翌日も欠員出たからそっちも埋めろ」と。
「わかりました」と。

そんな訳で、今日と明日で計3ステージでございます。まぁ、明日また急遽の欠員出たらわからんけど。

ま、このご時世ですから、突然出られなくなることもある訳で、その辺はお互い様だしね。他にも仕事都合とか家族の事情とかいろんなものがあるだろうし。
ボーカルスクールって、いろんな立場のいろんな方が、それぞれのスタンスで参加しているのが素敵なアレなんでね。音楽活動最優先の人生ではない方もいるので、この10数年間、主にそういうやんごとなき事情で出演できなくなった方の枠を預かるのがオレの出演みたいな部分もあったりしてね。

そこ詰めちゃうと、次出る人の都合が合わなくなったり、観に来られる方もお目当ての出演者の時間目掛けて来ると、終っちゃってたってのも残念じゃん。

でね、出られなくなった方も、一生懸命練習したり、お客さんを楽しませるようなこと考えて準備したり、それはもう楽しみにしてたはずなのね。
そういう時間を預かるので、ワタシも目一杯で行きます。行きすぎる場合もあります(笑)。

で、今回初めての会場となるsolidさん。
20年くらい前に住んでたとこの近くなんで、住所見て「あ、あの店とかあの建物あるあたりだから、地下鉄降りたら、あそこの店のほうに行って…」とか想定したんだけど、あの店もこの店もなくなっておる…
ま、すぐ近くの紳士服屋さんは当時のまま健在だったので大丈夫だったけど、月日が立つと変わっていくもんだよね。
場内に入ると、中の構造がですね、若い頃にあった「ライブハウス」とか「芝居小屋」みたいに、立体的に入り組んでややこしい造りになっておりまして、非常に好みでした。
迷路みたいで楽しい。

それで昼過ぎに代打での1回目のステージ。多分、カラオケで歌を披露する予定だった方の枠で、15分間。

このね、15分ってのがあまりやったことない尺でね。始まる前に「下手したら喋って終わるな」とか言ってたんだけど、本当に危うくそうなるところだったが、喋りながらも2曲歌って、時間きっかりに終了。
VoiceRytme Vol50_2



〜 セットリスト 〜
奇跡の気分
単純なもんさ-男の子の歌-


気がつけば、幼なじみの横山くん(Indyです)が観にきていた。ま、オレをではないけど(笑)。

そんで、楽しみにしていたよしこさんを堪能して、あと、みゃん@ちゃんがおにぎりと唐揚げ買ってきてくれたんで、それをいただいて、2回目のステージ。こっちが、今回の本来の出番枠。

ちょっと衣装も変えてみた(笑)


今度は10分くらい巻いていたので、約40分(あとから気づいたが、本当は35分だったんだな。自分の終わり時間を次の中田くんの開始時間と間違っておった。まぁ、気にするなww)ある。
ま、今回は全部ステージに立ってから何やるか決めてるので、こういう感じでございました。

〜 セットリスト 〜
そこから飛んでみろよ

君は知らない
眠れぬ夜はサザンを
ウキウキライフ

VoiceRytme Vol50_1



真ん中がじっくりした感じになるのは、最近の傾向だね。
予め考えてなくても自然とそうなるから、なんか本当に自分の中でそういう感じのモードなんだな。

さて、明日のワタクシは13;30頃の出演予定でございます。
当然ながら、今日とはまた別のことをやります。


そして、出番の後は観たい出演者のオンパレードです。そもそも観にいくつもりだったんだよね。

ギターは会場に預けときましたんで、用意万端。
帰り手ぶらでいつもの散歩スタイルになったせいか、間違って歩いて帰ってきた事に、部屋に戻ってから気がついた(笑)。

2時間半くらいの道のりでした。

現場からは以上です。





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〜今後のライブ予定〜

※いずれもご予約は【contact】をご利用ください(入場者数に制限がありますので、お早めに。)→https://www.kurageya.net/contact



11.6(日)
【Voice & Rythme Vol.50】
会場:Live House / Studio Solid
(札幌市東区北33条東17丁目4−19)
OPEN 11:45
START 12:00
料金:1000円(再入場可)
出演:VoiceWorksSapporoの皆さん(辻の出演は13:30頃〜の予定)



11.11(金)
【円山純情倶楽部 2022 冬 〜Beadroads レコ発ツアー 2022 “Mirai” at 札幌】
会場:円山夜想
(札幌市中央区南1条西24丁目ヴィンテージビル地下)
OPEN 18:30
START 19:00
料金 前売 2,500円 / 当日 3,000円 (1ドリンク別)
出演:Beadroads / kurosawadaisuke / 辻正仁
※各出演者、【contact】での予約受付のほか、チケット予約サイト Tigetでも前売りチケット販売中→https://tiget.net/events/202293
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11.22(火)
【UNIONFIELD LIVE+】
会場:UNIONFIELD
(札幌市中央区南7条西4丁目LC七番館5F)
OPEN 19:30
START 20:00
料金:2,500円 (別途ドリンク代)
出演:あきお / 藤沢圭市(ザ・ツーブルース) / 辻正仁
※配信【YouTubeチャンネル】
https://www.youtube.com/c/unionfield
※投げ銭【お気持ちPay】
https://union.buyshop.jp/categories/3048264
・お気持ちPayは50%を出演者へ、50%はUNIONFIELDの配信や音響照明の機材費等に充てさせて頂きます。
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12.29(木)
【東日本大震災チャリティーライブ 500L Vol.37】
会場:円山夜想
(札幌市中央区南1条西24丁目ヴィンテージビル地下)
※詳細未定



2023.1.21(土)
【バースデーワンマンライブ】
会場:フライアーパーク
(札幌市豊平区平岸4条7丁目)
OPEN 19:30
START 20:00
料金:2000円(別途ドリンク代500円)
出演:辻正仁
バースデー2023

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読んでから観るか、観てから読むか、とりあえず寝るか

え〜と、11日の【円山純情倶楽部】ですが、オープニングアクトとして出演してくれる筈だった夕歌ちゃんが残念ながら出られなくなってしまった。

彼女ね、先月急遽の転勤がございまして。それでも最初はなんとか出る気でいてくれていて、結構ギリギリまで色々と調整しようとしていたんだが、やはりちょっと難しかったようだ。出演って事になると、連休にしないと厳しいし、移動距離もそれなりにあるしね。

で、今回はビードローズの仕切りで、彼らからのアレもあってオレが打診してたんでね。まぁ最初は誰か他に探そうかなとも思ったんだが、自分のイメージの中で、夕歌ちゃんが最初に出てっていう座組みがあまりにもハマりすぎているもんで、なんかちょっと考えにくい状態になっておりまして、そこは正直に亙クンに伝えまして。それで、今回はOAナシの3組で行きましょうって事になりましたんで、よろしくどうぞ。


さて、ず〜っと調子の悪かった我が家のWi-FIの設備を変更しまして。
機械の調子もだったんだけど、ここ数年のアレで在宅が増えたのをきっかけに周辺の利用時間が増えたのも影響したるんだろうなとは思ってたのね。

んで、丁度今までの回線スピードよりちょっとマシになりますよって話があったので、そっちの契約に切り替えて、簡単な設置工事的な(部屋の電話回線にケーブルを突っ込んで何かやっていた。盗聴器が仕掛けられていても正直判断できないので、独り言や寝言の内容には気をつけようと思う)ことやって、新しい機械を設置して、通信状況を試す。

うん、今までよりちょっとだけマシになっているようだ。

これ、なんかのキャンペーンで、今までよりも良い設備に切り替えた方が、今までよりも利用料金が安くなるっていうアレなんだけどね。
先日の節電キャンペーンのやつもそうなんだけど、もう市場原理主義社会の末期だろうね。

「何のために、何を、どのようにするのか」っていうのが複雑怪奇に混沌としており、シンプルに儲けたり損したりって発想ではない事になっておる。
スマートフォンなんて、一応は「いろんな機能が搭載された何かと便利な携帯電話」だった筈なんだが、おそらく、今や多くの人がスマホの機能の中で「電話」を使う割合はかなり低いのではなかろうか?

それはそれとして

映画くらいの長時間の動画観る時に5分周期くらいで止まっちゃったりとかさ、いろいろな物をアップロード、ダウンロードするのにやたら時間がかかってたのは、それなりに「ストレス」とまではいかなくとも「めんどくさい」状況ではあったので、ちょっとアレコレの作業がし易くなるのではと期待している。

とりあえず、本日は諸々を終えてから、映画を観てみた。
一回も止まらなかった。

んと、ブラッド・ピット主演の『ブレット・トレイン』ね。
伊坂幸太郎の小説『マリア・ビートル』が原作って事で、制作発表の時から気になっていたのだ。
まぁ、その時点から「全然違う話になっちゃうんだろうな」とは思っていたんだが、ブラッド・ピットは割と好きだし、どのくらい原作からかけ離れていくんだろうっていうのは確認してみたかったのよ。

う〜ん、小説の映画化って難しいよね。特に長編小説は。
例えば、オレが伊坂幸太郎の作品が好きな理由の一つに「映画を見てるような気持ちで読める」ってのがあるんだけど、それでもその内容を通常の商業映画の2時間前後に収めるのは無理がある。

あと小説って、回想シーンではない形での登場人物のその行動に至るまでの背景とか心理とか説明してくれるけど、映画だとそれができないってか、ダメな映画はそれを全部セリフでやっちゃうしね。

だから、もう原作のどこを削るかとか、構成をどう組み立て直すかとか、映画的に付け足すものは何かって話になってくるんだけど、その辺が結構上手にできてたのって『羊たちの沈黙』かなと思っている。

あとは、経験上、小説読んだ後に映画を見てもなんか物足りないとか、人物像とか解釈が自分が感じてたものと違って違和感あったりとかしちゃうんだよね。

そして、大概の原作小説がある映画は、観てから原作読んでも、原作の方がより面白いと感じる。

あ、映画がヒットしたから小説化したっていうのは逆に映画の方が面白いよ、やっぱり。

で、『ブレッド・トレイン』
映画としての出来でいっても多分「結構な予算をかけたB級映画」ってところじゃないのかな? でも好きなんだB級映画。だからそれはいい。ついでに言うと、これの監督した人の作品って好きなのがいくつかあるんで、それなりには面白い。

でもね、もう「原作はあの小説です」って頭で観ちゃってるもんだからそれが離れないんだよね。
だから、構成や設定を組み変えたところとか、都合上省かなければいけないエピソードとかあって、それの全体的なつじつま合わせで別な簡易的なエピソードとか設定を付け加えてるところが、いちいち残念なんだよね。小説の方がはるかに面白いし(ただし、読んでて面白いからと言って、映像化して面白い訳ではないのもわかる。さっきもちらっと書いたけど、小説にも映画にも「ならでは」の利点が異なるところにあるのだ)。

でさ、考えてみたら原作の『マリア・ビートル』って、オレ新しいもの読む気にならないで、でも気楽になにか活字を読んでたい気分の時に再読する小説のひとつなのね。まぁ、そういう時には大抵、伊坂作品のどれかを読んでるのよ。
だから、コレ、多分5,6回は読み直してるのよ。少なくてもそのくらい。

で、この話、大体の登場人物と、物語のとっかかりになる部分を原作からもらって後は全部作り直してるようなもんだから、登場人物の性格も違うし(一番肝心なところを一番安っぽい設定に作り替えて、無理くり関係性を繋ぎ直しているのがちょっとね…。一番味のあるところが、一番チープ)、事件に関わる事情も違っちゃってるのね。
それはいいんだけど、その中で小説にあった細かなシーンがちょっと趣向を変えて出てくるもんだから、混乱するのよ。さっき見たシーンと小説で何度も読んだシーンが記憶の中でごちゃ混ぜになって、なんか居心地が悪い。

ま、終盤になっていくと完全に違う物語が進行して、原作には全くないスペクタクルが繰り広げられるので、そこはくだらないB級映画好きとして楽しむ事に邁進できた。
もういっそのこと全編こうやってくれればよかったのに。

なんというか、コレを観て考えたことをまとめると要点は二つ。
1.コレはコレで嫌いではないけど、原作知らない人がコレを観て「伊坂幸太郎ってこういう小説なんだ」って思わないで欲しいな。
2.上品で地味なデザインの栗まんじゅうの味わいが好きだったのに、アメリカに持っていくと派手な色使いでデコレートして、やたらと大味のポップなお菓子が出来ちゃうんだな。そして栗はどこにいっちゃんたんだろう?

以上。

やっぱりオレとしては、長編小説は読んだ後で映画を観るのはやめた方がいい気がする。
多分、同じような感じでも好きな映画の中に、原作読んでないから好きでいられてる作品もあると思うんだよな。

ふと思い出したが、テッド・チャンの短編小説『あなたの人生の物語』を映画化した『メッセージ』はとても良い出来だと思う。ってか、アレは小説をずいぶん前に読んでたのを忘れていて、映画観ながら「どっかで聞いた話だな」と思って、後で読み返して感心したんだよね。小説も良かったし、映画が映画の持ち味を出しながら小説の持ち味を生かしてたと思う。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜今後のライブ予定〜

※いずれもご予約は【contact】をご利用ください(入場者数に制限がありますので、お早めに。)→https://www.kurageya.net/contact



11.5(土)
【Voice & Rythme Vol.50】
会場:Live House / Studio Solid
(札幌市東区北33条東17丁目4−19)
OPEN 11:45
START 12:00
料金:1000円(再入場可)
出演:VoiceWorksSapporoの皆さん(辻の出演は15時〜の予定)



11.11(金)
【円山純情倶楽部 2022 冬 〜Beadroads レコ発ツアー 2022 “Mirai” at 札幌】
会場:円山夜想
(札幌市中央区南1条西24丁目ヴィンテージビル地下)
OPEN 18:30
START 19:00
料金 前売 2,500円 / 当日 3,000円 (1ドリンク別)
出演:Beadroads / kurosawadaisuke / 辻正仁
※各出演者、【contact】での予約受付のほか、チケット予約サイト Tigetでも前売りチケット販売中→https://tiget.net/events/202293
円山純情倶楽部2022フライヤー



11.22(火)
【UNIONFIELD LIVE+】
会場:UNIONFIELD
(札幌市中央区南7条西4丁目LC七番館5F)
OPEN 19:30
START 20:00
料金:2,500円 (別途ドリンク代)
出演:あきお / 藤沢圭市(ザ・ツーブルース) / 辻正仁
※配信【YouTubeチャンネル】
https://www.youtube.com/c/unionfield
※投げ銭【お気持ちPay】
https://union.buyshop.jp/categories/3048264
・お気持ちPayは50%を出演者へ、50%はUNIONFIELDの配信や音響照明の機材費等に充てさせて頂きます。
UNION22_11_22フライヤー




12.29(木)
【東日本大震災チャリティーライブ 500L Vol.37】
会場:円山夜想
(札幌市中央区南1条西24丁目ヴィンテージビル地下)
※詳細未定



2023.1.21(土)
【バースデーワンマンライブ】
会場:フライアーパーク
(札幌市豊平区平岸4条7丁目)
OPEN 19:30
START 20:00
料金:2000円(別途ドリンク代500円)
出演:辻正仁
バースデー2023

未分類 |

色々やってみて結果元通り

先日の円山海月のライブ、YouTubeで生配信したやつをそのまま残すっていうんでさ、前回のこの日記では、開演前とか転換時のインターバル部分をカットしますって書いたんだけど、それでやってみたんすよ。

冒頭部分と、転換時間のインターバルが、無音の静止画になるので、それをYouTube内の編集機能を使ってカットしてみた。

これがですね、やってみると処理が完了するまでにエライ時間がかかるんだ。
作業自体はそんなに時間かからないのよ。プレビューでフレームカウント確認して、こっからここまでっていう指定かけて、カットを洗濯して保存かけるだけだから。

でも保存の作業がどうも何時間もかかる。

それでだ。

これ長時間だったからかもしれないけど、やってみたらカットした部分から画像と音声がズレるのよ。
何度もやり直してみたが、どうにもズレる。
最初は様子見でちょっとずつ切ってたんだが、そのせいでズレるのかなと思って、元に戻してからガッツリまとめてカットしたら、今度はステージが途中で切れたりとかね。

一応、PCでも別のブラウザ使って再生してみたり、iPhoneでもアプリで再生してみたりネットブラウザで見てみたりしたんだけど、全部ズレる。しかも、それぞれでズレ方が違う…。

ということで、数日散々苦労した挙句、なにもかもを元通りにしました。生配信と同じ状態。
だから、画面がスタートから、ステージ開始までが21分くらい、一部終了から二部スタートまでが6~7分、二部終了から三部スタートまでの間が11分ほど無音静止状態があります。
なので、概要欄におおよその各パート開始のタイムスタンプを入れといたんで、それクリックしたら、そんなに待ち時間なくみていただけます。

これね、復元までも時間かかったよ。

散々苦労した挙句、元通りという結果で、取ろうだった気もするが、おかげでいろんな動画見てる時に、途中から画像と音声がズレてるやつがあったのが、何故なのかわかったよ。

あと、YouTubeにアップロードしてからの編集は返ってグチャグチャになるなってのも。
簡易的なものだから、長時間だったり複雑だったりすると処理が混乱するんだろうなって気がした。

そういう訳で、リアルタイムで配信したままをお楽しみください。→ https://youtu.be/vWpi6lyszk4


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※いずれもご予約は【contact】をご利用ください(入場者数に制限がありますので、お早めに。)→https://www.kurageya.net/contact



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会場:Live House / Studio Solid
(札幌市東区北33条東17丁目4−19)
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料金:1000円(再入場可)
出演:VoiceWorksSapporoの皆さん(辻の出演は15時〜の予定)



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【円山純情倶楽部 2022 冬 〜Beadroads レコ発ツアー 2022 “Mirai” at 札幌】
会場:円山夜想
(札幌市中央区南1条西24丁目ヴィンテージビル地下)
OPEN 18:30
START 19:00
料金 前売 2,500円 / 当日 3,000円 (1ドリンク別)
出演:Beadroads / kurosawadaisuke / 辻正仁
※各出演者、【contact】での予約受付のほか、チケット予約サイト Tigetでも前売りチケット販売中→https://tiget.net/events/202293
純情2022



11.22(火)
【UNIONFIELD LIVE+】
会場:UNIONFIELD
(札幌市中央区南7条西4丁目LC七番館5F)
OPEN 19:30
START 20:00
料金:2,500円 (別途ドリンク代)
出演:あきお / 藤沢圭市(ザ・ツーブルース) / 辻正仁
※配信【YouTubeチャンネル】
https://www.youtube.com/c/unionfield
※投げ銭【お気持ちPay】
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12.29(木)
【東日本大震災チャリティーライブ 500L Vol.37】
会場:円山夜想
(札幌市中央区南1条西24丁目ヴィンテージビル地下)
※詳細未定



2023.1.21(土)
【バースデーワンマンライブ】
会場:フライアーパーク
(札幌市豊平区平岸4条7丁目)
OPEN 19:30
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料金:2000円(別途ドリンク代500円)
出演:辻正仁
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