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海月屋・辻正仁『短めでお願いします』

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おじさんも混ぜてもらいました【カバー祭り】


昨夜は、前週に急遽出演が決まった【カバー祭り Vol.5】でございました。
予定していた花果ちゃんが出演できなくなってしまったので、その代わりというか穴埋め的なアレ。

ん〜、企画者の河合翔太くんがSNSで何度かこの企画の事を書いていて、それ以前にも都合で出れなくなった方がいるとか、河合くんも本当は相方と一緒のはずだったのに、一人でやることになったりとかってのを目にしてたんで、なんか大変そうだなと思ってたんだよね。

そんで、花果ちゃんも一週間前にダメになったって話だったんで、たまたまこの日のこの時間に予定がなかったから、「空いてるよ」って伝えたら、「お願いします」って運びになりまして。

まぁ、こんな時期だしお互い様なんでね。
昨年M3で出させてもらった時にも感じたが、ひとまわりもしくはふた回り異なる世代の出演者に混じって、選曲に世代を感じながら楽しんできました。

そんで、カバー限定だったんで準備とかの事は多少、前回までに書いたけど、その前にも一本入ってたし、ちゃんと準備するのに正味2日ほどしかなくてですね。

前日に、それまで妄想ベースでリストアップしてた30曲ほどの中で、歌詞を一言二言確認すれば歌えそうで、なおかつコードもあんまりややこしいこと考えなくて良いもの、その中で今現在自分が歌ってみる気になれるかどうかってところで10数曲に絞り込んでから、スタジオで歌い散らかして、OKそうなもので選曲してみた。

あとは、選曲の基準っていうのかな?
そういうのがあった方が選びやすいんでね。

それ、24日のライブで河合くんと顔合わせた時に、かれの生まれ年聞いたんで、その年に発表された曲をまず選ぶことからはじめまして。
で、そのまま「出演者が生まれた頃、もしくはそれ以前に発表された曲を中心に」とか「いっそのこと、その時代でも同年代の人でも知っているかどうか微妙なラインを選ぼう(シングルになってるけど、ヒットはしてないとか、アルバム収録とか)」で、最後だけ「どの年代の人もおそらくみんな聴いたことくらいはあるだろう」って曲にしようと。
ま、どんなに頑張っても他の出演者にわかる曲は無理だし、たまにM3とかでカバーやるときは、比較的、お客様が知っているであろうヒット曲とか歌謡曲とかって選曲基準なんで、そことも変えてみようと言うことで。

そんなセットリストがこちら

〜 セットリスト 〜
※()内はオリジナル歌唱者

ありったけのコイン(ストリートスライダーズ)
イケナイコトカイ(岡村靖幸)
私の願い(オフコース)
声の限り(高井麻奈由)
上を向いて歩こう(坂本九)


カバー祭りvol5

個人的な今回の一番の挑戦はオフコースであった。
コレを小田和正のオリジナルキーで歌ってみようという。ギリギリだった気もするが、一応ちゃんとこなせたので満足だ。
で、途中でAKBの『恋するフォーチュンクッキー』を混ぜて、最後に今回本当は出演するはずだった花果ちゃんの『呼ぶ』も一節だけ歌ってみた。
ちょっとね、本当はちゃんと曲全部入れて歌いたかったんだが、準備の時間が無さすぎたのでそんな形で、結局ちょっと間違えちゃったけど。ま、お見舞い替わりに。

この『私の願い』以外は全部、一応今までに何らかの形でライブでやったことのある曲なんだけど、まぁ最初の2曲はもう10年前後経過していて一回やったきりなんで、初めてに等しい。

『声の限り』は、昨年の麻奈由ちゃんとツーマンやった時に歌わせてもらったんだけど、ちょっと自分で納得してない部分もあったのでリベンジのつもりで。
キーも変えてみたりとかしたんだけど、残念ながら今回も課題を残したな〜
シンプルな歌だし、作品の構造的なアレとかはオレのスタイルに似ているのだけど、歌ってみると難しい。
専門的な話になるんで省略するが、この曲を聴いた時「オレならこうやって歌う」みたいなことがあるんだが、実際やってみるとそうやって歌えない部分がありまして(笑)
コレ、多分また機会あったらやるかもしれないような気がする。

最後の『上を向いて歩こう』はなんだかんだでたまに歌ってるので、ってか、子供頃から歌ってるんで、もうなんか僭越ながら自分の曲を歌ってる時と気分的にそんなに変わりない。

他の皆様も、それぞれの選曲の妙とか、ちゃんと聴いたことなかったけど「あ、いい曲じゃん」みたいな曲が多くて、楽しませていただきました。

混ぜてくれてありがとう。


さて、次は土曜日の【500L】です。

なんか忙しいな。


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〜今後のライブ予定〜
※いずれもご予約は【contact】をご利用ください→https://www.kurageya.net/contact




3.5(土)  
​【東日本大震災チャリティーライブ・500L Vol.34】
 円山夜想(札幌市中央区南1条西24丁目 ヴィンテージビル地下)
​OPEN 18:30
START 19:00
入場無料(振る舞い酒あり)
出演:kenzzzi(前説)/ クラとアコ / 辻正仁
500L2022_3




3.17(木)
【ブッキングライブ】
場所:フライアーパーク
(札幌市豊平区平岸4条7丁目)
OPEN 20:00
START 20:30
料金:2000円(1ドリンク付き)
出演:小川ノブユキ / 久保田広司 / 辻正仁
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めがね、めがね…(by やすしきよし)

2022_02_24_3.jpg

ということで、昨夜の【第13回 メガネの日】、お誘いいただいて楽しく過ごさせていただきました。
雪だのなんだので色々と外出に抵抗感がある昨今、足を運んでいただいた方、関係各位ありがとうございました。

”かねっつ”こと兼田和明くんの企画による「出演者も来場者も全員メガネ着用義務」によるライブ企画。
わりと以前から知っているのにかねっつと一緒にライブやるのは今回初めて。意外や意外。

そしてもうひと組は、FOLKIE店主の松川さんと、27日にお邪魔する【カバー祭り】も主催しておる河合翔太くんとのユニット”thank you sun scene"。こちらも松川さんには世話になってるし、彼らに曲提供もしているので、なんか初めて一緒にやるという気がしない。

んと、今回はですね、諸々の影響でスタート時間が繰り上がりまして。
ワタクシ開演時間に間に合うかどうかってスケジュールだったんだけど、そこは頑張って開場時間くらいに滑り込みましたが、もろもろ準備などあり落ち着かん。

さらに、普段ステージの時ってメガネしないからね。
これはもう基本的には歌ってる時に煩わしいというか歌いにくいと言うかな理由でございまして。
それが、今回はメガネして歌うっていうんでね。ねんだかわからんが着用している方が逆にパンツ脱いで歌うような居心地の悪さがある。

で、駆け込んだ上に、それだし、もういっそのことと思い、いつもは帽子的な被り物をしているのだが、それもナシにしてみた。めっちゃ無防備な気がする。

これもいつの間にやらだったんだけど、メガネを外すのと一緒に、この帽子を着用することで「人前で歌うこと」へのマインドセットをしてる感覚なのね。
で、今回はあえてそういうのナシで。

その違和感のせいか、リハ的な準備がないまま本番だったせいか、2曲目あたりで左手がつりそうになりながらだったというね。

メガネあり、被り物なしのレアな姿でございます(笑)
2022_02_24_1.jpg


〜 セットリスト 〜


あの歌を聴きながら
はなれていたって
Jealous Guy(John Lennon カバー)
自画自賛



ということで。
ま、せっかく普段やらないメガネ着用だからと思い、途中でメガネを替えて歌うということもやってみた。
グラサンなんだけど。

これ、ジョン・レノンが隠遁生活してた時に、お忍びで日本に滞在してた時に「白山眼鏡」に依頼して、オーダーメイドで作った、彼のオリジナルフレームである。
自分がこれまでに購入した眼鏡の中で最も高価なものである(笑)。

でね、購入したのはまだ20代の後半か30代前半の頃だったと思うんだが、それ以来着用する機会が一切なかったのね。
度は入ってないし、なんか普段かけて歩き回りたいわけでもないし。

だから、良い機会をいただきました。
なんか、コレかけるならギター弾いて歌ってる時ってのは正解な気もしたし。

2022_02_24_2.jpg


ということで、ジョンの曲もやってみた。

普段と違う出で立ちって事も含めて、ある意味レアなステージを経験したかもね。


さて、次回も普段は滅多にやらないカバーオンリーのライブ企画に参加でございます。
先日欠員が出たってことで急遽決まった。
昨日もご一緒した河合くんの企画。

先日も書いたけど「何やろうかな?」って考えてパッと思いついたのをリストにしたら26曲だかありまして。
それが数日のうちに32曲になりまして(笑)

これを今日と明日で「実際に歌って弾ける曲はどれだ」って確認するところから、曲決めて、コードだの歌詞だのその他諸々、要するに「楽曲」というものを身体に入れる作業をする訳です。
ものすごく集中します。

メガネしないから見えないってのもあるけど、よっぽどのことがない限り、歌詞とか観ながら本番はやりたくない性分でございます。その上、何かしら楽には済まない事をやりたがる性分でございます。その方が自分が面白いからってだけなんだけど。

いずれにせよ、今回は、同年代ならまぁ知ってるかもねってな曲をメインにしたいなと。
そんなに広く知られたヒット曲じゃないけど、好きな人はいるよねみたいな微妙なラインで言ってみようと、さっき考えた次第。まぁ、どっちにしろ、一緒に出る人たちはみんな知らない曲だろうけどね(笑)。

あと、3/5の【500L】の詳細も決まりましたので、下に掲載してますよ。
今回、生配信もありそうな感じ。

んじゃ、あと1時間、カバーに向けて準備して、今日は寝る。



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〜今後のライブ予定〜
※いずれもご予約は【contact】をご利用ください→https://www.kurageya.net/contact



2.27(日)
【カバー祭り vol.5】
場所:フライアーパーク
(札幌市豊平区平岸4条7丁目)
OPEN 18:00
START 18:30
料金:2000円(1ドリンク付き)
出演:成田祐菜 / こやまようすけ / 辻正仁 / 河合翔太
カバー祭り5






3.5(土)  
​【東日本大震災チャリティーライブ・500L Vol.34】
 円山夜想(札幌市中央区南1条西24丁目 ヴィンテージビル地下)
​OPEN 18:30
START 19:00
入場無料(振る舞い酒あり)
出演:kenzzzi(前説)/ クラとアコ / 辻正仁
500L2022_3




3.17(木)
【ブッキングライブ】
場所:フライアーパーク
(札幌市豊平区平岸4条7丁目)
OPEN 20:00
START 20:30
料金:2000円(1ドリンク付き)
出演:小川ノブユキ / 久保田広司 / 辻正仁
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メガネをかけたりカバーをしたりする

ほぼひと月前に誕生日プレゼントでいただいた本を読んでね、なんかスイッチ入っちゃって、ずっとなんというか「知的好奇心」ってやつなのかな? それが久々に活性化しまして、色々と新しく仕入れた知識というか考えを踏まえて、そっから連想で思い出した本を読み直してみたり、新たに派生する関連的なアレを読んでみたり調べてみたりというのが続いておりましたが、そろそろライブも近いっていうんでそっちの気分に切り替えようとしていた矢先、追加で急遽出演が1本増えた。

昨年はユニットM3でお呼ばれした、河合翔太氏の企画によるカバー限定ライブ。
ちょっと出演予定してた方が出られなくなっちゃったんで、その「穴埋め」でございます。

昨日そういう話になって、まぁカバーというか、ただギター弾いて歌うってアレだけど、何をやればいいかなって考え始めたら止まらないよね(笑)

まぁ急遽だし、普段のライブの本番前サウンドチェックでやってるようなのを確認し直してやればいいかなとも思ったんだが、いざ告知されてみると「せっかくの機会だし、ちょっと手をつけてないこともやってみたい」ってのが性分として出てきちゃうのよ。

そんで、そういうのも含めて、ざっくりと歌ってみたいとかこんなのがいいかなってのをリストアップしてみたら、ツラツラと並んだのが26曲…。

ん〜、今回はその前に1本ライブ入っててその三日後だからね。あんま準備の時間もないから、このリストから実際的にできそうなものを確認したり探ってみながら決めようかと。

結局、そういう作業が大好きである(笑)

河合くんに確認したところ、特にみなさん知ってそうな曲じゃなく、マニアックなものでもなんでも「カバーでありさえすれば良い」ってことなんで、好きなように選ばせてもらおう。

とかやっているうちに「知的好奇心」に関するモードが一気に切り替わった。
その前の【メガネの日】に向けても、ちょうどよかったかも。

こっちはこっちで、普段メガネしてステージやるってことがほぼほぼないので、いつもと感じが違うから(体感的にね)、まぁ、今月は「普段と違うこと月刊」ってことなんだろう。

それはそれとして、前回面白かったので(基本的に対談というか、トーク形式の番組好きなんだよな)、2回目の『まつもtoなかい』という番組を観てた。

これ、いわゆる「トークバラエティ」とかと違って、喋ってることにテロップだしたりしないし、特にコーナー決めてるでもなく、単純に人が会話しているので面白い。とくに極端に笑いを取ろうっていうんじゃないし。なんか、「楽しく語り合いましょう」って意識での軽口とかはあるけど、その辺のフラットでかつあんまり普段の番組用の切り口じゃないトークなんで好きなのかも。

ん〜、結局YouTubeでやってる【円山海月〜MaruyamaKurage〜】の最初の頃にイメージしてたのって、こういうアレに近いんだよな。なので、アレも最初から「テロップとか一切ナシでやる」って言って始めたのよ。

それをプロの方々がきっちり作って、有名人の方々が自分のこと、互いの事を話しするとこういうもんになるんだなって。

そんで、ホスト役の中居くんって回すのうまいなって思う。打ち合わせとか台本とかで事前に話す事決めてるのかどうかわからんけど(感触的には、少なくともゲストには細かい打ち合わせはあえてしてないと思う)、どういう方向に流れていくかわからん話の要所要所で、ちゃんと会話を整理して転がしていくように、自然な形で回してくなって。
いい感じで転がってる時には無理くり仕切ろうとせずに流れに任せてるし、ちょっと「この話の先には収穫なさそう」とか「ここで終わらせた方がいいな」って判断した時には、すっと別な話題振ってみたりとかしてる。
これ地味だけど技量のいる技だよなきっと。

で、松本人志もこの番組に関しては貪欲にボケていかずに、むしろゲストの本音の誘い水にするつもりなんだろうけど、あえて自分のフラットな気持ちでのアレをちょこっとだけしゃべるみたいな。それで自分はすっと引くっていう、その塩梅が、単純にゲスト同士だけで対談させるのでは出てこないものを出してるし、なによりも「それぞれが自分の思いを話して、相手の思いも聞いて、楽しく過ごす」という落ち着いた心地よさがあっていいな。

正直、YouTubeで色んな人がやってる番組とか、細かくいうと長くなるんで省略するが、ざっくりいうと「空気がガチャガチャしてる」って感じがして、自分の好みとは合わないんだよね。

特に最近、TikTokもちょっと眺めてみたんだけど、短い時間で文字も音も画像も何かに急き立てられてるかのような慌ただしさで、めんどくさくなったり疲れちゃったりするのね。
あれが若い人たちには楽しいのは分かるけど、なんせおっさんなもんで。

「知的好奇心」とライブやって「人前に出て、みなさんと楽しい時間過ごします」のモードの橋渡しにちょうどいい番組観たなって気がした。

そういうわけで、来週あたりからちょっとライブが続く模様。

その前に床屋さんに行こうと思う。





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〜今後のライブ予定〜
※いずれもご予約は【contact】をご利用ください→https://www.kurageya.net/contact




2.24(木)
​【第13回 メガネの日】
場所:FOLKIE
(札幌市中央区南6条西3丁目ニューオリンピアビル8F) 
OPEN 19:30 
START 20:00  
料金:2500円(1ドリンク・1メガネ付き)
出演:兼田和明 / 辻正仁 ほか
メガネの日






2.27(日)
【カバー祭り vol.5】
場所:フライアーパーク
(札幌市豊平区平岸4条7丁目)
OPEN 18:00
START 18:30
料金:2000円(1ドリンク付き)
出演:成田祐菜 / こやまようすけ / 辻正仁 / 河合翔太
カバー祭り5





3.5(土)  
​【東日本大震災チャリティーライブ・500L Vol.34】
 円山夜想(札幌市中央区南1条西24丁目 ヴィンテージビル地下)
​※詳細未定




3.17(木)
【ブッキングライブ】
場所:フライアーパーク
(札幌市豊平区平岸4条7丁目)
OPEN 20:00
START 20:30
料金:2000円(1ドリンク付き)
出演:小川ノブユキ / 久保田広司 / 辻正仁

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「理想としては、勝負を超越した心境の中で将棋を指すことなんです。」by 羽生善治

あまり口外したことがないのだが、意外と将棋が好きだったりする。
いや、「将棋」というよりも「棋士の方々の佇まい」が好きなのかもしれない。

なぜあまり人前で将棋に興味があるといった事を言わないかというと、万が一本格的に好きな人がいたりすると、話をしたり聞いたりするのが面倒だからだ。申し訳ないがそこまで情熱的に語れるほどの知識はない。ってか、そもそも将棋のルールを知らない(笑)。

興味を持ち始めてからなんとなく思うのは、例えば子供の頃などに将棋に触れる環境があったら、もしかしたら結構のめり込んでたかもしれないな〜ってなアレである。
そんな子供時代に熱中したのはオセロであった。

その後、大人になってちょっとチェスを覚えてみたんだが、そして今でもちょっと時間が空いた時にスマホなどでゲームをすることがあるが、一向に強くはならない。そういう熱意を持ってないよね。ただ、暇つぶしに思考してるのが好きなだけだ。

将棋も覚えてみようかと思ったけど、もう結構な年齢になっており、駒の基本的な動かし方とかみてるだけで、ゲームとしてどういう思考を働かせるのかとか考えると、楽しめるようになるまでの時間が膨大な気がして手が出ない。
他に興味のあるものがいくつもある状態では、これはもう手に負えないなと。

ただ、棋士の方々の話を見聞きしたり、対局の時のひたすらに思考を働かせている、その空気が好きなのだ。

だからまぁ、大一番とかの対局を中心に据えたドキュメントとかを興味深くみてたりする。

なんちゅうんだろう? 誰しもがそうではないのだろうが、対局に対する勝ち負けじゃないところに自分の目指してるところがあった上で、勝ち負けを争う対局に臨んでる感じがするのです。
もちろん、一戦毎の勝敗も大事なんだろうけれど、そこを通して「自分の求める姿に近づこうとする姿勢」とでも言うのかな? だからそこには相手に勝ったとか負けたとかではない要素があるんだよねきっと。

そんな事を感じて興味を持ち始めたきっかけは、多分10年くらい前で、羽生善治氏がなにかのゲストかなんかで、話をしてるのを見てからだった。

おそらく、イチローなんかにも似たようなところはあるんじゃないかと思うのだが、自分が物事やっていることの最終的な到達点が対外的な評価にフォーカスしてない気がするのね。
そこは、自分の目指す事をやってる過程で、そういう評価なり成績を得ることもあるよねって。

で、多分同業者でもお互いに理解しきれないものをそれぞれが目指してるんじゃなかろうかと。

棋士なんてのは特に、基本的に一人で考えて一人で勝負するものだからさ、例え共同研究したり、なにか手伝うスタッフとか仲間がいるにしろ、基本的に自分自身でしか判断できない評価基準を持って取り組んでるんだろうなって思うのよ。

棋士の人たちって、それぞれ色んな性格があって、目指す形も似ているようでそれぞれなんだろうけど、そういった空気の方がわりと多くいて、なんか惹かれるのです。

で、何も知らなかった頃は将棋って年寄りくさいもんだと思ってたけど、頭脳のハードウェア的な面というか、情報処理能力やら記憶力の面では若い方が有利で、年を取ってくるとまた別な経験とかそういうもんで戦い方も変わってくるらしい。
なるほどね。

そういう自分の心身の変化と絶えず自問自答しながら、将棋ってものに対する自分の存在のあり方も変わってくるのかもしれないね。

藤井聡太氏が最年少で五冠となる数日前に、羽生氏がA級から降格したというニュースがあり、平成の天才から令和の天才への引き継ぎが完了したようにも感じた。
将棋界の歴史って見方をすると、物語として非常にわかりやすい出来事だ。もうまちがいなくこれからは藤井氏が将棋界の中心として存在していくのだろう。多分。

でもそれで羽生氏がダメになったわけでもないし、彼は彼でまた粛々と飄々と自分の追い求めるものを追求していくんだろうな。その過程で対外的には「返り咲き」とかもあるかもしれないなって期待はしてる。

そして、藤井氏の対局後の会見。
途中で見るのやめたけどさ。なんて言うか「芯を食った」質問が出てないなって気がして。
うん、まぁ五冠達成の気分とか、今後はどうするみたいな質問で、出て当然の質問なんだけど、藤井氏の意識してるものに引っかかってないんじゃないのかな? 多分、彼の目指してるものが、大衆が気にしているところと少し違うんじゃないかと思うのだ。それはもう彼自身にしか理解し得ないものがあるんだろうなって。

んで、対局に敗れた渡辺氏の対局後の佇まいや、かなりキツイと思うのだが淡々と感想戦やインタビューを受け入れている姿にもやはりグッときたのです。

「この人たち、かっこいいな」と。

これからの羽生さんが何をどうやっていくのかとか、もちろん藤井氏がこれからどんだけのものになっていくんだとか、非常に楽しみにしている。

ルールは知らないんだけどね(笑)



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〜今後のライブ予定〜
※いずれもご予約は【contact】をご利用ください→https://www.kurageya.net/contact




2.24(木)
​【第13回 メガネの日】
場所:FOLKIE
(札幌市中央区南6条西3丁目ニューオリンピアビル8F) 
OPEN 19:30 
START 20:00  
料金:2500円(1ドリンク・1メガネ付き)
出演:兼田和明 / 辻正仁 ほか
メガネの日






3.5(土)  
​【東日本大震災チャリティーライブ・500L Vol.34】
 円山夜想(札幌市中央区南1条西24丁目 ヴィンテージビル地下)
​※詳細未定




3.17(木)
【ブッキングライブ】
場所:フライアーパーク
(札幌市豊平区平岸4条7丁目)
OPEN 20:00
START 20:30
料金:2000円(1ドリンク付き)
出演:小川ノブユキ / 久保田広司 / 辻正仁


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シン雪まつり(by 庵野◯明 笑)

そういう事で、交通機関ほぼ壊滅状態である。

中止になった筈の雪まつりが、別な意味で絶賛開催中だ。

と、呑気に笑ってられるのは、単にオレ自身の生活があまり日常と変わらないからなだけなんだけどね。
中には非常に困っている方もいるわけで。
仕事に行けない、家から出られない、車が動かない等々。

ま、オレはもともと「覚悟を決めれば、多少のヘビーな気象状況でも徒歩で基本的な移動が賄える場所」という利便性を考えて住む場所を決めているし、そもそも交通機関の利用があまり好きではないので、基本的に頼らない生活に慣れてるしね。
そうなると必然的に中心部の近くに住むので、除雪なども比較的優先的に行われる場所だし。

そういえば、何時ぞやの「北海道ブラックアウト」の時も、いち早く電気が戻ったんだった。

だから、まぁ「歩きにくいな」程度で済んでいるんだが、周囲はなかなか大変な有様だ。
ってか、先日もちらっと書いたが、コレが雪ではなく雨だったら、今頃こんな程度の騒ぎでは収まってないんじゃなかろうか。

ま、あれですよ。家の中にいる限りではほとんどの人は「命の危険」が差し迫ってる状況でもないし、大きな事故が発生した訳でもないようなので「災害」に該当するのかどうかがちょっとわからないんだけど(そもそも世間で言うところの「災害」の定義をよく理解してないので)、それにしてもなってのは流石に多々感じるところはある。

特に、本日の市長の会見を見てからは。


状況に鑑みて、あまりに悠長な中身だったので質疑応答の途中でやめたんだけどさ、要点をかいつまんでみれば「大事なところから優先的に除雪するけど、時間かかるからみんな我慢してね」って話である。

まぁ、この方も市長になってからブラックアウトだコロナだ大雪だと色々大変なんだとは思う。
想定外のことばかりだもんね。
でも、こんだけ続けば「想定外のことが起きる」って想定しといてくれよって気になるよ。


自衛隊に要請もしないそうだ。「特に人命に関わる状況ではないから」なんだそうだ。
いや、個人的には確かに自衛隊はどうなんだろうとは思うのだが、雪まつりの時には雪像作るの手伝ってもらってる事を考えると、理由が成立してないなと思う。

人命に影響しないって言ってもさ、緊急車両が入っていけない場所とかあるし、渋滞で進みようないしって事を考えると、何かあった時に助かってたかも知れない命が、コレのせいで間に合わなくなることは十分考えられるよな。

そもそも、土曜から始まったこの雪の対策に関して、月曜の15時近くになって対策の会見開きますってのも遅いなと思ったし、その内容が、特に何か対策する訳じゃないって言うね。ただ、「主要な道路を優先的に除雪します」って、だからそうじゃない道の除雪は遅くなりますと。いつも通りだと4月までかかるからって。

4月になったらこんだけの雪が溶け始めて、また何らかの問題が生じると思うが?
ってか、どう考えても今ある雪を片付けるだけじゃ済まんだろう。この先も雪降るし。

まぁ「いつもより遥かに多い量が降ったから対応が追いつかない」というのはわかる。
それこそ「想定外」の事案なんだろう。

でもさ、もうここ10年くらいの間に、至る所で想定外のことが発生してるよね?
具体的なことは予測できないまでも「想定外のことが起きたら、どういう対応をすべきか?」は考えとかなきゃならんのではないだろうか? 想定した事に準備して安心するのではなく、その上で「想定外のことは起きるんだ」という心算でいないと。

少なくとも、「想定外のことが発生しても、発生から8時間以内には対策を決定できるよう動く」とかってのは前もって決めとけるじゃん。

想定外のことが起きるってのは、想定してたことが起きるよりも大変な状況なんだから、起きてから「さぁどうしましょう?」では間に合わんよね。

今回ほどじゃなくても毎年除雪の問題とかは起きていて、さらにコレになっちゃったら、迅速な対応なんてできないだろうし、毎年の雪の対応ですらそういう動き方の人たちが、突然出てきたウィルスへの対処ったって、ちゃんとした対応できないよねそりゃ。

歩道もまともに歩けない、車道も渋滞だしガタガタツルツルな路面だし、休校にくらいすりゃいいのにね。
子供は結構危険だよ。そんで学校ついたって、バスとか動いてないから担任が学校に来れないとかってあると思うんだけど。

で、みなさん出勤できなくて、遠い距離を歩いて地下鉄乗ったりで、地下鉄は満員でさ。
夕方には動いてたバスもあるみたいだけど、バス停には次の停留所まで続くんじゃないかってくらい長蛇の列ができてるし。あれでバス乗ったら、結構な蜜の状態だね。
みなさん連日の(というか、日に何度もの)雪かきで疲れていて、気温の低い中を歩いたり並んだりで体も冷やしたりして、免疫力下がってると思うんだよね。なので、近日中に陽性判定者増えると思うんですけど。

多分、「雪の対策」ってことで考えてる時に、そういうのは考慮してないと思うんだよね。していてコレなら何も考えてないと同じだし。

もうさ、交通機関もまともに動けない、緊急車両も思い通りに動けない状況なら、いっそのこと数日間は除雪、排雪を集中的にやって、その間はロックアウトすりゃいいのに。

効果があるんだかどうだか根拠も示さないまま簡単に飲食店は時間制限作るんだから、そのくらいやっちゃえばいいだろう。無理に動いて出勤とかでの感染リスク増やすよりは、この雪害を利用して感染スピードを緩めるってのも手だと思うんだけどね。

とにかく、なんか今回の件だけじゃなくて、何かを想定した範囲の準備してるってだけなら、「想定外でした」ってのは単なる言い訳でしかなくて、もう「想定外がある」ってのはわかってるんだから、「どれだけの規模までなら対処できる」ってシミュレーションしてるんなら、その基準を超えた状況が起きたらまずこう動くとかさ、想定外のことが起きたならすぐに自衛隊要請するとか、国に対応依頼するとか決めとけよ。
起きてから会議しててどうすんだよ。

「その時になったら考えればいい」ってはマズイぞ。そのおかげでオレは随分怒られてきたし(笑)。
こういう事がオレの人生といっしょでいいのか?

ちょっと、あまりにもな会見だったので、支離滅裂ながら、憤った事を書きなぐってみた。


お口直しに、そんな大雪が降っていた土曜日に、ライブを終えた後でのどかに過ごしていた模様をご覧ください。

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本間さんがいい顔してる。色々あるけど、こういう顔して乗り切りましょうか。




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〜今後のライブ予定〜
※いずれもご予約は【contact】をご利用ください→https://www.kurageya.net/contact




2.24(木)
​【第13回 メガネの日】
場所:FOLKIE
(札幌市中央区南6条西3丁目ニューオリンピアビル8F) 
OPEN 19:30 
START 20:00  
料金:2500円(1ドリンク・1メガネ付き)
出演:兼田和明 / 辻正仁 ほか





3.5(土)  
​【東日本大震災チャリティーライブ・500L Vol.34】
 円山夜想(札幌市中央区南1条西24丁目 ヴィンテージビル地下)
​※詳細未定




3.17(木)
【ブッキングライブ】
場所:フライアーパーク
(札幌市豊平区平岸4条7丁目)
OPEN 20:00
START 20:30
料金:2000円(1ドリンク付き)
出演:小川ノブユキ / 久保田広司 / 辻正仁



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純情でした

昨日から今日にかけての大雪はまぁ笑っちゃうくらいに呆れる量であった。
よくこんだけ降るなって感心する。

雪かきとか交通とか色々大変だとは思うのだが、ふと「これ、雨じゃなくて良かったかもな」とも思う。
雨だったらもっとアレな事になってるんじゃなかろうか?

と、そんな状況の中、昨夜の【円山純情倶楽部〜ANNEX〜】楽しく過ごさせていただきました。
足元のってか身元の悪い中、足を運んでくださった皆様、関係各位、ありがとうございます。

なんか店に入る前にお客様数名で動けなくなった車を救助してから来てくれたそうで、入場前の一仕事、ご苦労様でした。

2022_02_05_1.jpeg

ごらんの通り、おじさんばっかりで楽しみました。

今回はスタート時と転換時に「DJエロ店長」こと本間健二によるDJプレイが挟まりまして、まぁ割と気心の知れた出演者、ほぼ同年代、今回は配信などもなく緩いスタンスってのもあったのだろうが、本間氏はもう会場ににはある程度出来上がっておりまして、終始ご機嫌でございました。

とりあえずワタクシのステージはこんな感じで


〜 セットリスト 〜

楽な気分で

眠れぬ夜はサザンを
君は知らない
単純なもんさ-男の子の歌-
求愛ラプソディー
座右の銘


2022_02_05_2.jpeg


まぁ一応、ライブタイトルに寄った選曲にしてみた。
そのタイトル【円山純情倶楽部】であるが、そもそもは単にお店での飲み話として、もうすっかり純情じゃなくなっちゃった大人が「一周回って」ある意味その心情を俯瞰してというか、遊び道具として「純情」を蘇らせるみたいな、まぁ笑い話だったのね。
で、それがビードローズ、hide-c.とオレでライブ組まれた時に、ライブタイトルとなり、そのままこの座組みでライブやる時に恒常的に使われるようになってた訳なんだけど、今回は別枠って事で「ANNEX(別館)」と付け足されておる。

まぁ、本間健二がなぜこういう時期にこのタイトルにしたのかってのはなんとなくわからんでもないんだ。
要は自分も含め、ゆるく伸び伸びしたかったんだろう。だから、飲み話から出てきたバカバカしいタイトルを持ってきたんじゃないのかね?

ってなアレもあり、それに乗っかって選曲したんだけどさ、後に出るkurosawadaisuke君がそれ見ながら出来る限り自分も選曲し直したり、トークでそっちに寄せていくところが面白かった。

場数を踏んだ人ならではだよね。で、終わってみればなんとなく全体として「こういう会だったね」みたいなイメージがぼんやりあるようなないようなって形になってたりして。

で、アンコールがかかった時に、この時点で完全に出来上がっていた本間健二が「辻さん、行こう。楽しい事やろう」ってニコニコしながらカホンを持ち込む準備をし始めて、オレにもギターを持てと…。で、顔出しに来てたじゅんちゃんも誘って、即興でkurosawadaisukeくんの曲を、よくわからないままに(笑)

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まぁなんとなくそれないりに形にする。

途中のコードが一個どうしてもわからなかったんだけどね。使った事ない進行だったんで。

で、これは終わってから教えてもらった。そのうち自分の曲に使うと思う。


そして、お客様が変えられた後も何曲かセッションして、ようやく本間氏が満足したのか「帰りましょう」って事で解散。

外に出て驚いたよね、降雪量に。

と、そんな中、23日に予定していたEriちゃんのワンマンが延期になりました。前座を務める予定だったんだが、しばらくお預けである。
あとの予定はつつがなく行えるはずなので、何卒よろしくどうぞ。



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〜今後のライブ予定〜
※いずれもご予約は【contact】をご利用ください→https://www.kurageya.net/contact




2.24(木)
​【第13回 メガネの日】
場所:FOLKIE
(札幌市中央区南6条西3丁目ニューオリンピアビル8F) 
OPEN 19:30 
START 20:00  
料金:2500円(1ドリンク・1メガネ付き)
出演:兼田和明 / 辻正仁 ほか





3.5(土)  
​【東日本大震災チャリティーライブ・500L Vol.34】
 円山夜想(札幌市中央区南1条西24丁目 ヴィンテージビル地下)
​※詳細未定




3.17(木)
【ブッキングライブ】
場所:フライアーパーク
(札幌市豊平区平岸4条7丁目)
OPEN 20:00
START 20:30
料金:2000円(1ドリンク付き)
出演:小川ノブユキ / 久保田広司 / 辻正仁





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