色々あるけど、とりあえず明日2021-02-27 Sat 23:33
今日はお知らせから。
明日でございます。 今年一年通してのマンスリー企画【月刊 ぼんのう】の2回目。 少年時代から現在まで約40年の間に書いてきた曲を年代シャッフルして全12回で計108曲披露する企画でございます。 先月の1回目はリストアップしといた中から、バースデーワンマンではやらなかった曲と、昔の曲はわりとすんなり歌えそうな曲を年代まんべんなくな感じで網羅してみたんだけどね。 明日は、ちょっとしたテーマを決めてみた。で、そのテーマに沿って選曲してみた。 歌えるかどうかは、現場入り前にやってみる。 なんせ若い頃の曲でキーがやたら高いのとかあるんで。 「よくこんなの歌ってたな」と思って当時の録音とか聴いてみたら歌えてなかった(笑) 歌えてると思ってたんだろうな… それがわかる程度には成長してたらしい。 まぁとにかく、そんな感じで、よろしくお願いします。 レギュラーオープニングアクトのEriちゃんも「新曲できてます」みたいなことSNSにアップしてたんで、そちらも楽しみ。 ご予約は【contact】まで→https://www.kurageya.net/contact 2021年2月28日(日) 【辻正仁マンスリー企画・月刊ぼんのう 1月号】 場所:FOLKIE (札幌市中央区南6条西3丁目 ニューオリンピアビル 8F) OPEN 18:30 START 19:00 料金 2000円(1ドリンク付) 出演:辻正仁 / レギュラーオープニングアクト:Eri ![]() さて、どうでもいい話。 最近いたるところで話題になっていた「Clubhouse」ってやつ、いろんな人に「やらないの?」って聞かれてて、なんとなくどんなものか説明されてるの聞いてると「別にいいや」って思ってたんだけどね。 その「人が会話してるの聞いてるだけで楽しい」みたいなのって、実は7年くらい前に【円山海月〜MaruyamaKurage〜】を始めたのがソレだったんだよね。 「その内、動画とかでいろんなもの見せるより、誰かの会話が漏れ聞こえてくる感じで聞いてるのがクセになるような流れがあるだろうな」って。 自分がそういうのを聞きたかったんで。気がついたらYouTubeでもラジオ放送のアーカイブみたいのばっかり聞いてたし。 それで今年になって、本来やりたかった音声のみにしたんだけど、「Clubhouse」の話を聞いた時は「やっぱりね」って思ったのよ。 で、ただリアルタイムでいろんな人と話をするって、ちょっと時間的にしんどいなって思って、まぁしばらく放置してたんだけど、招待が来たのでとりあえずアカウントは作ってみた。まだ何もしてないけど。 なんか、学者同士の会話とかあったら聞きたいけど、探すのが面倒。 ま、ちょっと「オレだったらこういう企画で使う」みたいのは思いついているので、時間の余裕ができたらその内に。 ちょっと自分で「くだらね〜」と思って笑っちゃった。 あ、その【円山海月〜MaruyamaKurage〜】、昨日今月のラストが公開されたが、3月は高井麻奈由ちゃんがゲストです。 更新スケジュールなどは【海月屋ホームベース】でご確認ください。数日後に紹介されます。 あと、麻奈由ちゃんに教えてもらって「イチナナ」という配信SNSもさっき覗いてみた。 もう、こんなのが色々あって追っつかんわ。 でも、イチナナはなんか使えるかもね。でもアレは頻繁にやってないと意味ないかもな〜。こう、思いつきで日常を過ごしてるので、結構そういうタイプの人間には大変なんだよね。面白そうだけど。 ん〜、もう少し暖かくなったら考えよう。 そうそうあとは、【月刊 ぼんのう】と連動して、ホームベースでやってる【別冊 ぼんのう】もよろしく。本編ライブの予習がてら読んでもらってもいいし、ライブ見た後に掘り下げるのに読んでもらっても良いかと。まぁ読まなくてもいーんだけど(笑) スポンサーサイト
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ピアニストは踊る2021-02-23 Tue 21:19
![]() 昨日の【カバー祭りVol.3】も楽しく過ごさせていただきました。 ご来場の皆様、関係各位、ありがとうございます。 ま、昨今の「時短要請」というのの影響で、当初の予定よりも開始時間が繰り上がりまして。 ワタクシも日常業務の現場から急いで直行して会場入りした次第。 前日の昼間にフライアーでリハやったんでね。諸々の荷物は預けてたからそのまま行けたので助かった。 あれで一旦荷物取りに帰ったりしたらちょっと間に合わなかったかも。 今回は、例の胡散臭いカバーユニット『M3(宗形修・高橋麻衣子・辻正仁)』として出演。 年末の、本家であるMick、高井麻奈由、みゃん@のイニシャルMの3人によるユニット『3M』と対バンでやるために作ったアレなんで、それ以外の活動はないと思ってたんだけどね。 今回の企画者である『カワイバタ』の河合翔太くんから宗ちゃんにオファーがあったらしい。びっくり。最初「3Mと間違ってるんじゃないの?」って思った(笑)。 で、今回は他の出演者の方々は、我々おっさん3人より(高橋麻衣子もれっきとした「おっさん」である。人を見かけで判断してはいけない)ずいぶん若いと言うか、なんなら親子くらいの歳の差があるからね。 それでカバー曲に特化してやりましょうって企画だと、M3で選曲しちゃったら他の出演者もお客様も知らないような曲ばかりになるんじゃないかと思ってね。 年末にやるときはこっちの感覚で選曲すると割とお客様も「あ、懐かしいね」とかになるんだが、その感覚で行くと多分誰も知らないってことになるだろうなって。 案の定、トップの夏日ちゃん(終わってから挨拶も話もできずに残念。コレ読んでたら連絡して〜)の取り上げた曲をオレは一曲も知らなかったからね。 で、オファーいただいてから例によってオレの楽しい「一人選曲大会」を開催して、それを宗ちゃんが吟味すると言うセレモニーを通過して曲を決める。 今回はだから「可能な限り若い方も聞き覚えのありそうな曲を選んでみよう」ってことだったのね。 古い曲でも定番化してるとかリバイバルで一時注目された曲とかもあるじゃん? ちょっと若い人の曲って、前にも何かで書いたけど曲自体は自分が若い頃に親しんだテイストだな〜と思っても、実際に歌ってみると歌のビート感とか違うし難しいんだ。 うん、その中でもこっちが「割と最近流行った曲」ってつもりでも若い人たちには「幼稚園の頃に流行った」とかそんな感じなのが面白い。 ![]() 〜 セットリスト 〜 夜空ノムコウ(SMAP) イージューゴールド(奥田民生とあいみょんを混ぜた) ダンシングヒーロー(荻野目洋子) 浅草キッド(ビートたけし) というね。 いや、本当は奥田民生の『イージュー・ライダー』とあいみょんの『マリーゴールド』はそれぞれ個別にちゃんとやる予定だったのよ。 でも、ちょっと一週間ほど前に曲を自分に入れる作業してる内に思いついちゃったのね。またアホな事を。 単純に民生の曲で最後に『僕らの〇〇を〜』とか連発する中にあいみょんの曲の『麦わらの帽子を〜』とか入れ込んだらクスッと笑えるなと思って(ってか、一人で何度も歌っている内に頭がバカになってきて実際にやって一人で笑ってたのだ。ビバ!独身生活)、宗ちゃんに「混ぜていい?」ってお伺い立ててね。だから、その前の曲が何度か入れ替わったりするのはそこをやるための「前振り」として、かなり強引に混ぜ込んでる。 ま、時短要請出てる中だし、ちょっとオレらは早めに切り上げてもいいんじゃないって思ったし(どーせ話長くなるんだし)。そして実際に本番終わってお客様完パケてみたらうまい具合に営業終了を仰せつかってる22時だった。正解でした。 ![]() あとはオレ的にはあれだね。『夜空ノムコウ』と『浅草キッド』をギター持たずに歌わせてもらえたのが嬉しかったね。 嬉しいと言うか、やりやすいと言うか、歌により入り込める感覚なので。 普段弾き語りとかやっておいて言うのもなんなんだが、曲によっては歌だけに専念したいとかあるのよ。自分の曲でもね。 歌に集中するって言うのでもないのだけど、歌の気持ちに対して演奏する作業が邪魔ってのかな? そっちに気を使いたくないってのはよくある。 なので、たまにこうして誰かと一緒にやるときには歌のみでやらせてもらったりするのが好きだ。 特に今回は『浅草キッド』ね。 これはもう、中途半端に歌ってると太刀打ちできない曲なので。ちゃんと歌おうと思ったらもう「歌と勝負する」みたいなアレだからね。これをやらせてもらえたのは嬉しい。勝敗はあえて確認しないけど(笑) ん、このあと長々と『浅草キッド』に関して、それを歌うことに関して書いてしまったのだが、恥ずかしいので削除した(笑) そして、今回の「M3の飛び道具」高橋麻衣子は荻野目ちゃんの『ダンシングヒーロー』を披露。 リハの時にはしっかりピアノ弾いて歌ってたんだけど「せっかくだから踊りなよ」って。 コレ、ダンスがアレして再注目された曲だからね。マイちゃん自身も踊れる人だし、ピアノ弾いてた人がいきなり途中で真ん中に出てきて踊り出すって絵面は面白いなと思って。 その前に歌った夏日ちゃんがダンスの先生って事でやりにくかったかもしれないが、そこはもう天下の高橋麻衣子なので、しっかり笑わせてもらった。 なんだかんだで、多分昨日いた全員の中でオレが一番楽しい思いをしている気がする。 それにしても高橋麻衣子。 何がいいって、このように「言えばやる」というところだ。このダンスにしてもそうだし、例の毎回のようにやる「曲を混ぜるネタ」だって、大概の演奏する人というのは「ちゃんと譜面がないと」とか「それは無理がある」とか「え〜っ、ややこしくてできない」とか難色を示すものだが(それが当たり前とも思うんだが)、彼女の場合は「こうしよう」というと、具体的に「ここはどうやるんですか?」とかって、するっと話が続いて行き、ちょっと確認したらもうやっちゃってるんである。 ダンスもね、「この部分で踊ろうよ」って言ったら「え? どっから出て行けばいいですか?」みたいな(笑) おかげさまでこちらは幾らでもバカなことが思いつけて非常に助かる。 ![]() そんな我々M3の次回のネタ見せもしくはライブは、12月5日、3Mとの対バンである。はずだ。 他にオファーがなければ。 ちなみに高橋麻衣子ちゃんとは、来月3月31日にフライアーパークでシンガーソングライター同士として通常の形でご一緒する。よろしくどーぞ。 んと、冒頭のM3での記念撮影。宗ちゃんがユニットとしての写真がないから撮ろうと思いたったようなんだが、アレを取った後で「真面目なやつも」と言われて撮り直したのがこちら ![]() それにしても、最近の若い人たちは演奏が上手で感心する。 あと、よくあんな難しい曲歌えるな〜とも思う。 彼ら彼女らに負けないように、ステージで受けるための卑怯な手段は磨いておこう(笑)
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練り込む2021-02-15 Mon 21:20
そーいえば先日、ショータに呼ばれて何かの撮影をしてきた。
「何か」というのの内容はあまり知らないのです。 以前も書いたように、彼が自分のやっている映像の方の活動の一端を音楽方面に向けて行きたいという話を聞いて、そこからオレのバースデーライブを撮影したいという話になり、その時にチラっとそれを使って何をしたいのかは聞いたけど、具体的な内容とか聞いてないのね。 基本的には、オレを題材に使って何かやろうとしてるんだなってのはわかるけど、あとはお任せというか「ならば、使われてみましょう」という立場だ。 で、待ち合わせに向かう時に、自分の住んでるとこのエレベーター降りたところにでっかい鏡があるんだけどさ。 そこに映った自分のダウンに、べったりと白いペンキのようなものが付いてたのだ。 よくみてみると、袖口や後ろ側にも所々。 一端部屋に戻って落ち着いて状況把握しようと思い、部屋を見て気がついた。 待ち合わせに行く前に、一度部屋に戻って短時間でちょっとした作業して、風呂入ったんだけどね。 それで、帰ってからダウンを脱ぎながら床に座って、PC操作したんだけど、その時に、脱いだダウンを床に敷いてその上に座る形だったのさ。 で、風呂上がってからそのダウンを拾い上げて着込みながら出かけて、鏡で白い付着物を確認したわけだが、部屋に戻ってみるとダウンを置いた床のあたりに歯磨きのチューブが落ちていて、蓋が外れてペーストがデロデロと出ていた。 要するに、床にチューブが落ちてたのに気づかずにその上にダウンを置いてその上に自分のケツを置いたのだった。 で、圧力でフタが外れてこのような事態が発生したわけだ。繊維に練りこまれておる。 まぁ、夜だったし多少拭き取ってから待ち合わせに若干遅れて到着。 あとでよくみると、「これで何回歯を磨けたろう?」と残念になるくらい付着していた。歯を綺麗にするもので服は汚れるのね。 ちょっと前までのねじ込み式のスクリューキャップならこんな惨事は起きなかったんだろうが、簡単にパカっと外せるキャップだと、こんなことになる。 便利さが新たな面倒を起こした出来事でした。 撮影の方は、インタビューのようなものを撮られた。 樹さんも同行していて、彼女が質問してそれに答えてきた。 普段から一個聞かれると10個答える性格なので、最初はそれでやってたのだが、ショータの演出プランとは合致しないらしく、細かな説明というか、注釈を省いて端的に一言で回答するよう求められる。 難しい(笑) なんでそうなるかというと、質問されたことに関して、いろんな切り口を瞬時に思いついてしまったり、なぜその回答に行き着くのかを説明しないと理解してもらえないのではないかという気がするので(文章が長いのもそのせいだろう。そして返って分かりにくくさせている)、つい「こういうことも言えるし、こうも考えられるんだけど、それを踏まえて、こう思うからそうなんです」みたいな答え方になっちゃうのね。 まぁ、もし自分で製作なり演出なりをやるんなら、多分長々と喋るそのままを使ってしまうのだろうが、コレはショータが製作しているもので、オレは自分の事を彼に委ねる形で、そもそもどんな形にしようとしているのかも任せているわけだから、彼の意向に沿ってみた。 今回の自分はあくまでも彼の「素材」なので。 自分の活動に関する事でここまでこちらが主導権を放棄するのも初めてなので、面白い経験だ。 おそらく、自分では認識してない自分が観れるのではないだろうかと楽しみにしている。 多分、皆さんが忘れた頃に何らかの形で公開されると思うので、またお知らせします。
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共に歌おう(『素敵な君の歌』by 自分)2021-02-11 Thu 21:41
数日前にちょっと不可解な現象が、身体というか内面というかに起きて「なんだろう?」って思ってたのが今日判明した。
というか、今日それを知って「これだったのか」と腑に落ちた。 もうずいぶん長い間、関係を持たない状態だったからね。 ある時期、大変お世話になりまして。 思えば自分が結構キツイ状況の時に、なにか希望めいた事をもたらしていただいたし、色々と支えてもいただいた。 短い期間だったけど、一緒にこういうことやっていこうみたいな思いを共有した時期もあった。 それだけに、そこがギクシャクし出した時も結構キツかったけどね。 向こうにしてみれば「信頼を裏切られた」という事がショックだったろうし怒りもあっただろう。その点に関しては申し訳なく思うけれど、こちらにとっては「結局は信頼されてなかったんだな」という事がショックであったし、多少理不尽な思いも感じた。 うん、まぁ当時色々と言いたかったことは全て飲み込んだのだから(多分お互いに)、詳細を書くつもりはない。 ただ、もちろん当時していただいたことや言ってくれたことには深く感謝しているし、そのおかげもあって、今もこうしていられる部分があるのは確かなのだけれど、ただ美しく素直に「感謝」だけで気持ちが満たされるっていう片付けかたのできないものがあるんだなって事を、改めて思う。 多分、こういう解決のないややこしい気持ちをこれからもずっと抱えていくんだろうね。念のために言っておくけど、そのことに悲観もないし、それは誰しもそういうものだろうと思っている。 ただ、そんなこんなも含めて、あくまでも結果的にはという事だけれど、総じて彼はオレにとっては「自分の中には自分自身が好ましく思っていない自分、それが自分だとは思いたくない自分がいる」という事を突きつけてくれるような存在だったのだなと。そしてこれからもそういう存在であり続けるのだろうなと思う。 この先も今までと同じように、暖かく楽しかったものと付随して、それがやるせなくていびつな思いの中で終わった日々の事を折に触れて思い出すに決まっているのだから。 「苦い感謝の味」というものがあるんだね。 彼に対する、まっすぐな感謝や豊かな思い出に関しては、それにふさわしい方々がいろんな場所で伝えてくれる方が良い。 自分は自分の事を記すためのここで、 静かに冥福を祈ります。
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起こったことは仕方ない2021-02-06 Sat 21:58
そーいえば、「次回話題にしよう」と思いながら延び延びにしていた話。 映画『TENET』にちょっとハマっておりました。 残念ながら劇場へは行けなかったんだけど、映画の配信サイトで有料公開を観た。 なんちゃらのポイントが結構溜まってたので、それ使って4回くらい。 あんまり評論みたいなアレはする気はないから簡単に言うと、もともとこの監督の『インセプション』が大好きだったり『インターステラー』も好きだったりで、興味はあったんだ。 夢とか時空間なんていうなぜかは知らないが自分が昔から惹かれるものがテーマになってたりする人である。 そして、結構緻密に科学的な考証を下敷きにしたりとかその劇中での理論構築はきっちりやってる筈なんだけど、突っ込もうと思えばツッコミどころを見出せるのも好きである。 というのは、そっからまた自分の想像を飛躍させる楽しみがあるから。 なので、「同じ監督の新作」という情報以外は全て遮断して観た。 そして、今回は「時間を逆行する」というお話だった(ここは宣伝でもやってる部分なんでネタバレってアレでもないだろう)。「タイムスリップ」していきなり誰かがぴょんと過去に戻るんじゃなくて、今いる時点から時間を遡って行くのね。で、周りは時間通りに進んでるんでスッタモンダがあるというような。オレは今まで見た事ないパターンだったので、大変面白かった。 ちょっとネタバレになるけど、映画が始まる冒頭の場面と同時刻に解決してる話を展開する物語なのね。 この辺も、時間移動モノにありがちな、行動の結果なにか別な現実が開けるとかじゃなくて、「行動しした結果、起こったことが起きる」みたいな話になっててちょっとニヤケる。 で、何回も観ると細かなところでそのアイディアを踏まえたいろんな小技があってウキウキする。話は単純な「スパイ活劇」なんだけど、そこに「時間逆行」ってのを入れるだけで変な面白さがあるし、映像的にも新味が出る。 あれかな? ビートルズがレコーディングで「逆回転のギターの音」とか入れてるのを最初に聴いた人たちの感覚ってこんな感じだったのかな? 違うか? まぁとにかく。あとから色々とこの作品に関して語られているのを見たが、まぁ「なんども観るとさらに面白い」ってのは賛成だね。 あとは「物理学とかの知識がないと難解」みたいな意見もあったけど、これはどうだろうな? ん〜、自分はもともと興味があるから多少は、たとえば「エントロピーの減少」とか「陽電子」とかってキーワードが出てくるとピンとくるけど、コレそんなに知識なくても、作り話として「時間が逆行するシステムがあるって設定」っていうのを楽しめる人なら、理屈なんかなくてもそういう仕組みによってこうなるんだと思えば別に問題ないと思うけど。 自分は子供の頃にそういう知識がないまま、時空間が混乱する話とかを楽しむところから、理論物理学とか量子論に興味を持ったクチなので、そこは知識はなくても「作り話を受け入れて楽しめる気持ち」みたいなものがあれば問題ないと思う。 で、そういう話に詳しい人とかが、YouTubeとかで「その理論であればこの点に間違いや矛盾がある」とか指摘してたりするんだけど、それはそれで多分、詳しい人はそういうのを指摘するのが楽しいんだろうから、いいけどさ、エンタメの作り話なんだからいいじゃんって思うんだよね。 まぁ、おかしなところは一杯あるんだ(笑)。でもそんなの突き詰めてくと見せ場がなくなるしね。ちゃんと「こういう理屈で逆行すると思うんだけど、なんせ未来から来た技術なので、まだ解明中です」みたいな説明は冒頭にあるんだ。だから未来には現在の理論以外の発見があるのかもねって設定って事でいいじゃん。 ってか、「作り話を面白くするのに、それっぽい事をこじつけてみました」って認識で、あとは「なんかよくわからないけど、もしそういうことが起こったら」っていう世界を楽しめば十分ではないかと。 なので「ちょっと不思議な話」が好きだったら、あんまりなんでそーなるのかとか考えずにただ観て楽しんでいただける映画だと私は思いますよ。 で、そっからセリフに出てきた理論とかに興味がわけば、それはそれで調べりゃいいだおうし。 ちなみに、YouTubeで何回かにわけて各シーンとかの解説してる「たてはま」って人のチャンネルがあるんだけど、映画の解説ってよりは、この映画を使って物理学の入門編みたいなことになってて面白かった。 特に「二重スリット実験」と「観測問題」に関する解説は、今まで見聞きしたどの説明よりも分かりやすくて秀逸でございました。 他にも「インターステラー」でも同様の解説あったりしたので、興味あれば。
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過去を使って新しい経験をする2021-02-01 Mon 23:18
マンスリー企画【月刊ぼんのう】の第一回目、無事に終了。 お集まりの皆様、関係各位、ありがとうございました。 そして昨日はFOLKIEのアカウントからツイキャスで配信もやっていただいたのね。そちらをご覧いただいた方もありがとうございました。 ちょっと本番中に、視聴者の方々にリアクションできなかったので、次回からはちょっと考えます。 で、アーカイブも残っているので(突然なくなる可能性もあるけど)、よろしければお時間ある時にでも こちらで、2021年1月31日のライブを探していただければ→https://twitcasting.tv/musicfolkie さて、正直なところ自分の心持ちなども含めまったくどうなるか見当もつかないまま始まったマンスリー企画だが、やってみたら、なんか面白かったというか、非常に新鮮な気持ちになれた。 一番良かったなと思うのは、昔の曲をやって、時折その頃の話なども交えてた訳だけど、自分の中に一切感傷的な気分がなかった事だ。 そうなっちゃったら嫌だなって思ってたのね。 だって、自分以外誰も懐かしいとか思うわけでもない、当時の経験や曲をまったく知らない中でやるんだから。 自分が感傷にひたりたいのなら、一人でやってりゃいいだけの話である。 この企画の目標の一つとして「今やってる」という意識ってのがあるんで、そこは結構行けたかなと思う。まぁ、最初はちょっと小っ恥ずかしさもあったんだけど(笑)。 なんかね、もう何十年ぶりに歌う曲とかがほとんどなんで、もの凄くマニアックなカバー曲を披露してるとか、下手すると新曲歌ってるに近い気分というか、そんな感じでやらせていただきました。 しかも、おそらく聴いている方には違いは分からないと思うのだが、歌詞、メロディー、演奏とか全部、やっていると体感的には長い間経験してなかった感触があって、さらにその曲をやってた当時とも違うのね。 でも、譜割の感覚とかコード感なんかは馴染み深い(当たり前か)。その癖、表現の視点というか切り込み方が今の自分にはないけど、「うん、よく分かるよ」みたいな…。 だからまぁ、歴史を辿るとか伝えるとかしたかった訳でもないし、最近の曲も含めて、年代とかごちゃ混ぜに順序もごちゃ混ぜに構成するってのは良かったかなと自分としては思う。 トークも含め、「やってきた事を振り返る」というより、「やってきた事を使って新しい経験をしている」ような感覚。 時間の流れがなくなって「全部現在」ってのかな? ん〜、ちょっと違うか? うん、新しい経験だけに、ちょっとまだ自分でも掴みきれてないというか、要領がつかめてないような部分もあるんだが、あと11回ある中で諸々の収穫が出来そうで楽しみでございます。 ![]() 〜 セットリスト 〜 ※()内は曲を書いた年なんだけど、1、2年の誤差はご容赦を。 魔法を信じるよ(2014) 君の住む街へゆこう(1978) ルーディーボーイ(1986) 過ぎたことなら(2002) 雨に打たれて(2017) 地平線の果てのブランコ(1995) You are Here(1987) 理由はいらない(2007) おやすみ、君は自由だ(2009) まぁ、このセットリストも今の所手探りでございます。 一応ですね、これまで書いた中から、「候補曲」みたいなものを150曲くらいまで絞り込んではあるのね。 弾き語りでやるのは無理な曲とか、諸々の判断で選別して。 でさ、150曲の中から1回9曲ずつ、構成を考えての選曲の仕方がよく分からない(笑)。 何かのテーマを決めてとも思ったけど、毎回それで満遍なく古いのから新しいのまでの中から選んでも偏りが出てきたりとか不都合がありそうだし。 それも含めて、準備段階から新しい経験でございます。 うん、歳とってくるとこういう楽しみがあるんだね。 マンスリーでオープニングアクトを務めていただくEriちゃん、これから毎月1曲ずつ新曲を持ってきてもらうんだが、ちょっと大変かもしれないけど、何10年か続けてたら、こういう楽しみあるから(笑)。 まぁ、曲は毎月書かなきゃならんし、スクール以外でのライブは初めてでそれも対応していくってなかなかしんどいとは思うが、なんかね、そういう人に一緒にやってもらうってのも、「オレっていい事思いついたな」と自画自賛している(笑)。 彼女を通して、「始めたばっかり、どうやって曲を書いていけばいいのかも手探り」的な状況を、こちらも今新たに経験させてもらえるというのかな? なんかこう、この1年色々と楽しくなりそうでございます。 よろしければお付き合いの程を何卒。 来月は28日(日)でございます。 2021年2月28日(日) 【辻正仁マンスリー企画・月刊ぼんのう 1月号】 場所:FOLKIE (札幌市中央区南6条西3丁目 ニューオリンピアビル 8F) OPEN 18:30 START 19:00 料金 2000円(1ドリンク付) 出演:辻正仁 / レギュラーオープニングアクト:Eri ※ご予約は【contact】をご利用ください。→https://www.kurageya.net/contact ![]() そして、その前にもうひとつ。 カバーユニットM3(宗形修・高橋麻衣子・辻正仁)での出演のライブもよろしく。 これもさ、ここ数年のことなんだよね。カバーでステージやるのって。 昔は頑なに「オリジナル以外はステージでやらない」って思ってたし。まぁ今でもオリジナルメインなのは変わらないけど、こういう企画があるおかげで年々自分の許容範囲が広がって行くのが面白い。 2/22(月) 【カバー祭りVol.3】 場所:フライアーパーク (札幌市豊平区平岸4条7丁目12-10 Y's CITY BILD) OPEN 19:30 START 20:00 料金:2000円 1ドリンク付 出演:夏日 / 藤原菜緒 / M3 / カワイバタ ![]() こちらもご予約は【contact】へ。 よろしくどーぞ。
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