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海月屋・辻正仁『短めでお願いします』

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ふらっと歌った翌日、しゃきっとした人に会う

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昨夜はFOLKIEにお邪魔して「ふらっと歌う」というのをやってきた。


先日も書いたが「ライブ」ではないのね、ライブではあるけれど。




結果、初めましての方ばかりの前で歌わせていただいて、ありがたい事にみなさんからおひねりも頂戴し、CDも買ってただいた。


ありがとうございます。




まぁ自分的には初めましてだったんだけど、中には「円山海月を見て知っていた」という方もいて、二重の喜び。オリジナルの中でも相当にレアな曲をリクエストしてくれたりして。




あ、本当にふらっと出向いてふらっと歌ったというアレなんで、今回はセットリストは紹介しません。


オリジナルの他にも、お客様と話をしながら、その方が懐かしむような曲もちょっとやってみたり、店にある歌本広げて歌ってみたり(歌本めくりながら歌うってのが多分数十年ぶり)してね。


自分でも驚いたのが、ギター弾き始めの頃にちょっとやったことある程度の曲を、何もみないで演奏して歌えてたってのが…(長谷川きよしの『黒の舟歌』とか)。


若い頃に覚えた事って残ってるもんだって気もするし、自覚はないけど案外それなりに一生懸命身につけようとしてたのからなのかもしれないなとも思った。




あとは、バンド時代の曲とかね、これは結構忘れてたけど。


なんか、途中で「アレ、忘れちゃった」みたいな事言いながら、困ったら別な曲やるみたいな、こういうのをちょっとやりたかったのよ。




途中で、3/14にフライアーパークでご一緒する、いしだこーすけ君もギター抱えてやってきたので、オレの休憩時に新曲をメインに聴かせてもらった。


なんだろうね、この去年曲作りを始めたとは思えないいい感じは。




最初の頃作った数曲は、もちろんどれもいい曲だなとは思うのだけれど、どうしても曲調とか似通ったところがあったんだけど、最近の曲はまたちょっと毛色が変わったのができてきてるようだ。こういうバリエーションがつくと、かえってどの部分がその人の個性なのかがはっきり見えてくるね。




で、その後もまたオレが歌ったりして、気がつけばこーすけが終電ギリギリってことでゆっくり話できなかったけど、なんだかんだで3時間くらい楽しませてもらいました。


こういうワガママなことを快くやらせてくれた店主、松川さんに感謝でございます。


そしてFOLKIEのこじんまりとした音響システムがなぜかオレのギターと相性良くて、非常にいい音で気分よくやれた。


いずれここでもちゃんと「ライブ」をやらせていただきたいなとおもっちょります。






さて、詳細は語らないが本日はこれまで自分がなかなかお会いしたことがないようなタイプの方と対面してお話しする機会をいただきまして。




社長である。


いや、「社長」という肩書きの人たちとはこれまでも何人もお会いしているのだけれど、何かちょっと違う空気感があってね。


なので、社長云々ではないのかもしれない。その辺はよくわからない。なんせ初めてに近い空気の方なんで。




非常に爽やかな感じで、物腰も柔らかく、非常に感じの良い方です。


でもなんだろう? 「威圧」ではない「圧」があるのね。


人を制するのでもないし、怖がらせたり恐縮させたりとかじゃないのよ。ただなんか強いものを感じたの。


細身だし威圧して来るタイプじゃないのに貫禄あるんだよな〜




多分、人としての質感がオレと全く違うタイプ。




で、非常に軽量で運動性能抜群の鎧を纏ってる印象。


シャア専用モビルスーツみたいな…。


あ、相手を拒絶するって意味の鎧じゃないよ。なんちゅうのかな? 戦闘態勢が整ってて、リラックスしてても隙がないような。




嫌悪感はないってかむしろ好感が持てたし「あぁ、こういう人がなんらかの新しいことを切り拓いていくのかもしれないな」と思った次第。




ん〜 言いたかったのはね、良いとか悪いでもないし好きとか嫌いとかでもなく、とにかく自分にとってはこういう方と面とむかって話をするのは初めてだったな〜っていうのがすごくインパクトあったってこと。




もしかしたら、ネアンデルタール人が初めてホモ・サピエンスに出会った時にオレと同じような衝撃があったかもしれない。












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収録の話と片付け忘れてた話

昨日はかなり急遽な【円山海月〜MaruyamaKurage】の収録であった。

スケジュールを入れたのが3日前という…。

いや、今月なんやかんやでゲストブッキングなどもままならず、本当はどっかのタイミングで時たまやってる「今月はお休みしま〜す」の一言を収録して終わらそうかと思っていたんだが、今月で丸5周年という事に気がついてしまって、それを「お休み」だけではな〜と思い、急遽のスケジューリングで、こういう急遽な時にスケジュールに融通の効きやすいかまゆいに来てもらった。

先月のバースデーライブ出演予定がキャンセルになったのもあったし、出てもらえて丁度よかった。

ん〜、途中で半年間完全に更新を休んでいた時期があったのだが、それでも5年もやっていることに驚く。
先月の【2019年1月号】までで54回。
ライブシーンのみの出演を含めるとゲストで登場していただいたのは26名かな?

やっていることは基本雑談である(笑)

「番組を作る」なんていう大風呂敷を広げちゃうと、アレも必要、こんな機材を用意して、とか、ある程度編集技術が必要になったり、収録スタジオが必要とかスタッフを用意しなきゃとかワケのわからん事になるし、そういうのを中途半端に用意しても中途半端なものになっちゃうので、最初から「今持ってるものでできることをやろう」という発想で考えたのが「iPhoneのカメラ1台を固定して、店の中で雑談してるのをただ撮る」ということであった。

決して多くはないだろうが、こういうのを面白がる人はいるだろうという気がしたのね。
というのは、自分が割と「対談」を見聞きするのが好きだし、飲み屋で別なお客さん同士が自分のよく知らない話題でもワイワイと楽しそうに話しているのが耳に入ってきたりするのを楽しんでたりするから。

なんちゅうんだろう? 話しの内容ってより、会話の空気が好きなのね。
白熱した議論とかじゃなくて、どうでもいいことなんだけど、会話してる楽しさとか時間を共有している感覚での会話の空気が。

あとは、自分がちょっとゆっくり話をしたいなと思った方に来ていただいたりしてるところもある。
「そのうち食事でも」とかっていう事になってもなかなか時間を合わせづらかったりするので、こういう企画って事にしちゃった方が、時間を作りやすいってところもあるので。

まぁ、色々と試行錯誤して、最初は別撮りで演奏もしてもらって編集で混ぜ込むとか、なんらかのコーナー作ってみたりもしたんだけど、何れにしても基本は雑談。

まぁ、音楽人を招くことがほとんどなので、主にそのゲストの音楽とか活動についてとかを発端にすることが多いけど、あんまり専門的な話でもなくかといって適当な話でもないというところかな?

そんな訳で、YouTubeの【円山海月チャンネル】には現在のところ、5年分のほぼ毎月(お休みの時はひとことだけご挨拶とか、ライブを紹介してるだけの月もあるけど)の「雑談の記録」が保存されておる。

ま、じっくりじゃなくても、何か作業しながらとかでラジオの替わりに聞き流してみていただくだけでも使っていただければいいかなと思う。

で、今月はこの五年間をざっくり振り返ったり、かまゆいがオレと店長・本間健二氏に色々質問してくれたのに応えるような感じで進めております。

オレと本間さんの出会い(笑)とか番組の誕生の経緯だとか、お店でのエピソードとか…
なんか爆笑続きの楽しい時間でした。

ずいぶん喋ったので、捨てるのは惜しいのだけれどおよそ60分に編集している最中(たぶん数分オーバーする)ですので、しばしお待ちを。

よろしければ、過去のアーカイブも全部残してますので→【【円山海月〜MaruyamaKurage】←ココをクリックしたらご覧いただけますよん。


さて、それとは別に、本日とあることがあって、直後にはなんてことなかったんだが、なんかジワジワ効いてくる感じで、ちょっと久しぶりな気持ちの状態になっている。おそらく10年ぶりくらいな。

なんか、スイッチ入れられちゃってどっかの引き出しが開いたら「あ、こういうのあったな」って気分がそっから湧き出てきて「意外と量があるな〜」みたいな。

そういうのを持ってることも忘れてたし、それを開くスイッチもまだ自分の中に残ってたのにも驚く。
こうした余計なものは持たないようにしてきたつもりだったが、まだまだやね〜
単に自分で見たくなくて、目の届かないところに押しやってただけだったのが押入れ開けたら崩れ堕ちてきたみたいな。

間違いなく「お知らせ」の類の出来事なので、ちょっとここ数日の流れを気に留めとこうかなと思う。


という、何言ってるんだかわからない話。







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ふら〜っと歌いにいく


今月は色々とアレで、ライブをほとんど入れておらん。

まぁ、ちょこちょこと人様のお手伝い的なことやったりとかはあるんだけど、そればっかりの期間が続くと、結構『裏方さんモード』になるのね自分的に。

で、3月までライブの予定なかったからなかなかうまいこと切り替えができてないところもあってね。こういうところが何年やってても不器用なのよ。
んで、ちょっとあんまり「ライブです!」って感じでもなくふらっと人前で歌うようなことをやりたいなってのが少し前からあって、この前FOLKIEに顔出しに行ったら、ちょうど自分の空いてる日とお店でも特に予定のない日がありまして「んじゃ、ちょっと歌わせてもらおうかな」ってな話になりまして。

通常のライブみたいな時間決めてやることもぱりっとさせてとか言うんじゃなくて、お客様の方もライブに来るって感覚を若干薄めにしてもらって、お店に行ったら辻が歌ってるって感覚とか、飲みにきた人も交えて聴いていただくみたいなテイストで。

ということで、普通にお店で営業してる時の料金でお過ごしいただけますので、遊びに来ていただけると幸い。
すでに知っている方ももちろんですが「聴いたことないけどどんな感じだろう?」とか気にしていただいている方いれば、あまり身構えずに立ち寄っていただける機会かと思うので、よろしくどうぞ。

2019年2/27(水)
場所 : FOLKIE(札幌市中央区南6条西3丁目 第2桂和ビル3F)
START/20:30頃
※お店の通常営業時の料金でお過ごしいただけます。


そして、3月のライブ予定は以下の通り


2019年3/10(日)
【東日本大震災チャリティライブ 500Lゴヒャクエル vol.28】
場所:円山夜想<マルヤマノクターン>(札幌市中央区南1条西24丁目ヴィンテージビル地下)
OPEN/19:00〜
START/19:30〜
料金:入場無料(1振る舞い酒あり!)
出演: kenzzzi(前説) / jake the freaks / 亀岡寛明 / 市沢光英 / 辻正仁



2019年3/14(木)
場所:フライアーパーク(札幌市豊平区平岸4条7丁目)
開場 / 20:00
開演 / 20:30
料金 ¥1800(1ドリンク付)
出演: いしだこーすけ / 山田祐 / 辻正仁




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心配ないけど心配されないと心配…


久しぶりの結構揺れた地震であった。

で、下の写真は以前に結構SNS上で取り上げられていた「北海道の広さを道外の方にもわかりやすいように紹介したもの」である。本州の上に北海道を重ねると広さを認識してもらえるのではという事でのアレだ。

地図

これを見ると、今回の震源地とワタクシの住む札幌も随分と離れていることがわかるかと。

でも、土地勘のない人だったりすると「北海道で大きな地震」なんて報道があると、やっぱり様子が分からないから心配になると思うのね。

で、ありがたい事に道外に住む友人知人から「大丈夫?」という心配のメールなどをいただいておりまして。
家族や肉親でもない方々からこうして心配してもらえるというのは幸せなことなんだろう。

その返事としてですね、まぁこちらは全然大丈夫なんで「大丈夫ですよ〜」って返信するんだけど、なんか心配してくれて悪いなって気分とかもあって、「騒ぐほどのことじゃないんだよね」アピールが強すぎちゃうのか、相手から「余計な心配しちゃってごめんなさい」みたいな返事があったりして、ちょっと申し訳なかったりした。

ん〜と、今回の地震に関してはですね、札幌にいて(札幌ってのも結構広いので場所によって状況違うし、一人一人の感覚もそれぞれだけど)自分のような生活をしていれば、ぶっちゃけ「そんなに大したことじゃない」のですよ。

まぁ、それ以前の東北や熊本の地震があってからそちらの方々の話聞いたり、たまに地震情報とか確認してたんで、一回大きな地震が発生したら、そのあと大なり小なり地震は数年間起きるもんだっていう認識でいたので、むしろ昨年の9月以降の発生頻度は、札幌に関しては少ないくらいに思ってたんで。

なので、昨夜揺れが来た時には「あ、やっぱり来るんだな」程度にしか思わなかった。
特に今後にも大して不安はない。
そもそも地球というのは構造上地震が発生するようになっているし、それがたまたま自分の住んでる場所近くでも大きなのが来る時期になったんだろうなってことなんだと思っている。

むしろ、こういう「自然の脅威」っての? そういうのを実感できる機会ってそんなになかったよなって思うのよ。
ホラ、台風とか寒波とかってのもあらかじめある程度事前に予想できるようになっちゃってるし、人工的な環境にどっぷりつかって生活してると、なんかうまいこと寒さ暑さとかちょっとした天候なんかは制御できちゃう中で育ってるじゃん?

それが、突然グラっときて、そういう人工的な環境を破壊するくらいの力が存在するってことを肌で感じることができるってのは、そんなに悪いことではないのではないかとさえ思っている。
いや、もちろんそれは自分が直接大きな被害にあったり身内が巻き込まれたりとかって状況じゃなくて、震源地からもずいぶん離れた影響の少ない場所にいるから言えるんだろうけどね。

あくまでも自分の個人的な経験からの考えとして。
自分にとってはって話ね。


で、話を戻しまして、その友人らからいただいたメールの件ね。

自分にとっては全然心配いただくような状況ではないのだけれど、それでもこういう時にそうしたメールをいただけるのはなんだか嬉しいことだな〜と思ったのですよ。
で、考えてるうちに、もしかしたら地震そのものに不安はないのに、こうしたメールが一通も来なかったらそのことで不安になるかもなって(笑)

別に心配をかけたい訳ではないんだけど、誰からもそういうのがなかったら「オレって誰からも気にされてないのか?」っていう心配が起きるんじゃないのかって…

住んでるところが崩れ落ちたとしても、こうして心配してくれる人たちがいるなら自分が崩れ落ちなくてすむかもしれないなって気がする。

ありがとう

そして、そんないなくなったら心配になる心配してくれる人たちに言いたいのは「心配しなくていいよ」ってことだったりする。
人間ってややこしい。







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腰と心に響くステージでした

カバーユニット、3Mのワンマンライブ堪能してきた。
全編カバーの長時間ライブをこんだけ楽しく聴いたのは初めてかもしれない。
全部知ってる曲だったし。

ラジオ番組きっかけで、Mick、高井麻奈由ちゃんのシンガーソングライター二人と、Recall在籍のみゃんちゃんで結成したユニット。
昨年末は、彼らに対抗したM3というユニットをフライアーパークのムネちゃんと、マイジェニの高橋麻衣子ちゃんと組んで、対バンでライブをやらせてもらった。今だにニヤケちゃうくらい楽しい思い出。

で、シャレというかユルイ感覚で作ったこのユニットでクラップスホールがものの見事にお客様でいっぱい。感服します。
もうアレだよね「平日だから」とか「天候が悪くて」とかそういう言い訳は使えないよなと思う。実際平日でもあんだけ人くる音楽人はいるんだもん。
と、自分に言い聞かせる。

あとはアレだ
ちょっと体調悪かろうが何しようが、よっぽどのことじゃない限り簡単にスケジュールに穴を開けるようではねってのも追加しとこう。症状とか状態にもよるけどさ、もちろん。

ピアノとコーラスのMickが前日にギックリ腰になったというアレで、一人で歩くこともままならない状態であった。

オレも経験あるけど、なかなかなもんなんである。

それでも(まぁ本人は不本意な部分はあるだろうが)クオリティの高い演奏とコーラスを楽しそうにこなしておった。あれは尊敬に値する。

さすがにトークの合間とかにちょっと辛そうではあったが、それも含めて決して同情を誘わない、面白い空気にしていたのはさすがであるし、ステージに悲壮感も根性もちらつかせないし言い訳も挟み込まない姿勢が素晴らしい。

なので、もう絶対に堪えてるであろう演奏の時とかに気兼ねなくニヤケさせてもらった。ロックンロールのピアノソロをがっつりこなしてる時は、一人で爆笑。

まぁ、こういうアクシデントがなくても元々、メンバー全員「楽しませる」事の意識は高いし「楽しむ」ことにも積極的な人たちである。そしてそのための演奏技術、歌唱力、コーラスワークも素晴らしいし、エンタメとしてのステージングも面白い。

ん〜、もちろん技巧的な事の向上とか訓練とかってのは各々考えてやってるのは聴いてて分かるよ。
でもなんちゅうんだろうね、それは「技巧のための技巧」をやってないんだよね。

たまにいるのよ上手な演奏なんだけど「自分はこういう細かい部分にもこだわってます」とか「ホラ、こんなに高度な技ができますよ」って訴えてるようにしか聴こえない歌や演奏を披露している方が。

まぁ音楽との付き合い方ってそれぞれなんでいいけど、自分の好みとして、特に歌物、しかもそんなにマニアックな人ばかりではないお客様を楽しませる場合には、技巧じゃないところにフォーカスした姿勢が好ましいのね、個人的に。

なので3Mの演奏は聴いていても見ていても楽しい。

なので、彼らの演奏を聴いて「あそこのピアノがどう」とか「ここのタイミングが〜」とかって評論は野暮なことのように思えてくる。そういうのは本人たちが練習の時に考えりゃいいだけの話。提供されるものを素直に楽しめばいいよねきっと。

前にも「自分にとってのカバーに対する考え」みたいのを何回かに分けて書いたけど、そこで書いた自分がこれまであまり熱心になれなかった「カバーの演奏」というのに3Mは当てはまらないんだな〜と。
オレにとっては理想的なカバーに対する姿勢でやってるんだなってのに気がついたし、ギックリ腰を含めて、彼らのミュージシャンシップに色々と気づかされる事の多いライブであった。

ようするに、楽しくて面白かった。

麻奈由ちゃんのいつもより身軽になった感じの空気が素敵でした。
みゃんちゃん、誕生日おめでとう
Mick、お大事に。











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紙一重の日



先日ふとしたことで『知能指数』というものが話題になり、そういえば子供の頃とかにやらされたような記憶があるけど、どういう結果だったかは教えてくれなかったなってなことを思い出した。
もしかしたら教えてもらったのを忘れてるだけかもしれないし、自分がやらされたことの結果がどうだったのか今まで特に気にもせず忘れてたのかもしれない。
いずれにしたって、自分の知能指数は大したもんじゃない事の証左になっているような…

ということで、今のご時世ならネットで簡単なテストくらいできるんじゃないか? と思って調べてみたら『IQテスト』ってのが結構たくさん出てくる。あからさまに胡散臭いのから、本格的な感じのものまで。

で、本格的なやつはエントリー料金が発生するのがあったり、まず40分くらいひたすら問題をやり続けた挙句に結果ボタンをクリックすると「結果が知りたきゃ入金しろ」って案内が出てくるのがあったりして、それに乗せられてわざわざ金を払ってまで知りたいと思うほどバカではないので、辞めた。

もうちょっと探したら、もしかしたら支払う金額によってご希望の知能指数が出てくるのもあるかもしれないな。

で、あとはほんの5問程度をちょこっとやるだけで高いIQが表示されたのもあったんだが、これなんかは「アナタは天才です! より詳しいテストで正確な診断をしてみましょう」ってな案内で有料の本格テストに誘うのもあった。

思うに、公式の認定でもないサイトのこういう診断に金を払って、仮に本当に高い知能指数が出たとしても、そいつはバカのような気がする。IQの高いバカ。
そもそも、そこまでして非公式なIQを知ってそれで何をしようとしているのか?

で、ただ興味本位で自分のIQってどの程度だろう? と思ってたワタクシとしては、無料でできて一応触れ込みとしては出所のしっかりしてそうな(というふうに見受けられる)、それなりに時間もかかるような、それでいて無料で個人情報を求められないのを幾つか遊びとしてやってみた。
「ここで出てくる診断結果はあくまで概算です」みたいな案内がちゃんとしてあるようなやつね。

3つやったんだけど、結果はそれぞれ132、138、143だった。
試しに、一個のサイトで再度設問すら読まずに適当に答えを選択していったら、ちゃんとそれなりの結果が出た。

どれも「天才」とまではいかないが、かなり高い知能指数である。

これをどう判断したものか?

仮にこの診断を行ったサイトがただのデタラメを表示させているのだとしたら、課金も個人情報の収集もせずに何の目的でこんな込み入ったテストを作って無料で公開しているのか? そして診断結果も何の役にも立たないものである。

逆に、この診断結果が信憑性の高いもので、オレの知能指数が本当に高いのだとしよう。
そうすると自分の生活と照らし合わせて考えてみると知能指数自体が何の役にも立たないということにならないか?

ってか、こういうテストを色々物色してまでやっている自分って、かなりな俗人だと思うのだが? 知能指数が高いのにこんなことやってる奴っているのか?

そういうふうに考えると、本当に知能指数が高い人って自分の知能指数がいくつかなんて気にもしないだろうし、そんなに価値を見出したりしないだろうから少なくとも自主的にIQテストをやろうとは思わないんじゃないか?
となると、IQテスト自体が、正式なものであっても正しい統計が取れないってことじゃないのか?

それで、この『IQテスト』の正式なものって、幾つかパターンがあるんだろうし、判定方法も幾つかあるみたいなんだけど、その問題作成したり判定基準を決めた人たちの知能指数ってどのくらいなんだろう?

よく「天才は凡人には計り知れない」っていうけどさ、もしIQ120くらいの人が「あなたはIQ200です。天才です!」とか診断できるもの作ってるんなら、計り知れてるじゃん。

凡人が作った知能テストの設問で「これらの図形の変化から推察できる、次に来る図形は何か?」みたいな問題があって、天才が凡人には想定できない規則性をいくつも見つけちゃったりしたら天才にとっては設問自体が破綻してるわけじゃん。
だとしたら、正しい測定は無理だよね。

とか色々考えちゃうのって、頭がいいからなのかバカだからなのか…

結局どっちにしても何の役にも立たないな。











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『あったかセット』のあったかさについて

あったかセット


念のために書いとくけど「お礼にモノをくれた」とかそういう話ではない。

思えば10年ほど前にPAを担当した時も、提出された手書きのセットリストに簡単ながら気持ちのこもったメッセージを添えてくれたのだった。
特別なことが書かれているわけでもないのだけれど、ちゃんと「きもちの空気」が届くのね。

簡単なことに思えて誰にでもできることではない。だからこそ、10年前のことでも印象深く覚えているし、思い出す度にちょっとした嬉しさが蘇る。


ん〜、例えばレストランに食事に行って、きちんとした料理人が丁寧にこしらえてくれた料理ってのも、もちろん美味しいし満足できるんだけど、それとは別な話として、何らかの作業中に誰かが「コレ食べて」って握ってくれた塩おにぎりを一口食べた時にじわっと広がる気持ちの豊かさみたいのってあるじゃない?
「あのレストラン、美味しかったよね」と「あの時のおにぎりはうまかったよな〜」は似てるけど違う。

そんな感じ。

変な言い方になるけど、それでオレが喜ぶなんてことも期待すらせずに「当たり前のこと」として気持ちを込めてくれてるんじゃないかな?

そのくらいのアレなので、誰にも要求しようとも思ってないし自分だってできない。

なのでそういうことを、何の含みもなく自然に素直にできる人は尊敬してしまうのね。

いただいた「あったかセット」の中で一番下のが一番「あったか」でした。

ありがとう。


あと、コレはビブーティーが付着してくるのではないかと思う(笑)

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覚えてるのは自分だけなんだろうな



ん〜

非常に個人的な思うところを今日という日に感じている。
まぁ、「思うところ」というのは大概個人的か…

で、今日何かがあるかもしれないという心算りだけしていたのだが、特に何もなかった。
大過なくあと1時間ちょいでこの日は終了する模様。

まぁ、個人的な思うところなんてそういうものなんだろう。

なので特にアテが外れたような気分にもなってないのだが、備忘録的に記しとく。

ということで、今夜は自分にしかわからないことに沈潜して過ごします。



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冒険のような健忘

処方箋2019−02−02−1


ほい
【処方箋ライブVol.295】楽しく出演させていただきました。
ありがとうございます。

前回出演が丁度100回目で6年前。もう6年も経ったんだなってのも驚くが、それよりもこの企画をこんだけ長くやり続けている高橋麻衣子ちゃんに驚く。
素晴らしい。

で、久しぶりの小樽ってこともあったし、天気も良かったし、明るいうちから出かけてちょっと早めに小樽についてからのんびりしようかなと思ってね。

で、札幌駅までブラブラ歩いて、ちょっと本屋さんのぞいたりなんかしながら、優雅に駅到着。
んで、JRの時刻確認して券買おうとした時に気がついたよ。

「ギターを持ってきてない」というサザエさん症候群発症。

まぁそこで「なんで肝心なもの忘れるんだよ」とイラつくよりは、「列車に乗る前に気がついて良かった。しかも早めに出たから時間も余裕がある。なんてツイてるんだろう」と思うことにする。

で、地下鉄で自宅まで引き返す。

そしてまた地下鉄を乗り継いで札幌駅に行くよりは歩いて桑園駅に行った方が効率的と判断して行動。
徒歩中に大きい方を催してきて、駅近くのジャスコにて用事を済ませる。
それから駅に行って運行表を見ながら現在時間を確認しようとして気がつく。

「電話を持っていない」

いや、ジャスコで用事をすませてる時に見たぞそういえば。


ってことでジャスコに引き返す。
ほぼ直結だから1分程度なんだけどね。用事を済ませた場所には既に誰かが入っている。しばらく待つか…

ところが、中の人がいつまで経っても出てこない。きっと中の人の中のものがいつまでも出てこないんじゃなかろうか?

そんなこんなで業を煮やしてドアをノックし「すみませ〜ん、中に携帯置き忘れてないですか〜」と。

ま、あるにはあったんだが、中の人も気軽にすぐドアを開けられる状況ではないために、ドアの下から受け取らせていただく。

ようやくJR乗車。

外は日が暮れており、車窓から海を眺めるのを楽しみにしてたんだが、なんも見えん。
そして、駅にはリハで設定された時間に到着。ま、歩いて5分くらいなんで。

と思って歩き始めたが、なんせ6年ぶり。しかも前回は麻衣子ちゃんが車で運んでくれたので、ちょっと土地の様子がわからなくなっており途中で道が違うことに気がつく。
で、逆方向へと引き返す。

ん〜、別に地図とか確認した訳じゃないのだが、自分の歩いてる時に違和感があって引き返したのね。
常に知らない土地でも見当をつけて歩くのに慣れてるので習性かもしれない。

ということでギリギリで到着して一応サウンドチェックもできて本番。

mitsumiちゃんは場数をこなしてきてるので慌てたところが全然なくなったな〜。安定のステージである。
はじめましての「まえすわりゆうり」というユニットは面白かった。ギターの二人組なんだが、どちらもギターうまいし技術も確か。そしてそれを残念な使い方してる感じが好きだった。
およそ30秒から2分程度の曲を次々と演奏し倒す。しかもすべて下ネタに特化した内容で、こだわりの強さというかブレない姿勢を貫いているのがいい。おそらくこのご時世にあって「メジャーに行ける音楽」というところから最も遠い存在ではなかろうか?

ま、凄く面白かったんだが非常に久しぶりに「この後って出にくいな」と思わせてくれた。多分、カゲ稲荷以来。

共通するのは「確かな技術で下らない」ってところだ。こういうのちょっと憧れてたりして。やろうとすると一番難しいんだよ。

で、ワタクシの出番

処方箋2019−02−02−2


〜 セットリスト 〜

楽な気分で
月光の往来
Hone’o Late Musquene?
流れ星
君に愛を
求愛ラプソディー
ウキウキライフ(with高橋麻衣子)

ん〜今回はライブ前にのんびり過ごした気分でセットリスト決めようと思ってたんだが、前述のバタバタでそんな余裕が一切なく、ほぼ出てから決めた。
まぁ、会場の空気的にあんまりゴリゴリした曲じゃないほうがいいかなってのはあったんだけど、結果的にほぼ最近歌うのが楽しい曲って感じかな?
で『Hone’o Late Musquene?』は骨折時にmitsumiちゃん夫婦からお見舞いでいただいたウクレレで作った曲なんで、この機会にご本人たちの前で披露しようと思って。

最後の『ウキウキライフ』は何の事前交渉も打ち合わせもなく、主催の高橋麻衣子ちゃんを呼び込んで。mitsumiちゃんのサポートでキーボード用意されてたんで、前の曲歌ってる時に「そーだ弾いてもらおう」と思って。
どうにかなるべと思ってたが、案の定どうにかしてくれた。

おかげさまで楽しかった。ありがとう。

処方箋2019−02−02−3


で、終わってから皆さんで談笑していたんだが、普段札幌市内でライブやってると大抵の場所からは歩いて帰るからさ、帰りのことなんか全然気にしてないってか、その感覚でいたのね。
そしたら「辻さん、終電もう間に合わない!」って言われて「え?」って…。
小樽にいることを忘れておった。

という訳で帰りはmitsumiちゃんの車で送っていただきました。

もう、行きも帰りも迂闊な人間でございます。


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「何だチミはってか!?」(by ヘンなおじさん)

定食屋で「久しぶりです〜」と元気に声をかけながら隣に座ってきた同年代くらいの男性がいて、まったく記憶にない人だったんだけど、会話しながら思い出そうと思って「うわぁ、こんなところで〜」とこちらも笑顔で挨拶したのはいいが、相手がその先一向に話しかけてこず、こちらも話のしようがないために沈黙が続いた。

多分ね、相手は人違いだったんだ。
で、オレもそれに乗っちゃったんだ…。

しかも二人とも同じもの注文しちゃってる。

という訳で、空席もある定食屋で知らないおっさん同士で仲良く並んで無言で生姜焼き定食を食べる。非常に気まずい夕食であった。


そんな中、明日は久しぶりの小樽。「処方箋ライブ」である。
どのくらい久しぶりだろうと思って調べてみたら、前回は2013年の8月、ちょうど100回目の処方箋ライブの時であった。
なんか冬に行った記憶があったんだけど、どうも夏だったみたいだね。

記憶というのは実に曖昧だ。だから知らない人を久しぶりの人だと思っちゃうんだね。

で、前回が2013年8月ってことは、まだ骨折してから数ヶ月なんで、多分杖つきながら小樽に行ったんだろうな。それで企画者の麻衣子ちゃんに迎えに来てもらったんだな。

今度は足も元気なんで、時間あれば散策できればいいなと思うんだが、晴れるかな?
JRとバス、どっちで行くかも思案中。

降った際にまともに動くのってどっちなんだろうね?

そういえば、札幌以外の土地に歌いに行くこと自体が久しぶりなんで、ちょっとウキウキしておる。

ということで、明日、お待ちしてます。


2019年2/2(土)
【処方箋ライヴvol.295】
場所:(旧)岡川薬局cafe white
(小樽市若松1-7-7)
START/19:00
料金:2000円(1ドリンク付)
出演:mitsumi / まえすわりゆうり / 辻正仁




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