カバー曲の選び方(懲りもせず長文)2018-11-10 Sat 22:26
さて、邦楽カバー限定ライブが明後日に迫ってまいりました。
11/12(月) 【Wonder Covers of The Night】 場所:フライアーパーク(札幌市豊平区平岸4条7丁目) OPEN/20:00〜 START/20:30〜 料金:¥1000 (1ドリンク付) 出演:黒田雄亮 / 辻正仁 フライアーパーク企画で、ミュージックパブがどんなものか馴染みのない方にも知ってもらおうということで、オリジナルではなくカバー曲のライブをいつもよりお安い料金で楽しんでいただこうという企画。 いつもよりお安いってか、この値段で大丈夫なのかっていうくらいのアレだ。 ということで、普段はほぼオリジナルでやっているワタクシと、尊敬する黒田さんでお届けします。 彼が何をどうやるのかはオレも当日の楽しみなんで、ヘタすると選曲がかぶる事態もあるんだが、それぞれがどういう選曲するのかとか、それをどういう風に演奏して歌うのかってのもお楽しみいただければ幸い。 で、明日あんまりこういうこと書いてる時間なさそうなんで、今夜のうちに記しとく。 ん〜、このカバーをやるってことについては先日から散々書いてきているのでお気づきかと思うが、要するに自分がえらく楽しみにしているのである。 なんだろう? 単純にいつもとは違うことをやってみるってのにソワソワしている(笑) 普段は基本的にオリジナルをやっていて、特に自分は音楽を始めた頃から人前で人様の曲を取り上げることを一切考えてなかったんでね、たまにそういう機会を与えられると、なにより自分自身が新鮮なんである。 もう、何を取り上げるか考えてるだけで楽しい。 前にも書いたが、自分発信でライブを考えるならやっぱり自分の書いた曲を聴いて欲しいってのが優先しちゃうので、誰かからの企画としてお誘いいただけるのが一番動きやすいのです。 そして、こういうのはタイミングというのもあって、自分がそういういつもと違う企画に乗れるか乗れないかっていう気持ち的な時期ってのもあるからね。 前に書いたように、大御所が言ってたような「自分の創作に煮詰まったらカバーをやる傾向にある」っていう自覚は一切ないのだが(なんせ、煮詰まらないので)、本筋に熱中したい時と、本筋で経験したことを別筋で使ってみたいってな時期はあるんだな。 で、今回は本当にタイミング良くこのお話をいただいた訳です。 今年は1月のバースデーライブも52曲6時間みたいなライブで始めたりして、なんかこう「ちょっと変わったこと」をやりたいって感じはずっとあったんだ。 で、今年の終わりも見えてきたところで今回の企画と、そして12月にはこれもムネちゃんからのお誘いで、ユニットを組んでの企画もあったりして、実にありがたい。 今回もですね、選曲の段階で色々な曲をリストアップするのが楽しくて楽しくて。 まぁ、実際の持ち時間よりも多めの候補曲を最終的に決めまして、部屋でざっくりとコードつけたり弾き語りの簡単な自分なりのスタイルに持っていく諸々を考えたりして、先日スタジオで歌いまくってきたんだが、普段は自分の曲しかやらずに、人の曲ってのはその時の思いつきとか息抜きでチラっとやる程度だからさ、それがずっと人様の曲を歌ってる自体が新鮮だった。 そんで、今回の選曲はどうやったかというとですね…。 これも前に書いたけど、なんの制約もなく考えると、性格上どうしてもよく知られている曲よりも「この人は代表曲の他にもこういう良い曲あるんですよ」とか「この人あんまり知られてないけど、いいですよ」みたいな曲を重点的に選びがちで、まぁいわばマニアックな選曲になって、あんまり馴染みのある曲を聴いてもらう感じにならないのね。 まぁ、通常のライブでオリジナルに混ぜ込んで披露するなら全体の流れってものがあるから、いいんだけど。 その辺も、今回はマスターのムネちゃんから「縛り」が設けられているのが良かった。企画意図に沿ってやる上で自分のセンスを出すってのは普段やらないし、そこも一つの楽しみになったのね。 「日本語の曲で、わりと知られた曲を取り上げて欲しい」みたいな希望なんですよ。 この時点で普段、オレ自身からは発信しにくいもので、そこをオレがやるとどうなるかってのが面白いなと。 まぁ、一つ問題があるとすれば、自分自身が長年に渡ってマニアックにかつ、おそらく大抵の方よりは広く深く聴きあさってきたものだから、自分では「この曲は知ってて当然」と思ってる曲が意外と知られてないってこともままあるんだけどね。その辺がどうなってるかは来ていただいてのお楽しみってことでどうぞ。 で、一個そういう選曲基準があった上で、自分に負荷をかけるのが好きなので、さらに自分もこの機会に何がしか「新しい挑戦」みたいな事を入れ込みたいなって思って、これまでにやったことないアーティストとか曲調のものを主体に選ぼうと。 もちろん、そういう趣旨で選んだとしても、自分の中で感銘を受けたとか衝撃を受けたとか、深く共感できた、自分の創作上の刺激になったとか、そういう感じで、その曲に対して自分の何がしかが表現できる曲であることは大前提。 なので、総じて言えば 「よく知られている曲中心で意外な選曲なんだけど、自分が表現できるものや自分の引き出しを増やせるもので、全編人様の曲で自分のオリジナル曲を扱うのと同じようなステージをやる」 という事をテーマにしてみた。 もう一つ加えると、普段のライブでもリハの時なんかは人様の曲を歌ったりしてるので、そういう「演奏に慣れ親しんだ曲」っていうか、そういう時に取り上げるタイプの曲は排除した。 これは、呼んでくれたムネちゃんの予想を覆したいから(笑)。 同時に、さっきから書いてるように自分自身の普段のパターンを外れてる事を自分のスタイルとして消化できるかどうかってところを楽しみたいからです。 最終的に「普段の辻っぽくない曲だったけど、普段の辻のライブだった」って感じになって、楽しんでいただければいいなと思っちょります。 おそらく本番ではあんまりこういうこと説明しないと思うので、自分の記録用に書いといた。 ご来場、お待ちしております。 スポンサーサイト
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