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海月屋・辻正仁『短めでお願いします』

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年内あと少しだけど、色々やってみるよ

さて、色々あってなかなか出なかった【500L】の詳細がようやく出ました。

もう今度の火曜日なんだけどね。入場無料です。

今回はなんと橘亜耶ちゃんとオレの二組という…。図らずもツーマンライブ的なアレなんだが、果たしてどんなテイストになるやら、お楽しみに。
まぁ、ちょっと状況次第では珍しいことをやってみようかとも思ってたりしたりして。

それも含めて、改めてライブのスケジュールを。
明後日には、フライアーパークでユニットとして企画ライブに出演します。
カバーだけど、先日のカバーライブとはまったく違う選曲です。メンバーと色々相談しながらやってるので楽しい。
昨日はリハやってきた。

リハで確認したのは「出たとこ勝負で行こう!」ってことだった(笑)。

あと来年1/21のバースデーワンマンもくれぐれもよろしくどーぞ。

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12/2(日)
【楽しみっくナイト Vol.40】
場所:フライアーパーク(札幌市豊平区平岸4条7丁目)
OPEN/18:30〜
START/19:00〜
料金:¥1800 (1ドリンク付)
出演:M3(宗形修・高橋麻衣子・辻正仁)/ 4M(Mick・高井麻奈由・みゃん@+ゲスト水下訓子)

12/4(火)
【東日本大震災チャリティライブ 500Lゴヒャクエル vol.27】
場所:円山夜想<マルヤマノクターン>(札幌市中央区南1条西24丁目ヴィンテージビル地下)
OPEN/19:00〜
START/19:30〜
入場無料 振舞い酒あり!
出演: kenzzzi(前説) / 橘亜耶 / 辻正仁


12/19(水) 
【暮れの挨拶】
場所:円山夜想<マルヤマノクターン>(札幌市中央区南1条西24丁目ヴィンテージビル地下)
OPEN/19:00〜
START/19:30〜
料金 : ¥2000(1ドリンク付)
出演 :45(しーごー)/ 黒田雄亮 / 辻正仁


2019年1/21(月)
【バースデーワンマンライブ】
場所:フライアーパーク(札幌市豊平区平岸4条7丁目)
OPEN/19:30〜
START/20:00〜
料金:¥2000 (1ドリンク付)
出演:辻正仁 / ハーフタイムショウ・かまたゆいこ






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ともだちの文様





itousan.jpg

写真は本日届いた友人からのプレゼント。

高校の時の友人で、現在は木工房をやっておる。
木を素材とした家具やらドアやら色んなものをオーダーメイドで製作しているのね。

確か共通の友人の家の表札も彼が作ったものだったと記憶しているがどうだったかな?

高校の時、同じクラスだったわけだけど、その時に特に仲が良かったというわけではない。なんと言うか、仲の良い友達を介して彼とも親しく話はしたし、そういう何人かでエッセイやら小説を書いて集めたものを装丁して同人誌的なものを作ったりとかそういうことはやっていた。なので、冗談言い合って笑ったりはしてたよ。
ただ、二人でじっくり何かの話をしたりとか、お互いの考えを伝えあったりと言う付き合いではなかったんだな。

元々、彼はオレのように何かにつけてギャァギャァ騒いだり主張するタイプでもないし、あまり積極的に人前で自分の思っていることを伝えるタイプではないように見受けられた(多分、実際にそうだろう)。「寡黙」という訳ではないんだけどね。穏やかであまり怒ったりもせず、でも愉快な話はできる人であった。
物静かではあるけど、陰気臭いわけではなく、朗らかな人という印象。

という記憶。

なので、自ら他の者を先導してなにかやるという方向にはいかなかったけど、例えば学校祭とかそういう行事で何か(行灯とか戦隊モノのコスチュームとか、怪物の衣装や仕掛けとか)作るって時には、彼が活躍するみたいな。
「オレが作るよ」っていうんじゃなくて、周囲から「こういうの作ってよ」と任されるような感じだったな。

現在の職からもわかるように、そういう「造る事」ができる人なのだ。
そんなアレで、卒業後も自主映画作りとかに参加している流れで、彼とは顔を合わせている。その時もやっぱり複数人の友人との集まりの中でね。

その後、彼が東京に行って、木工職人的な仕事についたということや、その後独立してそのまま東京でやっているというのは別な友人を介して知ってはいたけど、直接のやりとりはしたことがなかったのね。

その彼から今年の初めくらいに、facebookでオレの書き込みにリアクションがあった。
名前を見つけて「おぉ〜」と思いメッセージを入れてみたら返信を送ってくれた。
昨年から、拠点を南アルプスに移して工房をやっていると書いてあり、自分の興味の範疇での印象から「縄文の里だね」って返してみたら、彼がその場所に移住した理由のひとつが、そこが「縄文の里」だったかららしい。
小学校の頃から縄文時代に対して興味を持っていたそうだ。
なので、おそらくオレよりもはるかに縄文時代に関しては造詣が深いハズ。
でもそういうことを彼はことさらアピールする人ではないのです。

知り合ってから何十年も経過してからお互いの共通項ができて、そんなタイミングで再び繋がると言うのも不思議なものだ。

彼が縄文時代に惹かれる理由の一つに「1万年以上大きな紛争がなかった事」を挙げていた。これはオレも興味を持っていることでもある。
〜 同一地域でこれだけ長い期間に渡って戦争や略奪、大量虐殺などの形跡が見られないのは人類史を通して、縄文時代の日本しか見当たらないと言うくらい稀有なことらしいのだ。その後弥生人が渡来して来た時も、とくに争いもなかったようだし(溶け込んだ人もいれば、離れた人もいるようだけど)。
要するに彼らは長い間「上手いこと仲良く」やっていたんだろう。〜

友人のそんなメッセージを読んだ時に、高校時代の彼の佇まいが初めてよく理解できた気がした。
自分なりにではあるけれど、「なるほどね」って。

で、彼が製作したペンダントを送ってくれた。
しばらく品切れになっていたそうで、再度製作時期になったので送ってくれたのです。写真の右側がそれ。
オレ用の特別仕様として、ストッパーには曰く「近所で取れた」鹿の角が使用されている。鹿の角が近所で見つかる場所なのね…。
木のヘッドに縄文の文様を模したデザインが施されている。

もう一つは『釈迦堂遺跡出土縄文前期板状土偶型ネックレス』という名で、これから博物館のショップなどでの販売を考えているのだそうだ(1200円で販売予定とのことなので、よろしく)。
商品のネーミングとしては長くてややこしい感じがするし、もしかしたら何かキャラクター的なネーミングの方が受けるのかもしれないけど、コッチの方が実にシンプルで実直でいいなとオレは思う。
モチーフとなった縄文文化への敬意や彼の思いがキチンと込められている気がするし、「そのまんまな名前」ってところにオレはちょっとしたユーモアも感じるんだけど、どうなんだろうね?

当初、ネックレスを送ってくれると聞いた時に「ライブの時につけよう」とか思ってたんだけど、届いたものを見て「むしろ普段から身につけようかな?」とかとも思っている。
ありがとう。

お礼にというか、縄文文化にあやかって物々交換よろしく、こちらからは自分のCDを送らせてもらった。

メッセージのやり取りの後で、彼はYouTubeで公開してるオレの動画も観てくれたらしいのだが、その中で『ウキウキライフ』と『神様の調べ』が良かったと教えてくれた。実は、彼と話した時に聴いてもらいたいなと思ったのがその2曲だったので、まさにドンピシャというか、わかってるな〜って思ったよ(笑)。

そして、オレも今ならわかるんだけどね。

高校時代には彼のことを失礼かもしれないけど「物腰が柔らかくて穏やかな人物」くらいの印象しか持ってなかったと思うんだ多分。
でも彼のようなタイプの人って、言葉や文章にして自分の思いや考えを表明するのは苦手かもしれないけど、そういう上手く表せないことが自分の中で醸成していって、それは言葉ではなくて佇まいの中に滲み出てくるんだよね。
若い頃はそういうことにまったく思い至らなかったけど。

例えば、縄文人達もおそらく今ほどボキャブラリーが発達していない中で、自分らの思想やら感じていることやアイデンティティみたいなものをあの独特の文様によって表現したんだと思うのね。土偶や生活で使う土器のなかにそれを染み込ませるように。
そんなふうにして僕の友人も、木を切ったり削ったりつなぎ合わせているんだろうな。

そして多分、縄文人の中にも騒ぐのが好きなお調子者とかもいて、やっぱり収穫があった時とか、なんかの行事の時に浮かれて歌ったりしてたんだと思うのよ。

少年時代の地層を掘り起こしてみたら、新たにそんな思いを発掘できたりした。

興味あればイトウタカシ木工房のサイトもご覧あれ。






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ブームの再来


ん〜と、ここんところライブの話や、そこに付随する音楽の話ばっかりだったので、ちょっと別の話を。


麻雀の話。
自分の中で「麻雀やりたいな〜」が再び芽生えておる。
ただし、多分今誘われてもやらないんだけど、なんだろうな遊園地とか好きな人が「いつか本場のディズニーランドに行ってみたいな〜」とか思うような感覚で「そのうち麻雀やりたいな〜」と思ってるのである。多分。

麻雀ってかれこれ10年以上やってないんだけどね。その前の数年間はかなりハマっていた。
別に学生の時とかはまったくやってなかったんだけど、ちょうどバンド活動が終わったあたりに世話になっていた友人が務める小さな会社で麻雀が流行っており、仕事が終わるとみんなで卓を囲むという感じだったんだけど、オレはまだ当時別な会社に勤めていたんだが、仕事帰りにその会社に寄ったりしている内に、多分人数が足りない時とかに参加したのがきっかけだと思うけど、それでほぼ連日仕事帰りにそこで麻雀するようになったと記憶している。

徹マンってのもよくやってたな。
人見知りでもあるし、雀荘とかにいって知らない人と囲むってのは嫌だったからしないけどね。ワリと気心の知れたメンツでワイワイ言いながら打つのが好きだった。
好きだったというか、好きで好きでたまらなかった。
特に強いわけでもないし、点数計算とかもほとんど人任せ(ただ、やってるうちに自然と覚えるよね。現在はまた忘れてるけど)だったけど、勝つとか負けるとか以前に、麻雀というゲームをやるのが楽しくてしょうがなかった。もちろん、やってる最中は本気で勝つつもりなんだけど、勝ちたいからやるんじゃなくて楽しいからやっていて楽しみ方として「なんとかして勝つ」って姿勢でいた方がより楽しいのだ。
この違いがお分かりいただけるだろうか?
なので、ハマるといっても何か入門書みたいので勉強したりとかそういうのはない。やってみて楽しみながら色々覚えていくのが好み。音楽と一緒。

なんか、その会社の関係の方が開いた麻雀大会にも誘われて、そのまま優勝してしまったこともある。強いからでもなんでもなく、多分、他の経験豊富な方々のようにセオリーとかそういうものを踏まえない打ち方なので、図らずも対戦相手を撹乱することになったんだと思う。
そこはその会社とのお付き合いのある人たちばかりなんで、最終的に自分が優勝してしまうと表彰式でどこの誰かもわからないようなのが出てきてしまう事になってマズイかなとも思ったんだが、そこでなにかセーブできたりするほど上手くないので優勝したんである。その程度。

でも麻雀ってのは本当に奥の深いゲームだなと今でも思う。ものすごく魅了されたんですよ。
詳しく説明しだすとわけのわからないことを長々と書く事になるので省略するが、論理的思考も性格も勘も運も洞察力も全部を問われるゲームだし、その場を囲む四人によって作られる宇宙である。
この「その場にいる」ってのが大事な要素であって、例えばオンラインとかの対戦麻雀ゲームとかだと、自分の感じる醍醐味はないだろうなと思うのです。

丁度バンドもなくなった時期だったのもあって、それまで音楽ばっかりやって何がしかを目指してたのが「もしかしたらオレはこのまま普通に仕事やって帰りに麻雀やってればそれなりに楽しくやっていけるのかもね」とか思ったりもしたんだが、結局のところ音楽をやってるな。

でも麻雀の経験が与えた影響は大きいと思う。音楽のセッションって麻雀ににてるなとか思うし。あと、その後に興味をお持ち始めた曼荼羅とか量子論とかも、麻雀の構造を体感したからわりとスムーズに理解できてる部分があるような気がする。

その麻雀をだ。ちょっと前にYouTube見てる時に何かの弾みで、プロの大会の対局映像を見かけて、それ一人の打ち手が笑っちゃうくらいに高得点の勝ちを重ねていく対局で、見てて気持ちがいいってか何回か見たんだけど、本当に笑っちゃうのね「なんだコレ」って。
で、麻雀の面白かったこととか思い出してたりしたら、面白いもので何度か会話の中に麻雀の話題が出てくるようなことが重なりまして。

で、それと前後してこの10月から、多分オリンピックでの競技採用も見据えてってことだと思うのだけれど、「Mリーグ」なるプロ麻雀のリーグが開始された。
これはスポンサー(コナミとかセガとかテレ朝とか)がついた7チームが各プロ麻雀団体から選手をドラフトで採用して、半年ほどのリーグ戦を戦って優勝を争うってもの。
abemaTVで配信してるんだが、見たいけどわざわざそのために月額980円を支払うのもなと思って、フリーで配信されてる試合経過だけたまに観てる。

発足に関しては、Jリーグの立ち上げも成功させたし、プロバスケにも関わってる川淵さんが絡んでるらしくて、結構麻雀のイメージを変えて広く認知してもらおうというふうに考えられていると思う。
対戦する選手はチームのユニフォーム着用が義務付けられており、ユニフォームだけ見ると卓球選手みたいだ。

ちなみに、ドラフト会議の模様や、開幕戦はフリーで見ることができる。

で、それ観て思ったんだけどね。

なんか関係者一同、本当にみなさんにこのゲームの競技としての楽しさや奥深さ、面白さを知ってもらおうというところで頑張ってるんだなと。
試合会場の横でパブリックビューイングが模様されていて、試合中に一喜一憂して盛り上がるファンや関係者の姿が移されたり、各チームの控え室の模様とか紹介されたり、また解説も結構明るく楽しく、そして各選手の特徴とか「ここの読み方、打ち方がプロなんですよ」的なことをわかりやすく説明してたり。

まぁ、個人的には好みではないルールが採用されてたりするけど、協議をダイナミックにするためかなと理解はできる。で、また試合ごとに打ち手を交代するチーム制でシーズンのトータルポイントを重ねていく仕組みなのもあるし、おそらく雀士一人一人も自分のやってる協議の面白さを知ってもらいたいし、そういう使命感もあるだろうからこれまでの個人競技としての麻雀大会とも打ち方がちょっと違う。

「自分が勝てばいい」ってのとは少し違うのね「知らない人さえも魅せる」って意識がこのMリーグってプロジェウト全体に浸透してるんだろうなと思うのさ。

付随する週一の別番組で1週間の対戦をハイライトで振り返りつつ、「この時はこういう状況だから、この人はこういう考えでこんなことやってるんです」って(よく野球で「このピッチャーの一種運の動作を観てイチローが右足をこっちに持ってきてるんですよ」とか解説するような)プロの凄技を説明したり、選手の紹介のためのインタビューやる番組も作られてる。

そういうね、自分が好きなものの魅力を多くの人に知ってほしいって姿勢がすごくいいなと思ったのです。
もしかしたらこういうのを「こんなの本当の麻雀じゃねぇ」って言う人もいるんだろうなとは思うんだけどね、ほら、音楽でもそういうのってあるから。昔はビートルズだって「こんな格好して煩いだけで、こんなの音楽じゃねぇ」って言われたんだから。
でもそんなビートルズに魅せられて音楽の楽しさをを深く広く知っていく事になった人が果たしてどれだけいるのかと考えるとね。そして、今や若い子がビートルズやってると「こんなのビートルズじゃねぇ」とか文句言ってる人がいたりするけどね(笑)。

自分らのできるやり方をなんとか考えて、それで多くの人にその楽しさや素晴らしさを知ってもらおうという姿勢は大事なんじゃないかなと思った次第。
だからさ、物理学とか人類学とかなんでもいいんだけど、難しくて敬遠されがちな専門的なことやってる人とかでも、道化をやってみたりとか、面白おかしく演出してそういう専門的なことに興味を持ってもらえるきっかけを作ろうとしてる人たちって好きなんだよね。

多分そういう人たちって、その世界の中じゃ「世間に媚び売ってる」とか「タレント気取り」とか色々言われるんだろうけど、何をやるにしても「できるだけ理解してもらって、魅力を感じてもらえる方法を考える」のは大事じゃないかなと。

そんな訳で、やりはしないが麻雀ブーム再来中。







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パーティーな夜と宴会な夜・その2〜【11/19@LOG】



前回の続き。2夜連続のライブを分けて書いてみた。
その2日目、19日のLOGのライブ。

出演者の顔ぶれによるものか場所によるものか、おそらく両方の相乗効果だとは思うが(笑)、前夜の「ハッピーなパーティー」とは趣を変えて「ご陽気な宴会」みたいな…
なんか早くも「1回目の忘年会」に参加したような気分で帰宅した(笑)

道東ギャンブラーズ、御曼けゑ志、りんだ…まぁオレもそうなのかもしれんが非常にアクの強い、しかもちょっとオッサン度の高いメンツが揃ってしまいまして。

で、現場に入るまで道東ギャンブラーズが最後を締めるんだろうなと思い込んでいて、多分自分は中盤だろうって発想でやること考えてたんだけど、スタート間近になって出番が最後であることを知らされる。

メンツがメンツだけに「マジかよ」と思った。
どうやって締めれば良いものやら。
ってな事で、考えてた事チャラにしてみなさんの出方を拝見してステージに出るまでノープランで行くことにした。
みなさん持ち味が脂っこい上に、道東ギャンブラーズはサポートまで配置した音である。
もう考えても無駄ってか、「押すか引くか」のどっちを選ぶかってなアレなんで。そして刺繍的にやってみたのがコチラ

〜セットリスト〜
魔法を信じるよ
自画自賛
眠れぬ夜はサザンを
座右の銘
月明かりの歌
-アンコール-
ソファー

ん〜最後の『ソファー』がね、なんかそういう感じの曲やってくれって話になって急遽やってみたんだが、しばらくやってなかったんで心残りがある感じになっちゃった。でも総じて好感触だった気がする。

なんか10年近く前にご一緒したシンガーソングライターが見に来ていたんだけど「すごいよかった」って何回も言ってくれて、あとけゑ志も数年ぶりくらいだったんだけど、ベロベロに酔っていてステージ中はやたら野次飛ばして来てたけど、あとで賞賛してくれた。酔ってるんで何回も同じ事言ってたけど(笑)

なんかもうお互い「乱打戦」みたいな。それも各々勝手な場所をゴールポストと決めて好き勝手にシュート撃ちまくってるアレだ。全員ディフェンスの意識ゼロ。自分も含め、各々野次の飛ばし合い。

ワタクシは最近ブームの「黒田さんを尊敬している」という設定で、道東ギャンブラーズのサポートに来た黒田雄亮を攻める(笑)
なんか、彼とは短いスパンで一緒になることが多かったんで、このパターンで遊べたのが面白かった。本人はいい迷惑だろうけど。
また来月も一緒になるんだけどね。その時はどうしよっかな?

で、終わってからは終電ギリギリまで出演者全員残って長津さんと一緒に歓談というか、飲み会になる。平成も終わろうかというのに、酔ったオッサンとか浮かれたオッサンとかのアレだからなんか飲み会の空気が昭和だ。

で、帰りには雪のようなものがチラついて来ており、そのせいもあって帰って見たら忘年会に出席したような気分になってましたとさ。


さて、今月のライブは終了。

12月はまずムネちゃんと高橋麻衣子ちゃんと組むユニット「M3」での企画ライブ出演がるので、今月残りはそのための準備をしつつ潜伏いたします。

一応、12月のライブスケジュールのご紹介

12/2(日)
【楽しみっくナイト Vol.40】
場所:フライアーパーク(札幌市豊平区平岸4条7丁目)
OPEN/18:30〜
START/19:00〜
料金:¥1800 (1ドリンク付)
出演:M3(宗形修・高橋麻衣子・辻正仁)/ 3M(Mick・高井麻奈由・みゃん@)

12/4(火)
円山夜想【500L】 詳細は後日ご案内

12/19(水) 
【暮れの挨拶】
場所:円山夜想<マルヤマノクターン>(札幌市中央区南1条西24丁目ヴィンテージビル地下)
OPEN/19:00〜
START/19:30〜
料金 : ¥2000(1ドリンク付)
出演 :45(しーごー)/ 黒田雄亮 / 辻正仁


そして年明けには毎度おなじみバースデーライブがございますので、スケジュールの確保を何卒!


2019年1/21(月)
【バースデーワンマンライブ】
場所:フライアーパーク(札幌市豊平区平岸4条7丁目)
OPEN/19:30〜
START/20:00〜
料金:¥2000 (1ドリンク付)
出演:辻正仁 / ハーフタイムショウ・かまたゆいこ









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パーティーな夜と宴会な夜・その1〜【円山純情倶楽部 11/18@円山夜想】



一昨日、昨日と連続ライブでございました。

関係各位、ご来場の皆様ありがとうございます。
なんというか、それぞれなんか種類は違うんだけど、両日ともに良い夜を過ごせた。

で、ややこしくなるのでそれぞれのライブごとに書いときます。

まずは18日の『円山純情倶楽部』。
東京からのビードローズとは2年ぶりの再会。
毎回一緒にやっていたhide-c.はビードローズのスケジュール出る前に別現場が入ってしまっていたため、今回は欠場。終わってから軽く打ち上げ的な雑談してる時に駆け込みでやって来てちょっとだけ参加。

ワタクシのセットリストはこんな感じでした。

〜セットリスト〜
一緒に泣こうか
あの歌を聴きながら
月光の往来
単純なもんさ-男の子の歌-
求愛ラプソディー
情熱
流れ星

今回、オープニングアクトで若手二人に登場いただいたんだが、小林嵩クンは前回も出演していて、こちらも2年ぶりに再会。ちょっと顔つきが大人になっていて、髪型やらなんやらオシャレというかワイルドというかな感じで若い人独特の変化具合が見て取れた。
もう一人、いしだこうすけクンはちょっと前にライブやってるのを見ていいな〜と思って声かけたんだけどね。向こうもコチラのライブを見たことがあったそうで。
で、彼は最近になってオリジナルを作り始めたって事だったんだけど、初めて見た時にとてもそんな気がしないくらい曲もいいし、以前からギターは弾いていたらしく上手いし、なにより歌声がいい。で、最初に声かけた時にまだオリジナルが3曲しかないって話で「じゃあ、5曲できたら一緒にライブやろう」って約束してたんだけど、まぁ曲はまだできてないみたいだが短時間のオープニングアクトならいけるだろうと思って誘ってみたのね。

という二組、小林クンはライブがかなり久しぶりだったらしく、いしだクンはまだライブ出演の経験自体が少ないので両者とも結構な緊張具合だったけど、どちらもそもそもの音楽が良いし、好感の持てる一生懸命さがにじみ出ていて良いステージだった。
なんか自分がやる前にウキウキさせてくれたね。

んで、今回ビードローズは新作を発表してのツアーって事で、このアルバムがとても良い曲が揃っており楽しみだったんだが、お気に入りの『RAINとPAIN』を最後に聴けてご満悦。

亙くんは来るたびにいつもオレの曲を褒めてくれるのだが、こちらも彼のソングライティングには結構気持ちを持って行かれている。なので「この人にいい感想もらえなくならないようにしないとな」って気持ちにさせてくれるのね。

で、ラストは亙くんの提案で全員でワタクシの『素敵な君の歌』を。
毎回この企画の時に彼が「コレ、一緒にやりましょう」って言ってくれていて、今回なんか歌詞や音源を他の出演者に彼が手配してくれたりしてね、ありがたい限り。
んで、今回は店長の本間健二もベースで参加。ステージに全員乗り切れないためオレは一段下に降りて演奏(笑)。せっかくなんで客席を練り歩いてみたりして。

ま、なんとなくだけど、若手二人がいたおかげもあったし、ビードローズのあつこさんとか、お手伝いで流ちゃんが来てたのもあるだろうし、非常に物腰柔らかい感じのハッピーなホームパーティーのような空気に溢れた夜だった。

ビードローズとは「また来年」って約束してお見送り。
お互い達者でやっていきましょうぞ。

最後の記念撮影。
本間さんがご機嫌で半裸(笑)

純情2018


後でまた19日の話をお伝えします。


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明日と明後日は連日ライブでございます。


ということで、明日と明後日の両日のライブのお知らせしときます。
多分、明日はブログ書けない気がするので。

例によって、ライブが続くと曲は一曲たりとも重複させませんので、時間あったら2日連続でお楽しみください。

明日は2年ぶりに東京のビードローズとご一緒、そして明後日はフライアーパークマスターのムネちゃん在籍の道東ギャンブラーズとご一緒。
どちらも楽しみ。


11/18(日)
【ビードローズ ニューアルバム”SUNSHINE”発売記念ツアー 札幌公演
“円山純情倶楽部・友情編”】
場所:円山夜想<マルヤマノクターン>(札幌市中央区南1条西24丁目ヴィンテージビル地下)
OPEN/18:00
START/18:30
料金 : 予約¥2500(ドリンク代別)/当日¥3000(ドリンク代別)
出演 :辻正仁 / ビードローズ (O.A 小林 嵩 / いしだこうすけ)


11/19(月)
場所:LOG(札幌市北区北14条西3 ゼウスビルB1F)
START/20:00〜
料金:¥2000 (1ドリンク付)
出演:御曼けゑ志/りんだ/辻正仁/道東ギャンブラーズ

よろしくどうぞ。




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カバー曲を披露

フライアーパーク企画、カバー限定ライブ【Wonder Covers of The Night】大盛況で無事終了。

2018−11−12−2


ってなことで、カバーに関するアレコレを何回かに分けて書いてきたのも一旦最終回みたいな。

ムネちゃんの奥様、栄子さんの尽力もあって普段こうしたライブをやるお店にあまり足を運ぶ事のないお客様もたくさんお見えで、いつも来ていただいている方が驚いていたという(笑)
中には15年くらい気になっていたものの店に入るのを躊躇していた方も来ていたとかで、しかも楽しんでいただけていたようなので企画意図に沿った役目は多少果たせたのかなと安心。
更にしばらくぶりに会う音楽人が遊びに来てくれてたり、ムネちゃんとオレの昔の仕事でお付き合いのあった方が偶然にも来店されて再会するなど、なんか良い夜でした。

これで楽しんでくれた方々が、通常のオリジナルを聴いていただくライブにも足を運んでいただけるようになると、こちらも大変嬉しく思いますので、よろしくどうぞ。

さて、本番前のリハーサルではですね、まぁオレは本番でやる曲をやらないのはいつものことなんだけど、共演の黒田雄亮まで別の曲でリハをやるという、なんだかわからないがお互いにどんな曲をやるのか手の内を見せない展開(笑)。
そんで、ワタクシは多分テンション上がってたんだと思うんだが、リハ中に大して似てもいないモノマネで歌い始めて止まらなくなる。
開演前に「いっそのことモノマネ大会にしようか」という話も飛び出す。

で、さっきの「手の内を見せない」だけどさ。
なんなんだかよくわからないんだけど、カバー曲限定のステージってなると、本番まで自分が何やるか内緒にしときたい心理が働くんだな。
要するに、お客様だけではなくて共演者もムネちゃんに対しても「本番で受けたい」とか驚かせたいみたいな感じなんだと思うけど。
なので、先週黒田くんと顔を合わせた時も、お互いに歌う曲が被らないか心配して「サザンやる?(可能性として、お互いサザン好きなので一番被る可能性が高い)」とか確認する割に、曲名は明言しないという(笑)
「オレ、割と激しめのやるから」とか「あ、僕はスローなんで」とか…。

で、結局本番ではお互いにまったく予想していなかった曲で被ったけどね(笑)
コレ、普段から二人のライブ来てくれる人も「まさかこの曲で」って言ってた。

あ、とりあえずワタクシが何をやったかのセットリストを。()内はオリジナルの発表年と歌唱者名です。

〜 セットリスト 〜

さらば恋人(1971年 堺正章)
黄金の月(1997年 スガシカオ)
丸の内サディスティック(1999年 椎名林檎)
胸の振り子(1947年 霧島昇)
First Love(1999年 宇多田ヒカル)
マンピーのG★SPOT(1995年 サザンオールスターズ)
遠くで汽笛を聞きながら(1976年 アリス)
上を向いて歩こう(1961年 坂本九)
〜アンコール〜
糸(1992年 中島みゆき)

今回、曲に関しての話をしちゃうと一曲ごとに数十分みたいな時間を要するので、ほとんど何も説明しなかった。
ま、通常のオリジナルのライブの時もなんだけど、今回は選曲した曲それぞれに形は違えどもなんらかの思い入れがあったりするんだよね。
でもそれは「思いの内容」ではなくて「思いの質感」をね、感じていただければいいので、そこは歌でやれなきゃライブじゃないなってアレでね。

んで、黒田くんと被ったのは『丸の内サディスティック曲である(笑)
でも、先に出番だった彼がコレを歌い始めた時にちらっと別な曲に差し替えようかなとも思ったんだけど、でも彼はちょっとジャジーな雰囲気に仕上げていてね。
オレはいかにもオレっぽく「コードかき鳴らしてシャウトする」って方向に持ってったので、カバーライブの醍醐味として「同じ曲も演者によってこんなに違う」ってのがわかりやすくできるかなと思ってそのままやりました。

オレは椎名林檎が登場した時にえらく衝撃を受けたんだけどね(オレの周囲の人たちは、ヒットする前からオレが大騒ぎしてたのを知っている)、黒田くんも同じような事を言ってた。
で、今やこの曲は色んな人が取り上げてる曲なんだよね。
多分、スタンダードナンバーになっていくんだろうと、そんな気がしてたんだが、この一件で拍車がかかる(笑)

ん〜、なんかその想定外の曲で被ったことも含めて、今回黒田くんと二人ってのはなんかいい取り合わせでこの企画自体の面白さを出せたんじゃないかなという気がする。

ちなみに、セットリストに書いた曲以外にもってか、曲によっては途中で違うカバー曲とか入れ込んだりして、その辺も皆さんに喜んでいただけた工夫をしたんだが、それは来ていただいた方のお楽しみってことで、自分からはネタばらししません。
口コミで広がるのは歓迎(笑)

そして、想定以上に盛り上がっていただいた最後にアンコールまでもらいまして。
それで中島みゆきの『糸』をやったのね。

ん〜、何度も書いているが中島みゆきの作品って、オレ自身はおいそれと歌うことができない人で。
で、『糸』って曲に関しては本当にたくさんの人が取り上げていて、その辺のことも「みんなコレばっかり歌ってないで、中島みゆきにはもっとすごい曲がいっぱいあるから、『糸』をきっかけにもっと色んな曲を聴いて取り上げればいいのに」みたいな発言をしているのです。

で、もちろん『糸』だって名曲であることに違いはないわけで。

自分ではおいそれとは歌えない人の作品。「みんなコレばっか歌いすぎ」と指摘している。
この二つがあってですね、そうすっと自分の中で「なら、そういうオマエがこれやったらどの程度のもんなんだ?」っていう声も聞こえて来まして。

で、この企画のお誘いあった時に歌おうかどうしようか迷って、結局セットリストからは外してたんだけど、せっかくアンコールいただいたし、やめるって判断をやめてみた。
コレはもう「そういうお前はナンボのもんじゃい」ってのを自分で確かめろってことだなと。

で、オレの歌ったこの曲がはたしてどういう評価をいただけるのかは、ぜひ聴いてくれた皆さんに教えていただきたいところである。
ってのは、自分では結局「やっぱ中島みゆきってすげ〜な」ってアレだったんで。

ま、他の曲も含めてなんですが、おかげさまで当初自分の目指していた「人の曲を自分のものとして、いかにも辻なステージをやる」ってところでも、企画自体の目的に対しても、一応手応えは感じたんだけど、どうだろうね?

うん、非常に刺激的で楽しい挑戦をさせていただきました。

関係各位とお客様に感謝でございます。

そんな中、今度の日曜日にもまたお楽しみなライブ。

久々に東京から来るビードローズとご一緒。

予約していただけると助かります。

11/18(日)
【ビードローズ ニューアルバム”SUNSHINE”発売記念ツアー 札幌公演
“円山純情倶楽部・友情編”】
場所:円山夜想<マルヤマノクターン>(札幌市中央区南1条西24丁目ヴィンテージビル地下)
OPEN/18:00
START/18:30
料金 : 予約¥2500(ドリンク代別)/当日¥3000(ドリンク代別)
出演 :辻正仁 / ビードローズ (O.A 小林 嵩 / いしだこうすけ)

ご予約は、kurageyagarden@gmail.com宛に、件名を【11/18ライブ予約】とし、本文にお名前と予約人数を明記して送信願います。
またTIGETでのご予約も承っております。

https://tiget.net/events/39549   

※辻のfacebookアカウントのメッセージ、TwitterでのDMでも受け付けます。







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カバー曲の選び方(懲りもせず長文)

さて、邦楽カバー限定ライブが明後日に迫ってまいりました。

11/12(月)
【Wonder Covers of The Night】
場所:フライアーパーク(札幌市豊平区平岸4条7丁目)
OPEN/20:00〜
START/20:30〜
料金:¥1000 (1ドリンク付)
出演:黒田雄亮 / 辻正仁


フライアーパーク企画で、ミュージックパブがどんなものか馴染みのない方にも知ってもらおうということで、オリジナルではなくカバー曲のライブをいつもよりお安い料金で楽しんでいただこうという企画。
いつもよりお安いってか、この値段で大丈夫なのかっていうくらいのアレだ。

ということで、普段はほぼオリジナルでやっているワタクシと、尊敬する黒田さんでお届けします。
彼が何をどうやるのかはオレも当日の楽しみなんで、ヘタすると選曲がかぶる事態もあるんだが、それぞれがどういう選曲するのかとか、それをどういう風に演奏して歌うのかってのもお楽しみいただければ幸い。

で、明日あんまりこういうこと書いてる時間なさそうなんで、今夜のうちに記しとく。

ん〜、このカバーをやるってことについては先日から散々書いてきているのでお気づきかと思うが、要するに自分がえらく楽しみにしているのである。

なんだろう? 単純にいつもとは違うことをやってみるってのにソワソワしている(笑)
普段は基本的にオリジナルをやっていて、特に自分は音楽を始めた頃から人前で人様の曲を取り上げることを一切考えてなかったんでね、たまにそういう機会を与えられると、なにより自分自身が新鮮なんである。

もう、何を取り上げるか考えてるだけで楽しい。

前にも書いたが、自分発信でライブを考えるならやっぱり自分の書いた曲を聴いて欲しいってのが優先しちゃうので、誰かからの企画としてお誘いいただけるのが一番動きやすいのです。
そして、こういうのはタイミングというのもあって、自分がそういういつもと違う企画に乗れるか乗れないかっていう気持ち的な時期ってのもあるからね。
前に書いたように、大御所が言ってたような「自分の創作に煮詰まったらカバーをやる傾向にある」っていう自覚は一切ないのだが(なんせ、煮詰まらないので)、本筋に熱中したい時と、本筋で経験したことを別筋で使ってみたいってな時期はあるんだな。

で、今回は本当にタイミング良くこのお話をいただいた訳です。

今年は1月のバースデーライブも52曲6時間みたいなライブで始めたりして、なんかこう「ちょっと変わったこと」をやりたいって感じはずっとあったんだ。
で、今年の終わりも見えてきたところで今回の企画と、そして12月にはこれもムネちゃんからのお誘いで、ユニットを組んでの企画もあったりして、実にありがたい。

今回もですね、選曲の段階で色々な曲をリストアップするのが楽しくて楽しくて。
まぁ、実際の持ち時間よりも多めの候補曲を最終的に決めまして、部屋でざっくりとコードつけたり弾き語りの簡単な自分なりのスタイルに持っていく諸々を考えたりして、先日スタジオで歌いまくってきたんだが、普段は自分の曲しかやらずに、人の曲ってのはその時の思いつきとか息抜きでチラっとやる程度だからさ、それがずっと人様の曲を歌ってる自体が新鮮だった。

そんで、今回の選曲はどうやったかというとですね…。
これも前に書いたけど、なんの制約もなく考えると、性格上どうしてもよく知られている曲よりも「この人は代表曲の他にもこういう良い曲あるんですよ」とか「この人あんまり知られてないけど、いいですよ」みたいな曲を重点的に選びがちで、まぁいわばマニアックな選曲になって、あんまり馴染みのある曲を聴いてもらう感じにならないのね。
まぁ、通常のライブでオリジナルに混ぜ込んで披露するなら全体の流れってものがあるから、いいんだけど。

その辺も、今回はマスターのムネちゃんから「縛り」が設けられているのが良かった。企画意図に沿ってやる上で自分のセンスを出すってのは普段やらないし、そこも一つの楽しみになったのね。
「日本語の曲で、わりと知られた曲を取り上げて欲しい」みたいな希望なんですよ。

この時点で普段、オレ自身からは発信しにくいもので、そこをオレがやるとどうなるかってのが面白いなと。

まぁ、一つ問題があるとすれば、自分自身が長年に渡ってマニアックにかつ、おそらく大抵の方よりは広く深く聴きあさってきたものだから、自分では「この曲は知ってて当然」と思ってる曲が意外と知られてないってこともままあるんだけどね。その辺がどうなってるかは来ていただいてのお楽しみってことでどうぞ。

で、一個そういう選曲基準があった上で、自分に負荷をかけるのが好きなので、さらに自分もこの機会に何がしか「新しい挑戦」みたいな事を入れ込みたいなって思って、これまでにやったことないアーティストとか曲調のものを主体に選ぼうと。

もちろん、そういう趣旨で選んだとしても、自分の中で感銘を受けたとか衝撃を受けたとか、深く共感できた、自分の創作上の刺激になったとか、そういう感じで、その曲に対して自分の何がしかが表現できる曲であることは大前提。

なので、総じて言えば
「よく知られている曲中心で意外な選曲なんだけど、自分が表現できるものや自分の引き出しを増やせるもので、全編人様の曲で自分のオリジナル曲を扱うのと同じようなステージをやる」
という事をテーマにしてみた。

もう一つ加えると、普段のライブでもリハの時なんかは人様の曲を歌ったりしてるので、そういう「演奏に慣れ親しんだ曲」っていうか、そういう時に取り上げるタイプの曲は排除した。
これは、呼んでくれたムネちゃんの予想を覆したいから(笑)。
同時に、さっきから書いてるように自分自身の普段のパターンを外れてる事を自分のスタイルとして消化できるかどうかってところを楽しみたいからです。

最終的に「普段の辻っぽくない曲だったけど、普段の辻のライブだった」って感じになって、楽しんでいただければいいなと思っちょります。

おそらく本番ではあんまりこういうこと説明しないと思うので、自分の記録用に書いといた。

ご来場、お待ちしております。











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カバーバージョンの作り方(あいかわらず長い)



そんなわけで、次回のライブはこちらです
  ↓
11/12(月)
【Wonder Covers of The Night】
場所:フライアーパーク(札幌市豊平区平岸4条7丁目)
OPEN/20:00〜
START/20:30〜
料金:¥1000 (1ドリンク付)
出演:黒田雄亮 / 辻正仁

もう何度もお伝えしているが、フライアーパーク企画によるカバー曲オンリーのライブ。

普段オリジナル曲を歌ってる人間がカバーだけでワンステージやってみたらどうなるかってアレだ。

前にも書いたけど、最近の人たちってわりと屈託無く既存の曲でも歌ったりするので、多少古臭い意識であるのは重々承知しているんだが、こちとらオリジナルを歌うことを目指して音楽を始めて、そこに拘ってきた人間だからして「カバー」をやるということに対して、いささか構える部分がある。
でも色々経験しているうちに、ちょっとした遊び心で人様の曲を歌ったり、なんらかの思いを込めてセットリストに混ぜ込んだりもするようになったんだけどね。頻繁にではないけど。

それでもやはり「カバー限定で」ってのは自分的にかなり特別な企画って感じだ。そして若い頃なら「オレはオリジナルやるんだ。カバーなんてやってられるか」みたいに思ってた気がするんだが、そういう「カバーに対して構えちゃう自分」も楽しめるようになってきた。こういうのが歳を取るっていいなと思えるところ。
自分自身に対しての制約がどんどん緩くなって、ヘタすると若い時よりいろんなことを面白がれる。

でだ
世の中には色んな音楽の楽しみ方があるので、オレのように基本的にオリジナルを書いて歌うのが好きな者もいれば、自分の好きなアーティストの作品や、気に入った曲を、オリジナルにより忠実に再現した演奏をする(いわゆる「コピー」ね)のが楽しい人もいるし、あるいはそういう楽曲を取り上げてただ単に歌うのが楽しい人もいる。もちろん聞き手もそれぞれだろう。
その誰が優れているのでも、ダメなのでもない。みんな好きなように楽しめばいいと思っている。
たまに「オープンマイク形式」という企画に呼ばれて行くと、わりと弾き語り系の場合は参加者のほとんどが既存の曲を歌っていることが多いなと思う。
その中で一人だけオリジナルやってると「もしかしてオレは場違いか?」と思うこともあるが、まぁいいじゃないか。

話を本筋に戻すと、そういう色んな人が色んな楽しみ方をしている中で、自分が人様の曲をやるとしたら、単純に歌詞とメロディをなぞって、オリジナルのコード進行に従ってその作品を歌うってことはしたくないなと。そこがオレの構える部分なんです。

あのさ、昔々にギターのコード覚えるために、押さえ方の載った歌本広げて知ってる曲を片っ端から歌ってた時ってのは、まさにそういうことだったのね。で、それはそれで勿論楽しかったし、今でも楽屋に歌本とかあったらそんなことやってるんだけど、それとステージは違うかなと。

目指したいのは「人の曲歌っても辻のステージ」ってものにすることなので。
人の曲を、それが好きだから歌いましたってだけではなくて、人様の曲を通して自分のなにがしかが出てくりゃいいなと思っている。

なんだろう? 曲は人の作品でもそこに自分を託してってアレだ。

ということで、まぁ勿論選曲するにあたっては、好きな曲とかなんらかの思い入れのある曲を選ぶんだが、そのあと「自分のバージョンにする」というところまで持って行ってから披露したいのね。

まぁ例えば『Stand By Me』なんて曲があって、これはもう子供の頃から歌ってるんだけど、これなんかは一人で演るときはいつの間にか「オレバージョン」が出来上がっているんですよ。
リズムの取り方も歌い回しも他のどのバージョンでもなく、自分だけのものができている。

あとは通常のライブでたまに歌う『満月の夕』も結構色んな人のバージョンがあるけど、そのどれとも違うかな?

なんか、そういうところまで持っていかないと、ステージでオレが歌う意味ないかなって気がしている。だってオリジナル聴いていれば済む話でしょ? 基本的には。それを歌うんだから「演者の中の何か」ってのがないとつまらないなと思うんですよ。
それで、聴いている人から「良かった」と言われたり「こんなのアノ歌じゃない」とか言われたりするんだ(笑)。そこでいかに自分なりに消化した楽曲で納得させるってか、面白がってもらえるかを勝負したいみたいな。
そういうのが自分のカバー演る時の「身構える」ってことね。

で、その曲を人前で披露するにあたって、ワタクシは弾き語りの場合、大体こんな過程でやってますってことなんだけど、まずは選曲を頭の中でとか、リストにしてみたりとかする。
んで、その時の企画に応じての選別とかもあるし、気分もあるんだけど、その中からちょっとずつピックアップして、さらっとやってみる。
この段階で、歌本でコードを確認するとか、歌詞を確認するとか一切なし。原曲も聴き直さない。

自分の記憶にある歌詞とメロディーを口ずさみながらコードを探して歌う。
歌いながら、オリジナルとリズムパターン変えた方が自分にしっくりくるとか、歌ってると自分の「ここでこういうのが欲しい」とか「こんな歌い回ししたい」ってのが出てくるので、それに従って原曲とは違うリズムの取り方をして行く場合もある。

で、大体の空気が自分の中で想定できてから、歌詞があやふやなところを確認。ついでに、自分で見つけられなかったコードも確認。
もともと原曲とキーが違ってる場合もあるので、コードの直しが結構面倒だったりするけど。
で、原曲のコードに納得できないとか、自分の歌の邪魔になるコードは削除するとか、もっと簡単なコードにしちゃうとかする。
はなから原曲通りのコピーをやるつもりもないし、弾き語りであれば歌で伝えたいと思うので、結構細かくコードを刻んでるやつとかは歌メロのサポートができればいいていどまで簡略化したり、逆に自分の歌うノリで間にベースライン的な補足を入れたりする。
この時点で原曲の歌メロも聴いてみるが、たとえメロディーが部分的に違っていても、全体的に原型を留めていれば、細かな部分の違いは気にしない。ただし、原曲のメロディーの方がより良い感じ(その自分バージョンに対してね)になると思えばそっちに修正。

これで大体出来上がるが、それを何回か演奏して歌っている内に歌い回しがまた変わってくるし、余裕が出てくるとその時点で浮かんだ「遊び」のアイディアを試してみたりする。

そうやって自分のバージョンが出来上がる感じかな?

要するにですね、カバー演るからと言って無理くりに何か変えようとか、そういう「あざとさ」も排除したいのね。なのでまずは自分が聴いて解釈した印象に近い「記憶の再現」ってのを最初にやって、そこで自然発生する自分の要求にしたがって歌いながら作って行くという方法です。

これやると、普段オリジナル作るときも歌いながら作っているので、なんとなく「自分のものを作る」って気分でやれたりするし、自分のものにしながら体を使ってやっている内に曲の中に新しい発見をしたりできる。

勿論、結果的に歌本広げて歌ってるのとほとんど変わらない場合もあるがそれはそれで構わない。出どころが自分の中からなのか、最初から歌本広げて外部入力したものなのかでの違いは、必ず現れるものだと思うので。

あとはちょっと遊び心が多めに出るものもあるしね。

という、そんな作業を時間を見つけながらちまちまやってるところでございます。












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人の思いは何処へ運ばれて往くんだろう?(『流れ星』by自分)

まぁ〜、備忘録みたいな事なんで詳しいことは何も書かないけれど


久々に不意打ちを食らう現象が起きた。

不思議と言えば不思議だし、でも考えてみるとありえなくはない事でもあるんだが、何かがあるんだろうな多分。

おそらく、少なくとも年に一回は起きるのである。ありえなくはないんだけど、それにしては頻度が高いような気もする。

この現象が起きると、毎回「呼び寄せたのか、呼び寄せられたのか」ってなことをなんとなく考えちゃうね。

どういうタイミングで発生するのかがまるで掴めないんだが、ただ起きて悪い気はしない(笑)

ん〜、混乱とか動揺とかでもないし、衝撃的というにはその前に自分でなんとなく感知している気もしないでもないのだ。

なんちゅうんだろう?

流れ星を目撃した時の感じに似てるんだよな、自分の中では。

「見たからどうした?」と問われれば、何もないけど、何かがあるような気がするみたいな。
そして、いつ目撃するのかもわからないけど、「それにしても流れ星を見る頻度が高いな」ってな感じ。

そんな1日でした。




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尊敬する黒田先輩…

2018-11-04.jpeg


Mickが撮ってくれた。
キラッキラである。

谷藤師匠のボーカルスクール「VoiceWorksSapporo」のイベント【Voice& Rythme Vol.40】に出演させていただいた。
詳しいことは先日も書いたので省略するが、生徒でもないのに自分にとっても思い入れの深いイベントの節目となる回にお誘いいただいて光栄であった。


〜 セットリスト 〜

求愛ラプソディー
流れ星
ウキウキライフ


写真でもお分かりの通り、照明が豪勢である。
音響やらステージ周りのサポートはもちろんの事な上に、クラップスホールさんでやらせてもらうときは、毎回この照明が素敵なんである。
んと、事前にですね、一応簡単な要望を非常に抽象的な感じで出してはいるんだけど、そのざっくりとした要望だけで、特にリハーサルもなく曲を把握しきれない状況で、よくここまで気が利いていてこちらの意図を理解した照明にしていただけるものだと感心して感謝するのですよ。

今回は『流れ星』でね、欲しいタイミングで欲しいあかりがすーっと入ってくれたりして、歌っていて心地よい。
ステージにいると実際の照明効果って自分で確認できるわけじゃないけど、他の方のステージ観たり、そういうさっきのタイミングの良い灯りとかあると、全体がいい感じだってのは確信できるのね。

本当にいつもありがとうございます。

さて、イベントではお馴染みの顔ぶれと楽しく挨拶できたり、久しぶりの人の元気な姿を確認できて嬉しい。
楽屋では、なかにしりく君がなかなか素敵なギターと真空管アンプを持ってきていて、それをみんなに触らせたがるので、マストシ君とかと音出して盛り上がる。
そこに岩佐亜由美ちゃんのギターの師匠でもある沖田真里も参戦(笑)
山下達郎の『WindyLady』のリフを弾き始めたので、軽くだけど合わせて歌ってみた。
何年か振りに彼のギターに乗せて歌ったな。

で、今回は出順を確認するとオレの次が黒田雄亮だったので、楽屋入りして顔合わせた時から、今日は自分のことを「黒田先輩を非常に尊敬している」という設定でいこうと思いつき、そのように挨拶して、本番でもそのように紹介した。
「次は尊敬する黒田先輩なので、露払いのつもりでがんばります」とか(笑)。結果、黒田くんは非常にやりにくくなった模様(笑)。

みなさんいいステージやるので、長丁場でも飽きがこないね。

で、今回は橘亜耶ちゃんの『心中日和』って曲がね、最高だった。
昨今の人たちってあまり情念系の曲書かないからね(ってか書こうと思っても書ける人そんなにいないと思うんだ)、インパクトあったな〜。ちょっと彼女の良さが凝縮されたっていうか、ひとつの到達点なんじゃないかと。数年後には代表曲のひとつになってるだろうな。

で、終盤の方でステージ裏で師匠に生徒さんたちの感想を求められまして。
まぁ、ここで偉そうにいう事でもないので省略すっけど、まぁちらっと音楽に対する矜持のような話を軽く。ほんの数分のいい時間だった。


さて、今後もちょろちょろとライブが続きますので、スケジュールを載せときます。
まずは、次回11/12にフライアーパークで店企画による邦楽カバー曲限定のライブ。そろそろ選曲を絞り込んでいかねば。
尊敬する黒田先輩との共演なんで、とっても楽しみです!


11/12(月)
【Wonder Covers of The Night】
場所:フライアーパーク(札幌市豊平区平岸4条7丁目)
OPEN/20:00〜
START/20:30〜
料金:¥1000 (1ドリンク付)
出演:黒田雄亮 / 辻正仁


11/18(日)
【ビードローズ ニューアルバム”SUNSHINE”発売記念ツアー 札幌公演
“円山純情倶楽部・友情編”】
場所:円山夜想<マルヤマノクターン>(札幌市中央区南1条西24丁目ヴィンテージビル地下)
OPEN/18:00
START/18:30
料金 : 予約¥2500(ドリンク代別)/当日¥3000(ドリンク代別)
出演 :辻正仁 / ビードローズ (O.A 小林 嵩 / いしだこうすけ)
※予約は前述のご案内を参照ねがいます。


11/19(月)
場所:LOG(札幌市北区北14条西3 ゼウスビルB1F)
START/20:00〜
料金:¥2000 (1ドリンク付)
出演:御曼けゑ志/りんだ/辻正仁/道東ギャンブラーズ


12/2(日)
【楽しみっくナイト Vol.40】
場所:フライアーパーク(札幌市豊平区平岸4条7丁目)
OPEN/18:30〜
START/19:00〜
料金:¥1800 (1ドリンク付)
出演:M3(宗形修・高橋麻衣子・辻正仁)/ 3M(Mick・高井麻奈由・みゃん@)

12/4(火)
円山夜想【500L】 詳細は後日ご案内

12/19(水)円山夜想 詳細は後日ご案内 

2019年1/21(月)
【バースデーワンマンライブ】
場所:フライアーパーク(札幌市豊平区平岸4条7丁目)
OPEN/19:30〜
START/20:00〜
料金:¥2000 (1ドリンク付)
出演:辻正仁 / ハーフタイムショウ・かまたゆいこ









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おとどけもの

200902241420000.jpg


随分前の写真だけど…

この花はまだどこかで咲いているのです(笑)

送ることのできないメッセージのかわりに。








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