海月屋・辻の日々

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芸を続けてました (『CLOWN』 by Recall)



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ということで

この人影は谷藤勝彦師匠である。
歌いながら間近に来たので撮影してみた。

本日は師匠の誕生日ライブでございました。満員でございます。
いつもはバンドRecallでのライブをやってるんだが、今年は諸々の活動事情から、第一部は師匠の弾き語り、そして第二部はメロウデュをサポートに従えての演奏。

ギター一本でワンステージやるってのは初めてらしい。
その第一部はオリジナル曲で構成。
人のことは言えないが(笑)、よく喋る。

なんちゅうんだろう? ハナからバンドを想定した楽曲作りをしてるんで、弾き語りで聴くと新鮮である。
まぁ、本人は平然とした風情でやっていたけれど、多分内心は色々と感じながらやっているんではないかと勝手に想像しながら楽しませていただいた。
バンドと弾き語りでは勝手が違うので、慣れていないと色々戸惑うもんである。

まずは音数の少なさとかそういう事なんだけど、一番アレなのがビート感とかグルーブみたいな所で、バンドだと周りの演奏が絡まって生まれ出たものに包まれたり乗っかったりしながら歌えるんだが、一人でやるとそういうのも全部自分でどーにかしなくちゃならないので。

個人的に思うのは、やっぱり音数が少ないってかギターの音しかなくて、アンサンブルも組めないワケだから、グルーブやビートが出せなければ歌っていても気持ちが乗っていけなかったりするなって。経験上。
コレ書きながら、もしかしてフォークとロックの違いって、弾き語りの場合はそーゆーところに現れるのかもと思ってみた。ちょっとコレは後でゆっくり考える。

で、師匠の曲なんかはビートとグルーブがなくなると曲自体が機能しなくなるので、弾き語りはハタで聴いてるよりもやるのは水面下で大変だろーなと。
どうしても「自分を晒す」ってことになるし、晒さないと成り立たない部分があるので、慣れるまではちょっとした覚悟みたいなものが必要だし。

とか冒頭で思いながら、ちょっと心の奥底が右往左往する様を楽しんでやろうと思ってたんだけどね…。

その矢先にステージから呼び出しがかかりまして(笑)

一曲歌えと…。

何度かカバーさせてもらっている名曲『CLOWN』を、なんの説明もなくいきなりやるぞと言われまして、オレが内心穏やかではなくなりました(笑)。
いや、久しぶりにこんなにオロオロしながら歌ったな。
せっかく誕生日のライブでお呼びがかかったんだから、ここはひとつ気持ちを入れてと思いはしたが、イントロ8小節の間にどう歌うか定まりきらず。歌い出したら自分で歌う時とキィが違い。3コーラス目に差し掛かる時にようやくこっからどうにかと思ってたら、師匠が「ここオレ歌うわ」と…

マウンドの傾斜に順応できないまま2連続フォアボールを出すピッチャーのような気分で投球してました(笑)

最後のサビだけどうにかできたかな? 制球が定まらないなりに、とりあえず、生きた球を投げることだけできたような。

ものすごく「もう一回やらせてくれ」感の強い結果となったが、こういうのはまぁお祝い事だし、急に言われてオロオロしながらってのが、お賑わしとしては良いんだろうな。

と、自分を慰めておる(笑)

なので、その後の第一部のステージは当初の楽しもうと思ってた意地悪な気持ちは維持できず、素直に聞いておりました。

で、第一部終わって、第二部の前にプレゼントお渡し会がありまして。
終了後に受け取るとかじゃなくて、プレゼント渡しに来いと。
それもショーの一部として組み込んでるのね。

メロウデュのかおりちゃんがおもちゃのリコーダーでTスクエアのF1グランプリのテーマ曲を吹いてまして、BGM代わりに。なんか「栗コーダーカルテット」がグズグズになったような感じで面白かった。本人何故か、泣きそうな情けない顔で笛を吹き続ける(笑)。

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そんで第二部
メロウデュをバックにAORを中心としたカバーを。
もうここでさ、一部の時と歌のノリ方が全然違う。やっぱバックで諸々しっかりサポートしてるから歌が自由になるんだろうね。
アレンジも演奏も良いし。

久しぶりにメロウデュの演奏聴いたけど、アレだな。かおりちゃんはピアノでおしゃべりできる人だよね。そんで、ヤギちゃんのドラムがさ、どの規模の箱で聴いても、その会場にジャストな音量なんだよね。
今回のようにあまり大きくない場所だと、だいたいドラムは生音そのまんまでPA通さないんだけどさ。生で狭い場所だとドラムだけやたらと響き過ぎたりするもんなんだが、彼の場合、どこで聴いてもまったくソレがないんだよね。本人意識しているのか、体感的にこなしてるのかは知らんが、アレはすごいな〜と思う。

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三人での演奏を聴きながらふと浮かんだのは「信頼関係」ってのかな? 
出てくる音に裏打ちされてるものとして。
なのでとても心地よく聴けるし、ちょっとハッピーになれる。

という気がする。

で、アンコールラストにはクラップスホールの小泉さんが呼び込まれまして、「ウィー・アー・ザ・チャンピオン」。冒頭の写真の様相となりました。
小泉さんも今日いきなり電話で呼び出されて演奏するハメになったらしい。

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普通「サプライズ」ってのは主役を驚かせる為に周りが仕組むものなんだが、師匠の場合は周りを慌てさせるサプライズである(笑)。

いや、楽しかったっすよ。

ただアレだな。

いつか仕返ししてやる(笑)。

とりあえず、おめでとうございます。

良い顔してました。


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