海月屋・辻の日々

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求めるもので評価は変わる

さて、お気に入りの漫画、「BLUE GIANT」なんだけど、今月号で最終回と書いてあったので、何事かと…

なんちゅうか、あまりにも中途半端な終わり方になるので。
確かに以前に話題にしたような大きな出来事があって、それは一応落ち着いたんだけどさ、ここで終わったら「主人公が一つの壁を越えて、次のステップにさぁ進むぞ!」ってところで終わりなんですよ。
まるで人気のない漫画がキレのいいところで無理やり打ち切りみたいな。

この漫画、相当な人気らしいしさ、打ち切りはまずあり得ない。さらに、作者の人って以前の作品も好きで読んでたんだが、途中で話がどうにも展開できなくなるようなタイプではないと思ったのね。非常に丹念に物語も人物も描ける人だから好きなワケで。

これはもう、病気療養とかそういうアレか? それとも当初からここまでのつもりで連載してたのか?

っていう2択だろうと思い読み進める。

さすがに最後にグッとくる場面はあったが、その前が本当に淡々と進んでまして、もう読みながら「これで終わりは変だろう」と…

そしたらですね、主人公はこれから日本を離れるんですが、そこで一応最終回で、次回からタイトルがちょっと変わって引き続き物語は進むらしい。
一安心

タイトルが「BLUE GIANT なんとか(忘れた)」になるそうです。
昔「イナズマン」という特撮の番組があって、テコ入れで「イナズマン フラッシュ」になったんだけど、そんな感じ。

あと、「ドラゴンボール」が「ドラゴンボールZ」になったとかね。

で、引っかかるのが、なんでわざわざタイトルを変えるのかと…。
詳しい説明は避けるが、この漫画は主人公が「BLUE GIANT」と呼ばれるようなジャズプレイヤーになっていく物語なので、そのままで全然支障はないはずなのですよ。

だからコレ、もしかしたらこのタイトル自体に権利上の問題が発生してるとか、タイトル変えた方が長々と同じタイトルで連載しているよりも、著作権上とか税制上、作者や出版社に都合がいいとかかなと…。あとは、作者が気分を変えたいだけかもしらんが。

とか色々考えて見る。考えてもわからないけど。
とにかく、まだ物語が続くので、とても嬉しい。




そして、なんか予想以上の大ヒットとなっている『シンゴジラ』だが、先日ひょんなことから奢っていただく形で観てきた。

もともと最初の『ゴジラ』が登場した時は「怪獣映画」なんてジャンルはなかったし(ってか「ゴジラ」が登場しなければ「怪獣映画」というジャンルは生まれなかっただろう)、核の問題を題材にした社会派の映画、または恐怖映画だったんだよね。大雑把に言えば。

新作はそういう意味での映画として単純に面白かったし、見ごたえもあったと思う。

あ、ネタバレになるところもあると思うので、まだ観てなくてこれから観るつもりなら、このあとは読まないでね。



いろんなレビューで紹介されている通り、明らかに大震災と原発にまつわるアレコレが背景にある。
ゴジラが都市を破壊していく光景を、上空から俯瞰で描く映像は、ニュースで見た津波が街を破壊していく様を空から撮っている映像を意識しているよね。
そこは、ちょっと当事者のみなさんにとってどうなんだろう? というのが少し気になったのだが、表現する側って、そこを描かずにいられないみたいな心理もあると思うので、自分としては理解もできるしOKだ。

あとは、なんちゅうか、自然災害とか放射能の脅威とかの「どうにもできないような事象に対して、政府がどう対応していくか?」ってところに焦点が絞られていて、非常に抑制が効いていて好きだった。
コレ、子供の頃に見ても退屈かもね。

なんせ、ゴジラが出てきて街を破壊するのは、単に移動してるだけなんだよね。何したいのかさっぱりわからん。なんせ人知を越えた存在なので、人間にはわからないもんだから、そのように描くのが正解だと思う。
最初から最後まで、「出てきて移動してたら街が壊れた」っていう。台風や地震みたいな感じだよね。

で、人間側に攻撃されたから反撃してるだけなのさ。

そんでね、いろいろなことをセリフやなんかでは極力解説しない。その目的みたいなものとか。
ゴジラがどうやって生まれたのかは紹介されるけど。

あとは、もうシーンだけ色々提示しておいて「あとは各々で解釈してください」みたいな感じ。

そういうの好みなんだよね。

なんか、そういうのって監督の庵野って方の特色らしいんだけど、彼の作品てみてないのでよくわからん。『エヴァンゲリオン』って人気出た頃にTVの深夜に放送していて、とりあえず話題になってたから何回か見たんだけど、なんちゅうか「メンドクサイな」と思って見るきしなかったし、まぁ、アレは好みじゃなかったのね。


えと、それで観終わってから色んなネットでの感想の書き込み眺めてたんだけどさ。

本当に賛否両論。

それも興味深いのは「ゴジラシリーズが好きで見た人」の中にも「最高傑作」という意見と「こんなのゴジラじゃない」って人がいて、「庵野作品として見た人」の中にも「さすがだ」って人もいれば「こんなモン作ってないで早くエヴァンゲリオンの続きを作れ」って人もいる。もちろん「映画好き」として観てるひとにも賛否両論ある。
多分、話題になってるからって理由で見た人の中にも「面白かった」って人と「なんだかよくわからなかった」って人がいると思う。
あとはアレだね、この作品はどう考えても日本人とか日本に住んでいる方じゃないと理解できない部分はあると思う。

例えばだ「インデペンデンスデイ」というB級映画が、予想外に空前の大ヒットをして、日本でもそうとう動員したけど、アレはまぁ単純な娯楽作品なんで日本人も面白かっただろうが(オレは単純によくできたマンガだな〜と思った)、あれも結局、一番感動できるのはアメリカ人なんだよね。「アメリカの独立記念日」ってのがミソなんだもの。

そういう意味で、日本に居て震災の当事者ならずとも同じ国にいて、政府の対応やらなんやらの諸々を日常的に肌で感じてないと、ちょっと難しいだろうなとは思う。

とにかく、興味深かったのは「ゴジラシリーズファン」と単に言っても「シリーズの何を魅力と思っているか」、庵野ファンなら「庵野作品のどこに惚れたのか」。映画好きなら「どんな映画をがすきなのか」によって、つまり「何を求めて見に来たのか」によって賛否が大きく変わる作品なんだなってところ。

だからまぁ、作品として確固たるものが出来上がっているだろうなと。だから皆さん、求めていたものと違っても、色々と何が気に入らないか語りたくなるし、好きなら好きで褒めたくなるんだろうなと。そういう力を持った作品なんだろうね。

まぁ、ちょっとあまりにも的外れと思える感想もあったけどさ。
役柄や演技を批判するのはまぁいいとして、だからって役者の人格批判するのはおかしな話だし、「早口でみんな演技が単調で個性がない」とかってのもね。アレは実際に政府内での会議とか取材した結果で早口でのやり取りになってるだろうし、皆さん非常にレベルの高い役者さんが出演していて、オレは観る前にキャスティング見て「こんなにいい役者ばっかり大勢出すのって、キャスティングで客を呼びたいんだろうな」って思ってたけど、「この人たちじゃないと、この映画保たないな」ってのがわかった。

要するに、政府の人間が非常事態にどうするかを会議してるんですよ。だから単調なんです。さらに言えば、一人一人の個性を際立たせる意味がない。だって、国がどうするかって話をしてる時に、自分の個性なんて出さんでしょう? そういうのを抑えて公の立場としての言動が求められてるんだから。
なので、役者さんたちはみんなそういう芝居してたと思う。
多分、其々でちゃんと人物の人間性とか性格とか個性とかを作っておいて、それを抑制させる演技だったと思えたのよ。
なので、それぞれに存在感あるし、淡々としたやり取りの中に、滲み出る人物像はあったと感じた。

だから、なんだろ? わかりやすい映画ではないのかもね。

そんなわけで役者さんはみなさん素晴らしかったと思う。
で、石原さとみさんて、TV見なくなったもんだから、存在は知ってたけど、芝居見るの始めただったんだけど、いい役者さんだなと思ったのよ。

この作品の中で唯一「わかりやすい映画的キャラクター」で、それもあまりにも現実離れしてるというのではなく、それなりに抑えてるけど「こんな人いないでしょ」的な香りを漂わせている。
これはキャスティングの妙でもあるし、本人のキャラクターに対する理解力もあると思う。
そういう存在がバランス取れてていいな〜と。鑑賞に耐えうる作品として「早口の個性を制御した会議が続く単調さ」をほどよくフィクション側に向けて壊していく存在になっている。
これ、多分、この作品の中で難しい役どころだったと思うんだよね。

彼女の役は、設定から察するに日系で多分クォーター。そしてアメリカ政府の関係者で名門家系の2世。将来大統領の椅子を狙っている野心家。
なので、日本語喋ってても横文字の発音だけアメリカ人って演技。
英語がヘタなのか上手いのかは知らないけど、早口で日本語で喋ってて横文字だけ英語発音てセリフを喋るのも、演技としてすごい技術だと思う。

で、人によっては「なんだこの女気に入らねぇ」って思われるような役柄なのね。それを書き込み見ると「石原さとみが鼻に付く」みたいな感想って、なんかオレは映画の楽しみ方としてイケてないなと思う。

気になったとすれば、ずっとアメリカに暮らしている人の設定にしては、逆に「日本語が上手すぎる」ってとこと、「果たして日系人が大統領を狙っているというのが、アメリカに於いてリアリティがあるのか?」だったんだけど、そこはもう唯一の「わかりやすい映画的キャラクター」なので許容範囲かと。

そんなわけで、書き込みを参考にして観るかどうか考えてる方は、一個の書き込みだけアテにしないで「人それぞれで評価がバラバラ」ということを踏まえておくといいですよ。
あと、いろんなシーンの解釈をされてる書き込みもあるけど、「どう解釈するかも、いちいち解釈をするべきかどうかも自分で決めるようにできてる映画」だと思って観た方がたのしめるよきっと。















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こっちの方が面白かった


なんかふとした弾みでここのところしばらく『踊る大捜査線』の映画版シリーズを観ていた。

なんせテレビ見ないんで、テレビシリーズ放映当初は見ていなかったんだが、まだテレビを持っていた頃に再放送とか見て、まぁ面白かった。
もともと、脚本を書いている君塚良一の作品がワリと好きだったってのもある、欽ちゃんのブレーンである放送作家集団『パジャマ党』にいた頃からその名前は知ってたし、明石家さんまの『心はロンリー』だかってコメディドラマも好きだった。
冬彦さんのやつはまったく見てないし、興味もなかったが。
あと、好きだったのは『ラブコンプレックス』かな?
ハナから物語が壊れちゃってるのをワザとやってる感じとシュールさが、なんか当時流行ってたドラマになかったアレで、唯一楽しんで観れる作品だった。
まぁ、バカバカしい漫画を惰性で楽しんでるような。

それでまぁ、『踊る〜』の再放送見だしたきっかけは脚本がこの人だったから「どれどれ」って感じで見はじめて、まぁ面白かったんだけどね。

まとめて映画のシリーズ見てみたんだけどさ。
まぁ一作目はワリと面白かったんだけど、2作目でなんか本来持ってた作品の在り方と、かけられる予算の大きさのバランスが崩れちゃってるなって思ったのね。人気シリーズの宿命かもしらんが。
(余談だが、その点リュック・ベッソンが製作した『トランスポーター』シリーズは見事で、人気が上がっても作品のスケールをまったく変えなかった。多分増額された制作費は人気となった俳優のギャラに充てられた程度だろう)

んで、三作目とファイナルに当たる4作目はもう物語としてお粗末というか、破綻しちゃってるというか、作品世界の空気にだけまさに踊らされてる感じがして、あまり夢中になって見れなかった。どっちにしろ時間つぶしに読む漫画と同じなんで、そんなに文句はないけどね。
なんか、4作目なんて信念強いはずの犯人の人たちの主義主張が『結局、何を肝に行動してたの?」って感じで、いろんなのがゴチャゴチャになってて、切実なものとしての説得力ないんだよね。
雰囲気だけあるけどねって。

なので、最後の主人公サイドの現実離れした行動に爽快感も持てない。
「あ〜ありえんバカバカしさだな」って感じで、「ウワー、メチャクチャでいいな〜」って思えないし、そこまでの一連の必死な奔走もなんかよくわからん内に都合よく解決に向かってるだけで、まぁスリルがない。
走り始めた瞬間から「あ、犯人の場所に行くんだね」って感じで緊張感も何もない。

あのさ、漫画だってすごくよくできてる作品は、オレは心して読むのよ。
でもそれと違う部類なんだよね。
『サザエさん』とかそんなに心して読まないでしょ?
時間つぶしみたいな。最近の『ゴルゴ13』もそうだけど。
飯食いに喫茶店に入ったら置いてあったから読むみたいな。そのあたりが丁度よい作品。

でさ、それでふと同じ君塚作品の『恋人はスナイパー』って、一回だけTVで見て、面白かったような記憶があって。
んで映画版を観てみた。

これはちょっとだけ「心して読む漫画」に近かった。
サウナに行ってなんとなく休憩室で読んでた『宇宙兄弟』が以外と軽い感動があったり、ちょっと切なさが沁みたりしたのと似てる感覚。

まぁ、こちらも細かい部分で突っ込みどころはたくさんあるんだが、メインの話を転がしていく上で余計な登場人物も余計なエピソードもないので、『踊る〜」とは違って最後まで気をそらさずに観ることできた
多分、細かな整合性にこだわらないとうか、大雑把な流れでこういう事ですってのがあれば、そこを細かく詰めるって作業がないのは君塚良一って人の脚本の特性なんだろうな。


主人公の2人を筆頭に、みなさんいい芝居で人物が存在感持ってるのも、細かな点は「ま、いいや」と思える要因かも。
要は、この人たちが魅力的な姿を楽しめるならいいやって。

あとは、ちょっと何かよくわからんが自分の「切なさ」のツボを押された部分もある。
作品世界のスケールと作品を描く予算のバランスもよいと思う。

自分の好みとしては『踊る〜』の映画シリーズよりこっちの方が面白かった。

あ〜、コレはものすごく個人的な感想及び解釈で、他の人ってか作者当人も意識してないと思うが、観ている時にずっと感じてたのは、この物語はオレにとっては「ソウルメイト」についての物語だなって。

だから、そこを物語る上での他の細々したところは気にならないというか、容認できるのかもね。

その辺がなんか「ツボを押された」部分なんだろうね。

たまにそういうのにバッタリ出くわす事がある。
今回の場合そもそも『踊る〜』を観る事になったのって、こっちの作品を観るためのきっかけだったんだろうなって思って腑に落ちた。

テレビで2時間ものが2回くらいあったらしいが、それを観る方法はあるのかな?

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And in the end The love you take Is equal to the love you make (『THE END』by THE BEATLES)



ネットを眺めていると、一連の解散騒動の諸々が根拠があるんだかないんだかわからないまま色々紹介されている。
A寄りの記事、B寄りの記事、Aを否定する記事、Bに加えてCも問題があるぞという記事…

こういうのに紹介される、「極めてAに近い関係者の証言」とかってなんなんだろうね?
そんなどこの誰かもわからない、名前も名乗らない人のいう事を真に受けてどうすんだろう?

そしておそらく、中途半端な興味しか持っていない人たちというのは、自分が読んだ記事だけを鵜呑みにして「やっぱりAが問題だったんだんだってさ」とかってまた誰かに伝えたりするんだろう。

まぁ、いいさ。

オレの最初の「アイドル」であるところの、THE BEATLESというグループは、オレがその存在を知った時にはすでに解散していた。
世界を夢中にさせたこのグループは、解散に当たってそうとうなゴタゴタが生じている。

というのを、後から本人たちのインタビューを含め、いろいろな話を見聞きして知った。

まずは、個性的な彼らを取りまとめていたマネージャーがいなくなってメンバー間のバランスが微妙に崩れ始める。
でも、これはそれだけが原因じゃないみたいだよね。グループの活動というか、メンバーそれぞれの自意識というか、活動の傾向がそのマネージャーの手腕を必要としなくなってくるってのかな? マネージャーが想定していた以上のビジョンを持ち始めている時期に、マネージャーが亡くなっている。そこには、マネージャーのちょっとした寂寥感やら疎外感みたいなものもあったんじゃないのかな?

そんでマネージャーが多分4人の間のギクシャクをうまくまとめてたんだろうが、その足かせが無くなった事と、やはりマネージャーの不在による「どうなるんだろう感」もあったんだろうが、ジョンはグループへの興味を半減させており、ヨーコの存在の方に次第に関心をシフトさせていく。
ポールはなんとかグループをまとめようとするが、その頑張りが他のメンバーに不信感を抱かせる。
さらにポールが新しいマネージャーとして推薦してるのが、自分の妻の父親の弁護士(優秀だったらしいけど)ってのも、他のメンバーに不信感を抱かせる。
他のメンバーがマネージャーにしようとした人物は、業界では結構悪徳でなを馳せた人物。
グループが運営し始めた会社は当初から諸々ずさんな問題が発生して、そこに群がる複数の思惑が絡まり.。

この間に、当時は公にされてなかったが、リンゴがグループを抜けると言いだして周囲が慌てて取り繕ったとか、ポールの高圧的な態度に嫌気のさしたジョージが抜けると言いだしたりとか、ジョンも脱退を言い始めたが「契約の話が落ち着くまで待て」と口止めされてたとか諸々。

という非常にグッチャグチャな状態で、しまいにはポールが他のメンバーに対して解散要求の裁判を起こし、グループは解散。解散した事には訴えたポール本人が一動揺したという、なんだか訳のわからない状態。

というのが大まかにまとめて、諸々の紹介で語られるビートルズの解散劇。

この人たちの騒ぎでもやはり世間は「戦犯探し」をやっており
「ヨーコの存在がグループのまとまりをギクシャクさせた」
「マネージャーの死がメンバーをバラバラにした」
「ポールの態度に他のメンバーが腹立たしく思った」
「悪徳マネージャーがグループも会社も混乱に陥れた」
「ポールのわがまま」
「ジョンとポールの軋轢」
「ポールとヨーコが敵対してる」

とか、いろんな人がいろんな立場と思惑の中で解散の「真相」を語っている。

長年続いて事務所やレコード概算の利害に大きく関わるし、世間の耳目を集めるグループの解散の「真相」なんて、ましてや「何が原因か」なんてそこで紹介される内容の一個だけな訳がないだろうと思う。

強いて言えば解散の真相というのは「これまで色々あって、その結果そういう時期が来た」って事なんだろうと思う。

その後語られる事なんて、おそらく解散の時期が来た各人や関係者や利害関係があるものたちの各々の「都合」でしかなく、「真相」なんかじゃない。

当時のファンはやはりグループの存続を望んでただろうし、ショックだったと思うし、こういう愛憎劇やら利害にまつわるゴタゴタなんて嫌悪してただろうけど、解散後にファンになった身としては、そういうのを後から冷静に眺めてるってか、解散した事にショックの受けようも混乱のしようもないので(笑)、後々他のグループが解散とかなんとかあっても結構落ち着いてられるので、良い免疫ができている。

「音楽性の違い」とか「各人のさらなる発展のために」とかって解散理由聞いても「きっと色々あったんだろうな」っていうのも漠然とだがイメージできるし。

今から考えると、ビートルズって世界中を夢中にさせるような魅力を振り撒いといて、まるで「おとぎ話」とは懸け離れたゴタゴタを晒して「美しくない終わり方」で衝撃を与えたところまで含めて凄いことやったグループだなって思うに至っている。

もっというと、それから何十年か経って
「ポールがライブでビートルズネンバーを多数取り上げファンを喜ばせる」
「ヨーコがジョンの未完の曲のデモをポールに託して、残りの3人で新曲を作った」
「グチャグチャだったグループに関する権利関係や会社を、下積み時代からのメンバーの友人がまとめて、すっきりした形で様々なグループに関係するコンテンツを発表できる体制にした」
というところまで来ている訳で

「色々あったけど、やっぱりみんなハッピーになったね」

みたいな逆転ありというか、全部ひっくるめて「ビートルズ」にしちゃってるんだよね。

そういう意味では、未だに「ビートルズヒストリー」は続いているし、悲惨な解散劇もその過程の一部でしかないという。
その歴史の中で彼らが伝えるメッセージって、やっぱり
「LOVE」
なんだよな〜。

日本の国内でも、そんなグループが出て来ればいいな。























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すべてが思うほどうまくはいかないみたいだ(『夜空ノムコウ』by SMAP)


やっぱりというかなんというか
SMAPは解散発表ということで。残念だな。
なんせ、解散発表したことがテレビの速報で流れるくらいのグループが解散するのだから残念なんである。

好きとか嫌いの範疇でもなく、ファン以外にも個性やら魅力やらをこんだけ周知させてるアイドルってなかなかいないでしょう。ってか、そういう存在になるアイドルの形を最初に提示したのがSMAPだったわけで。

なんちゅうか、彼らの「馴れ合いじゃない」たたずまいみたいなものが結構好きだった。
少年の頃から一緒に活動して、最初はあまりパッとせずに事務所のお荷物扱いのところから自分たちでこれまでのアイドルにはなかった活路を切り開いてきたんだからね。
それで長年やっているから、お互いの良いところも気に入らないところも含めて理解し合う、仲良しグループではない「戦友」のような信頼関係があったんではないかと思う。プロとしての。
そんな空気が、テレビを見ていて気持ち良く感じたグループだ。オレにとってはね。

その「馴れ合いじゃない」部分というかお互いに依存していない関係だってところが今回の解散に行き着いたのだろうなとは思う。
それぞれで思うことが違う訳だし、その中で「これ以上一緒にやれない」という判断をしたのは、今年頭に大騒ぎになった騒動だけのことではなく、そこをきっかけにしてこれまでのデビュー前から数えると30年近く一緒に活動してきた中でのいろいろなものも含まれていると思う。

「活動休止」という体裁を取るという案もあったそうだけど、先の見通しがないのに「フリ」をするより解散を発表ってのは、それぞれに色々と葛藤した上で、「一緒にやれない」という気持ちと、ファンに対して誠意を持ちたい(できれば存続して喜んでもらいたい)みたいな気持ちのせめぎ合いの中でようやく絞り出した結論なんだと思う。精一杯の誠意の表れなんじゃないかと解釈してみる。

その、年頭の騒動からなんだけどさ。
こういう解散騒ぎになると、みなさんこぞって「戦犯」を見つけたがるようだ。
キムタクが寝返っただの、メリーさんの権力だの、香取くんがやる気なくしただの…

そりゃね、ハタで見ていてそれぞれの好みに合わせて「こいつが悪いんだ」みたいな事はあると思うのよ。
オレも個人的な好みで言えば「そりゃなんじゃないか」と思う人物というか、動きはある。伝え聞くところをアテにするならね。

でもさ、表に出てきてない話だって当然あるだろうし、それぞれの立場やらなんやらで、色々あると思うのよ。
それは、個々の感情だったり、生き方とか仕事の捉え方だったりするだろうし、芸能界的なしきたりや面子、ビジネス上の問題とかやら義理人情やら、いろいろな人たちのいろいろな事情が複雑に絡んでるものだろうからね。
そういう悪者探しってのはちょっと違うなと思うのです。

こんだけ大きな存在になって、いろんな事情や状況が絡んでって中で、それぞれの「肝」となる部分で共通の認識がえられなくなったってことでしょう。

事務所に育成されて、少年時代からオッサンになるまで一緒に活動してって中でメンバーの中だけでは片付かない問題だって含めてSMAPなんだから、まぁもう少し綺麗な形がなかったのかとは思うけど、いつかはこういう事にはなるんだろうね。

今まで楽しませてくれて面白かったよと言いたい。

まぁ、またお互いに何かの弾みに気持ちのタイミングが揃うような事があれば、特番とかライブとか単発で再結成したって面白そうだしね。
それぞれで個人のキャリアもみなさんベテランなんだから、そっちでも活躍していただければいいのかもね。

ただ、やっぱりSMAPがいなくなるってのはなんか全然ファンとかじゃないんだけど「淋しいな〜」って思っちゃうんだよな。そう思わせるのがやっぱり凄いグループだってことだよな〜





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そのうちゆっくり

本日は墓参りに行ってきた。
気持ちよく暑い午後であった。
その後は実家で飯を食い、昼寝して帰宅。

帰宅途中に、非常に懐かしい方とバッタリ出会う。
前にも書いた気がするが、懐かしい人というのは何故かお会いする時にはみなさん時期が重なる。
実は先週くらいから4人の懐かしい人にバッタリ出会っており、3人くらいから「お元気ですか?」みたいなメールをいただいている。
出会った方はみなさん札幌在住だし、メールの方は離れているから、特に「お盆時期だから」という事ではないと思うのだが、重なる時は重なる。そしてちょっと立ち話とかメールを2往復くらいして「その内ゆっくり会いましょう」みたいな事を言うんだけど、結局また5年とか10年とか機会がないままなんだな。
本当に「その内ゆっくり」とはお互いに思うのだけど、そういうものだよね。

ついでに、先週あたりからは夢の中でもしばらく会っていない方々が3名ほど登場してきた。こちらはまぁ、他界された方々なので「お盆時期だから」なのかもしれないが、それなりに元気そうで何より。
「その内」またゆっくり会えるといいね(笑)。










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