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海月屋・辻正仁『短めでお願いします』

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コーヒーも美味しかった

本日は昼間に歌ってきた。

清田区にある「ナチュラリスト」というアロマ整体とカフェのお店でのオープンマイク形式の集まり。
過日、ラジオのゲストに読んでいただいた大前さんの企画である。

長年札幌に住んでいるが、清田ってあんまり行ったことないというか、何かの移動の際に通過はしてるんだけど、その地に立ったことがなかったんで、それも楽しみにしてたんです。
終了したらちょっと散策してみようかなと。

終了後は土砂降りだったので、それは断念。

ライブの方は、ほんわかとして肩の力が抜ける良い感じでした。
こういう感じの集まりってあまり参加したことなかったし、初めての場所、どうも他の参加者の皆さんは顔なじみのようでもあるし、場の空気見て何やろうか決めようと。

そしたら、僕の前に演奏したマークさんが、佐野元春の「バルセロナの夜」をやったもので、おっと思い、こちらも元春でスタート。

「君を連れてゆく(佐野元春カバー)」「あの月が今夜も」「素敵な君の歌」

を歌いました。

なんだろうな、普段ライブでご一緒するような「ずっと音楽やってます、続けます」っていう方々の、本当に音楽活動を主体に生活してるような感じとは少し違う人たちというのかな?
帰りに送っていただいた方は、会社勤めの中での諸々があって、そこから自分を変えていくために長い間やっていなかった音楽をまたやり始めたって。
また、おそらく70年代フォークブームの頃には結構精力的に活動していたんじゃないかと勝手に思ったんだけど、思うところがあってまた歌い始めましたって。その方はまさに往年のシングアロング形式の歌や、手話を交えての演奏とか。
あるいは、ちょっと昔に塀の中に住んんでいる時期があって、その経験から現在は依存症の方々を支援している方もまた、音楽をやり始めてるとか…。
かと思えば、これから歌っていきたいと思ってますって若い女の子が自ら電話で問い合わせして参加してたり。

なんというんだろう? ほんとうまく言えないけど、「演奏力を磨く」とか「集客力をつける」とかそういうこと以前の、音楽に向き合ってる姿というのかな?
それもただ「音楽が好きで、なんか身内で楽しめればいいや」というのとも違う、それぞれが何がしかの形で、ちゃんと「音楽をやる必要」みたいなものがあったり「音楽に支えられている」って意識がある人たち(なんだという印象)だと思うのです。

そいう人が素直に謙虚に歌ったり演奏したりする中には、僕が長年やっているからこそ、二度と醸し出すことができないであろう空気があって、なんか、時にそういう場所に身を置くのは大事だなと思った次第。

最初にビートルズ聴いて、なんかもうギター弾いてオリジアル作って歌いたくって毎日歌本広げてコード押さえる練習してた時のこととか、一度音楽やめようと思ってたけどそれでも止むに止まれず再び歌い出した時の切実な思いみたいなものが僕にもあったわけで。

そこに立ち帰るつもりはないけど、自分がどっから出てきたのか忘れると、なんかステージの佇まいが傲慢になるような気がするのね。
そういう人のステージって自分が見ていて嫌なので。

なので、そういう空気に触れるのは大事だなって思うのですよ。

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