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海月屋・辻正仁『短めでお願いします』

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そのリズムに誘われ 生命は踊り続ける(「神様の調べ」by自分)

今日になっても断続的に余震が続いているようだが…

熊本

丁度1年ほど前に呼ばれて行った場所なのでね、いろいろと気になっちょる。
なにせ、今までも色んな場所に行ってきたが「絶対にまた行きたい」と強く思っている場所なのです。

一応、昨夜の段階で知り合いの無事は確認できたのだけど、多分、ライフラインとかの諸々とか、住宅の状況とかは追い追い影響が出てくるかなと思うので、知り合いに限った事ではないが無事を願い続けるばかり。

昨年訪れた熊本そして宮崎の、昔で言う所の高千穂の辺り。
とても美しくて、荘厳で気高い場所であった。

不謹慎な物言いと受け取られるかもしれないけど、地震も含めそういう巨大な自然の力みたいのに揉まれて、育まれているのだという事をリアルに感じる場所であったのだ。
畏怖の念というのかな? そういうのを感じてきたのです。

まぁ、これだけの地震というのを観測したのは初めてだそうだが、返す返すも平穏無事であることと、このまま静まってくれることを願うしかないのだね。
そのことにはあまり落胆しない。

自然の猛威にさらされてオロオロするのは、生き物としてのあるべき姿のように思うから。

そういう力の前で、何かをコントロールできるつもりになって、自分らでも制御できそうにもないものを作り出しているって所はもうちょっと考えたほうがいいと思うけど。

知識や技術はたいそうなものかもしれないが、知恵が足りないんじゃないかな?

繰り返しになりますが、平穏無事を願いながら。

あんまり関係ないけど、昨年、高千穂を案内してもらって生まれた曲を。

書き上げた時に聞いてもらったら、たいそう喜んでくれたので、改めて陣中見舞い代わりに。









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アナログな夜


一昨日の話だけど、ものスゴく久しぶりにサエちゃんと再会。
オレの知り合いには「サエちゃん」が二人いてややこしいのだが、久しぶりに会ったサエちゃんは、若い頃によく行っていた店で働いてたサエちゃん。

もう20年以上も前のことなんだが、なんちゅうのかな? エスニックバーみたいな飲食店だったんだけどさ。
酒も飲めないのに気に入っちゃって、しょっちゅう行ってたんだよね。
食べ物がオレ好みで美味しかったってのもあるし。

店の人たちも年が近いのもあって話しやすかったんだろうし、なんか店の空気みたいのが好きだったんだよね。オレにしては珍しくリラックスして過ごせる場所だった。

で、そのなかの魅力の一つに、BGMでレコードかけてたんだけど、その音が気持ちよいってのもあってさ。
別に音響計算して作ってる店構えでもないし、スピーカーの位置とかも「付けれる場所につけた」って感じなんだけど、柱とかが木だったし、装飾で天井から布をたらしてたりしてる効果があったんだか、柔らかくていい音してたんだよね。

それで、自分のアナログレコードを結構店に預けてたんだよね。狭い部屋で近隣の迷惑にならないような音量で聴くよりもいいなと思って。

好きな店で自分のお気に入りのレコードが流れてるってのいいじゃん。

それで20枚とか30枚とかそのくらい置いてもらってたんだよね。

その当時の細かなことは覚えてないけど、多分、仕事とか生活とかの加減だとは思うんだけどさ、その店に行く頻度がちょっと減ってきた時期に、店が火事で燃えまして。

ちょうど、テツの職場にいて、なんか消防車の音とかするんで窓から見てみたら、どうも店の方で燃えてるっぽいぞっていうんで、二人で行ってみたら燃えてまして…

お客さんも店の人も無事避難できてたけど。


で、それから店は近くに移転するかたちで今も営業してるんだけどさ。
なんかタイミング的なものもあったんだろうけど、行かなくなっちゃったんだよね。
その頃はサエちゃんはもういなかったんだと記憶しているが…


で、ちょっと前に、その店の前を通りかかりまして。

その時にふと思ったんだよね「オレのレコードどうなってるだろう?」って。
今思えば結構な貴重盤になってるものもあるし。

んで、もうお店の人とかもわからなくなってるしいきなり行ってもアレだからさ。
サエちゃんとはフェイスブックでリンクしてるから、「誰か話通せる人とかいないかな?」って相談したら「私も置きっぱなしのあって気になってるんだよね」ってことで、じゃあ、行ってみようかと。

で、サエちゃんが話をつけてくれて、行ってきた。

サエちゃんと会うのも20年ぶりくらいで、当然といえば当然なんだが、当時20代前半の「女の子」だった彼女はいい感じの女性になっておったんだが、空気がまるで変わっていない感じで、久しぶりって話をしてるにもかかわらず、久しぶりっぽくない気分で話せたのが良かった。

で、ちょっと詳しい絡みはよくわからないのだけど、今その店がある場所の二階で、かつてその店で働いていたこーじ君が自分の店をやっておって、彼が仲介してくれて、なんか屋根裏倉庫みたいなところにしまわれている大量のレコードがある場所から、いろんなものをあっちにやったり、こっちに移動させたりしながら一生懸命に掘り出してくれた。

まぁ、以前の店にあったものとかをごっそり運んで、置いてあったらしい。
結構出てきた。
10枚くらい。

中には火事の時に消化剤かなんかを被ってる感じで、ジャケットがボロボロになってたり、盤にも影響あったりするのもあったけど、ワリと状態の良かったものもあってありがたいな〜と。

まぁ、一番の貴重盤は見当たらなかったんだが、まだ他にも隠れてるのがあるらしく、見かけたら連絡をもらうことになった。

サエちゃんも自分のを何枚か発掘してた。

で、その後でこーじ君の店でしばしの時間を過ごした。
ちょっと、かつての店にいるような気分を味わえたな。
テツにも連絡して、合流。

で、こーじ君が、無事発掘したオレのレコードかけてくれてさ。
なんだろうね? そのレコードはCDで買い直ししてて家でも聞いてたりするんだけど、やっぱりアナログの再生音っていうのはいいんだよな〜

時折「プッ」っていうようなスクラッチノイズが入ったりするのもなんか心地よかったりする。

こーじ君が一生懸命倉庫のなかをいろいろひっくり返してる時に、「今更なこと言い出して、自宅でアナログ聴けるわけでもないし、申し訳ないな〜」とか思ってたんだけど、やっぱり見つけてもらえて良かったよね。

サエちゃんやこーじ君同様に、これらのレコードもまた、オレの古き良き友人なのだから。

もう20年以上会ってなかったってのに、こーじ君が覚えててくれたのも嬉しかったしね。彼にはにいちゃんがいて、「兄貴に言ったら、辻さんのこと懐かしがってましたよ」ってな事も言ってくれて。
久しぶりにあったにもかかわらず、相変わらずのような他愛のない会話をしている間、こーじ君は発掘したレコードの汚れを丁寧に拭き取ってくれていた。

そういえば、もう内容なんかすっかり忘れちゃったけど、若い頃はテツもサエちゃんもだし、こーじ君や兄ちゃんともなんだか結構色んな話をしてたよな〜って。

当時はアナログ盤を聴いてる時のように、親密で柔らかく、時折スクラッチノイズが混じるような時間を過ごしてたような気がする。


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眠れぬ夜はサザンを (by 自分)

なんかず〜〜〜っと日記を更新していなかったな…

まぁ〜色々とあったんすよ。

ぎっくり腰になったり、ちょっと体調不良でライブを一本飛ばしちゃったり。
そうこうしているうちに、4月になっちゃった。

4/11にライブをやりました。1月のバースデーライブ以来。
ちょっと咳き込んで喉がガラガラの状態でしたが、楽しくやらせていただきました。

今回はフライアーパーク、ムネちゃんのブッキングにより、初めましての東十五さんと、お久しぶりですの、りんださんとご一緒で。

年齢高めのおっさんの会みたいなアレで…

リハの時に東さんの歌い方とか曲の感じとかでちょっと話をしていたら、サザンオールスターズが好きなんですよってことでね。
で、僕は今回新曲を用意してたんだけど、それがサザンにまつわる事をモチーフにした曲でして。
で、今回ラストだったりんださんも学生時代のバンドでサザンやってたって事で、サザンのカバーなんかやったりして、意図してなかったところでサザンで繋がるライブだった。

まぁ、同じような世代だしね、このあたりの年齢の人って、好き嫌いは別として、サザンって耳にしてきてるっていうのがあるよねって思ったのよ。


〜 セットリスト 〜

楽な気分で
あの月が今夜も
眠れぬ夜はサザンを
まるで詩のように
恋の歌
座右の銘
人生の折々に

そんで、ムネちゃんを含むおじさん4人だとさ、終わってからも誰も「一緒に記念の写真撮りましょう」ってなことを誰も言わなかったというか、自分も含め思いつかなかったんだと思うけど(笑)

ということで、写真はない。



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