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海月屋・辻正仁『短めでお願いします』

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来年もまた『ふたりのピッグショー』で会いましょう


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はい、夏の終わりの恒例行事『ふたりのピッグショー』が無事終了。これで夏は終わりました。

年々オトナになっていくTomomiちゃんと、年々老化していくワタクシで楽しく夏を締めくくる。

ま、その年々老化してう方なんですが、数日前に鼻のアタマに巨大な吹き出物が吹き出まして。
もうこんなのできるの自体が数十年ぶり。以前は「ニキビ」という名称だったソレはこの歳になると「吹き出物」と改名されるのね。

で、あまりにも久しぶりにできたので、以前自分はこういうときに潰していたのか、放置して自然に消えるのを待っていたのかが思い出せない。
そうこうしている内に、腫れ物は進化し、鼻の形が変形したようなデカさに育っておったのですよ。

なんちゅーか、これで人前に出るのはちょっと憚れるようなアレだったんで、消毒した針でも突き刺して極力キレイに潰そうか? とか、万が一潰した後に雑菌でも入れば余計腫れ上がるなとか考えまして…。
ま、いよいよダメなら本番直前に針刺そうとか考えて、ダメ元で塗ってみました。

クレアラシル

おおよそオッサンが塗るものではないだろうと思いつつ。

するとどうでしょう、見事に小さくなった。

すげぇな、なんかよっぽど危ないものが入ってるのかもしれんな。

そんあこんなで当日。

今回は僕のサポートでMickに鍵盤を弾いてもらって、Tomomiちゃんは昨年同様ノリさんがサポートだったんだけどさ、早めに会場に入って弦を張り替えたりしてたら、ノリさんがやってきて、お互いのパートナーがまだ来ないという…。

そんなわけで、一曲だけノリさんとまったく意味のないリハ(笑)

その後は、TomomiちゃんもMickも無事到着してそれぞれのリハなんだけど、まぁMickにとってはあまり意味がないというか…

と、いうのも長年一人でやってる弊害というか、僕は間奏とかエンディングの尺を意識することが少ないのね。一人でやってると都度、その時の空気とかタイミングで伸ばしたり縮めたりするので、キメの部分に行くまでの長さが変わるのよ。
今回、本番で結構リハと違う長さになりまして(笑)
ま、Mickもわかっているから結構タイミングは合わせてくれるんだけど、ちょっとズレが生じた場面もあったな。
ご覧頂いた方で気づいた方いましたら、あれはMickが間違えたのではなく、僕が自由すぎたんです。

さて、今回は長年お付き合いのあるお客様から、「ピッグショー」にちなんで、ブタのイラスト入りのクリアファイルが進呈された。「ステージにでも貼って飾ったら?」って提案で。

貼らせていただきました。そして、その場の思いつきで、ライブ終了後にお客様とじゃんけん大会して、勝った5名様に、そのクリアファイルに出演者全員のサインを入れてプレゼントさせていただきました。

突然の思いつきなんで、段取りとかちょっとグダグダだったけど、なんかイベント感あってよかったな。

んで、Mickと僕のステージは


〜 セットリスト 〜

会いにゆくよ
自画自賛
三日月のかんざし
夕立
求愛ラプソディー
ウキウキライフ
星に祈りを


でございました。

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毎回誰かと一緒にやる時は、その方の選曲も交えるのが僕の楽しみのひとつでもあるんだが、今回は「自画自賛」と「三日月のかんざし」がMickセレクト。

まぁ、僕もMickも楽しかった。多分、お客様も楽しんでいただけたかと。

そして、TomomiちゃんとのコラボでもMickに手伝ってもらって、今回は僕の『素敵な君の歌』を二人で歌った。
この曲ってそういえば、Tomomiちゃんと初めてご一緒したライブの前日に書き上げて、当日いきなり歌ったんだよね。
で、Tomomiちゃんがすごく気に入ったとかって言ってくれて、当日僕が持って行った歌詞カードをそのままプレゼントしたんだけどさ、今回Tomomiちゃん、それを持ってきた。物持ちがよろしい(笑)。

そして、それ見て気がついたというかすっかり忘れてたんだけど、最初って若干今と歌詞が違ってたようだ。まるっきり忘れておる。

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そして、ライブの最後はこの2マンを続けている間の何回めだったかに僕が二人で歌う用に書き下ろした『恋の絵日記』を。もう、この企画のテーマソングみたいなアレですな。

今回は、間奏部分でMickの曲を混ぜて、Mickが唐突に歌い出すという仕掛けを(笑)
そして最後もMickの曲のコーラスリフレインを出演者全員で歌って終わるという、一体誰のライブだったんだっていう終わり方をしてみた。面白かった。

おかげさまで、先月から5ヶ月連続発売となる弾き語り3曲入りのシリーズ「素描」もたくさんの方にお買い上げいただいた。
先月のライブもきてくれた方は、当然第二弾を購入してくれたのだが、まだだった方が、みなさん第一弾と第二弾を併せて買ってくれまして、ありがたい限り。

まだあと3作品出しますんでよろしく(笑)。

そうそう、今回の出演者で男は僕だけでね。
楽屋はとんでもないガールズトークが花盛りでした。TomomiちゃんとMickのここでは紹介できない話がなんだかもう…

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今って 「戦後」なの? 「戦前」なの?

戦後70年…

アレだよね、「太平洋戦争」というのが終わって70年って話で、この70年の間もどこかしらで戦争はやってる訳です。
「いい加減、もうやめよう」って話にならないのが不思議だ。

んーと、今の人類が誕生してから20万年くらいだそうだ。
最初は力もなく数も少なかった我々は、生き残るために何をやったかというと、他者から奪ったり自分の食料を奪われないように他者から守るのではなく、そのなかなか手に入らない食料や何かを皆で分け合うことだったらしい。
生き残っていくために互いに助け合い分かち合ってきたのが人間な訳だね。

それが、数が多くなってくると、どうも身近なものと比較的つながりの薄い集団で互いの居住地域や食料や水飲み場なんかを争うようになる。身近な集団を守ろうって心理構造に変化するんだなきっと。そしてある程度の数が集まるとなんらかの暴力性が芽生えるのかもしれない。道具が洗練されてきたことも関係あるかも。
もしかすると、集団を統率し維持していくには敵対する集団というのを設定しなければ結束できなかったのかもしれない。

それを何万年もやってるんだね。

バカだね(笑)

それも今やいろんな事情が絡んでる。
多分最初は狩場とか水飲み場とか、自分らの生活空間に飢饉が発生して、豊かな土地に侵略するってな理由だったんだと思うけどさ。
そこに、人種だの宗教だの民族だの資源、経済、メンツ、恨みつらみ…

そういうもんが絡んでるんだろうね。本当は資源的な理由にも関わらずあたかも宗教的な問題に見せかけてなんてこともあるんだろう。

まぁ、それはさておき

このブログをあまり更新しなくなったのは、以前にも言った通り、物理的に書く時間がない(書き始めると毎回長いので)というのもあるんだが、もうひとつは、「特定秘密保護法案」ってのが審議されてたあたりから、書き始めるとそういう政治絡み的なことばかり言っちゃいそうな気がして、それがちょっと煩わしいというか、読んでる方はかなり面倒臭いだろうなって思いもあったのです。

べつに僕自身、そんなに政治的な話が好きな訳ではない。できることならそんなことを関係なく生活していきたいのだけれど、こっちが気にしなくても政治はこっちにやってくるんですよ。

「雪かき」に関わりたくないからって家で寝転んでいると、雪はどんどん積もるばかりでやがて玄関のドアが開かなくなって出かけるに出かけられなくなる。
そんな感じ。
「雪が嫌い」だろうと何だろうと雪は僕の住む場所に降ってくるのです。

一昨年あたり、もうちょっとアレすると3.11以降からは極端な大雪が降ってきているのを実感している。

今は安保法制の話題が代表的なアレだね。

「世界の平和を維持するため」「国際協調」「自国の平和を守るために必要」
だから当事国ではない場合も海外に派兵して後方支援や武器(ではなくて「ミサイル」や「弾薬」ってことらしいけど、それで何をするかってこと考えたら、同じだろうさ)の供給もできるようにしよう。それは参戦することではない。

という話と認識しているが、どうだろう?

そこで、中国の脅威ってのも引き合いに出されている。アメリカが世界の警察の立場を退くから(世界の警察だったわけではないと思うけどね今までも)、自国防衛のためには必要なんだそうだ。

中国が攻めてくるってのが本当だとしてら、海外に派兵してないで個別自衛権で自国の守りを固めろって話だと思うけどね。

たとえ自分らが「同盟国にミサイル供給してるだけで、アンタの国と戦争してるんじゃないですよ」って言ったって、そんなもん相手国からしたら「敵国に加担してこっちと戦争してる奴ら」になるだろうどう考えても。
放火してるやつにガソリン持って行って「これはガソリン持って行ってるだけだから、アンタの家に放火してないですよ」って言われて、火をつけられた者が納得できるか?

そして、武器を輸出させるってことはだ、製造したり販売したりするところがあるわけですね?
物を売るのであれば、それは売る側にとっては消費してもらう必要があるよね?
また買ってもらわななきゃなんないから。
商売というのはたくさんもけたほうが良いのです。それが鉄則。たくさん売れるようにしたいんです。
演習だけで使われるよりは本番でどんどん使ってもらったほうがたくさん儲けます。

そういうことを考えてもね。「国際協調」だのなんだのって主張を額面通りには受け取れない。
平和のために武力で敵を抑え込むというのは平和か?
武力を使えば仕掛けたほうも応じたほうにも被害がある。被害を受けるのは特に戦争したくもなかった者たちだ。
けっこう好きな漫画に「国家が武力を行使した時に死ぬのは個人です」ってセリフがあったが、その通りだよね。

それは必ず次の憎しみを生む。自分の親しい者が理不尽に命を奪われたとしたら、何が正しいも間違いもない。殺した奴らが憎いにきまっている。その個人の中では、相手は「正しい者」ではない絶対に。
自分たちから平和を奪った者でしかない。

もう何万年もやってるんだから、もういいじゃん。
多分、何万年も前からずーっとこの恨みは続いてると思うよ。
遺伝子でルーツをたどるようにして遡っていくことができると思う。

多分、誰かが食べようとしてた果物を、ソイツをぶん殴って奪い取った奴がいて、それが始まりなんだよきっと。

そしてこの国

安保の話にしても「これは戦争をするってことではないです」って言って色々説明している。ちょっと理解というか納得できないせつめいではあるが、一応は戦争するんではないって話をしてる。

「特定秘密保護」
これも反対する主張に対して「あんたがたが懸念してるようなことではない」って説明してる。

「マイナンバー」
国民の安全のためになんだそうだ。健康保険から預金の情報まで一元管理して。

一個一個にはいろんな説明があって、心配しなくても大丈夫って言ってるけどさ。
全部絡めて行けば、心配してるようなことができるシステムをセットしてるってことだろうって思わずにいられない。

報道にも圧力がかかってるのは周知の事実。
この点にかんしては、報道してるのも企業だから、まぁ気骨なんて求めても仕方ないのかもしれない。「収益と安定」が主な目的だろうから。

個人の立場で反戦歌を歌っているシンガーソングライターにもちょっとしたところから圧力がかかってるって話もチラホラ耳にする。

表現の自由やら発言の自由やらに制限がかかってきているのは間違いないのですよ。

全部を合わせて考えるとさ
僕の大嫌いな世の中になる。

んーと、中国の脅威ってのもどこまでどうなんだか知らないが、極端に警戒心や不安感や恐怖心を煽って、脅して自分らの考える方向に持って行こうってのは、独裁者の常套手段。あるいは自称宗教者のね。
「このままでは不幸になるからお布施をよこせ、いうことを聞け」って

おそらく、誰がっていう特定の人物の問題じゃなくて、日本だけじゃなくてさ「国家」ってもんが行き詰まってると思うのね。
でも維持しなければ国家ってのは存在できないので、お互いに緊張状態を作り出して国民を束ねようとしてるんじゃないのかね?
そこにはこれもまた個人ではなく「経済」という得体のしれないもの(詳しい話は割愛するけど、「経済」ってのも結構長い歴史があるけど、もともとは共通の約束事として生まれた架空の価値観、バーチャルなものなんだと、今の所そういう考えになった)が絡まってるんだよね。

システム自体が生き物のようになって、個人を食い散らかす。
システムに加担する人間ってのも、以外と無自覚に自分の果たすべきことを一生懸命やってるだけかもしらんな。

おそらく、物議を醸し出してる一連の法案や何かを押し切ったら、今の首相はやめさせられるだろう。こんだけ支持率落としてるからさ、汚れたことをこの人にやらせといて、ある種のシステムの完備が済んだら、首をすげ替えたほうが動きやすくなるんじゃないかい?

いや、何が嫌でこんなこと言ってるかっていうと。もう僕のあれはいたってシンプル。

好きなことを言って好きな歌を歌って、好きな映画や芝居を堪能して、友人や知人の子供らが楽しく暮らしていくのを眺めていたいってそれだけ。

せめて家の前の雪は除雪していつでも好きな場所に出かけられるようにしたいだけ。

意見や価値観の合わないものが「間違いだ」って、まぁ言ってもいいけどさ、殴るのはやめなよ。大人なんだから。

って、色んな国の偉い人に言いたくない?








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納涼・浴衣美人



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いや、今日は夕方から半袖だと肌寒い感はあったけど…

浴衣美人のお二人で涼んでくだいまし。


Tomomi
  ↓
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Mick
 ↓
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んと、このお二人、次回のライブでご一緒です。
毎年恒例のTomomiちゃんとの2マンライブ『ふたりのピッグショー』

ま、もちろんTomomiちゃんとやるのだが、今回はMickが僕のサポートとしてピアノを弾いてくれる。昨日、彼女のライブだったのだが、ちょうど時間が取れたので、見に行ってかる〜く打ち合わせ。
その頃、Tomomiちゃんは地元砂川でのお祭りで浴衣で歌っており、わざわざ写真を送って頂いた。

若い頃はなんかどうでも良かったのだが、結構いい年になってから浴衣姿の女性ってなんかいいな〜と思うようになってきたな。

まぁ、アレだ。着ている人にもよるので間違いのないようにお願いします。
非常に手前勝手で申し訳ないが、たまに地下鉄なんかで、浴衣着てる女子の集団とか見かけて、考えるより先に「ふざけんな!」という気持ちが芽生えることがあるのも事実でございます。

さて、ここ数日のワタクシ、ここ5日間ほど、毎日懐かしい人にバッタリ出くわしておる。ほんとに久しぶりな。
5〜10年ぶりの、その感まったく連絡すらしてない方々と毎日1人ずつ。
なんの前触れなんだかいずれ分かるだろう。

そんなアレで、とにかく8/30、夏の終わりは『ふたりのピッグショー』にぜひ!


 
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