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海月屋・辻正仁『短めでお願いします』

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魔法の杖を授かっている



最近、杖を使わずに歩く割合を高めている。
基本的に屋内や短い距離は杖がなくても大丈夫。ヨタヨタだけどね。

長距離とか上り下りやら凹凸のある所なんかはバランスを失いそうになるんで、必要かな? ま、自分がというよりも諸々あって人様に迷惑のかからないようにするために必要な部分もある。

あとは人ごみ。万が一ぶつかったりとか、とっさに避けなければならない時に踏ん張りがきかないし、衝撃があるとやっぱり痛いので。

入院中から考えると、ベッドに寝たまま一人ではまったく身動きできない状態から、寝返りをうてるようになり、捕まり立ちできるようになり、その後もの凄い不安定ながら歩けるようになって、ようやくモノに頼らずに歩けるまでになった。
新生児から1、2年かけてクリアする行程を僅か数ヶ月でこなしているかと思うと、我ながら大したものである。

ありがたいなと思うのは、僕が杖をついていない事に気がついた方が「あ、杖がない!」とか、とても嬉しそうに言ってくれる事。自分の事でもないのに、こちらの回復を喜んでくれているというのが恐縮ながら嬉しい。

入院した時の見舞いやら、心配してのメール、退院した時に喜んでくれた方々、折に触れて調子を気にかけてくださる方々、何気なく気遣って配慮してくれる知人はもとより、通りすがりの方々などなど…

骨折の不自由さよりもはるかに受け取った幸せな気持ちの方が大きい。

おかげで「運が悪い」とか「失敗しちゃった」とか「入院などで無益な時間を過ごした」とかまったく思えないでいる。
むしろ健常時には意識していなかった恵みを実感しているようだ。

骨折した者が歩く時に支えとなるのは杖だけではないのだなと。

そういう意味では、月面ではなくても、誰のもでも、その一歩一歩が「偉大な一歩」なんでしょうね。

話の飛躍が月面でのジャンプみたいだけどね(笑)。











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