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海月屋・辻正仁『短めでお願いします』

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あの頃は時々振り向くだけにして(『僕らの時代』 by オフコース)


入院中はできなかったやつね。

YouTubeから映像を拝借しての音楽話。

なので、携帯電話などの一部機器では映像見れないと思うけど、その辺はご了承を。

退院後に色々やんなきゃならんくてPC使っていてちょっと気になって検索してたらオフコースのものを色々発見。

オフコース...

ラジオっ子だった僕はソレがオフコースとは知らずに『眠れぬ夜』とか『ワインの匂い』とか色々聞いてたみたいだよね子供の頃。
大人気となるよりも以前からラジオでは結構流れてたような記憶がある。

ま、それは流れているから聴いてただけなんだけど『おっ?』と思ったのはやっぱりラジオだけど、『愛を止めないで』とか『風に吹かれて』がかなり頻繁に流れるようになった頃。たぶん中学生とか、そのあたり。
思春期の少年ながらに曲に「色っぽさ」みたいなものを感じてたんだと思うんだよね。深夜放送って当時はオールナイトニッポンの第二部の時間帯になると曲のニューリリースのCMでほとんどワンコーラス流れちゃってたりしてさ、『風に吹かれて』なんてCMだけで丸覚えしてた(笑)。
その頃からオフコースの名前と音が一致するようになる。

で、本格的に興味を持ったのは高校になってからで、その頃にはもう大ブレイクしてた。人気絶頂の最中に解散説が飛び交って、まぁ実際に解散する可能性もあったんだけど...。そんな頃だったな。
なんか女の子がキャーキャー言うグループって印象があったんでヒット曲くらいしか聴いてなかったんだけどさ。
その頃好きだった女の子もまたオフコースの大ファンで、要はその子と話がしたかったり共通の話題を持ちたくてレコード貸してもらったりしたのがきっかけ。まぁ当時のオフコースのイメージにふさわしいというかなんというか(笑)。

で、その音にびっくらこいて、色々マニアックに調べちゃったりして、結局その女の子とオフコースの話しても噛合わないという...
あちらは「小田さんがいかにステキか」がメインなワケですよ。こっちは「オフコースがいかにして今の音楽性を獲得したか」に関心があるんで、そりゃ無理だ。僕があの子にフラれたのはたぶんオフコースのせいだ。オレは悪くない。

さて、オフコース。

こんだけ色々変遷があるグループは日本では珍しいと思う。変わるときに解散するのが普通だもん。あとはアルフィーくらいか? 

最初は3人編成のコーラスグループで、その後一人抜けて今聴くと当時には珍しい(故に受けなかった)垢抜けしたフォークデュオみたくなって、そのままポップス色を強めていった。
これがその最後のあたりかな?
    ↓




そんで、その後ライブのサポートなんかやってた3人を正式メンバーにして5人編成となりバンドを目指す。そのころの本人たちテーマが「どうやったらバンドになるのか?」だったというから驚き。メジャーでプロでやってるのに「どうやったらバンドに」って、なんかすごくないか?

でもって、その試行錯誤の過程で大ブレイクして一気にスーパーバンドになるんだよね。
当時は悪い言い方をすると「女子供相手のグループ」みたいないわれ方してたけどさ、この全盛期の頃の音って今聴いても凄いよ。まだ当時は日本ではロックというと硬派な佇まいしてなきゃダメみたいな風潮があってさ、簡単な所でいうと歌詞の中で自分の好きな人は「オマエ」なんだ。「君」といってはいけない。それでとにかく力いっぱい演奏して叫ぶ。それがロックだった(笑)。

だからそういう余計な偏見みたいのが払拭された今の方が音楽的にちゃんと評価されるかもしれないね。歌詞だって欧米のロックバンドの歌詞の内容と言ってることは大して変わらない。

当時は自分も音のことなんてよく分かってなかったけど、今改めて当時のライブの音聴くと新たな発見がある。80年代初期の環境の中、大観衆を前にしたライブでこの演奏力とサウンドの質の高さというのは図抜けてたんじゃないかな? そんだけこだわってたんだと思う。
  ↓



そんで、この全盛期の最中に結成時からのメンバーが脱退をする事になって、解散するか続けるかかなり迷ったらしいけどね。残りのメンバーで活動再開。
で、80年代後半は当時台頭してきたデジタルサウンドを取り入れて、ライブでも打ち込みの音を多用するユニットみたいな形態にシフトしたという...
  ↓



デビューからメンバーも入れ替わり、音も「コーラスグループ→フォークポップデュオ→ロックバンド→デジタル化→解散」と変遷していって、その間ずーっと同じグループ名で継続していたという、サウンドも含めまるでウエストコーストあたりで60年代末から80年代後半にかけて活動してたグループの変遷みたいだ。

僕が一番好きな時代ってのは、ほとんどの人がそうかもしれないけど5人編成のバンド時代でね。こういうおおらかな音でスーパーバンドみたいなグループって最近見当たらない気がするんだけどね。出てきてほしいよね。

この変遷のどの時期にも「オレ、この時代ならこの曲が好きだよ」みたいのがあるのもなんか凄いな。
ちょっと一般的な有名曲からハズレたところに僕の好みがあるので、このような選曲でしたが。

最後に、僕が彼らの一番好きな時代の一番好きな曲がコレ。
昨日このライブ見つけて、今だからこそ鳥肌立った。
  ↓




















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持っているヤツは一味違う



昨日も師匠んとこのイベント「V&R」に顔を出してきて、皆さんにご挨拶。

意外とみなさん日記を読んでくれていて心配してくれてたり、面白がってくれていたりしたようでありがたい。
会う人ごとにニコニコ迎えてくれるのがうれしい。

個人的に面白かったのは、なかにしりく君が顔をみるなり「あ、辻さん」とかじゃなくいきなり「あ~っ、足ぃ~!」と。もう辻ではなく足呼ばわり(笑)。彼も子供のころ足の骨と靭帯を損傷した経験があるとのことでかなりシンパシーを感じてくれてたらしい。なんかとてもよい音のするギターを入手したようで、「ぜひ引いてみてください」と。触らせてもらおうとしたんだが時間がなく残念。またの機会に。


まぁ。前日もそうだったんだけどさ、大きなステージでの披露ってことで目いっぱい緊張してる人がいたり、思う存分楽しんでいたり、あるいは会場を楽しませようとしている人がいたり、仕事の都合で出番ギリギリに到着して良いパフォーマンスを見せてくれる人がいたり、2000人規模の会場を自腹で抑えてワンマンライブやるんだけどまだまだチケットがタップリ残っているMickがいたり(笑)と、要は皆さん楽しくも一生懸命なワケですよ。
そのエネルギーをもらってきた。

しかし、雨天で風の強い日は傘もさせないし歩行がかなり困難になることも体験。もう歩くたびにいちいち自分を知るな。

そしてこの日の僕の大ヒットはまたしても黒田雄亮であった。
黒田君、昨日は自分の正規の出演のほかに進行調整のために急遽もうワンステージこなし、さらに舞台裏のサポートもするなど大活躍。自分も疲れているだろうに悪天候の上荷物を抱えた僕を見かねて車で送ってくれるという。
会場を後にするときに荷物を持ってくれて、先々のドアを開けて待ってくれてと「そこまでしなくてもいいよ」と言うくらい気遣ってくれたのだが、彼が僕を車の場所に案内するために先導して階段を上り、僕が上りきったところで「あっ、こっちでした」と、その上った階段を一番下まで下ろされるという...

リハビリまでやってくれるのかよ(笑)

毎度毎度素のままでオチをつけられるその才能がうらやましい。









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やっぱりこれがないと




本日は師匠んとこのイベントやってるんでクラップスホールに顔出し。

ご心配いただいた方々に沢山会えるのでご挨拶に。

で、予定より早く進行してるってことで飛び入りさせて頂きまして(笑)

ステージで歌うという、入院中に一番やりたかった事をやらせてもらいました。
幸せ

なんかね、音楽やってて良かったな~と・・・

ま、体力的には大丈夫なんだけど、数時間とかあまりにも長く足を下げてる状態だと座ってるだけでもちと違和感出てくるんでね。
復帰までに何か対策を考えよう。

実生活での状態を色々確認しつつ、一番良いペースを徐々に身に付けていく。






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退院祝い的なアレ



昼に退院しまして

早速お祝いのメッセージやらなんやら沢山いただきありがとうございます。

夕方からはしゃぶしゃぶを貪り、その後帰ろうと思ったけど、そのまま足を延ばしてマルノクにご挨拶。
ライブに穴開けたりしちゃってたんでね。

そしてマスター本間さんが最近佐野元春のクリップ集にはまってるって事から、DVD鑑賞会となりまして…

まぁやる気になって帰ってきた(笑)

退院おめでとう、オレ。





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入院57日目(最終日)~ 明日退院いたします!



そんなこんなで

ようやく入院生活もおしまい。
明日のんびり退院いたします。

昨日も書いたけど、看護師さん達には本当にお世話になった。
担ぎこまれてしばらくは自分ではほとんど何もできない状態だったからねぇ。
感謝です。

そして、入院中にメッセージくれた方々、お見舞いに来てくれた方々
本当にありがとうございました。

2ヶ月近い入院生活で、殆ど毎日誰かしら顔を見せに来てくれた事、数年音信の途絶えていた方からまでメールなど頂いた事などで、足の痛みと共に幸せを感じる毎日。

聞いたところによると中には心配してくれながらも、あえて見舞いは控えようと思われた方もいるようで、そうした気持ちにも、来てくれた方同様感謝します。

患者が感謝しております(笑)


早くライブが見たいと言った声もいただいてまして、僕も早く歌いたいのでね、元気にステージに立てるようにしますよ。

心配しながらも幾つかオファーをくれていたりもしますし。

色々な計画も含め、またやって行きますんで、一緒に楽しみましょう。

ま、今のところ1分で歩いてた道を5分かかる歩みなのでね。
そのスピードでモタモタやってきます。








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入院56日目~ 新たなる発見




入院生活も残り僅か…

あんまり名残惜しいとは思わないけどね。

この生活で発見した事柄が幾つかある。

まずは何と言っても骨を折ったら痛いという事。
色々と経験者から話は聞いてたけど、痛みなんて体験してみないとわからない。
それに折れた箇所や折れ方によって対処方法も色々あるんだと知った。
ま、考えてみたら当たり前なんだろうけど、折れる前って「骨折」ってひとくくりで大雑把にしか考えてなかったからねぇ。

それから看護師さんの有り難みも身に染みて分かった。自分に対してだけじゃなくて、他の患者さんへの対応なんかも含め、本当に大変だなぁと。体力的にも精神的にも、である。

それと、まぁそうかもなとは思ってたが、やっぱりそうだったのが僕は本当に退屈を感じないタチなんだなと。
そりゃ、足は痛いは動きは制限されるはでストレスがない訳ではないが、本読んで昼寝して飯食って、思い付いた事メモ書きしてたりしたら日々は過ぎていくのである。
もちろん、色んな人が代わる代わる遊びに来てくれたおかげでもあるんだけど、「退屈だな」と思った事が一度もなかった。

で、その読書では伊坂幸太郎の作品が新たな発見。
ベストセラー作家に対して何を今さらと思われるかもしれないが、一度も読んだ事がなかったのね。それがものの見事にはまって、もう三作品読んじゃた。
もしかしたら彼の作品を知るために骨折したのかもしれない(笑)。

ちなみに、今日読んでた作品の登場人物の1人が、もし映画やドラマ作るんならマツコ・デラックス以外考えられないだろうと思ったっていうか、自然とマツコさんを思い浮かべて読んでたのね。
実現したら絶対観るよ。

そして、退院間近の本日もまた新たな発見。

杖一本で動けるようになったからさ、売店でカップ麺買って談話室で食べたのさ。
なんせ車椅子も松葉杖も両手がふさがるので、今まで『カップ麺にお湯を注いだのを持ってテーブルまで移動』ができなかったんだよね。それがようやくできるようになり、小腹がすいた時にやってみた。

談話室にはひとつの注ぎ口から水とお湯とお茶が出てくる給水機がある。何を出すかはボタンで選択するやつね。

で、僕は思い込みでボタンは左から『水→お茶→お湯』になってると思ってた。実際は『水→お湯→お茶』だったので、僕はまずお茶のボタンを押しちゃってたのね。
「ジョボジョボジョボ~」くらいの間だと思うけどカップ麺に番茶が注がれまして…
お茶の香りで「ん?」と思い、注がれてる液体が透明ではない事に気がついた。
ボタンを押している間注がれるようになってるんで、ボタンから手を離す。

どのくらいの量のお茶が注がれたか分からないけど、まだカップの半分にはなってない。恐らく4分の1くらいだろう。
迷った後に、そのまま今度はお湯を最後まで注いで3分待って食べてみた。
ちなみに醤油味のワンタンメンである。

なんかね、味がまろやかになった(笑)

ちょっとこうなってくるとお湯と番茶の比率を知りたいなと思った。これ迂闊にお茶の量を増やすと取り返しのつかない事になると、そんな気配はあるのだ。
そういう微妙なバランスのまさに「絶妙」な味だった。
勇気のあるかたはお試しあれ。

きっとこういうのを『神の配剤』というんだろうな…





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入院55日目~ 朗報!




本日のお出かけから無事に帰還。

今日は一旦自宅に行き、そこから職場への移動を試してみた。

結果、咄嗟の動きとかできない事も考慮し、健常時より30分くらい余裕を持った行動が必要な模様。

なんせ山の中なんでね、ほとんど乗り物に乗ってるとは言え移動距離が長い。ま、後は長時間足を下ろした状態でどうなるかってのは実際にやってみるしかないな。

まぁ結構忙しい時に長期、しかも急遽欠勤する事になり皆さんに非常に迷惑をかけてしまったのだけど、顔出したらみなさん「良かった良かった」とにこやかに迎えてくれて、さらに「本当に大丈夫? 無理はするなよ」とまで気遣っていただき、本当にありがたい。
間もなく復帰ですので、またよろしくお願いします。結構忘れてる事もあるような気がするけど(笑)


さて、そんなこんなで然るべき場所への報告は一応できたので、ここでも報告。
えーと、26日に退院いたします。

いやぁ長かった。

先週あたりからそういう流れで相談してたんだけど、今日の午前中にレントゲン撮ったりして状態確認して、主治医から「まぁいいでしょう」と・・・

後は実生活がリハビリみたいな。ま、固まってる足首は意識して改善しなきゃならんのだけどね。

あと数日の入院ライフ、転ばないように気をつけよう(笑)






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入院54日目~ 明日はお出かけで留守します




リハビリにのみ使用してた小ぶりのステッキみたいな杖が全面解禁となりましたん。

全部これで移動する事となったので、見た目の大げさ感は軽減されると思う。

早速明日はこの杖で試験的に遠出をしてみる事になった。

あんま長時間歩くのはアレなんだけど、生活上の必要な移動とかが実際にどんな感触になるかと足がどんな状態になるかを確認してみる。

なので、午前中のリハビリやなんやらも含め、明日は殆ど不在となりますのでご了承くださいませ。







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入院53日目~ この先へもっと(『La-Vita-e-Bella』 by 佐野元春)




んと、沢山の方にお見舞いに来ていただいておりますが、色々と『何が食べたい?』とか事前に聞かれてもあえてリクエストしなかったものがありまして。

あるいは病室に来てから『近くだから買ってこようか?』とかも言われたんだけど、「いや、いい」と。

それは吉野家の牛丼。

病院のすぐ近くにあるんです。
でも買って来てもらうのは避けていた。

なぜなら『自力で食いに行く』というのをモチベーションのひとつにしていたから。

馬鹿馬鹿しいでしょ?

でも下らない事にこそ燃えるタチなのでね(笑)

「こんなに近くにあるのに、ブラスティックの容器に入って冷めかけた牛丼を食ってたまるかと。
生卵かき混ぜて丼からかきこんでやると。
ほとんど咀嚼せずに胃に流しこんでやると。

そんな静かな闘志を燃やしておりました。

で、本日退院に向けて松葉杖一本での歩行練習のために外出。
そんなオレを待っていたかのように牛丼値下げ。

食ってきたぜ!

普段なら1分弱で歩ける距離を5分で歩く。

ま、吉野家だけでなくいくらか動いてみたんだけどね。
途中でネットカフェにてPCでやりたかった作業も少し。ついでで『番外編』もアップ。

それにしても、さすがにアスファルトの路面は厳しい。

筋肉は萎えて、筋は固まっている状態のため、負荷を吸収する機能が働かないんだな。
おまけに病院内とは違い、まっ平らではないので、足首で微妙な調節が必要なんだが、これがいちいち衝撃になる。

これ『もっと良くなるまで安静にしてる』ではなく『やってかないと良くならない』のね。毎度書いてるけど。
まぁ極端な無理はできないんだけどさ。今日の感触だと10分くらいが限界かな? それ以上右足着けてると腫れて感覚が変になるし、負荷によってうまく動かせなくなるみたい。

今夜は丹念にマッサージしましょう。

で『番外編』はご覧いただけました?

明日札幌にキャンペーンで来るんだよな~









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入院番外編2~ ほら、聴いてごらん これがロックンロール




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入院番外編~ 只今脱走中





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入院52日目~ 入院の文芸的側面



この入院中は結構本も読んだし、テレビの映画もよく観ている。

普段テレビを観る習慣がないので(そもそもテレビを持つ気がない)、普通の番組は殆ど見ない。
でも映画は好きだからね。大体放送時間が消灯後なので、おおっぴらに動けず、自分が寝るまでの間には丁度よいし。

ベッドにあるテレビは地上波とBSが受信できる。さすがに有料チャンネルのWOWOWや映画専門チャンネルはダメだけど、週に5日は何かしらの映画が観れるんじゃないかな?

自分で作品を選べるわけではないおかげで、普段あえ観ようとは思わない作品も観ることになるが「これ観れて良かったな」ってのもあってなかなかよいもんだ。
観てつまらなければ消して寝てしまえばいいし。

本もまた然り。

結構リクエストして買ってきていただいてもいるが、院内の談話室やロビーには退院した方が置いていった本もあり、たまに物色している。

で、今日発見したのが伊坂幸太郎の小説。
彼の小説って読んでないどころか書店で手に取った事すらないんだけど、ロビーの本棚にあったのをなにげにめくって、書き出しの一行で「オレ、絶対好きだ」と確信し、それは正解のようだ。まだ途中だけど、面白い。

退院したら他の作品も読んでみようかなと思っている。

で、今日はこれから風呂の映画を観る。



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入院51日目~ 『意外とストイックなんですね』と言われたが、どういう印象持たれてるんだろう(笑)?



本日から自主練での歩行時間を長くしてみた。

朝食前に10分、大体は午前中に正規のリハビリがあり階段の昇り降りにも挑戦。これはまだ1人でやってはいけないそーだ。

で、午後には1人で15分程度。それから消灯前にも大体15分~20分。途中でアキレス腱のストレッチなども交えつつ、そんなに広いとも言えない病棟をぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる回ってバターになってしまいそう。

相変わらず足は痛い。が、これは歩いて状態を良くしなければならず、しかも長い時間がかかるって事なんでね。むしろ痛みに慣れる為の練習のような・・・

歩いてる時の足の腫れ具合も変色具合もかなり軽くなってきた(まぁ、初めて見る方はビビるんだけど、当初はこんなもんじゃなかったんですよ)し、回復も早くなった。

前にも書いたが、先週あたりから治る速度が加速してきていると実感できる。

ある程度休ませたら、今度は使っていかないと回復してこないらしいね。

あの、時折『あまり無茶しないでじっくり治して』とかお言葉いただいて、まぁ特に普段の僕をご存知の方々なんかから(笑)。
ご心配いただいてまして有難いです。
えーと、どの程度いじめて良いものかなど、都度状態確認しながらリハビリの先生と相談してやってますんで、ご安心を。



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入院50日目~ おつなたべもの




来るべき退院に向けてリハビリの先生とも色々ご相談。
歩行の補助に松葉杖を使うか、もっと軽量の杖を使って歩くのも可能か等々。

まぁ、今後も数ヶ月は補助の器具が必要でもあるし、現状及び予測できる今後の成り行きからすると場所を取らない杖で行けるだろうってことで、退院までのリハビリで杖の使い方ってか歩き方をマスターすることになった。

いざ回復しだすと結構な進展をみせている。

そんなこんなの相談中に来客があり、なかなかおつな食糧の数々を差し入れてくれた。

袋焼そば、ビーフジャーキー、そして瓶詰の山わさびのしょうゆ漬けなど。

ちょうどご飯の時間だったので、山わさびを堪能。
もう、これがあればご飯何杯でも行けるな。
行けるんだが、病院のシステムとしてご飯がおかわりできないのが残念。
『おかずいらないから、ご飯三人前』とかできないもんか?

これからビーフジャーキーしゃぶりながら映画観て寝よう。

あ、今日はニコちゃんを車椅子に乗せてドライブしました(笑)







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入院49日目~ その脚力がうらやましい(笑)




本日もニコちゃんと遊ぶ。
ニコちゃんはお父さんが大好きらしいのだが、腰の手術をしたばかりなお父さんには抱きかかえるのは無理な状態。

お母さんも終始抱っこしているのもなかなか大変。

いや、ニコちゃんは5ヶ月の赤ちゃんにしてはとてもおとなしいし、手がかかる方ではないと思う。しばらくの間なら、お父さんのベッドに放置されていても大人しくしているし。

でもそこは赤ちゃんだから。ある程度すると抱っこして欲しかったり、構ってくれる事を要求する。

お母さんはお父さんの世話が必要な場合もあるし、ちょっと動いてはニコちゃんをだっこしての繰り返しだとさすがに大変だ。

見てるだけでもくたびれるだろうなと思うのね。

そこでこのお母さんの偉いところは、喜んでニコちゃんの相手をしてくれる人には遠慮なくお願いして手早く用事を済ませたり、休憩するところだ。

無理して全部抱えこもうとせず、ストレスや疲れを溜め込まないようにコントロールしてる。

それで、喜んで引き受けているのが僕です(笑)

もちろんニコちゃんがお父さんかお母さんを必要とするまでの間だから、一回につきそんなに長い時間ではないが、しばらくの間はご機嫌だったりで手足をグイグイ動かしてはち切れんばかりのエネルギーを放出する。なかなか力強いケリしてる(笑)。

僕も足がこんなんじゃなきゃ、抱っこしてあちこち歩き回れるんだけどな…

いや、足がこんなんじゃなきゃここにいないんだなそーいえば。





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入院48日目~ 院内キャンペーン(笑)




そんな訳で先日の日記で紹介したMick。
一個人が自腹で2000人希望のライブ会場であるZepp札幌を借りてワンマンライブを行うという暴挙に出ている訳だが、本人何か勝算があるわけでも何でもない。
ただ、やってみたら面白そうだという一点のみで挑むという・・・

こういうのはね、きっと『軽い気持ち』と『固い決意』がないとできないと思うのね。
しかも楽しんでるんだと思う。

そーゆーのは、結果が何であれ必ず本人に何か素晴らしいものをもたらすはずだ。
そして、この大会場で10分の1のスペースが埋まるかどうかというスケールが大きいんだかショボいんだかよくわからない状況、マヌケなんだか粋なんだか決めかねる風情というのは、そのライブ会場に足を運んで自分も当事者として経験すると楽しいと感じるはずだ。

そのMickが本日病院にやって来た。僕の見舞いというかキャンペーンに(笑)

ライブのチラシをナースステーションに持っていき、主任さんにお預けして宣伝。当日来れそうな看護師さんにぜひと・・・

ちょって話してみると、まぁ本人ビックリするくらいのほほ~んとしており(笑)、でもいきいきと楽しんでいるのが伺える。
こういう人に触れるとこちらも活気づいてくるね。

このご時世にこういう素敵な暴挙ってのはなんか嬉しくなるんだよな。
当日ライブに行く行かないもそうだけどさ、笑い話としてで良いから話題としてちょいと盛り上げてみません?

意外と集まっちゃったら、それはそれで笑えると思うんだよね。

『Mick生誕30周年記念パーティー ~ 楽しみっくナイト番外編』

5月26日(日)
会場 Zepp札幌(札幌市中央区南9条西4丁目)
OPEN 18:00
START 18:30
チケット 前売\3000 当日\3500 (ドリンク別途\500)
予約など詳細はMickのブログ→ http://ameblo.jp/micknet
まで。

この笑い話にぜひご参加を!



さて、本日はもうひとつ僕を元気にしてくれた出来事を。

昨日、同じ病室に入院して来た方。今日手術だったんだけど、奥様と生後5ヶ月の女の子が来ててね。
赤ちゃんのお名前はニコちゃん。いい名前だ。

ニコちゃんはまったく人見知りしない(人見知りをするのはまだ後からなんだそうだ)。
車椅子に乗っている時に関心を示されたので抱っこさせてもらい親睦を深めていたところそのまま眠ってしまいまして(笑)

お父さんは手術中。その間にお母さんとしては自分の食事と必要なものを買い足して来たいって事で、そのままベビーシッターとなりまして(笑)

僕のベッドでニコちゃんと並んでお昼寝。とてもおりこうに健やかに眠ってらっしゃる。
で、しばらくしたら手足をぐんぐんと動かし始めたんで、そろそろ起きるなと。
お母さんまだ帰ってないし目覚めたらグズるかな?
と思いながらのぞきこんでたら、目覚めたニコちゃんが僕を見てニコ~っと笑いまして。
なんだろう? なんだか自分が祝福されたような気分だった。ハレルヤ!

その後も抱き上げてコミュニケーション。僕の唇とか頬っぺたなどをつかみながらなにやら語っているので相槌を打ち、お母さんが戻るまで仲良く過ごさせていただいた。

そんなこんなで色んな元気をいただいたからなのか、本日からリハビリの段取りを一過程飛ばしてのステップアップ。
回復具合から大丈夫だろうってことで。

どうやら今月中には出て行けそうな気配です。

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入院47日目~ 固まりをほぐす



何も再読を繰り返しているのは村上春樹の作品だけではなく幾つもあるんだが、ハインラインの『夏への扉』と『月は無慈悲な夜の女王』の二作も結構何度も読み返している。

ハインラインはこの二作と『ダブル・スター』しか読んだことないけど、物語に漂うユーモアの感触が好きだ。

彼の代表作はなんといっても『夏への扉』で、読んでなくてもタイトルに見覚えがあるという方も少なくないと思う。

ちなみに、山下達郎のヒットアルバム『Ride On Time』に収録されている『夏への扉』はモロこの物語の主人公が歌っているような内容だ。ピートという猫と人生を共にしている主人公が、リッキー・ティッキー・ティヴィー と呼んでいる女の子に語りかけている歌なんですよと説明したら、「そうだったのか」と合点がいく方もいるかもしれない。


ちなみに作中にも主人公がかの女の子に語りかけているシーンがあり、僕はこのシーンの空気が好きなんです。
感傷的にベタベタしすぎず、それでいて優しい。
昔、美食家が料理を誉める常套句で「マッタリとして、それでいて少しもしつこくない」とかってのがあったが、似てるかな(笑)

春から夏になる時期の穏やかな陽射しを連想させる。
この作品は現在2つの翻訳があって、新訳は数年前に出たんだけどね、ユーモアの表し方に関しては新訳の方が僕の好み。

疲れないでサラっと読めるし、読み直しても飽きがこない。

そんな訳で、この入院中にも二度読み返している。

まぁ、多少時代錯誤的な部分があったり(1957年発表で、2001年の世界を描いてるんだが、パソコンが存在しない。パソコンが担うはずの役割を別な発明品がまかなっている)、一部あまりにも運が良い展開があったりするけど、まぁ良かったらお試しあれ。


さて、話は変わって昨日カズちゃんがくれたオイル。おかげさんで、術後の傷周辺の肌が潤っておるが、昨日書いたヒリヒリは再発した。

ま、これは傷を修復しようとして、内部で皮膚がくっついちゃたて皮膚を伸ばせないからみたいなんだけどさ。

今日から足首の腱も伸ばしてくように色々やってるからそれでなんだろーな。




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入院46日目~ スキンケア?




ありがたいことに、入院してから今までお見舞が絶えた事がない。
メールやこのブログなどでも色々とメッセージをいただいている。中には久しく連絡をしていない方々などもおり、本当に嬉しい限り。
そしてご心配をおかけしまして恐縮です。


お見舞いに来ていただいた方々をここで名前を出して紹介するかどうかというのは、一応僕なりの基準をもって判断させてもらってます。
例外もあるけど、音楽人など普段から名前を晒して活動している方は基本的に名前を紹介。表立った活動などを行ってない方は紹介を避けている。

もし「自分の名前も載せてくれ」という方がいましたらご一報を。



さて、本日はお世話になっているマルノクのスタッフでもあるカズちゃんが来てくれた。

前にも一度来てくれたが、その時は紹介しなかったんだけど、考えてみたら以前この日記でタイトルに思いっきり出してたんだった(笑)

ね、基準たってこんな曖昧なもんなんです。

カズちゃんは、化粧療法なる活動もしており、メイクアップやヘアメイクなどもやっておる。

今日は病院の向かいにある区民センターでメイクのセミナーをやって、空き時間をみて顔を出してくれたらしい。
そして、僕が読み終えた春樹の新作を借りて行った(笑)

足の状態の話をしててさ、術後の皮膚がたまにヒリヒリするなんて事を説明していて(多分皮膚が内部にひっついちゃったり、腫れてたから薄くなってたり、再組成されたとこがつっぱったり、神経の感覚とかという問題もあるんだろう)、夜中とかに変な痛さってか、ヒリヒリがキツイ時があるとか言ってたんだよね。
そしたら、スキンケア用のオイルをくれた。
コラーゲンとか入っていて肌の潤いを保つんだそうだ。で、天然のものだから傷に塗り込んでも問題ないそうで…

試しにすりこんでマッサージしてみてから五時間くらい経っているが、ヒリヒリがなくなっちょる。

なんでもサメのなんとかってエキスなんだそうだ。
それで肌が潤ってスベスベになるんだって…
なぜ鮫肌にならないのかが生命の神秘である。






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入院45日目~ 読み終わりました

どんなに勿体無いと思ったところで、結局引き込まれてしまえば読み続けずにはいられない訳で…

村上春樹の新作を読み終えましたん。

ま、今は『新作』と書いていればいーのだけれど、これまたいつか話題にしたい時はタイトル書かなきゃならないんだよな。長くて面倒くさいな…

それはそれとして

入院時には『1Q84』の再読から始まったんだけど、以前に「長さの割には密度が薄い」みたいな感想を書いた記憶があるんだけどさ。
再読して感じたのはね、舞台装置がデカ過ぎるんじゃなかろうかって事ね。
あくまで、僕の好みの話なんで、コレは評論とかじゃないよ。

勿論、話には引き込まれてしまうし、夢中で読んだのですよ。面白いか面白くないかと言われたら、面白かったし。

~ここから長々と書いたけど収拾つかなくなったので、大幅にカット~

それでまぁ『1Q84』は他の春樹の長編とは違って僕の中の「何か」と共鳴するものがあんまりなかったんだと思うのです。


さて、新作。

僕は好きでした。ちょっとなんだかわからないまま涙滲ませて読んだ部分もある。

さっきの話と比較すれば、自分の「何か」との引っ掛かりが大きかったんだと思う。
読みながら、話の内容とまったく関係ない自分の体験を幾つか思い出したりしながら読んでた。

なんちゅうか、これまでになく「抑制が利いた」という印象。

えーと、彼のこれまでの作品の、語弊はあるけど『あちら側とこちら側』的なもののさ、『あちら側』になだれ込んでいかないんだな。
気配はあるのさ常に。
それがある事を示すエッセンスもある。
でもそっちに移行しないってのかな?

だからまぁ、これは長年(もう30年くらいになるのか?)彼の作品に親しんで来たからかもしれないけど、物語の背後には描かれていない『あちら側』が深く広がり横たわっているんだなという事を感じ取りながら読めるんだな。
その感じが味わいになっている。

舞台装置も前作と打って変わって簡素。
だから短い話だけどソリッドで密度が濃いよね。

その空気感が今の自分には丁度良い感じがした。

多分、時間がたった後にこれは僕の好きな春樹作品のひとつになってると思うんだけど、そーなるといずれまた話題にしたい時にはタイトルを書かなくちゃならなくて面倒だな(笑)
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入院44日目~ 午前中に入手



今日は村上春樹の新作発売日ってことで…

午前中にお見舞いで持ってきていただいた。ありがたし。

で、今回はあんまり長くはない話のようで、ま、1日あれば読み終えるなと。

そう思うとなんだかもったいないような気がして、意識的にちょっとずつ読んでみたりしてる。
早く読みたくてリクエストしたのに、この心理はなんなんだろう?

そんな訳でまだ最初のほうしか読んでないけど、文体が変わったな~

それでも春樹テイストなんだよね。

ヴァン・モリソンがカントリーやっても、ジャズやってもヴァン・モリソンの音楽として聴こえるがごとくに…




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入院43日目~ 書こうとしたが

アメトークに夢中でまた明日
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入院42日目~ この例えでどうだ?



ひたすら院内の廊下を松葉杖で歩いては腫れた足を休ませて、車椅子で駐車場に涼みに行ってからまた松葉杖で廊下を歩く。

ここのところはそんなリハビリづいている毎日。
足の裏とか筋が痛い…

まぁ、病院の廊下みたいなまっ平らなところを短時間あるくのは順調なんだが、まだまだ日常生活を行うのは困難。

歩行練習では、なるべく足首を動かすように、負荷をかける事を意識しているが、痛いなオイ。
で、できるだけ普段歩いていた時の動きに近付けるようにと考えてみるんだが、考えてみると今まで歩く時に自分の足がどんな動きをしてるかなんて考えた事がないんだよな。

動かし方考えてるとなんだか左足もどうやればいーんだか分からなくなってくる。リハビリの先生とかに聞くと、足は持ち主の知らない間に随分色んな動きをしているらしい。


ところで、昨日書いたMickのRockなチャレンジについて、face bookの『いいね』のクリックが過去最多となったようだ。
毎回こまめにチェックしている訳ではないが、間違いないだろう。

ツイッターやmixiで反応して頂いてる方もいてありがたい。

まずは、話題を拡げる事をね。ぶっちゃけそのくらいしか応援できる事ないけど、できることはやりましょう。

皆様も引き続きよろしくお願いしますね。

で、昨日はこの無謀というかある意味シュールなスケールの挑戦を何かに例えようとして、あんまり上手くいかなくて考えてみたんだよね。

一部の世代しか分からんかもしれないが、こういうのはどうでしょう?



『ゴジラ vs 岡ひろみ』







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入院41日目~これをRockと呼ばなければ、少なくともMickとは言える→ コレを盛り上げたい




何度か紹介してますが。

札幌にMickという女性シンガー・ソングライターがいる。

本名は『みく』であるが、お父さんがミック・ジャガーにあやかって命名されたそうで、『みっく』と呼ばれている。産まれた時からロックを背負っているのね。

ジャンルとしてロックをやっている訳ではない。非常にセンスの良いポップス。結構洋楽が好きな方に馴染みやすいメロディだ。
アレンジにもセンスの良さが光るし、ピアノを弾かせると多分ボーカリストは歌いやすいんじゃないかと思う。
昨年暮れに初めて彼女とセッションしたが、即興だったけど気持ちを乗せられて歌った。

緊張しいで、すぐお腹を壊す(笑)。

人前で歌い始めた頃から知っているが、最初の頃なんて本番前に気絶するんじゃないかと思うくらいの勢いで震えてたな。

それが昨今はとても人柄溢れるステージングをしており、見る度に「ほう」と思わせる。

TOKIOが大好きで、前述の共演では僕までTOKIOを歌わされた。
結果、昨年の僕の歌い納めはTOKIOで締め括った。

会う度に僕にカバンを持たせてトイレに行く(笑)

喋らなければ結構可愛らしい。

だいたい分かりましたか?


それで、そのMickが5月の自分の誕生日にライブをやるって話は前から聞いてたのね。

で、入院中にZepp札幌でライブって話を見かけて、詳細まで見なかったから「あ、なんかのイベントか企画ライブに出るんだな」と思ってたのさ。

違った…

えーと、Zepp札幌で自分のワンマンライブをやるのだそうです…

自腹で手配したそうです

何の後ろ楯もない一個人です

ちなみに、Zepp札幌は2000人以上収容可能な会場です
チケット手売りです

今のところ20枚くらい売れたそうです


『バカじゃないか?』って思います?
思うよね。
僕は思いました。

でもそれ以上に『カッコイイ!』
と思ってしまったんだな。その思い切り加減に。

自腹で会場手配したと聞いたのは、近年稀なRockを感じた瞬間でした。

音楽やっててさ、夢ってあるじゃん?
『あの人と共演したい』
『ワールドツアーがしたい』
『あのスタジオでレコーディングしたい』
『あの会場で演奏したい』
でも現実を考えると実現できない。できないなと考えるからしようともしない。

それを『やりたいからやる』って事でやっちゃうんだもん。

Mickだってバカじゃないから(多分ね。でも、うーんどうだろう?)、会場がどういう状態になるか分かってないはずはない(とは思うが、うーん、どうだろう?)が、それを敢えてやるんである。

サポートの面々を見たが、非常に素晴らしいメンバーである。本人も彼女の音楽性も含め、決して内容は悪くないのは確実だ。

だからこそ面白い!

ただ会場の規模が無謀過ぎて、ライブのスケールが訳のわからん事になっちょる。
3日間寝ないで逆に元気になるとか、柔道の黒帯獲ったから猪木に挑戦するとか…

いや、オレもこんなの初めてなもんで、例えが的確じゃなくてスマン。

とにかくだ。

僕はこういう事を『バカだな』と一笑に伏してしまうようにはなりたくない。
バカなのは否定しないが、こういうバカさ加減は祝福に値すると思う。これをやっちゃえるって凄く勇気のいる事だ。

個人的には、こういう夢のあるバカさ加減をバカにしかできない者に豊かな人生はないんじゃないかとさえ思う。

どうせなら、一緒に集まって楽しみましょうよ。

多分、どんなに頑張っても会場の10分の1が埋まるかどうかってとこだろうけど、その場にいたら面白いと思うよ。内容が悪い訳じゃないんだから。

さらに、これに乗っかってみんなしてお客さん集めちゃったら余計に愉快だと思わない?

行くときは各々がもう1人誘えば集客が倍になるんだ。

これ読んでて自分でもブログとかやってる人は、ぜひ話題にしてみませんか?
『こんな無謀な事やってる人がいるらしい』って。

メディアに関わってる方々もぜひネタにして下さいよ。できあいの情報だけならつまらんでしょう?


そんで、お時間ある方もない方も、とにかく足を運んでみたらどうでしょう?

いや、実は僕も『辻の日記読んで、どんなもんだか見に来ました』みたいな人がいたら楽しいなと思って書いてるんだけどね。

何卒よろしく

『Mick生誕30周年記念パーティー ~ 楽しみっくナイト番外編』

5月26日(日)
会場 Zepp札幌(札幌市中央区南9条西4丁目)
OPEN 18:00
START 18:30
チケット 前売\3000 当日\3500 (ドリンク別途\500)
予約など詳細はMickのブログ→ http://ameblo.jp/micknet
まで。

入院中で携帯入力のためリンク貼れないけど、コピペでもしてくだせぇ。

ぜひ、よろしく
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入院40日目~ ・・・40日!?




う~ん、随分長いこと入ってるなぁ…

もう地道に松葉杖歩行をフロアでやってます。
まだ例の30%加重ってやつね。筋がめっちゃ痛くなる。なので常に体重の30%をかけられる訳ではない。
3周でヘトヘト。
もうちょい体重をのせられる状態にならないと社会復帰は難しい。実際、現状で地下鉄の乗り降りすら困難だろう。混んでたら立っているのも苦痛だが、混んでる地下鉄に乗り込んで優先席を探して移動するのも現実的にはまず無理だろう。

まぁ、焦ってもどーしよーもないので、地道に痛いの我慢で歩行練習しながら極端な無理をしないで、回復状況確認しつつというのをやってくしかないのね。

ま、今のところ付き添いなしで1人で松葉杖ついてよいという許可が出ただけでも進展なんだな。

で、その許可が与えられてからの数日間お休みだったナースさんが歩行練習してるの見て
『すごーい! 辻さん歩いてるの初めて見たぁ』って…

いや、ここに来るまではずっと歩いてたんですよ。もう何十年も(笑)
オレ別にクララじゃないし…

まぁ喜んでいただけて幸いです。

明日はまたレントゲン撮ってくっつき具合を確認するそうな。






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入院39日目~ メイコのみやげ





という事で…

拝郷メイコ嬢の札幌でのライブは本日で最後。

これを書いてる今頃は盛り上がってるんではないかと思う。

何度も書いてるが、彼女のデビュー前後に札幌でマンスリーライブやってた時に音響を担当させてもらい、とにかく歌声というか、歌っている時の空気が僕の普段隠しているハズの、非常に柔らかい部分にストーンと届く人だったもんでね。
人柄も面白かったし(笑)

変な言い方だけど「とってもお気に入り」のシンガー・ソングライターでございまして…

その後の数年間は札幌でちゃんと演奏する機会がなくて、僕は僕で仕事やめてドタバタしてたんで、たまにアルバム聴いたり、自分でラジオ番組やってる時にはオンエアしたりしては「どうしてるかな?」と思ってたんだよね。

もう言ってもいーんではないかと思うので言っちゃうけど、その10年くらい前にやった札幌でのライブを見に行って、控室に顔出したら、とても疲れてグッタリな様子でさ。
それが彼女と会った最後なもんだから、余計に気になってたのかもしれないな。

そんで、数年前にSNS上で再会しまして、元気に音楽を続けているようで嬉しかった。

そうなるとまたライブ聴きたいなってのが募ってきてね。

それはただ個人的に聴きたいなって事だったんだけどさ。
昨年、急遽で札幌で短いライブやったのを見た時に、「もっとしっかり見たいな」ってのと同時に「もっと彼女の存在を知らない人達にぜひ聴いてもらいたい」ってのが膨らんじゃいまして。

単に知らないから聴かないだけで、ライブを見たら魅了される人は沢山いるだろうって確信があった。

デビュー当時のまだ懸命さが滲み出る演奏とおぼつかないトークの微笑ましいステージから10数年。魅力の核心みたいなものはそのままに、お客様を存分に楽しませ、自身も楽しんでいる事が伝わる素晴らしいパフォーマンスをするプロになっていた。

我が事でもないのに、誰かに教えて自慢したいような気にさせる(笑)

それで、今回は札幌と小樽で数日間ライブをするという機会ができて…

オレはこの有り様で(笑)

でもね、このブログ読んでライブ見て、やっぱり魅了されたって方が何人かいたようで、とても嬉しい。
中にはすっかりハマって、滞在中の全てのライブに出掛けた方がいたりして。
きっと今頃も沢山笑ったり目を潤ませたりしてる事でしょう。

もちろん、自分のいる場所に彼女がやって来るのを心待ちにしていた方々もうるわけで。

この機会にそうした人達が幸せな気分になれたんだなと思うと、僕もなんだか幸せだったりする。
たまたまデビュー前から知ってるってだけなんだけどね。

親戚の叔父さんみたいな…(笑)

そんなこんなで、また来てくれるのを楽しみにしよう。




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入院38日目~は書き忘れではない。



結構くたびれたのかね?
昨夜消灯時間前後にブログ書いてたんだけどさ。 寝落ちしてしまい、内容がすべて消えた。

で今まで寝ておりました。おはようございます。

今日から面会も再開です。



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入院37日目~を書き忘れてたな



いやいやすっかり忘れてました書くの…

本日(もう昨日だけど)もお見舞いにお越しいただいた方がいまして、先日お伝えしたとおり4日、5日、6日と面会できない状態でして申し訳ないです。

今、足のマッサージして深い眠りに落ちるところです。

ではまた…




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入院36日目~ 感無量!









以上!












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入院35日目~ 一生勉強です




お見舞に漢字と理科のドリルをいただいた。
小学6年生対象のやつ。

小学校の時に限らず、高校卒業するまで、ドリルとか問題集とか参考書を使った記憶がない。

多分持ってたとは思うんだけどね。教科書開くことも殆どなかったから、ましてやドリルなんて・・・

と、いう事でドリル自体に興味津々。数ページずつやってみた。

漢字はまぁ問題ないんだが、自動変換に慣れちゃったせいか、画数の多い字は細かいところがあやふやになってるな。

理科は難しい…
やってる内に思い出してくる部分もあるんだが、気体の特徴とか化合したらどうなるとか日常で意識する必要に迫られないことは忘れてる・・・
いや、忘れたんだか最初から覚えてないんだかを忘れてるよな。何かそんなことをやってたなって記憶はあるんだけどね。

で、そんな記憶をたぐりよせてると、問題とは関係のない言葉がどんどん頭をよぎる。

『フレミングの右手の法則』
『右心房』
『直流・交流』
『過酸化水素』
『モホ面』
『目安箱』
『1840年アヘン戦争』
『四捨五入』
『市場のイドラ』
『カラカラ浴場』
などなど。

もう理科だの歴史、社会などいろんな教科ごちゃ混ぜでとにかく教科書に太字で記載されていた言葉がポンポン出てくるんだな。
それも、意味を伴わずただ言葉だけが…
要は教科書の太字でさえあれば『オッペケペ~』でも『ポンポコピー』でも何でもいいのだ。

多分、学校の勉強みたいのやることで、テスト前日の一夜漬けで丸暗記した言葉を収納してた回路が開いちゃったんだろう。

それにしても、ずーっと使っていないのに今になっても出てくるこうした言葉、無理矢理詰め込んで臨んだテストの時間には何故思い出せなかったのだろう?


あ、ところで、明日4日から6日までの3日間、ワタクシちと御面会に対応できなくなります。
もし見舞いにでも行ってやろうかなどと思ってた方がいらっしゃいましたら、恐縮ですがまた日を改めて、日曜日以降にお越しいただけると幸いです。

何卒ご了承くださいませ。

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入院34日目~ 重き荷を負いて(by 中島みゆき)



前からリハビリの先生に「もう少ししたら果汁30%で・・・」なんて言われてたんで、ジュースでも飲ませてくれるのかと思ってたら「加重30%」だった。

松葉杖で歩く時に、体重の約30%を折れた右足で支えて歩くという事らしい。

今までは右足は床に触れるだけだったんだけど、経過を見て、本日から解禁。

ようやく床に触れるのが多少スムーズにいくようになったかなってところで新たな試練である。

まず体重計を二台並べて、歩行機に掴まりつつ、片足ずつを各体重計に乗せて立つ。
その後、左の片足状態で立って体重を計り、その30%分を右の体重計の目盛りを確認しながら徐々に右足に体重移動・・・

まだ足首硬いしね。筋肉をはじめ、色んなものがなく、腱が突っ張った右足にはクッションが効かないので、もの凄い負荷がかかる。
平たく言うと、痛い。

でも、骨的な痛さではなくて筋的及び皮膚的な痛さなので、これはこうやって徐々にやってくしかないんだな。

で、加重30%が大体どのくらいなのかの感触を掴んだところで松葉杖で歩行。

まだ自分で思うように足首動かないのね。
なので、踵からではなく爪先のほうから体重が乗る。
いや、痛い。
さっきも書いたけど、本来クッションの働きすべきものが何も役に立たんので、痛いのよ。

痛さとバランスが崩れそうになるので、恐怖です。
歩くの怖い。

フロア一周でグッタリ…

ま、でも最初に足着けて歩いた時もこんな感じだったので、明日は多少慣れるだろう。

という事で、暇さえあれば足首のストレッチと足の裏のマッサージをしている。
暇さえあればというより、暇しかないようなもんだけど(笑)





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