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海月屋・辻正仁『短めでお願いします』

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地下鉄で人は変われる

結構遅い時間に始発駅から地下鉄に乗り込んだのだけどね。

当然のようにガラーンとしていた。で、僕の斜め向かいに素っぴんの女の子が腰掛けまして。

ぼわーんとした顔立ちで眉毛はなく、あおっちろい顔色。やせ形の体型でどうでもいいようなトレーナーとボロボロのジーンズという出で立ちだ。

そしてやたらと荷物がデカイ。
どっかから家出してきた栄養失調の娘が、その荷物を抱えたままビル清掃のバイトにでも行くんじゃないかといたた感じだった。

で、席に座ったその子が自分の横に置いたばかでかいバッグを開けて、中から色んなビンやらハケやらをだして座席に並べ始めた。
まぁ、ガラガラだから別にいいけど、こちらは一体何が始まるのかと、もう目が離せない。

そして地下鉄が出発。

始まったのは化粧だった。
座席に並べたビンの一つからなんかの液体を顔に擦り付け、また別のビンからなんかを塗りつけ、本格的な水彩画でもやってるみたいなでかいパレットみたいなのから、ハケになんかを擦り付けて顔に塗る。

で、筆をもちかえて目元は特に入念に何かやってる。
どうも眉毛も描き始めたようだが、片手に持ったロンパールームでミドリ先生が持ってたのと(古くてわからん例えだな)同じくらいのでかさの鏡に顔が隠れてよくわからん。

で、口紅も筆みたいので塗ってる。そして再度パレットから今度は茶托みたいなのを使って頬周辺に仕上げを施してるみたい。

やがて地下鉄は大通駅に近付き、彼女は手際よく自分の座席周辺に出していた諸々をバッグにほおりこむ。

で、駅に着く少し前に立ち上がった彼女の顔は、乗り込んだ時にみた子とは似ても似つかない綺麗な女性になっていた。

ナチュラルメイクに見えるんだが、目の形も大きさも違う。顔色が良くて健康的でもあるし、サバサバした色気まで漂うし、瞳の輝きまで違って見える。
心なしか顔の輪郭も違ってるぞ。


そして駅に到着。
ダラーっと車両に乗り込んだ時とは打って変わって、でかいバッグを肩に担いで颯爽と地下鉄を降りて行った。

モデルのお姉さんがクラブに遊びにいくかんじ。
多分、あのバッグには着替えも入ってるんじゃないかと…。

僅か20分で人はこんなにも変わるのか。よくハリウッド映画の特殊メイクで六時間かけたとか言ってるが、何の自慢にもならんぞ。

これから益々人を見る目、とくに若い女性に対する審美眼を磨かなくては、儚い夢を見る事になるなと・・・
それはともかく、昨日だったか新作のお知らせが出たけどさ。

まだお知らせは続くので、海月屋infoのチェックは怠らないように。




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ついにようやくやっとのことで



海月屋infoは見てくれました?

ははは、ようやく新作を発表いたしますよ。
まぁまぁまぁまぁ色々な方にお世話になりましてね。色々とご協力もいただいたりして。

うれしい限り。みなさん「辻にCD作らせてやろう」って気持ちを寄せていただいて。

今回はフルバンドですよ。ドラム、ベース、ギター、キーボードね。

ドラムはかつて一緒にバンドやってたヨースケ。ボーカリストはドラマーに一番こだわるってのが持論なんだけど、そういう意味でヨースケは僕の中で世界最高のドラマーである。

ベースは今回初めてお手合わせ願った小野さん。お互いにお互いのライブ見てて気になってたのね。で、この人なら「その場で作る」っていう僕のやり方でもやってくれるだろうと思いまして。

ギターもヨースケとかと一緒にバンドやってた沖田君。この人はバンド以降も事あるごとに手伝っていただいてるしね。バンドの時は一番ケンカしてたのに(笑)。 何も言わずとも自然と彼がバンマスですよ。

で、キーボードもおなじみの村山さん。もう本番直前にメモ紙渡すだけで一緒に演奏できるというね。

考えてみればすごい人たちに囲まれてるんだね。オレが歌詞だけ渡してギターかき鳴らして歌うだけで思い描く音を実現させることができるのも、この人たちの理解力と技術と反射神経とミュージシャンシップがあればこそ。

今回は全曲をこのメンバーでレコーディングしました。

そして、ゲスト。
まずは初めて聴いた時に感動するよりも先に涙があふれてきたカポウちゃんと一曲一緒に歌った。日用品のスペシャリスト(笑)でもある彼女にはスプーンをクラックしてもらったり、のこぎりを奏でてもいただいた。

それから、寺田英夫。ヒデちゃんには彼がライブでカバーしてくれている『素敵な君の歌』のコーラスアレンジをお願いして、もちろん声も入れさせてもらいましたよ。 その作業が終わった後で『ソファー』のボーカルディレクションもちょこっとやっていただいた。
よっぽど信頼できていて尊敬している人じゃないと、自分の歌にあーだこーだ言われたくないってのがあるからね。ほとんど初めてのこと。なんせ「こっちは長いことやってて、自分でこうやって歌いたくて書いた曲だ」みたいな自尊心はあるからね。 こっちから「ちょっと聞いてくれる?」なんてこちらから意見を求めるなんてまずない。

それでそのコーラスにnatsuちゃんとTomomiちゃんも参加。僕は寺田英夫、natsu、Tomomiという、北海道で考えるととんでもなく贅沢な人たちの声をバックに歌わせていただいたことになる。この曲をこの3人とってのはちょっとした夢だったんだよね。

そしてこの曲を入れ終わった後でTomomiちゃんにはんもう一曲コーラスをお願いした。やさぐれ感満載のロックンロールに彼女のキュートな声が加わると曲に込めた「ユーモア」がふんわりと漂ってくるな。

で、録音はジーコさん。彼の平屋を改造したスタジオがまた僕にとっては嬉しい場所でね(何と言っても流し台の横にミキサーがあるのだ!)。手づくりにはもってこいの環境。そして、テンポも小節数も決まってなければ、その場のアイディアで刻々と変わっていく録音にフレキシブルに対応していただける。アシスタントの船山君もこういう録音に興味駸々の様子で(多分、彼のような若い音楽人のレコーディングの概念とはずいぶん違うやり方なんだろうな)、一生懸命手伝ってくれた。

ジャケットはお気に入りの場所のひとつである「蔵乃カフェ」を使わせていただきました。場所が良い雰囲気だからね。そこに写っている人物も雰囲気が出るという塩梅(笑)。

写真を撮影してデザインしたのは樹さん。この作業もまた手作業であーだこーだ言いながらセッションみたいにして作った。

そのほか、実は今回の録音に関しては数年前からいくつかの企画を描いては諸事情で制作に至らず、その間にいろんな方に相談したり、意見をもらったりしてきた。その結果というか流れで今回のスタイルでの録音となった。つまり、全編フルバンドスタイルでその場で音を作り上げ、ほとんど一発録音でのレコーディング。そこに自分の好きなアーティストを招いて一緒に楽しむという...。
要するに、自分が一番やりたいなと思っていたことをやっていく流れが生まれたのね。

そしてそれをプレスするという所でまたいろんな方に力を貸していただいた。

本当にね。みなさん僕の思い描いているところをよく理解してくれて、そこにそれぞれの持ち味を加味していってくださって、何もなかったところから「作品」が生まれた。

そういうすべてを含めて「セッション」なんですよ。

思えば人生と言うのもそういう「セッション」の繰り返しだよなとか思いつつ。

そしてこの作品のセッションもまだ終わりではないのです。
コレを読んでいるアナタが買って聴いて何かを感じていただけるのなら、そこからまだまだセッションは続くのです。
今、舞い上がっていてキザな言い回しになってますが、そういうことなんです。

墓に入るまでが遠足です。






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焼肉への誓い



まぁ通常のライブなんかだとさ、まず数時間前に腹ごしらえしといてから、満腹感のない状態で本番やって打ち上げがあれば参加なわけだ。

しかし、今回は急遽のご出演て事で、先に予定が入ってた飲み会に出て、途中抜けしてライブやって、終わってから腹ごしらえで、みよしのというね…。

打ち上げに出てから本番みたいな気分でした(笑)

しかも飲み会が焼肉でさ。本番控えてるから満腹にする訳にもいかず、肉をちょっとと野菜と、でも腹になにもないのもマズイんで、ご飯をちょいと。

焼肉だった意味が自分的には何もなかったが仕方ない。
で、本番終わると当然何か食べたいんでね。

少量とは言え、タレ付けて肉だったのと、空気が乾燥してるのもあり、本番は喉がカラっカラ(笑)

でも楽しくやらせていただきました。


~ セットリスト ~

理由はいらない
三日月のかんざし
素敵な君の歌
さすらう
人生の折々に


はじめてお邪魔したMellowさん。雰囲気のあるよいお店だった。またお邪魔します。ありがとうございました。

そして、またしても世間は狭いなと思える事実も発覚(笑)。


ライブが終わってみると、やはり飲み会の焼肉はもうどこにも残っていない感じだったので、mitsumi夫婦に誘われるままにみよしのへ。
ご馳走していただきました。ありがとう。

しかしまぁ、ライブ前に焼肉に行っても殆ど食えないわ、腹に残らないわで、あんまり意味がない事を知ったよ。

この件に関してもいずれリベンジしてやる(笑)









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楽しからずや



そんなこんなで、けっきょく昨夜はほぼ眠らず今日も元気に生きてみた。

明日は6時起床で働いて飲み会に参加して、その後でライブ。
元気に生きてみよう。





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誘われたら会いに行くよ(『会いに行くよ』by自分)




いや~寝た

約20時間くらい寝たんじゃないだろうか?

これ、このあと寝れるんだろうかね?

そんな訳で、やろうと思ってたことはほぼ何もせずに1日が終わる。

それはそれでよい。

とりあえず打合せを幾つかと、連絡を幾つかな本日だったね。

で、いきなりですがライブ出ますよ。土曜日。

初めての場所に呼んでいただきました。

急遽で探してたらしく、急遽と言えばオレの出番(笑)。

スクランブルシンガーである。呼ばれたら行きますよもちろん。

この日は飲み会をこなしてからの参戦となる。ま、飲まない人だから問題ないけど、腹一杯食って行くとまずいよな…。

詳しくは『海月屋info』で





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雨に唄えば




雨だね。

この前『孤独の雨』って曲は書いたけどさ。

あんまり雨降りの曲は書いてない気がする。

雨は登場するけど、全編が雨の中って曲ね。

とか風呂に入りながら考えていたら、高校生の時にそういう歌を書いてた。

『横殴りの雨』という曲と『真夜中の雨』という曲だ。

多分、曲書いてラジカセで録音してそれっきりの曲。

試しに口ずさんでみたらスラスラと全部歌えたのでおどろいた。

歌は途絶えずに歌えたが、歌詞のあまりにもな有り様に息が途絶えそうなくらい恥ずかしかった。

風呂場で1人で照れる。

だいたい風呂に入っているという、何も身に付けず、何かがぶら下がった状態で高校生が書いた歌を歌ってるという姿が恥ずかしいよな、やっぱり。



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わすれてたのよ




大事なお届け物の不在通知が来てたのを忘れており、さらに大事な所有物を昨日某所に置き忘れており、大事な事を確認するのを忘れていて、全部をこなそうと思っていた本日。

目覚ましをセットするのを忘れており、危うく危ういことになるとこだった。

どたばた移動しながらメールのやり取りをしつつ、忘れ物を取りに行き、届けものを取りに行き、確認を取り、早々に明日の目覚ましもセットした。

そして今気がついた。

今日は日曜日。

移動の地下鉄、ドニチカキップ買うほうが安上がりなのを忘れてた。

それで、あと何書くつもりだったか忘れた。

明日まで自分の事を忘れませんように。






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本当にわかっているの?

どうも海月屋のお知らせは来週からになりそうですな。引き続きチェックを怠らないように。



それはそれとして

最近巷で活気付いている諸々…

いやいやい~んですよ。そのまま続けていただいて。

でもちょっと気になるのね。

それはそのことだけが解決すれば、自分たちの主張が通ればそれでおしまいという問題ではないのじゃないかと。

大きなシステムの中に組み込まれている、大きなものを止めようって事なんだよね。
と、すれば

それだけを止めて後は今までのような生活を維持できるってものではないんじゃないのかね?

このシステムの中の重要な一部を止めるということはだ、生産活動も経済活動も政治もその他諸々も何もかも変えていかなくては必ず破綻をきたす。

生活スタイルを変えればいいって問題じゃない。

今まで習慣的に慣れ親しんだ自分らの生活に対する、もっと言えば「人間社会の成り立ち」って事の価値観を変えていかなければならないということでしょう?
少なくとも僕はそう考える。

利権がどうのというだけの話じゃないんじゃないのかと。

それはね、たぶん僕が昔からいろんな人に言っては「何夢みたいな話してるんだ」って鼻で笑われたり、「世の中そんなもんじゃない」ってあしらわれたりしてた価値観に世の中が変っていかないとって話なんだと思うのさ。

いや、自分がそういう先見の明があったとか「ホラ見ろ」って事を言いたいんじゃないよ。

僕だってよくわからずに「こうなればいいな~」なんて暢気に考えてただけだし。

でもって、あんまり誰もまともに聞いてくれないから自分なりに色々調べたり、そういうことをやってたのね。
そんで「う~ん、こりゃ難しいな」とか思ったりもしてたわけさ。

それがまぁ、いろんなことがあって、皆さんの考えが「そういう価値観でいきましょう」ってことになったんならそりゃうれしいんだけどね。

極端に流れるよりも、もうちょっとそれがなくなるとどうなるのかって事を考えてみてもよいのではないかと。
それともこのまま突っ走るかい?

オレはそれでいいけど、思いもよらぬことで困ったり、またしても不平不満が生まれることになるかもしれんよ?

ってな事まで考えて、それでも「価値観を変えていこう」というのならいいんです。

もしくはそれは、一個をすぐに止めて、後はそういう切磋琢磨やら葛藤やらがあって長い時間をかけて徐々に変わっていくのかもしれないけど。

それは正直よくわからないし、シュミレーションする術を知らない。

ついでに、自分でも何言ってるんだかよくわからない…。

自分が賛同できる流れであっても、それが何をもたらすかってところがそんなに考えられてないとか、認識されてないとかって気配がして勢いに乗るのをためらってるんだな。

何も、動かしときましょうと言いたいわけではない。

ただ、止めた後に何をどうやっていくのかって事も練っておかないとなぁと思うのです。

燃料を別なもんに変えたら、エンジンも変えなきゃならんし、伝達系のパイプやらシステムを変更しなくてはならんし、そうやって動かすものはドライバーの意識も変えていかなきゃならんという話をしたいのです。

それは表向き「車」に見えても、だんだんと別な価値観で動く乗り物になるのです。
それを、エンジンやパイプやドライバーの意識が今のままで燃料だけ変えて快適な動きにはできないでしょうってことについて考えたいのです。ずっと考えていてもよくわからないでいることが、一気におきようとしてるから「え?」って気分にたまになるんです。

今日がそんな日でした。


念のために言っとくけど、僕もやっぱりすぐに止めたほうがいいとは思ってるよ。














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リハの風景




ふむ

某所にて打合せ中に始まった2人のお嬢さんねリハーサル。

僕は乾いた響きがするバイオリンの音色が好きなんだけどね。

そーゆー音がしていて気持ち良かった。

歌とピアノも素晴らしい。

僕はリハの音を聴いてるのが好きだったりする。

PAとかやってて、散々リハーサルを眺めてたせいもあるかもしらんが。

音的なアレよりはむしろ音を出しながら次第に演奏する人達の呼吸が揃ってくるのを感じられるところが好きなのかも。

良い音を聴きながらようやくの案件をすすめたりして。

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活動のお知らせは『海月屋info』というページを見てねというお知らせですよ

前からよくバッタリ知り合いに出くわすことが多いと書いてるけど、月、火、水のいずれもバッタリ知人に出くわす。

いやほんと、絶対に悪いことできないよなと思うよ。

んで、10月に入ってからずーっといろんなことの打ち合わせだとか、内容練ったりとか、諸々やってるんだけどね、あとご飯食べたり、フロに入ったりもしてるんだけどさ。いつ寝てるのやら…

で、たぶん今週末あたりからいくつかのお知らせが発表できる状態になるような気がしなくもないので、『海月屋info』の方をこまめにチェックしといてくださいな。



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今、眠気と空腹の狭間で葛藤している





と、いう事でライブやって来ました。

かなりお久しぶりな161倉庫。
なぜか恵庭の人大集合(笑)。
楽しかったな。


~ セットリスト ~

楽な気分で
理由はいらない
ソファー
座右の銘
さすらう


昨日書いた通り、ノープランで出向きまして。なんか自分の出番までの皆さんが楽しくよいかんじの空気にしてくれてたんで、乗っかって自然とアッパーな歌が多くなったな。

せっかくはじめましての面子だったのに打ち上げ参加できず残念というか、失礼しました。

機会があればまたぜひどこかで。





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インスピレーションで行きます




明日はライブ

久々に161倉庫です

また開演ギリギリで到着の予定

何をやるかは現場で考えます。

久々にノープランじゃ






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マリーという女



昨夜は某店にて数ヶ月前の某事のお疲れさま会と某女子の誕生祝いを兼ねつつ、来月予定の某事のユルイ打合せ。

そこにマリーがやって来た。

まぁ、その店のスタッフなんだからやって来るわなそりゃ。

マリーは実は某シンガーの別キャラでもあるのだが、とにかく昨夜やって来たのはマリーだった。

途中で本人も何度かキャラが混乱してたみたいだが、とにかくマリーだ。

マリーも一応シンガーのハズなんだが、そこらのお笑い芸人よりも喋りが面白い。ってか喋り続ける。

おかげさまで打合せは強制終了的に『後はメールで』みたいな終焉を迎え、マリーの話芸に笑い転げる。

アレはね、言葉を知っている人でなければできないね。いちいち言い回しが面白いのです。

いや、タダであんな面白い芸を間近で堪能できて得したよ。

喋り続けているもんだから、もう何が面白いんだかもわからないけど面白いという世界に突入。

さらにマリーは普通に入って来たお客さんにまでマリーのままで対応して笑いをとっていた。

また札幌で珍しい生き物に出会いました。


んで、今日は音楽処に用事があったので、時間を合わせてTomomiちゃんのインストアライブを覗きに行った。有りがたいことに彼女をみにきたお客様に何故か僕のCDをお買い上げいただきました。
行ってよかった(笑)

んで、明後日は自分のライブだな。





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今日が何の日か知っての事かい?



ホントにほんの一瞬のフラッシュバックのようなもんが起きた。

いや、フラッシュバックってもの自体経験した事ないからアレだけど、まぁ多分こーゆー感じなんだろう。
それは一瞬ながらやけに強烈で鮮明で確信的に何かを伝えてたような気がするのだが、あまりに強烈で最初は何を見てるのかわからないくらいでさ。

判断するより先に気持ちのほうが反応してたみたい。
ちとうろたえた。

なんでもない1日のふりして、一体なにを伝えようとしたの?





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なしのはなし



昨夜はすばらしいライブを堪能

高井麻奈由、すずきゆい、そして宮城から来た、幹の三組。

およそ同年代でみなさんピアノ弾き語り

といえどもそれぞれに個性があって共通項とそれぞれの違いが味わえるライブ

あ、もうひとつ言えるのは、キャラの方向性はそれぞれ違えども、みなさん天真爛漫(笑)

やはり音楽人の魅力というのはライブを見なければわからないもんだ。

楽曲も各々良いのだが、それは音源だけでも確認できる。

しかし歌の合間のMC(笑)

これはライブでないと。空気が伝わるというところではネットでの中継でも伝わらないところもあるし。

ま、麻奈由ちゃんとゆいチャンは以前からしっているのだけれど(開演前に二人の顔見て、やけに綺麗にしているなと思ったらカズちゃんがメイクしてくれたんだそうだ)、幹ちゃん(知り合いになったので「さん」ではなく「ちゃん」に変更)のあの歌の力と、MCのボケっぷりのギャップが…

ノリは良いがテンポがゆるい(笑)
すばらしい。

打ち上げでは前日のしゃぶしゃぶに引き続きまたもや暴食いたしました。
楽しいから食が進む上においしくて食に歯止めが利かない。

うん、同世代の三人、こういうところからそれそれのつながりを広げてお互いに刺激しあっていけたらいいね。

で、幹ちゃんが地元のおみやげってことで蔵王でとれた梨を持ってきてくれてまして。

こんな旨い梨を食ったことなかったよ。


味がしっかりしてて瑞々しくて力がある。
食ってて幸せ。

まさにそういうライブだったよなとか思いつつ、こちらも大量に味わう。

みなさんおつかれさまでした。

そしてカズちゃん

アナタ素晴らしいことを企画しましたよ。

ほんとお疲れさん。







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しゃぶ漬けの一夜




久しぶりにこれでもかというぐらいの肉を満喫

しゃぶしゃぶ

ラムしゃぶが好きねんだけどね。
さっぱりしていて食が進む。さっぱりしているけど味わい深い。だから進む。ひたすら進む。野を超え山を越え丘を超え、気がつけば自分の限界を超えようとしている。

毎回そうなのだ。

さっぱりしていたはずなのに、あんだけ食うと肉肉した感触に全身、しかも体の内側から獣じみた感触がする。これはこれで雑食動物としてたまに体感できるのは良いことだろう。

腹がキツイぜ。

そんなわけで公衆トイレの前で「ちょっとオレはここに急用がある」という事で連れと別れた。

ごちそうさまでした。

なんかチャージできたな。

明日はマルノクでの高井麻奈由、すずきゆい、幹の女性三組のライブに元気なおじさんが鑑賞しに行きます。


あぁ、ハラがキツイ…
でもまた一ヶ月もすると食いたくなるんだよな。



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ミューズはなぜこんな日にやって来るのか?



すっげぇ眠いしダルいしクタクタなのね、今日は。

でもやって来てしまいました。

歌詞とメロがセットでほぼ全体の半分くらい。
そして、曲構成も見えとる。

これ、どんなに眠くても仕上げるまで眠れなくなるパターンだな…

ようこそ、いらっしゃいまし。




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おばかなあいのうた

たまにやるYouTubeから映像拝借して音楽話するシリーズ。

コレ、携帯からアクセスすると映像見れないんだけどね。そーゆー人は機会があればPCでひとつ。

で、今回はラブソングについてではないんだけど、個人的に普段あまり関心を持っていないというか、別段熱心に聴きこんでいるわけではない人たちのを。

音楽性がある程度理解できて、ちゃんと作ってあれば僕はそんなにこだわらないのね。なんちゅうか自分の趣向にそぐわない人の作品でも、その人なりの芯の通った考えのもとに作られてるなら納得できるし、結構好感を持つ。

たとえばチャゲアスなんてあんまり聴かないワケですよ。
何曲かいいなと思う曲はあるけれど。

で、彼らの中で一番いいなと思うのがこの曲なのね。

なんか世の中にいわゆるメッセージソングっちゅうか「オレの生き様」とか「世の中のなんちゃらを吹っ飛ばすぜ」みたいな曲が人気だった頃に出したシングル。

たしかこのシングル出す以前は彼らはすこし低迷してたと記憶している。
音楽的な傾向もフラついてたのが、この曲以降はポップソングにブラックコンテンポラリー的なアプローチを加えたようなサウンドを中心にすそ野を広げていった感がある。

本人たちにとってどうかは知らんけれど、さして熱心にでもなく聴いていた僕にとっては彼らのひとつのエポックメイキングな曲なんじゃないかと解釈してるんだけど、どうなんだろう?

先に挙げたような「生き様」チックな歌が主流の時代というのは、チャゲアスや当時の小田和正みたいな人たちにはやり難い時代でもあったんだろうと思う。
多分、彼らは彼らの美学として、音楽にそういうものを極端には持ち込みたくないと思っているように感じる。すくなくともそこを「ウリ」にするような楽曲は潔しとしないんじゃないかな?
におわせることはあっても、あくまでも音楽の美しさで勝負みたいな。

そういう彼らなりの主張がこの曲にはあると思うのね。
しばらく悩んだけれど、自分らはコレでいくよみたいな決意も感じるし。そしてこれは「君」に向けた個人的なラブソングを装って(音楽として機能させるために主張を論文のようにしない方法だよね)、ファンに向けての声明のような気もする。
少なくとも僕はこの曲をずっとそう解釈しているし、だから好きなんだな。

巷には気合い入って生きざまを叫ぶような歌があふれてるけど、そんなのは自分のファンに聞かせたくない。気持ちよく聞けるのはキレイなラブソングで、それを魂こめてファンの皆さんに提供しますよ。

という決意表明みたいな…。

なので、その解釈でいうとこの曲は歌詞的にはワンコーラス目でほぼ役目を果たしている。
でもってあっぱれなのが2コーラス目の歌詞で、主張を下敷きにしてラブソングに仕立てたワンコーラス目の歌詞の表面の世界を美しく継承して、本当にたわいもないラブソングを実践しているのね。そして言葉の表現が美しいというか粋だとおもうんだな。
『長い間打ち明けられずに ほんの星の夜にふと転がった』
とか
『恋が歌になろうとしてる』
とかね。

言葉が素敵だと思う。





んでそういう主張で思い出すのがポール・マッカートニーの『Silly Love Song』。

この曲、「ポールは馬鹿げたラブソングしか書かない」との評論を聞いて書いたのだとか。

「馬鹿げたラブソングの何が悪い? オレはそれが好きだし、ラブソングを聴きたい人は世界中にたくさんいるよ」
という歌。

ごもっともでもあり、世界中に聴きたい人がいると堂々と言って納得できる人はなかなかいない。

その馬鹿げたラブソングをこんだけグルービーかつ流麗に仕上げた処にポールの意地と美学が詰まってるなと








 


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カズちゃんのこと

カズちゃんと知り合ったのは昨年だったかな?
円山夜想のスタッフさんとして音楽の話から猥談までしっかりこなせる女性である。
すんなりと深いところの話もできたりするんで、多分人種の分類としては同じ種に属してるんだろうと思う。どういう分類方法かはよくわからんが。
まぁマルノクの人たちはみなさんそんな感じがする。

カズちゃんはマルノクのほかにファッジというお店でも働いてたり、猫カフェで働いていたり、なんだかお化粧セラピーみたいな事もしているらしい。働き者だ。そして今時の女性に珍しくhi-liteを吸っている。

一度カズちゃんにどんな音楽が好きか訊ねた時、彼女は「色んなの好きだけど…」としばらく考えた後に「強いて言えばロバート・ジョンソン」と答えたので笑った。
その年齢でロバート・ジョンソンってのがまたアレだし、この答って「体の部分のどこが好き?」と聞かれて「DNA」と答えてるようなもんである(笑)。

北海道で生まれ、つい2年ほど前までは東北で暮らし、北海道に戻ってきたのだそう。
東北に暮らしていたときは先ごろマルノクでライブを行ったHEAT WAVEの山口洋さんのご友人である森田さんのレコード店でも働いていたので、山口さんとも交流があり、マルノクの本間さんもHEAT WAVE大好き、僕がその店に誘われてライブをやらせてもらうようになり、そこに以前から山口さんの北海道ライブの手伝いなんかやっていて、何年か前には僕もちょこっとかかわらせてもらったチエミちゃんが訪れて… みたいな流れがあり、マルノクで山口さんのライブが実現し、そこに福島にすむ森田さんもやってきて、被災地に暮らす方の現状や心情など直接話を聞かせていただけたりもした。


カズちゃんが北海道に戻って来て間もなく、友人知人が数多く住むかの地が震災にみまわれた。
自分が働いたり遊んだり泣いたり笑ったり恋をしたり人を憎んだり人の世話になったりした場所が、その日常が崩れ落ち波にさらわれる姿を、知り合いがその只中にいる(あるいはいなくなった)ということを海峡を隔てた隣の場所で知るというのは、ちょっとキツイだろうなという気がする。

この辺は僕が何かを語れたもんではないだろう。

なんとなくカズちゃんと話をしていると、現在の彼女にはそのことがベースになっている部分があるように感じる。うまく言えないけれど。

さっき話した山口さんのご友人の森田さん。モリタミュージックの社長さんなわけだが、福島で被災され、落ち着くまで80歳のおかぁさんをどうにかしなければならない状況になった時に、カズちゃんが「わたしが何とかする!」と言って、自分の8畳ワンルームの部屋に森田さんのお母さんを預かって面倒を見てたのだそうだ。

ちょっと僕にはそんな事できないなと思うよ。

山口さんが友人との繋がりから、福島県相馬市をピンポイントで支援する「My Life Is My Message」というプロジェクトの中心にいることも、カズちゃんがマルノクにいることも、その店で山口さんがライブをやったことも(ちなみに、11月にはこのプロジェクトに参加しているシンガーソングライターおおはた雄一さんのライブも決定している)、お店で『500L』というユニークなチャリティライブを企画して「My Life Is My Message」に緩やかに協力するのも、僕を含めそこに色んな方が呼び寄せられて形のない何かを形作っているのも何かのご縁を強く感じたりする。

で、そのカズちゃん。
東北の地にも北海道にも強い思い入れがあるのだねきっと。

庶民のレベルで双方が繋がり元気になれる事を考えていらっしゃる。小さなことをコツコツと。

なにもチャリティでお金送ることだけが支援じゃないしね。
前にも書いたけど、どちらかがどちらかを助けるなんてことではなくて、一緒に何かを生み出すってことがそれぞれの力や喜びになれたりすることもあると思うんだな。

僕としてはそんな感じでカズちゃんの話を聞いてたりする。

それで今回、カズちゃんは宮城県在住の「幹」というシンガーソングライターを札幌に呼んだ。
東北で活躍する素晴らしい音楽人を北海道にも紹介して活動の輪を広げようとか、北海道の人たちにも知ってもらいたいという気持ちなんだと思うよ。

そんなことを聞きながら「なら、札幌の音楽人とも交流が持てる機会があると、こちらの人たちにも刺激があってよいかもね」なんて話したりして…。
その幹さんの音を聴かせてもらったら、僕自身も一発でツボに入った。そしてライブはこんなものじゃないって話だ。楽しみ。
資料とかも見せてもらったら、かの須藤晃氏がプロデュースしてたりして…

そんなこんなで、微力ながら僕も少しお手伝いさせていただきまして、幹さんが札幌で3日間ライブをやりますよ。

10月の5日、6日、7日。

7日の夜はマルノクで札幌のすずきゆいちゃん、高井麻奈由ちゃんとご一緒。

詳細はコチラをご覧くだされ
     ↓
http://miki-info.tumblr.com/

かなり感動できる歌が聴けると思うよ。
で、ついでにカズちゃん見つけて話してみるとよい。




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ひたいがいたい



それで先日のライブ後にマルノクのソファーで目覚めてさ、ちと面倒になり荷物は預けて帰ったんだよね。
で、翌日取りに行ってサクッと帰るつもりだったんだけど、思わず本間さんと深い雑談とか今後のアレコレとか話し込んじゃって結局2時だったかな?

んで、昨夜はこの日記を書き込みしようとしながら気を失ってた(笑)

んで今夜。
たまにまともに睡眠取ってみようかなとか思いつつ、月が良い加減で、うつろに眺めながら夜は更けてゆく…

ところで、昨日きれいに磨きぬかれたガラスに気づかずおもいっきり額を打ち付けて、寺の鐘の音かってくらいの諸行無常な音を響き渡らせたんだけどさ。

まだ痛いよ。

そのガラスの向こう側を覗きこもうとしてただけなのに、どんだけ勢いつけてその方向に頭向けたんだ?





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