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海月屋・辻正仁『短めでお願いします』

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結局何か言いたがる性分(笑)


「こういう時に何もしないのでアノ人にはがっかりした」
「こんな時になんて不謹慎なんだ」
「いったい自分に何ができるのかはわからないけど」

このような言葉がネットに飛び交っている。

何もしない=ダメだ

という思考には個人的についていけない。

自分のいてもたってもいられない気持ち(その善意を否定はしたくないけど)だけが優先される状況にもうなずけない。

何もできないことで思い悩む必要も感じない。

不謹慎にいたっては恥ずかしながら基準がわからない。

いずれにしてもこれらの事は被災して困っている方々の現状とはあんまり関係ないような気がするんだが、どうだろう?

おそらく

「ちゃんと助けになろう」
と思っている人たちは黙々と行動し、あるいは多数の協力を必要とする際にはその為の具体的な提言をし協力を求めてるんだろう。
あるいは、集まれる者で慎重に意見を交わし、実情を冷静に認識しようとしながら、この先の事も見据えた上でどうリアクションするべきかを検討しているかもしれない。

もしくは、これまでの市民ボランティアでの「善意からの弊害」について調べて「自分に何ができるか」あるいは「自分が何をしてはいけないか」の行動を考えるヒントにしているかもしれない。

またある人はコンビニの買い物でのつり銭を募金箱に入れているんだろうな。

まずは自分や家族が同じ状況に陥ったときに備えての対策を講じているかもしれない。




ところで、今回のようなことになると現場で一番有効な情報取得の手立てはラジオであるようだ。

電話も混線や不通、インターネットもアクセス困難、テレビなんか壊れて使い物にならないのがほとんどだろう。
第一、電源供給がままならない。

ラジオでヒューマンな発言をするのも大切だが、非常災害時にそのラジオ局から有効な情報を地域住民に発信できる体制が整備されているのかどうかを再度ご確認いただきたい気がする。僕が災害にあったときはやはりラジオが頼りになるんだろうし。

さて、かくいう僕は今回の件に対して何をやっているのかというと、感情的になるのを極力抑えようとしている。
正直、冷静に考えて自分がのこのこ出て行ってできることなんかほとんどない。

とりあえず、以前の災害時の市民のリアクションでどんな問題があったかを調べなおしたりしながら、札幌で自分の生活をつつがなく行いながら今後何かできることがあるのか(またはできるけどしないほうがいいことは何か)を考えてみたりしてる。
あと、もうちょっとだけ諸々。

なんといってもこちらは『支援のシロウト』であるからして。

啓蒙活動や具体的な行動への発言は影響力のある人たちとか、人気のある音楽人とか諸々の活動をしている人たちに委ねたほうがいいし、そのほうが分散しなくていいし。

個人的にやることなんて特に発表するつもりもない。

ちなみに、常日頃からテレビや冷蔵庫からドライアーにいたるまで生活家電を持たず、自宅で音楽を聴くのも週に一回アルバム1枚聴くか聴かないかという程度。部屋の照明はキッチンの上の蛍光灯(部屋全体が間接照明っぽくなって落ち着く)のみ。家ではPCも利用していない。暖房も寝る前の2~3時間程度しか利用していないという日常で、節電するつもりもない。



こういった事は自分の偏った発言ができるこのブログで自分の気が静まる程度に吐き出して終わり。

いずれにしても今困っている人たちの現状とは関係のない事だね。









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