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海月屋・辻正仁『短めでお願いします』

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何でこんなもの書いたかな?

怪物の夜


                    怪物の夜がやって来て私を飲み

 胃液のような空気が纏わりつき
        
             私の五感や思考や精神を苛む
 
    その胃液に鹹めとられて私は溶解しながら硬く凝固する

                          この一夜をなんとか凌げれば良いのだが…

      しかし怪物の夜はどこからか無数の触手を伸ばし私を捉え

私は怪物の養分として変容する

                          抗いようもなく私は自ら怪物の夜の只中へ

          隠れ場所を探す程に怪物の胃の中へと迷い込む



                             絶望、羨望、執着、倒錯、傲慢、欺瞞、不安…


      触手は夜の何処から私に伸びるのか?

あるいはそれは私の中の小さな螺旋から芽生え侵食し始めるのか?

                   忍び寄る触手と生え育つ触手が互いを呼び合い結合すると

             私もまた怪物になり

                      怪物の触手となり

さらなる獲物を求めてノタウツヨウニウゴメク


         怪物の夜に見た星は

                             無表情な女の侮蔑した眼差しのように冷たい

         恥じる程に私は醜い触手となって怪物を肥らせる


怪物の夜

          胃粘膜に覆われた私の身体

                              生臭い嫌なニオイに顔を顰めながら

       私はそのニオイを嗅がずにはいられない

                  そうしなければ呼吸できない


                                           怪物の夜

      飲み込まれた私は醜悪のニオイに塗れながら

怪物の胃の中で溶解し凝固しながら

                  五感の全てを抗えぬ指令に支配されながら

                        私のほとんどが新たな触手となり破廉恥に踊りながら

   まだかすかに残された私のような揺らぎと

                 どこからか差し込む希望のような気配を頼りに

この無様を言葉に紡ぎ

                                 透き通る鏃のごとく研磨し

               怪物の胃壁に突き立てる


                        私の全てが怪物に取り込まれる前に



                                  ここに月の光の一滴を呼び入れる為に






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そっと瞳を閉じて 耳を澄ましてごらん(『声』 by 3自分)

歩いていてバッタリ叔母に出会い、話ながら歩いていたら、バッタリ昔の同僚に出会った。

こちらもあまり時間はなく、あちらも結構時間はなく、ご挨拶程度でしたが、またいずれ。


それはそうと、いろんな所からいろんな形で声はしてたんだよね。
そんな気がしながら、ちょっと強引に行ってしまおうとした本日ってか昨日。

もっと自分の直感を信頼しようと思いましたよ。

うん、俗っぽく行こうとしたのが良くなかったな。
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