らしくいたいらしい2009-09-22 Tue 23:59
※今日は、10代後半から20代前半の人たちが8組出演した、とある催しを見てきた。お目当てだった一人を除くと、初めて見る中に一人スゲぇ好きなのがいた。音楽的に。好みの問題。
他にちょっと気になったのが一人と、好感が持てたのが一人かな? 要するに、僕が気に入った人というのは、声が前(客席)に向かってきてたって事なんだろうと思う。 その他のみなさんも、自分の若い頃と較べて(ヘタすると今と較べても)、技術的には上手なんだろう。でもね、せっかく好きなことやってるんだしね、自分に何がしかの「伝えたい」って衝動があってやっていることなんだろうから、もっと元気にね。 はっちゃけて欲しいな。 ※最近、「自分らしく」とか「君は君のままで」みたいな歌がとても気になる。その主張自体がちっとも自分らしくないくらい巷に溢れているから。今なら「できるだけ周りに併せて生きていきたい」とか「人の言いなりになりたい」とか歌った方が個性的じゃないかと思えてくる。問題は、「自分らしく」というテーマではなく、そのテーマを伝える歌詞やメロディーや歌い方ってか”気持ち”がステレオタイプだってことなんだろうね。主張自体はキライではないのだ。 できれば、「自分らしさ」をテーマにしたありふれた歌よりも、ありふれたことを「その人らしく」表現したコトバや歌を聴きたい。 「じゃあ、自分らしい君ってどういうの?」ってことである。 ※例えば、「E、A、B7」の3つのコードでワンコーラス12小節という、ブルースや初期ロックンロールの典型的なパターンというか、音楽のフォーマットがある。僕が好きなのは「ピープル・ゲット・レディ」でおなじみ「C-Am-F-C」をひたすら繰り返す、ソウルのフォーマットだ。こうした定型に納めた楽曲というのは腐るほどあるが、往年のそれを聴くと、より個々のアーティストの個性が伝わってきたりする。それは各々の歌い方、歌いまわし、気持ちの乗せかた、コトバの選び方や響かせ方によるもんなんだと思う。 要は自分らしくある人は、何をどうやっても自分らしいのだ。とも考えられる。 ※現時点での結論。 音楽は、あらゆる『らしくある』ことからも自由であるべきだ。ってことからも自由であれ。 スポンサーサイト
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