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海月屋・辻正仁『短めでお願いします』

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ポケットにミカン

102年
生き抜いて、旅立った人がいる。
僕のじいちゃんだ。
今朝のことだったそう。

さっき顔を見に行ってきた。
全然シワがないよ。

おそらく、彼の世代の日本男児としては珍しいと思うのだが
誰憚ることなく、堂々と誇らしげに『愛』という言葉を発する人だった。

もうずっと前のことだけど、じいちゃんもばぁちゃんもまだ元気で
二人で砂川の家に住んでた頃
コーヒー豆を土産に遊びに行ったことがある。
不精な僕が顔を見せることは滅多になく
喜んだじいちゃんは「正仁が持ってきたコーヒーは特別な日にしか飲まん」
と決めてたそうで
その2年後に遊びに行った時に、そのコーヒーを淹れてくれた(笑)

その酸味の効いた(笑)コーヒーを飲みながら
なぜだったか、この老夫婦の若かりし頃の話になった。
ばぁちゃんが教えてくれたエピソード

結婚前の若い二人は神戸(だったと思う)にいた
当時二人にはそんなに金もなく
あったところで、若者が遊ぶ場所すらない時代
二人のデートは
街をブラブラと歩いて、そして帰ってくるだけのもの
冬のある日のそんなデートで
歩きながらじいちゃんは、コートのポケットからミカンを取り出し
二人でそれを歩きながら食べた
一個食べ終えると、じいちゃんはまたポケットからミカンを取り出し
それをまた食べながら歩く
それを食べ終えるとまた一個、そしてもう一個、さらにもう一個…
どれだけ食べてもミカンはじいちゃんのコートから次々に出てくる。

「この人のコートには、一体いくつミカンが入ってるんやろう? と思ったんやぁ~」
と、ばぁちゃんはニコニコしながら話してくれた。

オチもなにもない、ただそれだけの話。

僕はこの話が大好きである。








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したっけちゃん

本日、cafe aminaのライブ、無事終了。考えてみれば初のカフェライブだった。
HPで拝見して楽しみにしていた通りの、僕の好みにあったお店。初めての場所なのに、入ったとたんに和む。
リハを終えてカウンター席で寛いでいると、目の前に愛嬌のある小さな置物が3体並んでいて、目が合った。お店のマスコットキャラクター『したっけちゃん』である。

shitakke1.jpg

こういう手作りな感じは大好きなので、写真に収めてみた。
そんで、気が付いたらその向こう側にあったカゴの中に、さらに『したっけちゃん』がたくさんいらっしゃったので、全部出して並べてみた。

shitakke2.jpg

みなさん、微妙にキャラが違う。猫だったり天使がいたりする。結構ウキウキさせられる。
そんでさらに、手書きで細かな文字がびっしり書き込まれたミニコミのような冊子も発見。どうも、これら一連のものは、お客さんが制作に関わっているらしい。なんか、そういうお店って、ちゃんとそういう空気が流れているもので、妙に居心地が良いのです。

minikomi.jpg

そんなわけで、今回は写真連発である。

ということで、ご機嫌になりつつ、コーヒーを味わいつつ、この空気でどんな曲を歌うかを考えて過ごす。今回は、店に入った途端に座って歌うことだけはひらめいたので、慣れないことではあるが、軽いチャレンジをしてみた。
先日の『男祭り』から随分と振れ幅の大きいステージだ。お約束通り、全編まったく違うことをやってみた。
が、イスに座ることの不慣れさからか、久しぶりに上がった。そんで、最初はペースがつかめずに、心の中が大変慌しいことになっていた。ようやく落ち着いたのは、シャレで『はじめてのチュウ』を歌ったあたりからだろうか? それにしても、ポイントである『素敵な君の歌』のブリッヂの部分をスッポリ歌い忘れてしまうという、大変珍しいミスまで犯す。多分初めて聴いた人は分からなかったと思うけど、一番いいところが抜け落ちたバージョンを聴いていただきました(笑)。しかも、そのことに気づいたのは、最後の曲を歌ってるときだったという…。

でも、なんだかんだで、気持ちよく歌わせていただきました。普段、今回のような「しっとり系」をメインにしたライブをやらないので、自分でも新鮮だった。っていうか、限られた時間の中で誤解されたくない気持ちがあり、気合充分な曲を優先させてきたんだが、最近はどうでもいいというか、その場の空気に沿って、お客さんが楽しんでもらえるならそれでいいんじゃないかと思えてきた。ようやく(笑)。

お店の方達もとても暖かく迎えてくれて、楽しくすごせました。そのうち、普通にコーヒー飲ませてもらいに行こうと思う。
そして、『男祭り』と『カフェライブ』、生徒でもない僕に声をかけてくれて、しかも、二つともトリで毛色の違うそれぞれの企画を僕が締めくくるという、面白いことを経験する機会を与えてくれた、谷藤さんこと、師匠こと、タニーには、本当に感謝である。色々と次の事も考えているらしく、段階を踏んで僕に与えるプレッシャーを増やしていく作戦らしい(笑)。

そんでもって、今回は樹さん、和さんという、僕の活動の身の周りを世話してくれている二人が、お弁当を作ってきてくれた。これがまた絶品であった。ご馳走様。
弁当に関しては、撮影ということを思いつく間もなく完食してしまいました。近々樹さんプロデュースでの幾つかの事柄も発表できそうなので、そちらもお楽しみに。ってか僕がお楽しみにしている。


 

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しっとりやるよ

明日はまたライブである。
アクセスはあまり良くない場所らしいのだが、とても雰囲気のあるカフェなので、ぜひ寛ぎにいらっしゃいませ。店に駐車場もないようだけど、店にきたら、近場の駐車場のリストみたいのも渡してくれるそうです。車以外だと、市電が便利だそうです。

cafe aminaの場所は
札幌市中央区南9西16-3-17(市電西線9条旭山公園通り駅、徒歩5分位) 
OPEN19:00 START19:30 でございます。

ちなみに、僕も行ったことがないので、明日は競演のTomomiちゃんに連れて行ってもらうことにした。

                                        
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『男祭り』終了

kuuジャケ
        ↑
そんで、コレが24日発売となった『海月屋公式海賊盤②~弾き語り【空(kuu)】』のジャケットである。本日のライブでは、【色(shiki)】共々お買い上げいただいた方もいて有難うございました。なんといっても、今回のライブの主宰でもある谷藤師匠が一生懸命宣伝してくれて、本当にありがたい。

ということで、本日のライブ、師匠の発案による「男祭り」。男ばかり4組出演という、リハの段階からむさくるしい状態で、楽しくやってきた。師匠は自身のユニット「Recall」ではなく、「TM FOOTWARK」というユニットで出演。カバーばかりを披露してたが、選曲がさすがであった。

僕も一応、ライブの趣旨にそった選曲をしてみたつもりだったが、はたしてどんなもんだったかな? 日曜日はうってかわってカフェでのライブ。こちらも師匠企画に呼んでいただいたのだが、今日とはコンセプトも場の雰囲気も全然違うライブである。当然、他の出演者の毛色もまるで違う。時間を置かずに、違うタイプのステージをいかにこなすか? という課題を与えられたようなものだ。面白い!
自分でも、その違いを楽しんでやろうと思っている。全曲、今日とは別メニューで歌うつもりだ。

ところで、ライブを終えたあと、谷藤氏に見事に僕の性格を見抜かれており、ちょっと照れた。さすがに多くの生徒を見てきた人である。なんか、あんまりにも本質をズバリと言われた居心地の悪さと、自分の歌から自分の本質がちゃんと伝わっていることの嬉しさが行ったり来たりしてました。
どうも、分かる人にはわかりやすい男のようでございます。

あ、帰りは出演者のokkuさんに送っていただいた。どうもありがとう。
男祭りもまたやりたいな。個人的には、今日のリハのネタが気に入っている。まぁ、客前でやるもんじゃないけど。問題は、リハなのに、本番で歌う曲はやらずに、ネタをやっていることだ。いや、ある意味モチベーションを高めるために必要なんだよ。ってことにしといてよ。








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今夜、秋になりました

秋のにおいがしたので、約束通りご報告。
今日から秋です。
もしくは、鼻づまりが治りました。

そして、明日は「海月屋公式海賊盤②~弾き語り【空(kuu)】」が発売である。
26日はフライアーパークでのライブである。
28日はcafe aminaでのライブである。

よろしくね。


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準備中

『海月屋公式海賊盤②~【空(kuu)】』、明後日発売である。昨日はジャケットデザインのItsukiさんと、スッタモンダしながら、ジャケと帯を制作。それから手分けして切ったり折ったり。その他にも音源の複製やら、ケースへの組み込み、ラベル貼りなどやっている。 こういうのって、面倒が多いし、なれてないからトラブルも発生したりするが、それでも楽しい。制作の全工程を自分達の手で行い、聴いてくれる人の手元に渡るんだから。

そんなワケで、今日のラジオにはItsukiさんがやってきて、彼女が仕上げたジャケットを受け取り、コチラで失敗したラベル(シールになっていない裏面に印刷してた)を渡し、また作業を手分けだ。ついでに彼女は、放送卓の操作を覚えるため、僕の番組を使って研修も行っていった。
それから、ショータに渡す分のCDにサインをして、彼女に預けた。

ショータが何者かは、またいずれ紹介できる機会が訪れることになるハズである。

これから御飯食べて、CDショップ「音楽処」に納品する分の組み込み作業である。

とにかくハラが減った。

風邪は明日治る。スケジュール帳に書いてあるから、間違いない。



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頼るほどの写真じゃないな

今日は午前中から出回ったり、原稿書きながら(あるいは考えながら)空いた時間などを利用して、とりあえずその辺で見かけたものを写真に納め、コメントを一言入れるということをやってみた。やってみたら、大して面白くなかった。
いい写真にいい一言があるだけで面白いブログというのが世の中にはある。そういうのを拝見したりもする。が、自分でやってみたら、案の定写真はダメだわ、コメントもカチっとこないわで、やはり、どうでもいいような文章をダラダラかいているほうが性に合っているようだ。
写真がUPできるようになったので、写真に頼ったことをやっても面白くならないらしい。やはり、ちゃんと写真を撮れる人がやらんとならんのだな。

それはともかく、途中で「画面の真ん中にヘリがいたハズ」というコメントを載せた、空を撮影したヤツがあったのだが、本当に、ヘリが目視できたのだ。丁度真ん中あたりにアングルを取って、撮影したのに写ってないのだ。ヘリは親指大くらいの大きさで見えていて、バラバラバラバラとうるさい音を立てて、しばらく滞空していたのだ。ちなみに、一枚撮ってなぜか写ってなかったので、合計3枚撮ったが、どれにも写ってなかった。
矢追純一の出番かもしれない。

ちまみに、矢追氏はかつて日本テレビのディレクターで、在籍当時スタートした刑事ドラマ「太陽にほえろ!」の七曲署管轄である「矢追町」というのは、彼の名前に由来する。

それはともかく、明日は楽しいキャンプ(のできる場所を紹介するための撮影を現地でするための手伝い)に招かれていたのだが(おいしいアウトドア料理もいただけるのだが)、まだ風邪が完治しておらず、大事を取って御辞退させていただいた。ちと残念。
あすも沢山文章を書こうと思う。

ところで本日、谷藤師匠から電話があり、29日の『cafe amina』でのライブの件で、店に問い合わせがあったらしい。チケットの入手手段の問い合わせだったようだが、特にチケットはない。当日、店でお金を払っていただければドリンク付きでライブを観てもらえるシステムでありますので、御了承を。
ちなみに、フライアーパークでのライブもいつもそのようなスタイルで行っている。

んで、師匠のブログやらHPで拝見したところ、とても感じの良いカフェのようで、なおかつカップが素敵だ。あのカップでコーヒーを頂くのを楽しみにしてたりする。



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観覧車を観覧

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ほとんど誰も乗せずに
一日中周り続ける
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人を待つ

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ひまつぶしはお手のもの
ぼーっとしていればよい
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写らないんです

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画面中央にヘリコプターがいたんだが・・・
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ハナウタ

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多分、歌ってると思う
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創造と破壊

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どっちがどっちやら
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朝の空

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いつだって完璧
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朝方ムーンライト(by サザンオールスターズ)

昨夜は、早く風邪を治したいがために、珍しく早く寝てみた。多分、日付が変わる頃には就寝してたかと思う。
そしたら、慣れないことしたせいか、午前5時にはバッチリ目覚めてしまい、いかんともしがたい。なんだか誰かに呼ばれて起きたような気がするのだが、特に用事はないらしく、起きたあとは知らん振りだ。誰もいない。
それで、なんか落ちつかなくなってしまい、早朝の散歩。ちなみに、風邪に好転の兆しはなく、出かけたはいいが、なんだか意識がハッキリしない。
とりあえず、西の空にモーニングムーンがぽか~んと見えていたので、携帯で写真を撮ってみたりして、しばらくブラブラしてから、また寝床に戻ってみると、さくっと眠りに落ちた。

という夢を見た。




と、思ってた。
8時半に目覚めて、何か早朝の往来を徘徊している夢をみたなぁと思っていたのだ。

が、どうやら本当に徘徊してたらしく、夕方に携帯のカメラいじってたら、早朝に撮影したらしき月の写真があった。

それがこちら
  ↓
morningmoon.jpg
同じ大きさくらいの円形の発光体が二つ
あるが、右側は多分、街灯かUFOだと思う


おそらく、誰かに起されて、写真を撮りに行ったのだろう。おぼろげな記憶ながら、やはり夢ではなかったらしい。寝惚けてたんだな。

ところで、二度寝してから再び目覚めた時、僕はTシャツを着て、下はスッポンポンの状態であった。一瞬、「まさかコレで外を歩き回ったのではあるまいな?」と不安になったが、玄関に行くと、靴の上に脱ぎ捨てられたジーパンが覆いかぶさっていた。どうやら、靴を脱ぐ時に一緒に脱いだらしい。

ちなみに、パンツに関しては、まだ発見されていない。


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また写真を忘れた

本日、自分の番組にはギターデュオの「池庄」のお二人がゲストで登場。池田さんと庄司さんで「池庄」である。 10月にある、名ギタリスト、トミー・エマニュエルの札幌公演オープニング・アクトを務めるそうで、その宣伝であった。スタジオで生演奏もしてもらった。とても普段僕が演奏しているものと同じ楽器とは思えない音だ(笑)。知らないコード満載でございました。
池田さんの方は、キッコリーズのギタリストでもあるので、色々と世話になっていたりもする。
そんなワケで、スタジオライブの様子を写真に納めて披露するつもりでいたのだが、すっかり忘れて、演奏に聴き入っていた。

自分のライブは、ひょんなことから26日と28日という、中1日での登板となったわけだが、「男祭り」と「カフェライブ」であるからして、それぞれまったく別のことをやろうと思う。


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月光の往来

物凄く久しぶりに読書にいそしんでみる。
多分、半年ぶりくらい。自分の創作にかかわっている間って、どうも本を読むのができなくなったりするのでね。
小説はまだ乗り気にならんので、分子生物学だかをやっている人の本だが、こういう関係の学者にしては文章が上手くて、面白く読める。

今は、月を愛でての散策中。携帯でUPできるのって便利だね。

だからといって、満月の写真を載せるなどというヤボはしない。
それぞれの空を見上げて下さい。もしくは思い浮かべてね。
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アキのこない日々

あいかわらず風邪っぴきの一日。今日は一日の大半を煮詰まってすごした。
一つは体調のせいであり、もう一つは締め切りのせいである。
まぁ、こういう日もある。

休日出勤のテツと共に、日がな一日、ほとんど無言で過ごした。おじいさんが芝刈りに、おばあさんが洗濯に行くがごとく、それぞれのすべきことに取り組むといった感じ。

外はすっかり秋の風情で、会社に舞い込むトンボもアカトンボが主流となったようだが、季節はまだ秋ではない。かと言って夏なのか? と問われれば、そうとも言い切れないが、とにかくまだ秋じゃない。少なくとも、「オレ気象観測基準」では秋ではないのだ。
僕の季節の変動は、『匂い』によって判断される。夏になったら夏の、秋には秋の匂いがするのだ。何の匂いかという分析は不要。それは秋であれば「秋における色んなものの混ざった空気」が醸し出す匂いであるからして、匂いの成分なんざぁどうでもいい。具体的に表現説明できるもんでもない。ただ鼻先をかすめる空気から「あぁ秋だな」と思う香りがなんとなくするのだ。なんでも分析すればいいってもんじゃない。

それで、近しい者には「今日から夏になりました」とか「秋になったよ」とか教えてあげたりしてる。その季節の匂いがしてこない限り、どんなにアカトンボが侵入しようとも、空が高くなろうとも、秋ではない。もう少し付け足すと、季節は春夏秋冬ではなく、もう少し微妙に分割されている。例えば今のように、「夏の匂いはしないけれど、かといって秋の匂いがするわけでもない」といったような季節が四季の合間には必ず盛り込まれており、さらにこれが各々幾つかの段階に分かれている。これを感覚的に「夏と秋の間の季節」というふうには受け取りたくない。これはこれで「微妙だけど独立した季節」であるように感じるのだ。かといってそんなに四季ほど強い主張がある季節でもないので、別個に名前をつける必要も感じない。いうなれば、こうした季節にはどこかしら「名乗るほどのものではございません」といったような謙虚さが漂っていたりする。

と、ここまでこだわったようなことを書いてみたが、現在、鼻が詰まっている故、本当に秋がきていないのかどうかは定かではなかったりする。

tonbo.jpg
仕事場に乱入したトンボは、しばらく部屋を
飛び回るが、指を突き出し辛抱強くじっと
していると、そのうち、このように休憩するので
そのままそっと、窓の外に御案内してさしあげる






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祭りらしい

風邪を召した。
あんまりひどくならんうちに、どうにかしようと思う。なんせ一度こじらすと長いからね。26日はライブだし。

そんで、そのライブなんだが、今回は月謝も払っとらん(というか、入学もしてないんだが)のに、何かとお世話になっている、ボーカルスクール「Voice Works Sapporo」の谷藤師匠率いる、Recallとの対バンというか、谷藤企画のライブなわけだが、知らぬ間に出演者が増えていた。
先日、師匠に会う機会があったので(僕の師匠ではないのだが、なぜかこう呼ぶのがしっくりくる。若手芸人が、明石家さんまのことを「にいさん」と呼んでるようなものかもね)、確認してみたら、お弟子さんが2組参加するとのこと。僕とRecallを含め、計4組出演である。しかも全部男…。
「男祭りだから」と、師匠に言われたので、「分かりました」と応えてみた。多分、なんとなく分かってると思う。 ついでに、生徒でもないのに、師匠から「課題曲」まで指定された(笑)。「分かりました」と応えてみる。

さらに、昨日だったか電話がかかってきて、「28日、ライブやんない?」と誘われた。師匠とのライブが26日で、さらにお弟子さんのために企画したのが(僕のラジオの準アシスタント、Tomomiちゃんが出るんだが)、28日にあって、それにもというお誘いである。「分かりました」と応えてみた。

まぁ、僕の新作が24日に出るということで、色んな場面でライブの機会を作ってやろうという配慮のもとに声をかけてくれているんだろう。ありがたい話である。 が、多分、それだけではない気もする。
「男祭り」にしろ、28日のライブにしろ、谷藤師匠の中にはちょっとした企みというか、生徒さんに何かを与えるようなものが隠されているような気がする。 本人が気づくかどうかはともかく、生徒に対して何がしかのテーマを設けて、ライブを企画しているであろうことは、ハタから見てると分かるのだ。そういうのを何本か見てきた。それが、熟考の末のことなのか、思いつきなのかは分からないが、そこは大して重要ではない。 例えば、以前にTomomiちゃんに年齢も音楽性も違う僕とライブをやらせたのだって、Tomomiちゃんに対して、そこから何かを得るようにという目論みがあったハズである。ついでながら、月謝も払ってないのに(笑)、僕にとっても収穫をもたらしてくれる。
あくまで感覚的なことで、理屈を言葉で説明しろと言われると無理なんだが、「男祭り」と言われたら、なんとなくピンとくるもんがあるのも事実。

そんなわけで、師匠の持ってくる話には「分かりました」以外の返答を思いつかない僕でございます。要するに、面白そうなんだもん。

詳細は分かり次第、HPの新着情報にて案内されるかと存じます。



ところで、先日テツが休日出勤で仕事してるのに遭遇した。彼は、今や懐かしい「カセット・テープ」に収録された音楽をラジカセで聴きながら作業していた。学生時代に彼の部屋や車の中で何度も聴いたテープ。カセットのデザインすら懐かしいTDKの「AR-X46」である。
片面が終るとしばらくして、ラジカセのボタンが「ガッション」という音とともに上がり、停止する。中身を取り出し、ひっくり返して装填し、またプレイボタンを押す…。音楽をたしなむことに情緒があってよろしい。聴こえてくるのはロバート・クレイ。 20歳かそこらでロバート・クレイなんかをダビングして楽しんでいるオマエラの音楽を聴くセンスはなかなかのもんだぜ、と、若かりし日の自分たちに言ってやる。


tape.jpg
ちなみに、コレがそのカセット。(テツ所有)
インデックスに凝ってみせるほど、若い頃
は、愛情と暇な時間がたっぷりあった。




カセットテープというのは、なかなか風情があり、僕らの若い頃には、ある意味音楽文化の普及と発展にもっとも貢献したソフトであった。みんな少ない小遣いをやりくりして買ったLPを、互いにカセットにダビングしあって様々な音楽を知り、その豊かさを堪能したのだ。
今やデジタルコピーで、音質もさほどオリジナルと変わらず、劣化もしない複製が作れちゃうから一概には言えないけど、ダビングのやり取りってのは、大衆音楽にとってある意味で大事な事のような気がする。かつての山のようなカセットのコレクションがなければ、今の自分はないと思うもん。











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imagine all the people(by 「imagine」John Lennon」

cloud.jpg







ちょっとお休みだった日記。
その間にまた色んなところで話題がリンクしたりして面白かった。

一つは想像力について。
もう一つは「体得する」という事について。

恥ずかしいくらいに若かりし日の僕らは、自分の経験したことのない、全くわからない行為について、実に豊かに想像を膨らませることができた。今よりも遥かに情報の少なかった時代。わずかな手がかりをもとに、我々は見たことのない映像や、経験した事のない感覚を自ら想像し、創造できた。
そしてそれは、後に確認できた現実のその映像や感覚と、さほど違っていないように思う。

情報が少ないということでは、例えば、自分が好きになりそうな音楽を見つけるまでに、随分と時間を費やしたものだ。音楽だけでなく、他のものもね。
これもまた、僅かな情報源を頼りに、自分の身体を動かし、色んな場所に赴き、色んな人と話をし、色んな「ハズレ」にぶち当たり、ようやく辿りついたものである。
今はネットが普及してるから、大抵の情報は、ネットであちこち検索をかければ調べがつく。それも必要以上のオマケつきで。
だが、ネット上でどんなに苦労して見つけた情報も、見つけた時にさほど充実感もなく、変な疲れが残る。目的を果たした後に身に付いているものもあまりない。実感として「身体に染み込んだ」感じがない。これは、もしかしたら身体を使い、移動しながら得たものではないからではないだろうか?
垂れ流され、溢れかえる情報をただ受け取っても、身体に染み込まないし「自分のもの」にならない。それをまんま他人に伝えても、自分から発するといった説得力を持たない。自分は単なる情報の複製機のようなものだ。もちろんそうした情報が、聞いた人の身体に染み込むとは思えない。ただインプットされるだけ。

そのような話を友人としたり、続きを考えたりしてた。そんで、幾人かの方のブログなどを読んでいたら、事例こそ違えどれも同じような事を書いていたりした。 仕事先でもそんな話題が持ち出された。

「想像力」と「体得」についてがどうやら、ここ数日のテーマになるらしい。この二つはどこかで繋がっているように思う。ただの勘だけど。タダより高いものはない。







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楽しくて幸せで泣けてきた

あいかわらず、日付操作でお届けしてます。

本日、ブライアン・ウィルソンの新作を聴いた。前半部分だけだけど。♪たけだたけだたけだ~♪(意味はない)
もう素晴らしい!
はじめて日記で大文字フォントを使いたくなるくらい素晴らしい!
声は老いたが、萎れない魂がその声を使って極上のポップサウンドにしている。
まだ数ヶ月あるが、間違いなく今年最高のポップアルバムである。
聴いてるだけで、無条件に楽しい。叫びたくなるほど美しい。そして多分、栄光も挫折も通り抜けた人ならではの吹っ切れ感が弾けてる。絶対に聴きなさい。

BRIAN.jpg
あまりに素晴らしくて、珍しく写真まで撮ってみた



もうあまりにも楽しくて素晴らしくて、幸福感に満たされて涙がこぼれた。分かる? 心が喜んでるんですよ。もう、こんなの聴けて幸せで幸せで、ワケ分からなくなってんの(笑)。思い出して、今また涙目だもん(笑)。

今日は、他の事も書くつもりでいたけど、こんだけでいいや。
こんだけにしときたい。




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隠しきれないロクデナシ(by 沢田研二?)

9月になってから思い出したように暑くなっている札幌でございます。

そんなわけで、久々にコンビニのソフトクリームを買ってみたが、おばちゃんはちゃんと覚えていた。

本日はTuckさんから、マスタリングを終了した新作「空(kuu)」の音源をいただいた。先月発表した「色(shiki)」と「空(kuu)」、レコーディングの時は収録の振り分けもしておらず、とにかく20曲以上をアトランダムに歌い散らかし、後日2枚に振り分ける際には、録音した音源も聴かずに、ほとんど直感のようなもので振り分けた。
先日も書いたような気がするが、これがまた予期せぬほどにちゃんと二作品それぞれの空気になっている。もちろん、僕の気持ちの中にあるものを理解した上で、音質やバランス等を仕上げてくれたTuckさんの手腕あってのことなのだが、聴いた人それぞれで「どちらが好きか?」という好みが分かれるような気がする。その辺の感想を聞かせてもらうのも面白そうだ。
ちなみに、僕はもちろんどちらも大好きである(笑)。それにしても、収録時間までバランスよく分かれているのには驚きを隠しきれない。


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説明になってなかったな

本日はラジオでございました。
一応、知らない方のためにお伝えしとくけど、『FMドラマシティ』というコミュニティー放送局で、レギュラー番組を持っている。毎週月曜、18:00~の「KurageYa本舗」という番組。 周波数は77.6MHzだけど、電波の届く範囲が限られとります。 そんで、生放送なんだけど、局のHPから配信で生中継もしている。

http://www.dramacity.jp/

からアクセスしてもらうと良いでしょう。
ちなみに、インターネットでは、著作権登録している曲は流せない大人の事情があり、音楽をかけると無音状態でスタジオが映るばかりだが、故障ではないよ。 僕の曲とか、インディーズのもので、管理会社に未登録であれば、聴けるけど。
局のHPには、パーソナリティごとのブログもあり、僕も途中まで書いてたけど、自分のHPでの日記もあるし、今は開店休業中。というか、近々HPがリニューアルされるようなので、その時にはコッチの日記をリンクしてもらおうと思っている。 でも9月になってもTOPに「8月末リニューアル予定」となったまま、それすら変更されてないので、リニューアルするんだかどうだかは、よくわからない。

まぁ、ともかく今日は番組があり、ここに月イチペースでシンガーのTomomiちゃんが「準アシスタント」ということでやってくるのだが、今日がその日だった。

tomomi.jpg
  ↑
Tomomiちゃんである。
頬がテカっているのは、照明のせい。



そんでもって、彼女と待ち合わせてスタジオに行くと、7月まで番組のミキシングとリアクションを担当してくれてた、こーいっちゃんが来てくれていた。
彼は現在、別な職に就いているのだが、そこでの研修があり、その帰りだったそう。見慣れぬ(そして多分、本人もまだ着慣れぬ)スーツ姿、前髪は上げた状態で、心もとない生え際を披露した姿だったが、とにかく番組に出演してもらい、近況などをうかがう。

ko-ichi.jpg
  ↑
こーいっちゃんである。
頬がコケているのは、やつれたせい?
いや、違うな。


そんなこんなで、こーいっちゃんをイジって、楽しく遊んだ。

彼が退席してからは、Tomomiちゃんのコーナー。まぁ、今後どこかで自分の番組やったりする機会もあるだろうから、練習というか経験を積むために「準アシ」として来ているわけだが、毎回彼女が来ると、彼女の曲とそれ以外のオススメ曲を紹介して15分程のコーナーにしているというワケ。
前に旧日記でも書いたけど、彼女は毎回自分で課題点を見つけ、次回にはそれをクリアさせるという、非常に自主的な子で、ハタで観ていて気持ちがいい。
そんで、今回は自分の喋りに納得いかなかったらしく、最後の方は、自身への腹立たしさからなのか、喋りに怒りが混じってた(笑)。いや、笑うべきではないです。
てなわけで、次回の彼女のトークにちょっと期待している。帰りに先輩ぶって、ある提案もしてみたんで、そのへんをぜひ楽しんでトライして欲しいな。


その他には、タックさんが仕上げてくれている24日発売予定の作品「空(kuu)」のラフカットを全曲聴かせてもらった。驚きの仕上がりであった。
「色(shiki)」とはまたテイストの違う僕の音楽を感じてもらえるかと思う。

そんで、福田さん辞めるそうだね。
あんま政治に関わることは書かない方針であるが、一言だけ。

もう政党がどうのこうのみたいな事情や都合はどうでもいいから、いっその事、政党に所属するとかいうのナシにして、「政治家個人」という看板背負った姿で集まって、みんなでどうすればいいのか考えりゃいいのにと思う。
そんなに簡単なこっちゃないのかも知らんが、政治が難しいってより、話をややこしくしてるだけじゃん。なんか、みんなで集まって「どーしたらいいかねぇ~」ってやるほうが余計な添加物を使わず、健康にも良いきがする。

では、ごきげんよう。







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