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海月屋・辻の日々

※各記事下の「拍手」をクリックすると辻へのメッセージを書き込むことができます(非公開)                                        ※辻正仁の活動情報は【海月屋info】http://kurageyainfo.blog.fc2.com/をチェック!

Walk On (by U2)



本日、予定してたことが延期との連絡ありまして、丁度いいし散歩に出かけることにした。
なにが丁度いいかって、最近散歩してないせいかちょっと調子悪かったのね。
この辺は犬と似ているかもしれないが、電柱にオシッコひっかけたりはしない。

午前中から歩き始めて(途中でにわか雨に出くわしたが、タイミングよろしく円山の奥の方の静かな散歩道にいたので、雨が葉を打つ音が心地よかった)、腹が減ったなと思って気がついたら15時を過ぎていた。
4、5時間歩き回っていた(笑)
おかげさまで、肉体的な疲労感はあっても「具合の悪さ」というのは消えてスッキリしました。

んで、新蕎麦にありつき(この時期の楽しみの一つ。新蕎麦だからって味が良いと感じる事はないんだが、蕎麦の香りが好きなんである)、そのまま街中まで出向いた。
正直、用もないのに人の多い場所に行くのは好きではない。まして今日は休日。
目的はジュンク堂と、あと帰りにちょっと気の利いたメモ帳を探しに。目的というか、散歩の時の気分のまま「あ、ジュンク堂いこう」って何となく思ったのよ、蕎麦食い終わったあと。

こういう目的もなく「ただ歩く」みたいなことが上手に気分良くできた後ってのは、何らかの作用が働くもので、特に読みたい本があって行った訳ではないのだが、その散歩の時の気分のままで、ほとんど意図というものを持たずに入店し、そのまま自然と文庫本のあるフロアに行って、無意識に歩いって行った書棚に置かれていた本が目に留まり、何の躊躇もなく会計して出てきた。

帰りがけに立ち寄ったカフェで冒頭読んだけど、正解でした。

前にも書いたことがある気もするけど、こんな感じで出会ったものっては、本でも映画でも音楽でも大体、「こういうのが欲しかったんです」っていうのに当たるよね。「欲しかったんです」って明確にそう思ってたんじゃなくて、内容に触れてから「あ〜、コレを欲してたんだな」って気づくみたいな。

こういうのも散歩の効用というのかな?

あのね、目的を持たずに歩くのって、結構難しいというか、やってみるとわかるけど歩いている内に、無意識になんだけど「あそこに行こう」とか決めたがるのね。
つまり、自分の行動に意味を持たせたいとか、何かを決めて動いてるつもりになりたいとか、「用事があることにしときたい」とかそういう心理的な動きがあるんだと思うのよ。「意味付け」みたいなものというのかな。
これ、認知科学とかの本に書いてあった実験のアレが面白かったんだけど、長くなるんで省略。

で、そういうんじゃなくて「ただ歩く」ってのが大事なのね。少なくともオレにとっては。
で、予定にまみれた日常から急にその状態に「さぁ、ただ歩こう」ってのはなかなかうまくいかないので、ワタクシはまず神宮方面に行って、静かで緑の多い場所とかをブラブラしてそういう状態に持っていくんですよ。

で、いい感じになったらもっとあちこちよくわからんところを歩き回ると。

明確な用事とか目的ではなくて、ちょっと気になる景色があったとか、何となくの気配に惹かれてとかでそこに行ってみるとかはいいんだけどね。そういうのは「あたり」が出るから。
で、あとはもう自分の歩いてる感覚とか、風の感じとか空の具合とか、その時の感覚とか気分みたいなものを堪能して歩く。こんなことやってると気がついたら平気で数時間歩き回っている。
これ、なにか目的とか意味付けしちゃうクセが働くと、苦痛を感じるのかもしれないけどね。それはそれで、その時は無理にやることでもないのでさっさと帰るけど。

ん〜よくわからんが、ちょっと瞑想に似ているかもしれないね。
じっとして瞑想するのが不得手な人とかは、体を動かしたり景色が変化したりってのがある分、こっちの方がとっつき易くていいかもね。

あ、でも電柱にオシッコひっかけないようにだけは気をつけましょう。














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約半年ぶりの裏方業務でございました。

相変わらず月日の経つのが早すぎる。
多分アレだな。地球の公転速度が加速してるんだろうな。

もう年末あたりのことを考えなくちゃならんと言うのはどういうことなんだい?

と、そんな中、諸々の世の中の事情があったもんで非常に久しぶりとなったガッツリ裏方のお仕事でした。
昨日と一昨日の二日間ね。約半年ぶりの音響やらなんやら。

以前にもお手伝いさせてもらった、いむいぱぴ子ちゃんの、歌と芝居の独り舞台の音響と証明。今回は二日公演で、若干内容が違うと言うか一つのストーリーの異なる側面を両日に分けると言うもの。

前回の公演の内容とも微妙にリンクしていたりして、面白いこと考えるな〜と。まだこれ、映像版がいずれ公開されるらしいのであんまり詳しくいえないんだけどね。

で、その前回にお手伝いさせていただいた時に「またやらせてもらえる機会があったら、今度は当日ではなく事前に通し稽古というか、ゲネプロもやりたいな」ってなことを言ってたんだけど、そう言うのもあって今回またご指名いただきました。

でさ、脚本の書き方とか、諸々の構想とか、ご本人もグレードアップしておったんだが、この昨今の諸々があったので、配信などの対応も踏まえて、会場である円山夜想の照明なんぞもグレードアップしておりましてね。
まぁ、お芝居も歌もあるし、照明の切り替えとかですね、喋りと歌の時の調整とかギターの諸々も曲によって調整必要だし、効果音的なものを出したり止めたりとかね。
1人ではできません。

物理的に「手の数が足りない」という状況でございます。

なので、まぁ今回は歌の部分は本人のみの弾き語りだしなんとかなったんだが、喋る〜歌って、歌い終わったらまた喋るという部分で諸々の照明効果を切り替えるのと音の調整ってのでどうしても限界だったので、効果音の出し入れは本間さんに担当していただく。
おっさん2人が暗い場所で老眼にあえぎながら脚本に目を凝らして操作(笑)。
それもあって、公演時間中完璧にまったく他のことを考えない、意識を逸らさないと言う、大変充実した集中をした時間であった。

これね、照明の操作だけでも手というより、各指をいろんなフェーダーに同時において、色加減や光量などに注意しながら、なおかつ演奏のリバーブの入り切りやら微調整っていう、まぁ人間が両手でまかなえる分を多少オーバーしてるアレなんだけど、実際操作する方も、脚本考える方も何回かやっていけばお互い要領とか対処方法、何ができて何が無理かもわかってくるから、そういう部分は回を重ねるごとに良くなっていくと思う。ちょっとまたやりたい。
めっちゃ疲れるけど、やりたい。
多分、5回くらいやってるうちに、もう2,3本指増えてくるんじゃないかな?

なんというか、いむいぱぴ子の攻めてる感じがまたいいのね。通常のライブではないし、作品自体が非常に「後味の悪い」終わり方をするってのをあえてやってるのが、アレはなかなかお客様集めてやるのは勇気のいることですよ。
終わった後、シーンとしてなんか皆さんもどういうリアクションとればいいんだか戸惑ってる感じが素敵。

ん〜、ちょっとね帰りに「セブン」って映画思い出した。内容全然違うけど。
話がすげ〜面白かったし、やたら緊張感あってゾクゾクしてたの覚えてるんだけどね。
普通のハリウッド映画なら、サスペンスものだと犯人がわかって捕まえて(あるいは犯人が死んで)、「解決!」って感じじゃん? 主人公とかも途中色々葛藤があったりしてもその事件解決で、なにかスッキリするみたいな。
それがめちゃくちゃ後味悪い終わり方で、あんなに陰鬱な気持ちで映画を見終わるなんてあんまりないもんで印象に残っている。

ぱぴ子ちゃんには、ちょっとどうせなら、あのくらいまで目指して欲しいかも(笑)

このスタイル、どんどん良くなっていくと思う。



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楽しくて色々忘れる


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昨日の、考えてみれば久々のライブ無事終了。

ご来場の皆様関係各位、ありがとうございます。

うん、8月は音楽処の15周年感謝アルバム【誉】の予約者限定配信ライブというのがありましたが、2日間の中で演者としてステージに立ったのは2曲(それでも十分楽しかったんだが)で、あとは司会進行的なアレだったしね。
純粋にライブというのは7月以来だったので久しぶりだったんだが、なんせ先日も書いたように時の流れが速すぎて、自分ではそんなに時間が経っている感覚じゃなかったんだけどね。

でもやり始めたら体は正直なもので、久しぶりで喜んでおりまして、なんかすごく面白かった。みなさんうまいこと乗せてくれまして。ありがたい。

ご一緒したうけちゃんも結構久しぶりで、考えてみると今年になって初のアレだったし、ふさのねふさのわの史恵ちゃんはユニット始める前にあったのが最後だった。
みなさん元気そうでなにより。

〜 セットリスト 〜

奇跡の気分
はなれていたって
流れ星
情熱
どこまでゆけるかな?
君に愛を
夕立

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ん〜、指定時間がございましたので、それに沿ってやったつもりでいたのだが、そしてこれを書く今の今まで、当初の予定通り6曲でお届けしたつもりでいたんだが、どうも7曲やっていた…。多分持ち時間時間オーバーしてたね。申し訳ない。
そして、やるつもりだった新曲もやっていなかったことに気がついたが、それはまたいずれ。
なんだろう?おれは当初何曲分を6曲のつもりでいたんだろう?

と言うくらい、喜んでやってたんだな。

CDもお客様はもとより、出演者全員にお求めいただくと言う、ありがたい夜でした。

そして本日は、そのさっき書いた【誉】に楽曲参加した「高井麻奈由と辻正仁」で音楽処の石川さんとご会食。

もんの凄い長時間楽しくお話してきた。
気がつけば約6時間(笑)
昔話から最近のアレコレやら… アレ多分店の人がオーダーストップの案内に来なけりゃ、まだ話してただろうな。

あまりにも話に夢中すぎて写真撮るのも忘れてた。


ま〜アレです。
今年は色々と予定が崩れた分というかそれ以上に「こういうことやってみようかな」ってことを色々思いついてしまってるので、そして今日また新しい何やらをやってみようかってのも出てきたりしてるんで、どこまで実現できるかわからないけど、そのあたりの事も詰めつつ、やってこうかな?

とりあえず、10/26 11/15 12/6 そして来年1/21は空けといて。
もうちょい増えるかもだけど。

よろしくどーぞ。


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書くことがなくても書くことはできる。

今回はまずは次回ライブのお知らせから

9月2日(水)
フライアーパーク(豊平区平岸4条7丁目)
OPEN/20:00
START/20:30
¥2000(1ドリンク付)
出演:うけ丸/辻正仁/ふさのねふさのわ

おなじみ、うけちゃんとは今年は初めてかな?
ふさのねふさのさわのお二人はユニットとしては初めまして。
史恵ちゃんはソロで何度かライブでご一緒したりとか、笹尾さんは何度かPAやったりしてそれぞれは知ってるんですわ。

それで、このお知らせを書いた後で書こうと思ってたことがあるんだが、まったく思い出せない。

なんかこう、「月日の経つのが尋常じゃないくらい早く感じる」ということを書こうと思ったのは覚えてるんだ。
それで何が言いたかったんだっけ?

まぁ、前にも書いたんだが、今年は本当に早い。毎年そう思っているし、体感的に年々スピードが増してるという気もするんだが、今年の速さはそれにしたってという感じ。
なんせワタクシ、今年は「あぁ〜夏がきたな〜」とかいう実感のないままに気が付いたら夏は終わろうとしている。

日記の更新が遅れがちになるのも、何か書こうと思っていても、ちょっと他のことやってて「明日でいいか」とか思っているうちに平気で一週間くらい経過していて、何を書くつもりだったか失念したりタイミングを逸したりしてして、ちょっと頭をスッキリさせてから更新しようとしているうちにまた数日経過してるみたいな…

時間の流れに自分の体も神経も追いついてない感じ。

コレ、うまいこといったらみなさんがどんどん歳とっている中で、自分だけこのまんまなんじゃないか?
あ、こういうのを「アンチエイジング」とかって言うの?

違うんだろうな…。


なんちゅうかね、日記だけの話じゃなくて全般的にそうなのね。
色々やろうと思って考えてたりとか作業しかけてることあるんだけど、全部気が付いたら進んでないんだ。時間以外。
で、気がつけばもう秋だ(本当か? ひょっとしてみんなもう年越してるとかってないよね?)。

と、このように何か書き始めるとず〜〜〜っと書いてられるんだけどね。

何書こうとしたか思い出せないままでもこの程度の文章量は特に苦もなくいける。
なんせ内容がなくてもいいんだから気が楽だ。なんぼでも書ける。考えてないもの。

で、毎回のこの文章の長さね(笑)。

もう日記でもなんでもないと言うような。

コレもちょっと前から気になっててさ。
本当は日記なんて多分「今日、コンビニで新しいカップ麺見つけたんで食べてみたら美味しかったで〜す。また明日〜〜〜」みたいのでいいんだろうけど、なかなかそう言うことができないで長いことやっているし、長いこと書いている。

これも解消して、日記をもうちょいと軽量化してこのダラダラ書くことをちょっと他でやれるようなことも考えてたんだが、それもそういえばどうなったんだっけな?

なんか多分、意図的にではないのだけど、今は何かが自分の中で「ポンっ」と弾けるような何かが来るのを待っている状況のような気がする。って、今書きながらそんな気がしてきた。

と、言うようなことがあるのでこうやってダラダラ書いているのは結構大事だったりもする。

それで、肝心の書こうとしたことは依然として思い出せないので、それはもう諦める。

なんだこの文章?





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心を重ねるとそこに生まれる(「音楽のあるところ」by 高井麻奈由と辻正仁)

誉ライブ


え〜、先ほど21時にアーカイブの配信も終了しまして。
8日、9日と2夜連続でお届けした”音楽処15周年感謝アルバム【誉 -Home : a Ray -】予約者限定配信イベント”終了でございます。
初日が約2時間半、二日目は約3時間。企画者の1人として両日司会進行を務めさせていただきました。
音楽処の石川千鶴子社長が初日は忙しい合間に配信を見ながらコメントで参加いただきまして、そして二日目は会場にきていただいて一緒にトークで参加していただきましたよ。
両日とも楽しかった〜

ま、音楽処の15周年のお祝いにってことで、これまでお世話になったアーティスト10組にそれぞれ未発表曲や新規録音バージョンなどを提供していただき、音楽処でしか入手できない音源集を制作しまして。それを石川さんの誕生日である7/21に発売。
その予約者に向けての特典として、今回の配信イベントを行ったわけです。

正直、日程を決めて打診した時に、都合がつかないとかで参加できない人もいるだろうなと、それはそれで仕方ないので無理のない範囲でってことで打診したら、見事に全員参加。道外に暮らすアーティストは自宅やスタジオでの演奏やメッセージを録画して送っていただき、そして札幌在住の方々はこれまた見事にスケジュールを調整して会場である円山夜想に来ていただき、生でのステージを行っていただけた。配信見ながらコメントくれた人もいたしね。
うん、アルバムに収録した各曲を聴いていただければわかると思うが、この参加姿勢にもまたそれぞれの音楽処、そして石川さんへの思いが反映されていると思う。

ま、企画者としての公的なお話なんかは以前にも書いたし、SNSとかラジオに呼んでいただいてもお話しさせていただいてたので、今回は個人的なアレをナニします。

3月の終わりだったか4月のはじめ頃だったかに石川さんとちょっとお話ししてから「何かこのご時世の中で気持ちが上向きになることができないかな〜」とかぼんやりと考え始めて、で先ほども書いたように「音楽処でしか入手できないレア盤を作ってプレゼントする」ってな形に構想を簡単に思い描いたのが4月の終わりだったかな?
で、ちょうど5月になってすぐに、配信企画でフライアーの宗ちゃん、VoiceWorksSapporoの谷藤師匠、円山夜想の本間さんと集まる機会があったので、みなさんそれぞれ石川さんとご縁もありますんで、この件に関して相談したところ
「じゃあ俺らでやろうや」って事になり、その場で石川さんに連絡して「やるからよろしく」って(笑)

こういうのはやっぱり相手は選ぶけど、誰かに話す事で勢いはつくし引っ込みはつかなくなるし、1人では煮詰まるところも突破できたり、1人じゃ手の回らないところもより広げていけるのでね。

そんなこんなから、参加アーティストを絞り込んだり打診したり、発売までのスケジュール詰めたり、制作の諸々を決めて行ったりってのがあって、その中で今回の配信イベントのアイディアも出てきたのでそっちの諸々考えたり準備したりで。

まぁ裏の事は詳しく話してもアレなんで省略するけど。

ん〜、慣れない作業も色々あったけど楽しい時間だったし、いつもに増して時の経つのがあっという間だったな。さっきふと、もう8月になっている事に唖然とした(笑)
なんせね、またこういう事を経験して身についたこともあるし、今年は本当に新しい事を色々考えたりやってみたりできる年だなと。
音楽処に対してもだからまぁ、お祝いとか恩返しみたいなつもりもあったんだけど、そういう意味では結局またお店が存在してくれるおかげでこういう機会を与えてもらってるんだなとも思う。

で、個人的な話って事になると、今回は企画者であるほかに「参加アーティスト」でもあるわけでございまして。
ん〜と、あんまり信じてもらえないんだけど、本当に今回は完全裏方でいるつもりだったんですよ。
なんか、クレジットの制作にだけ名前が入ってるってのもカッコいいかなとか思って(笑)。
あとは、まぁあんまり精神的に器用な方ではないので、演者であると同時に裏方でいるってのが切り替えとかが上手くないのでね。
演者としての気の持ちようとかが裏方でいる時にはマイナスになることもあるし、演者でいる時には裏方の視点はないほうがいい場合もあるし。ま、簡単に言うと自分が混乱するし、演者としてのエゴが企画者としての自分をイラつかせる場合だってあるのです経験上。

なので、今回はどっぷり企画者なので裏方でいた方が自分もやりやすいなと思ってたんだけど、参加してもらいたかった高井麻奈由ちゃんが、当然本人も参加したくはあるんだけど自身の制作が被ってたりとか諸々の事情で、今回用の音源を準備するのが難しいと。
で、実は4月頃に1人でぼんやり考えてる時に、その話を最初にしたのは麻奈由ちゃんだったのね。
ま「今、こんな事を考えてるんだよね〜」みたいな。

そんなこんなで、麻奈由ちゃんもちょっと厳しくはあるんだけど是非参加はしたいってのもあって、そこで「なら昔2人で歌う為に作った曲を一緒にやろうか?」って。音源とか作ってないレアだし(笑)
なので、発想がどっちかというと企画者として出てきたのね、「彼女は以前、辻ってのと一緒に歌った曲があったな」ってな感じで。
そんでまぁ、現在の彼女がオレと一緒にコラボした曲を出すってのがどうなんだってのはこっちでは判断できないので(一応、こう見えてもそう言う事に気を使うんですよ 笑)、でも彼女が快諾だったのでね。

そっから、曲に関しては演者というかソングライターとしてのエゴが出てきましてね(笑)
彼女と歌うためにかつて書いた『うたをうたおう』という曲も気に入ってはいるんだけど、どっちかというとオレのキーに合わせて書いたところもあるし、せっかく今や全国区と言ってもいい高井麻奈由と一緒にやるなら、今の彼女と歌いたいタイプの曲、歌ってみたい内容をやりたいなとか、もうちょっと彼女のボーカルのいいところを出せる曲を書いてみたいなってな気持ちにもなりまして。
それに参加するアルバムのコンセプトというか、音楽処という音楽を大切にしている場所に対してのプレゼントとして歌えるものはないかとか…
ま、例によって一曲に色々と個別の思いを混合してるうちに『音楽のあるところ』という曲が出来上がっちゃったのね。出来ちゃったらそっちをやってみたいという、完全に演者の欲求ですコレ。

だもんで、彼女のキーを意識したので(だって自分で聴きたいのがソレなんですもの)、オレ自身のキーには合ってないんだけど、声の質としての混ざり具合は良いのではないかと思う。

麻奈由ちゃんをはじめ周囲からも結構「いい曲」って言ってもらえたし。

で、コレ録音する時にピアノをMickに頼んだのね。どうしてもピアノ欲しかったし、もう書いてる時点で想定してたのがMickのピアノが頭で鳴ってるのよ。具体的にどう弾いてるとかではないんだけど、ニュアンスというかタッチがMickなの。
そんで、いざ録音してみたらやっぱり思ってた通りの音にしてくれまして。イントロのリフとか、オレにとっては「もうコレしかない」っていう、最初からこう決まってましたみたいなリフ作ってくれて、この曲がいいって褒められる要因は実は半分くらいは彼女のピアノにあるんだと思っている。

なのでね、配信ライブの時はMickが都合つかなかったので、高橋麻衣子ちゃんにお願いしたんだけど、うん彼女には彼女の良さがあるので、それを出して欲しいから注文って何もしなかったんだけど、唯一「このリフだけは守って欲しい」とお願いしました。

そしてその配信ね。
今回は「高井麻奈由と辻正仁」で参加してるんだが、コレはもう音源同様、この組み合わせ自体がレアなアレですから。2人でワンステージやれるような曲ないし、合わせてる時間もなかったし。
で、高井麻奈由ソロで3曲やってもらって、その後にオレとサポートの麻衣子ちゃんが合流して「音楽のあるところ」と昔一緒にやった「うたをうたおう」を(後者の麻衣子ちゃんのピアノ聴いてたら、なんかこれにさっちゃんのカホン加えてマイジェニとのコラボでやってみたいという新たな欲も生まれたりして)。
麻衣子ちゃんはわざわざ2曲演奏するために小樽から来てくれた。

すんごい楽しかった。
ま、ハタで聴いていても高井麻奈由という人の進化具合は素晴らしいのだけれど、一緒にやると肌で感じるからね。
今回は一緒にやっていることの喜びが過去数回をはるかに凌ぐものだった。もう楽しくて楽しくて。
で、配信見ていた方のコメントでもどちらの曲もリアルタイムで「いい曲」って反応がパパッと入っていて、これがすごく嬉しかったです。

こういうね、高井麻奈由とコラボとか、それ用に曲を書いて、それがいろんな人に喜んでもらえるとか、Mickや麻衣子ちゃんに自分の曲をサポートしてもらえるとか、そういうのができたのも『音楽処15周年』ってのがあったからこそなんでね。やっぱりまたこちらがお世話になったような…。

んで麻奈由ちゃんがさ、「辻さんもソロでやりましょうよ」ってさかんに言ってくれたんだけど、今回は両日とも進行役として出ずっぱりなワケでして、ここで自分も演者としてこれ以上ステージやると、やはり進行役と演者の切り替えがうまくいかなくなるというか、手一杯というか、演者のモード引きずると人の話の聞き役になるのって結構神経が混乱するので、今回はすごく良いバランスでできたんじゃないかと思う。

進行役として出演の皆さんと話をするのも楽しかったしね。音楽処以前も含めて石川さんのもとで仕事させてもらってたこともあるし、参加した皆さん全員、オレもなんかしらの関わりがあった人たちなんでそういう人たちと改めてまた一つの場所に集うことができたのが嬉しかったし、その場を作る事にも関われたのがね。

なので、企画者としても演者としてもありがたいというか、この一連で一番いい思いをしたのは多分オレだ(笑)。

昨日、配信やりながらふと思ってたんだけどさ、こういう司会進行みたいなことって、実は音楽処以前に石川さんの下で働いてた時に、インストアイベントとかでさ、石川さんから「あんたちょっと司会やってよ」って言われて進行とか、アーティストとトークしたりとかした経験から始まってるのね(ワタクシの司会者デビューは、堂島孝平氏のデビューイベントでした、そう言えば)。

そんで、今回のこういうアルバムの企画するとか、そこに配信イベントを絡めるとかそういう流れの作り方とか、そういうのは考え方もベースとしてあるのは石川さんと仕事した経験から来てることが大きくてですね。
そういうノウハウというかスキル使って、石川さんにプレゼントできたってのが個人的にとても意義深い経験でございます。

あとはですね、コレ本当に参加アーティストや制作に関わった人たちだけじゃなく、アルバム聴いてくれた方や配信見てくれた方々がですね、それぞれの場所でもっといろんな人にこのアルバムを紹介してくれる宣伝担当としてですね、この15周年企画に参加して一緒に楽しんでいただければなと思ってるんです。これで終わりじゃないですからね。
まだ音楽処にはアルバムたくさん売ってますから。これまだまだ続きますんでよろしくどうぞ。

まずはひと段落ってことですな。

誉フライヤー


そんで、昨夜その余韻の中で眠りに落ちたせいか、今朝は石川さんの下で働いてた頃の夢見ててね、石川さんに怒られてるところで目覚めたっていう…。笑った。


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取り急ぎ

21日に発売した、音楽処15周年感謝アルバム【誉 - Home : a Ray】

音楽処チャートで1位になっちょる模様。
他の店ではチャートインしてない。
だって他では売ってないですもの。

10組のアーティストが音楽処のためだけに提供したテイクを収めております。
結構なレア盤。もっと売れていいんだよ。

ってな訳で

明日またプロモーション的なアレでラジオに呼んでいただきました。

27日(月曜)
FM North Wave『L2nd (エルセカンド)』 (9:00〜12:00 )
に行ってまいります。
出演は11:35分からの予定。

レディーの皆さんが多く聞いている気がする番組。粗相のないようにしなくては…



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ようやく夏毛になる

ということで、久しぶりに柳本さんに髪を切っていただいた。

頭が軽い。言っておくが、ノーミソの容量の問題ではないからね。

思えば前回柳本さんのところに行ったのが、ちょうど鈴木知事が全国に先駆けて北海道の緊急事態宣言を行なった日であった。まるっと4ヶ月。色々と行くタイミングを逃しており、もううっとおしさが極まってしまった状態でございました。

柳本さん曰く「5人分くらいの量」の髪を切り落とした。

まぁ例によってこのご時世にお互いの生活範囲でどうだったかって話題と、音楽に関するおっさんくさいよもやま話をしてきたわけであるが、理容室界隈もやはり諸々大変だったようで。ってかまだしばらくは大変なアレが続きそうではあるんだが、柳本さんのところに限らず、皆さんなんとか持ちこたえていただきたい。

そして、15周年もなんとか持ちこたえているCDショップ音楽処の15周年記念感謝アルバム【誉 - Home : a Ray】が21日に発売になります。
今日はラジオで石川さんがゲストでアルバムを紹介してくれていた。参加アーティスト一人一人に対してコメントしていただいておりました。なんかこう、アーティストと石川さん双方の互いにたいする思いが呼び合っているような感じがして、企画者の1人として誉高い思いがするなどと上手いことも言ってみる。

で、明日の深夜というか明後日の早朝4:30から、その石川さんがナビを務めるHBCラジオの「オトキタradio」にワタクシがゲスト出演した、先日収録の番組がオンエアされます。
ちと札幌局の放送は休止してるらしいのだが、radikoアプリで向こう一週間お好きな時に聞いていただけるそうなので、札幌圏の皆様や、早起きまたは夜更かしが苦手なその他の地域の皆様は、アプリで是非。

えっと、また改めておしらせしますが近々FM North Waveさんにも呼んでいただいております。

とにかく、音楽処、石川さんにお世話になっているベテランから若手までの10組のアーティストが、それぞれの新録や未発表曲、揮発局の別バージョンなどを持ち寄り作ったこのアルバム【誉 - Home : a Ray】を是非お買い求めくださいませ。
お店の15周年への感謝を込めたお祝いの一品。アーティストは曲提供することで、音楽好きのみなさまはそれを店頭や音楽処HPから購入いただくことで一緒に祝いましょうぞ。

これ、音楽処でしか売ってない作品なんで、将来的にかなりレアです。

発売日は7/21(石川さんのお誕生日)だけど、多分明日にはもう店頭に並ぶんじゃないかな?

何卒!

誉フライヤー



そしてこちらはその収録に行く前に公園で一休みしていた時に、オレが座っているベンチにひょっこり現れたスズメ。
     ⬇︎
スズメ1

ヒトが座ってるところにわざわざ寄ってくるスズメというのは、ちょっとスズメとしてどうなんだろう? と思う。
全然警戒してないし…

ソーシャルなんちゃらな距離を保ちながら、しばらく隣でちょこちょこ動き回っておりました。
近寄って写真とろうがなにしようが全然平気。

suzume2.png

神経図太い奴







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昨日の話と来週の話



昨日のライブも無事終了

ご来場の皆様、関係各位、お疲れ様でした。ありがとうございます。

会場入りする時は雨が止んでおり、ライブ中は降っており、帰る頃には止んでいた。ナイス。

久しぶりの、いしだこーすけと初めましての高丸詞謡語くんとご一緒。

こーすけの最近書いた曲ってのが2曲ほど、大変いい感じであった。ちょっとこれまでとはテイスト違って、曲に幅が出てきたな〜と。相変わらず声がズルイぞ(笑)

んで丸詞謡語くんの「精一杯」な感じが個人的には好きである。ちょっとね、色っぽいことやらせたらいい感じになるんじゃないのかな? とか思いながら堪能。

で、ワタクシ

〜 セットリスト 〜

楽な気分で
月光の往来
眠れぬ夜はサザンを
はなれていたって
螺旋の放浪
君に愛を
どこまでゆけるかな?

-アンコール-
音楽のあるところ

という…
アレですよ。アンコールなくやろうと思って、なので本編で終わらすつもりの時間配分だったんだが、いただけたんで、急遽7/21発売の音楽処15周年のコンピに高井麻奈由ちゃんと2人で収録したやつを、自分のキーで1人で初公開。

でもコレ、へんなアレだけど高井麻奈由で聴いた方がいいと思うよ。そんなことを自信持って言うのもなんだけど(笑)

で、終えてから、こーすけは割と早くお帰りになられたんだが、詞謡語くんと諸々トーク。おっさんの戯言を聴いていただいて、機嫌よく帰宅致しました。

でもって、音楽処15周年感謝アルバム
【誉 - Home : a Ray】
がもうすぐ7/21発売でございます。
後日限定配信ライブが視聴できる先行予約の締め切りは7/10。つまり明日まで。
まだの人は予約をよろしくお願いします。
音楽処店頭またはhttps://ondoko.ocnk.net/product/3813 まで。

ちょこちょことメディアでも紹介いただけたりします。
まずは、来週7/13 19:00-19:30 AIR-G’「Sound Alive」で。この時はnatsuちゃんが電話出演でコメントしてくれます。

何卒。




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ワタクシの「曲作りあるある」〜 『ちょっとした40周年記念』のアレコレ⑩ 〜

んと、8日にやるライブに向けってって事でもないんだが、新曲を書きまして。
出来上がってみたら間に合いそうだったんで、ちょっとスタジオで声出しついでにって事で、それを歌ってみまして。

というか、その曲しか歌ってないんだけどね。

繰り返し繰り返し、そしてまた繰り返し。丸3時間時間いっぱい繰り返して歌って、歌い回しやら歌詞やらなんやら含めて、一応自分の中に入れる作業ですな。コレをやってきまして。

それで、帰ってきた時にどうなったかというと、「お蔵入り」させることにしました。
とりあえず無かった事に…

なんだろう?
ちょっとアイディアを思いついて、それから数日頭の中でこねくり回して、でなんとなく原型が見えたところでギターを手にして歌いながら歌詞を書いていく。
テーマというかコンセプトもしっかりあったし、それを念頭に歌い出して言葉を拾っていく。
「このメロディー、この歌い回しで」ってのに歌詞で書いたことがうまく乗らなければ何度も歌い直して、どうしてもハマらなければ、合う言葉を探し直す。
逆に「どうしてもこの部分ではこの言葉で」ってのがあれば、それに合うようにメロディーを変えてみる。

という作業を繰り返して完成。
この作業に入ったら、とにかく仕上げるところまでは持っていくのね。

で、書き上げてから時間をおいて、また歌ってみる。
今回は実は相当気合を入れて書いた。

そして、その「気合」の部分で満足いく形にはなった。
メロディーも歌詞も、その言葉の乗せ方も。
だから、スタジオでやってみた時も、曲そのものに特に不満はない。具体的にどこか一部をピックアップしてみても取り立てて問題はないというか、むしろきちんと書けたなと思ってたりする。
なんというか、考えた通りにほぼ行っている。

おそらく、他の人が聴いても、曲の出来栄えって事で言えば、これまでお披露目している曲と比較してどこがどう違うのかわからないと思う。むしろこの曲がいいっていう人もいたりするかもしれない。もしかしたらね。

でも、これはとりあえずナシ。
スタジオからの帰り道でそう結論した。

こういうのがね、ワタクシに関してはよくある事なんです。

まぁ似たようなアレとして、1、2回は人前で披露しても以後すっかり歌わなくなるとかね。

自己分析での傾向としてはね、その時の気持ちの勢いみたいなもんだけで作っちゃったものがそうかもね。コレはあとで色々と不満点が出てくるのよ。
で、それよりも多いのが、今回のように「考えた通りに作りきれた」って曲ね。

出来に問題はないのにである。
要するにここでお蔵入りにする理由は「考えた通りに作っちゃった」からなんだろうね。

これはそう判断してお蔵入りさせるんじゃなくて、なんというか自分で歌ってみて全部説明できちゃうことしかやってないのが自分に対して「つまらない」って事なんだろうね。どの部分も「ここの歌詞はこういう意味合いで、こういう風にリズムに絡むことを考えました」とかさ、「ここで既存のこういう傾向の曲を想起させるような歌い回しの流儀に則って」とか言葉で全部解説できちゃうのよ。

つまりは「頭で考えて、知識と技能で作りました」ってだけなのね。で、曲書き始める前の着想ってのはもちろんロジックではない情動のようなものも働いて居るわけだから、そこの部分と折り合いがつかなくなってて「コレはやめとこう」って気になっちゃんだろうね。よくわからんけど。

なので、なんかお披露目した曲との違いってそこなんだろうね。特に自分でも何度も歌ってるやつって、どっかに「なんかこうなっちゃったんだよね」って部分があるんだな。全部が思ってた通りではなくて、作ってるうちにこういう方向になっちゃいましたとか、そういう曲の方がやってて気持ちも入るし、「またコレ歌いたいな」って思っちゃうんだよね。
そこでまた自分でその時その時の何かを含ませて歌えたりもするし。

で、まぁそんなわけで、今回のいい出来の曲はまた寝かせておく。

こういうのって、前も書いたと思うけど、その「ひらめき」とか「無意識のうちに」みたいのが出た時に書けば効率的ではあるんだろうけど、こんな感じで「ちゃんと作ってみてはボツ」ってのをやってないと、出てこないんだよね。少なくともオレは。

多分ね、こういう傾向になったのは30代の後半くらいからかな? それまではロジックだけで作るのも試してみたりとか、勢いだけで書いてもそれはそれでいいってかとにかく「一曲できて嬉しいぜ」ってことだけだったんで。

今はなんかこう、ちょっとそうではないんだよね。もう自分の書いたもので自分をもっと喜ばせたくなってるような...
ロジックだけでできたもので聴いている方に何かお渡しできるかって言えば、それはないだろうなとも思うしね。「いい出来だね」って言われても、それで終わりになっちゃうから。

まぁだから、今割とお馴染みの曲ってのは一気に書いた曲も、結構時間かかったのもどっかそういう「いつの間にかこうなった」っていう、自分でコントロールしてない部分があるよね。

『素敵な君の歌』なんて書き始めた時はまったく違う歌詞だったし、『ソファー』は割と一気に書き上げたけど歌詞もメロディーも「コレはどこから来たの?」って思う要素が中心になってるし。(もちろん、曲の情動的なものは持ってるのよ書き始める前から。で、自分でもよくわからんうちにその空気にハマるものになってるっていうね)。

それで、一旦お蔵入りした曲もですね、その一部がまたそういう長続きする別の曲の一部となって蘇る場合もあるんですよ。
『ウキウキライフ』は、まぁ気分の空気があって、最初に想定してたのとコード進行は同じなんだけど最終的にノリが全く違うものになってて、その中にお蔵入りにした3曲分くらいの要素が入ってるのね。その具体的な歌詞のフレーズだったりとか、表面には出てきてないけど自分ではわかる「あ、あの曲のテイストが埋もれてる」みたいなもんとか。

だから、以前曲作りを「夢を見てるようなもの」って説明したことあったけど、これもそういうことなのね。
普段起きてる時に考えたり想像を展開させたものじゃなくて、「今朝見た夢って意味わからないところあるけど、なんか面白かったな」みたいな。それって自分で意図して出してきた内容じゃない「こうなちゃいました」なんだけど、やっぱり自分の中から出てくるものじゃない?(それが何かよそから降りてきた「お告げ」みたいなものが混じってても、それも自分のフィルター通してるもんだし)その「自分印なんだけど説明ができないもの」ってのを上手いこと、聴いてる人にも何か訴えかけるようなものとして出したくてやってるんだろうね。

そんなわけで、8日は新曲はやりませんが、何やるかはこれから考える。

7/8(水)フライアーパーク(豊平区平岸4条7丁目)
OPEN/20:00
START/20:30
¥2000(1ドリンク付)
出演:高丸詞謡語/いしだこーすけ/辻正仁






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プロの配信芸を観た

ん〜と、本日はサザンの42周年。

ご存知なかった方のために言うと、本日インターネットを介してサザンの無観客配信ライブがあった。
主な配信サービス8社(だったかな?)合同で有料配信をするというものであった。収益が医療関係のチャリティになるんだったかな? ちょっとこの情報は曖昧。ただの勘違いかも。調べるのも面倒なんで、気になった方はご自身でどーぞ。

とにかくですね、なんだかのポイントがあったので、わざわざ購入するでもなくそのポイントを使って視聴させていただいた。まぁ、サザンみたいな大御所が配信やるってのはどうやってやるんだろうってのが興味あって。

ん〜例えベテランだろうと配信ライブ(通常のライブを配信中継というのではなくてね)は初めてなんだと思うんだが、しかもスタジオで録画編集して配信すればもっといろんな諸々が楽だろうし、コストもかけずにやれたと思うんだが、わざわざ横浜アリーナで生配信である。

内容はですね、選曲等に関しては大体予想通りというか、それでも驚くんだが2時間強のステージで8〜9割がヒット曲である。この42年間のキャリアを網羅しながらほとんどヒット曲で、しかもおそらく観てる方の中には「アノ曲聞きたかったのにな」ってのがそれぞれにあるんじゃなかろうかと。ようするにやりきれてないヒット曲がまだまだあるんである。
そんなセットリストの所々にシングルにしていないながら割とファン以外も耳にしたことのあるような、多分ファンの中の人気の高いアルバム収録曲が混じっている。
これはこれで、まだまだ網羅しきれない人気曲がある。

なんだ?この人たち…

というのがちょっと怖いくらいだ。

ワタクシとしては、前半から中盤あたりのリズム&ブルースのテイストが強い曲が結構フィーチャーされてたのが嬉しかった、この辺のサザンが、桑田氏のボーカルが一番好きである。もちろん、お祭り的な煽りもなくちゃ物足りないんだけど。

んで、多分通常のライブとはちょっと構成も異なるし、お客さんを入れての感じとはまた異なる落ち着いた演奏を聴けたというか、こっちが落ち着いて聴いてたってことなんだろうけど(にしても、全部歌いながら聴いてたんだが)、そろは普通のライブ映像をこうやって画面で見るのとはまた別な印象があって面白かった。

で、横浜アリーナの客席部分も上手いこと使って、そして効果音的に入れている歓声や拍手なんかも嫌味にならない感じで効果を出していてさすがだなと。
ステージをダンサーで密集させるわけにはいかんだろうなとも思ってたんだが、それを客席に配置したり、照明も巧みだし、ガラガラな空間でまばらに居る関係者が一緒に拳を上げてたりする映像もなんかライブとは違うけど作ってる人たちの気概とか一体感というかそんなものが伝わってきて心地よかった。

なんちゅうかね、デビューした時からTV番組とも正面切って付き合ってきた諸々が生きてるんじゃないかなと。そのバンドだけじゃなくて制作サイド全部の。ステージだけを作ってきましたとかさ、そういうライブってかファンに向けてのってことだけではない、「視聴者の皆様」というか「幅広く国民の皆様」に向けた見せ方とか演出とか、そこには選曲も含めてなんだけど、そういう蓄積とか意識があるからこういう形ができるのかなと。

こう、もっと別のアーティストだったもうちょっと「懲りすぎた演出」とか「ひねった選曲」「どうせだからこのあまり知名度のない曲もやっておけ」みたいなものも出てくるんじゃないのかなとおもったんだけど、どうなんだろうね?

ってか、大体この長時間をほぼヒット曲で更生できるアーティストってどのくらい居るんだろう? 単に売上がその時期に良かったって意味ではなくて、少なくと「あ、この聴いたことある」ってのが幅広い年齢層に当てはまる曲がこんだけあるアーティストね。

だから、コレを他の人がやろうとするともうちょっと違うものになるだろうなと…。

でさ、なんでコレを横浜アリーナでって考えるとね、これは全くの推測だけど、バンドが稼ぐとかチャリティにするとかって以前に、「関係者に仕事を与える」ってのがあったんじゃないかと思うのね。

この自粛の嵐で、よく言われているようにエンタメ業界というのは本当に大変な事態であるからして。
みんな仕事が飛んじゃってるのである。
それで、大会場でこう言うことやるとさ、ただどっかバンドが収まる広さのスタジオ抑えてやりましたってよりも当然、従事する人間の数は増やさなきゃならんわけで。

さっきも書いたように、人のいない大会場で視聴に耐えうるような演出を施すには、セットだとか照明だとかも大掛かりになるし、そこに狭い場所なら避けたほうが賢明なダンサーも雇えたりとかね。カメラだって台数増えるだろうし、そういう人たちをアシストするスタッフも当然その分増える。

おそらくそのほとんどが仕事がなくなって困ったなと思っている人たちである。その人たちに賃金を払うことができるんだよね、こういうことやると。

まぁ、普段のライブとまではいかないが、ほぼ同規模のステージングなんでコンサートスタッフはいつもの人員ではないかと。

終わりのスタッフクレジットさ、途中で気がついたんだけど、何人出てくるか数えればよかったな。
でも、ざっと観ただけでも個人名で記載されてる人だけで100〜200人はいたと思う。その上、関わった会社のクレジットも入るから、そこの従業員とかね。

そういう人数に発注かけてるんだよなコレ。

大人気のアーティストじゃないと出来ないことだよね。
それで観てる人もこれで鬱屈とした気分が晴れたり元気になったりするわけでしょ?

おそらく今現在はサザンよりも売れてるアーティストとかも結構いるんだろうけど、果たして同じくらいいろんな効果のある人ってのはどのくらいいるんだろう? そもそも配信サービス何社も巻き込んでやれるってのもね。

ま、それぞれで配信なんかもやってるんだろうけど、単にファンサービスってだけじゃない、こういうやり方としては一つの大きなサンプルケースを作ったなと思うのです。ってか、そうなるだろうから観てみようと思ったんだけどね。

これさ、ドリカムとかミスチルとかB'zでもいいし、それこそ中島みゆきの「夜会」を配信でやるとかさ、やってみてほしいなと思うのね。自分がソレ見るかどうかは別として。ファンに喜んでもらってスタッフに仕事を与えると言う「エンタメ公共事業」みたいな。

そういうのできるアーティストってのは限られてると思うし、まぁ配信じゃなくてもいいけど、売上枚数がどうとかってよりはこれからは、こう言うことをやれる存在でなおかつやりますって姿勢があるかとか、そういうのが内容とともに評価の要素になってくるんじゃないかと思った次第。

うん、観終わった直後に書いてるんで考えがまとまってないけど、42年やってる存在の懐のデカさみたいのを堪能いたしました。

個人的に聴けたらいいなと思ってた『愛の言霊』はやらなかったけど、まぁいいや。






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